2013年8月11日 (日)

「自由工作」ならではのチョンボ

 しばらく前に一応完成した改造型オハフ61、店レイアウトで走行デモ用に使用しているのですが、床板に設置した尾灯のON-OFFスイッチを操作しても、尾灯が消えないという問題が発見されました。はっきり言って、一連のフジモデルの客車キットは「素材」なのですから、尾灯の点灯などは考慮されていません。製作者が自分の好みの仕様に勝手に改造するのです。

 怪しいと思われたスイッチ部分点検しました。

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 何とリード線の皮をむいた時に髭状になっていた芯線が隣の端子と接触し、ハンダ付けした時にさらに強固に仕上げられていました!これではスイッチの意味がないですね。早速接触している芯線を切断しました。

Off

 スイッチOFF!

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 これで完璧です。自由工作ですから、時にこんな馬鹿馬鹿しいエラーも出るものです。

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 お盆休みですが、こんな列車で窓を全開にして、草いきれを感じながら、旅をしたのも遥か昔のことになりました。模型の世界ではその当時、旅を演出してくれた主役たちが昨日のことのように現れてくれますね。

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2013年6月22日 (土)

ウエザリングを行いました

 引き続きフィニッシュ作業です。屋根と床下にごく薄く溶いたレッドブラウンをエアブラシで吹いてウエザリングを施しました。レッドブラウンは、鋳鉄制輪子の粉がが飛び散って付着したものが錆びた、というのが根拠ですから、たとえばSL牽引区間であれば、SLの煤ということで、黒ベースの汚れを加えたりとか、条件によっていろいろ変えることもできます。いずれにしても、面白がってひたすら汚すと、ただ汚いだけになってしまいますので、腹八分目にしておくのがポイントかと思います。

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 再び列車に組成して走らせてみると、だいぶ落ち着いた感じになりました。

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 旅の途中で出会った、「ヘンなオハフ61」の雰囲気は出せたかと思います。今はもう、思いがけずヘンな車両に出会うということもなくなりましたね。

 さて、明日から遠出リハビリです。倒れて6年経ちましたが、どこまで復活しているかのチェックとともに、不充分な個所の洗い出しも行ってみたいと思います。店舗の方は、明日23(日)と28(金)29(土)30(日)はお休みさせていただきます。今はもう、年に1度くらいしか乗れなくなってしまった客車列車に乗って、バリアフリーの「バ」の字もないようなところを目指します。




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2013年6月21日 (金)

標記を入れました

 店に持ち込んで試運転の結果も上々だった改造型オハフ61、最終仕上げに入ります。今日は標記を入れました。1980年版の「国鉄車両配置表」をもとに、福島にいた3053の番号をふりました。

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 いわゆる「秘伝のタレ」によるウエザリングは、標記を入れた後に行います。ブレーキの鉄粉などがかかって、白い文字もいくらか茶色っぽくなっていたわけですから。ステップ周りの色差しも未了ですが、明日は雨が上がるようなので、まとめて処理しようと思います。細かい部分の修正もこの後です。

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 再び走らせてみます。標記が入ると後ろ姿の印象もぐっと良くなります。軽く見られがちなレタリングも、実は実感味を盛り上げる大きな要素です。

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2013年6月13日 (木)

オハフ61-3000試運転

 今日は店レイアウトで試運転を行いました。万全を期したつもりでも、やはりトラブルは出ます。電暖ケーブルの曲げ具合不備で脱線したりとか、台車のセンタースプリングに接着剤が詰まって照明が瞬きするといった問題が発生しました。

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 脱線しないで走るようになったものの、まだ台車のセンタースプリングに接着剤が詰まって、尾灯が点灯していません。

 原因になりそうなところを潰して行くと、センタースプリングの接着剤の詰まりに行きあたりました。小ビスを銜える時に、ドライバーの先に付けていたゴム系接着剤が原因だったようです。

