試運転を行いました
尾灯のレンズに続いてレタリングを入れ、軽いウエザリングを施して仕上げました。
車番は、この時代福島区にあって青塗りになっていたことが判明している2015とし、もちろん配置標記は「仙フク」、全検は「郡山工」です。このあたりはくろま屋から発売されているPC用のインレタで対応できます。その後、床下や屋根にブレーキシューの鉄粉が付着したイメージで薄く溶いたレッドブラウンをエアブラシで軽く吹いておきました。
カプラーを取り付けていよいよ試運転です。カプラー周りはスムーズな走行を第一に考えて、キットの設計通りケイディー5番を取り付けます。
列車に仕立てて走らせてみました。スムーズに転がるか、ライトのちらつきがないか、と言ったあたりがチェックポイントになります。上の写真は大体7~8Vくらい、速度的には6~70km/hのスケールスピードですが、室内灯、尾灯とも十分な明るさです。トイレの中に配線を押し込みましたので、貫通ドアのないトイレ側が後になった場合でもコードが気になりません。また、光学繊維方式ですので、デッキがすっきりしているのもミソです。中間や機関車次位に来るときには床下のスイッチを操作することで尾灯を消灯することが出来ますから、列車を編成する際になんらの制約もありません。
さまざまな車種が連結された幹線の客車鈍行を再現するには、こうした基本形式も機関車と同じくらい気を使う必要があることを感じます。列車全体として見たときの調和というのが大事になってきます。
フジモデルの客車シリーズのご紹介と、管理人の手のリハビリを兼ねて進行してきた東北線の普通列車、車種もだいぶ増えて、編成の自由度も大きくなってきました。荷物車や郵便車の連結の有無で列車全体の雰囲気に変化がつきますし、編成の中にさりげなく福島に集中していたスハ33が紛れ込んで、地域性を主張していたりします。実車が消えて30年も経った今になって、こんな列車が再現できるようになるとは思ってもいませんでした。
5900円の「素材キット」は、模型の制作だけでなく、そんな時代の様々な思い出を蘇らせてくれるとても楽しい製品です。基本的な形式はほぼ在庫していますし、特定形式を取りまとめてのお取り寄せにも対応しています。関連資材も充実してきた現在、やりたくても出来なかった客車列車を作るチャンスだと思います。
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