2011年3月27日 (日)

ED71復活 +グリーセム試用

 先日の大震災で、ケースの中、高さ1mくらいのところから落下したED71が復活しました。幸い最も心配されたパンタグラフには被害がなく、車体の凹みなどもありませんでした。落下したときに車輪で着地していました。衝撃で動力装置のジョイントが外れたり、配線が断線して走行不能になっていましたが、修復作業の結果、再び走るようになりました。

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 手すりの曲がりなどの修正がまだですが、快調に走ってくれました。

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 この機関車は、初期の交流機ということで、パンタはPS100、碍子も4段のものが使われているなど、現状では調達できない部品が多く使われています。

 さて、試運転に際して、地震の前に手配してあったグリーセムが届きましたので、試してみました。

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 チューブに入っていますが、グリスのようなクリーム状ではなく、鉛筆の芯を粉砕したようなパウダー状のものです。

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 なるほど、これならば埃を寄せ付けずに動きがスムーズになるわけですね。販売価格は525円です。

 地震からの復旧とあわせて、少しずつ新しいことにも手を出して行きたいところです。

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2011年3月22日 (火)

復旧開始

 先日の地震は、南関東でも震度5を記録しました。とにかく激しい横揺れが長く続いて、棚に載せてあったものが激しく散乱しました。幸い商品の方は破損したものはごく一部ですみましたが、作例サンプルの方は多少の被害が出ました。幸い致命的なものはなかったのですが、主に落下による塗装のはがれや小規模な凹みといったところです。

 計画停電で小田急線が長時間に亘って不通になり、身動きが取れない状態になっていましたが、その時間を使って、店内商品の被害状況の確認と整理を行い、再開の準備がほぼ整いました。小田急が復活、計画停電のパターンも見えてきて、ようやく一安心と言う感じになりましたので、破損したものの修理を始めます。

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 まずは、このEF81です。これは作例サンプルというわけではありませんが、手元にストックしてある古い完成品です。これも激しい横揺れで棚から転落して、側面屋根肩部分に変形が生じました。塗装に関しては、タッチアップでごまかせそうな感じです。全体的にはそれほど激しく変形はしていません。変形部分近くの高圧配管の碍子が2箇所傾いていたので、これはエッチング板を曲げるプライヤーで修正しておきました。

 意外だったのは、落下の衝撃で、ベースにゴム系接着剤で取り付けられていた運転台パーツが剥がれていたことでした。持ち上げてみると、カラカラと音がしました。かなり古いものなので、接着剤が劣化していたようです。床下機器も同様に剥がれて散乱していましたが、こちらは衝撃に弱い瞬間接着剤で取り付けてあったようです。

 完成品の場合、自分でキットを組んだものと違って、接着剤の種類の選び方などが結構違っていたりします。また、自分で組む時はハンダ付けする部分でも、完成品では塗り分けの手間を考えてゴム系接着剤で塗装後に接着していたりすることもあります。なので、予期せぬ部品が脱落していると言うことは十分考えられますので、落下したものを拾い上げる時から注意して扱わなければなりません。

 そろそろ破損したものの復旧にかかり始めた方もいらっしゃると思いますので、この先しばらくの間、こうした作業の中で気づいたことなどをご紹介して行きたいと思います。

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