 接着剤を取り除き、接点の清掃を行ったら、見事に安定して点灯するようになりました。

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 客車列車の〆は、やっぱりこの尾灯ですから。エコーのレンズは、形状が良いせいか、明るく光ってくれます。
 ちゃんと走るようになったので、この後はレタリングとウエザリングになります。

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2013年6月12日 (水)

タッチアップを行って試運転の準備完了

 塗装後の作業で塗装が剥がれたり、筆塗で色差しした部分のはみ出しなどの修整を行いました。

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 ウエザリングは、レタリングを入れた後になります。車体が汚れているのに、標記の文字がきれいではおかしいですから。

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 白色LED照明では、車内の椅子の色などもはっきり見えてしまいます。こうして見ると、細かく色入れをする効果が分かります。あとは、乗客を乗せたいところですね。

 また怪しげな造りかけのドアが転がっています。オハフ61-1000(3000)のようなヘンな車種はどんどん増えるのですが、ごくごく一般的なスハ43のブルーとかが実は店レイアウトにありません。先日のカトーのスハ43、ケイディーに換装したものを暫く混ぜておこうかと思ったのですが、連結器高さの微調整が出来ないことが判明したので、諦めてこれも新規に作ります。このドアは、管理人が学生時代に一般的だったブルーのスハ43で良く見かけた、天地寸法の大きいHゴムタイプのものです。それに使うつもりで準備中のものです。

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2013年6月11日 (火)

尾灯の取付

 改造型オハフ61に尾灯を組み込みます。各エンド、電球を1個使用して光学繊維で左右を点灯させる原始的な方式です。

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 切換用に使うカツミのダイオード・基盤セットです。片運転台の電車のように一端に前照灯と尾灯があるものを想定していますが、もちろん両側とも尾灯として使えます。室内の配線も整理されますし、汎用で使えて便利なパーツです。

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 基盤を組み立てます。説明書の通りに配線します。電球が後ろ向きにハンダ付けされているのは、両方とも尾灯だからです。車内通路に設置しますので、座席と干渉しないように、ダイオードも低く取り付けます。

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 基盤を車内中央付近に接着します。電球を電球ケースに挿入した後、膨らんでいる配線などはメンディングテープでまとめて、外から目立たないようにします。

 点灯試験です。

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 車掌室側です。

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 便所側です。今回、尾灯レンズは最近追加されたエコーのものを使用しましたが、サイズが揃っているのと、形状がきちんとキノコ型になっているので、ファイバー方式でも結構明るく光ってくれます。この形式では、両デッキとも貫通扉なしですし、車掌側ではデッキ内側の車掌室に電球ケースが来ますから、ファイバーは黒く塗りつぶさなくてはいけませんね。派手に光って目立っています。この形式ならではの留意点と言うことも出来ますね。

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 もちろん、機関車次位や中間に入った時に備えて消灯スイッチも設置してあります。素材キットですから、必要なものは勝手にどんどん追加します。床下機器は、運転メインと言うことであっさり目ですが、空気ダメなど特徴的な部品は61系用のものにしてあります。完成品に良くあるユニット式にしてあるので、気が向いた時に床下配管などを追加したりするのが容易に出来る構成です。

 良く聞かれる台車の回転止め、専用パーツではなくM2×10のビスを床板上面からねじ込んであるだけです。切り粉が散乱しているのは、回転止めを設置するのを忘れて、たった今、慌てて穴を開けてネジ切りしたからです。
 あとは細部の塗装乱れの修整とレタリング、「秘伝のタレ」によるウエザリングです。その前に店レイアウトで、きちんと走るか試運転をします。

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2013年6月 5日 (水)

尾灯レンズを入れます

 改造型オハフ61に尾灯レンズを入れます。客車列車の後ろ姿を決定づけるパーツですが、最近は様々なサイズのものが出ています。今回はこれを使います。

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 テールケースはエコーのものを使用しましたから、当然ジャストフィットです。

