どうでも良いようなパーツの効用とは
いよいよ12月。この時期、模型屋という商売は書き入れ時なのですが、新たに模型を始めようとする方も多いですから、模型のツボみたいなものを知っていただくのも大事なことですね。そして、工作の季節です。
ご存知の通り、鉄道模型は「走らせる」という部分が非常に大きいのですが、それがためにディテールが軽視されていた嫌いがあります。そういう話が出てくると、今度はディテールてんこ盛りで、常識的な半径のカーブも通過できないようなモノが出てきます。走行と見た目をいかに両立させるか、というのが実は鉄道模型の大きなテーマだったりします。
当店で取り扱っております工房ひろの客車パーツは、そんなテーマに一つの答えを出してくれます。
ゲージを問わず、客車のデッキの仕切りはただ四角い窓が抜いてあるだけです。しかも尾灯は車掌室側だけしか点灯しないものが殆どです。ですから、こんな風に走らせた場合、実際のイメージが再現される製品というのは殆どありません。
工房ひろの仕切り関係パーツは、本来客車のフルディテール化を目指しているのでしょうけれど、走れば目立たないから、ということで省略されていた部分の強化に非常に役立ちます。
そもそも仕切りはプラの成形色のグレーではないし、真鍮完成品のぶどう色でもありません。扉の窓だって、何種類もあります。それ以上に、客車列車は後姿が大事なのです。郷愁を誘うテールライトだって、トイレ側も点灯しなければ、という感じです。
こんな些細なパーツが、実はとても大きな役目を持つのです。
仕切りパーツの一例です。
工房ひろ製品は、客車全般に使えるパーツを中心に在庫しております。実際に見て、乗った列車の再現というのは、模型の大きなテーマの一つだと思います。客車に限らず、機関車も電車も、果てはレイアウトも、ですね。
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