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 テールケースもそのままだと縁取りが存在を強調しすぎて印象が変わってしまうので、妻板とツライチになるように削り、そこにレンズを入れてみました。戦後に製作された客車の表情になったと思います。この後、裏から光学繊維を引き回して実際に点灯するようにします。

 尾灯の形状など、つい最近まで意識されていませんでしたが、ようやくパーツが揃うようになって来ました。旅人目線で見た客車の場合、列車としての印象を決定づけるだけに、ここは大事なポイントです。

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2013年6月 4日 (火)

引き続き内装

 引き続き内装です。まずは照明を取り付けます。

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 予め天井にハンダ付けしておいた金具に照明ユニットを取り付けます。この車両では、配線を便所や車掌室の中を通すとすっきりします。先に座席を取り付けると照明が取り付けられなくなるので、順番にも注意です。

Isu

 昨日塗装した座席を取り付けます。1袋では足りないことからも、この61系が詰め込み設計だったことが分かります。
 今日は特急券が届いて、そろそろ運動リハビリの総合試験としての北海道です。今や北海道へ列車で行くにしても、乗るものはごくごく限られてしまいました。このオハフ61等が走っていた時代は普通列車で行っても良かったのですが、今は下手をすると上野から青森まで全部ロングシートだったりします。青函トンネルの区間は特急しかありませんし、特例区間で蟹田から自由席に乗っても座れないでしょう。

 北海道行きは、客車列車にこだわって「北斗星」です。一応国鉄形ですから・・・。

 そんなかつての東北線客車鈍行の旅を再現すべく入れた照明の点灯テストです。

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 尾灯関係はこれからなので、点灯していません。

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 ニス塗の車内が蛍光灯で寒々しく照らされている、あの雰囲気になったかと思います。あとは、尾灯関係の配線を行って試運転となります。

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2013年6月 3日 (月)

内装にかかります

 座席の塗装に続いて、内装にかかります。

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 まずは仕切の額縁に路線図を貼ります。これはPCにデータとして原寸のものが入れてあるので、必要な時にすぐに作れるようになっています。

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 車掌室の仕切を、プラ板で取り付けます。それらしい色に塗ったものを接着しただけです。

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 しかし、オハフ61-1000(3000)は、同じようなオハフ46等と違って、車掌室部分の窓が原形のままですから、サイドビューはもろにオハ61です。横から見た時に車端の窓から向こう側が抜けないことでオハフであることを主張しますから、ここは案外大事な部分です。

 反対側の便所部分も同様にしますが、列車の最後部に来る車なので、仕切ドアを挟んで便所の窓が抜けて見えないようにするというのも大事ですね。

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 ここまでの状態で線路に乗せてみます。細部の色差し途中で見苦しいですが、こんなイメージです。工房ひろの妻板パーツを使って、形式バリエーションを増やそうという作例ですから、細部の仕様は一般的なものにしてあります。

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座席の準備

 梅雨入りしたとはいえ、割と天気も良いので、塗装が絡む作業を進めます。今日は座席の準備です。61系は車体の外観こそ同時期の43系に似ていますが、普通列車用として設計されたためシートピッチは狭く、背刷りは板張りでモケットは張ってありませんでした。天賞堂製のクロスシートは80系電車や43系辺りの形態で、シートピッチもそれらの寸法ですから、そのままでは使えません。

 61系ではこれを使用しています。

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 昔からあるカツミ製のクロスシートです。商品名の「プラ椅子」というのが何とも・・・。

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 このように1つずつなのと、背刷りも平らなので、シートピッチが狭く背刷りが板張りのオハ61には好適です。

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 室内灯を点灯させるので、このように塗り分けておきます。最近のLED照明は結構明るいので、椅子の塗装は必須です。
 これであの酷いアコモの雰囲気が出せるはずです。とんでもない座り心地でしたが、今のE231系のボックスシートも似たようなものですね。狭くて硬くて・・・。混雑するのですから、全部ロングシートにしてもらった方が良いように思います。

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