オハフ61試運転
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いろいろ手を出してしまって少々パニック気味になっていますが、取りあえず今週は完成間近になっているオハフ61を集中的に進めます。
一連のフジモデルの客車キットは、単に車体が出来るというある意味限りなく素材に近いものです。それにいろいろなものを付け足していますから、最後の調整作業は結構手間がかかります。ヘンなところでショートしたり、車体をネジ止めしようとすると、後付のスイッチや基盤がこれまた後付けの座席と干渉したりなど、つまらない部分での手直しが結構出てきます。
昨日は車体はただかぶせてあっただけでしたが、今日はそんな調整を行ってネジ止めしました。
室内灯のLEDのクリアーオレンジが薄かったので塗り足しました。
デッキを貫いているファイバーは後で黒く塗りつぶします。 車内の明かりが白熱灯風になってなかなかいい感じです。今の季節ですと、しんしんと降る雪の中、発車を待つ列車の窓からこぼれる明かりがとてもぬくもり感のあるものだったことを思い出します。そして、その車内の仕切には、今回もやっぱりこれです。
ニス塗りの車内、白熱灯の照明なので、前回のオハ47とはまた違った趣になりました。もうこんな列車で旅をすることもなくなりましたが、模型をいじっていると、つい昨日のことのようにいろいろなことが思い出されてきます。
今までのところ、手のリハビリテーションとしての意味合いが非常に強いのですが、少しずつ手の動きも改善してきて余計なことをやってみようという気持ちになってきました。あくまでも旅人目線での仕上げということですから、超精密ではなくとも旅情を感じられるものにする、というのが一つのテーマになっています。そういう考え方で見ると、それを満足させている既製品がいかに少ないかを痛感させられます。猿知恵でそれをひとつずつつぶして行くと言うのも楽しみのうちですね。模型というのはメーカー完成品が全てで絶対というものではないのです。
取りあえずあと目立つのはレタリングですね。うまくすると今週店に持ち込めるかもしれません。
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基本的な塗装が出来ていたオハフ61に座席や照明の取り付けを行いました。61系は普通列車用として改造された車両なので、同時期のスハフ42と類似の形態ながら定員を増やすためにシートピッチが狭く、客窓もスハフ42より1ケ余計にあります。また座席本体も背摺りにモケットが無く、板張りという特徴がありました。
いつも使用している天賞堂のクロスシートはスハ43あたりのものをモチーフにしていますから、背摺りにモケットの表現があり、また3脚ずつつながっているのですが、そのピッチも43系などの寸法になっていて、61系には使えません。
そこで今回は、カツミの「ダブルクロス」を使用しました。一番目立つ背摺りがのっぺりしているのと一脚ずつばらばらなのを活用します。
まず青色成形のパーツを茶色に塗ります。
次に座布団の部分をブルーで筆塗りします。簡単ですが、これだけでも明かりが点いた時にずいぶん効果が出るものです。乾燥したらアングルへ接着します。ネジ穴と干渉する部分を削っておくのを忘れないようにします。
並行して証明の取り付けを行います。こちらはこれまでの車両と全く同じ方式です。座席を取り付ける前に、LEDをクリアーオレンジで塗ったユニットライトを取り付けておきます。尾灯はこのようにトイレ側も点灯させますから、切り替えにはカツミのダイオード基盤セットを使用するとまとまりが良くなります。
貫通ドアの無いこちら側が後ろになって走ることで工房ひろの仕切部品も生きてくるというものです。もちろん、床にスイッチを取り付けてありますから、機関車次位や中間に入る時は尾灯を消すことが出来ます。あとはレタリングと細かい手直しです。ようやく工房ひろの客車パーツの効果を実際に走るもので見ていただけるようになります。
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オハフ61の室内灯を準備しました。今回は白熱灯照明の車をイメージすることにしましたから、照明ユニットに小細工します。
使用するのは、エンドウの「ユニットライト室内灯B」、白色LEDのものです。そのまま使えば蛍光灯風の白い照明になりますが、白熱灯風にするにはこんな風にします。
クリアーオレンジの塗料を用意して、
LED本体に塗るだけです。カトーのNゲージの白色室内灯にはオレンジ色のフィルターが付いていて、これで電球色を再現するようになっていますが、あれと同じ理屈です。
電球の照明ユニットを使えば良いと思われるかもしれませんが、LEDのものは速度による明るさの変動が電球より少なく、低速から明るく光りますし、消費電流もはるかに少ないですから、編成が長くなってもパワーパックへの負担が少なくてすみます。
簡単に蛍光灯と白熱灯の光が再現できるわけで、客車だけでなく、一般型気動車などにも応用できるかと思います。
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新たにEF64は出てくるは、ED78もあるはで何だか混沌としてきましたが、オハフ61の仕上げも引き続き進行します。細部の色入れと並行して内装の取り付けを行います。取りあえずデッキへの車体色の吹き込みの修正が出来ましたので、トイレの窓に裏からプラ板を貼って白くしました。今回は特に窓枠はいじらずに原型タイプとしました。トイレの窓は白いもの、すりガラスのものなど個体によって異なっていますから、窓枠のバリエーションとあわせていろいろ用意しておくと列車にした時のリアリティーが向上します。
このあとはテールライト関係、室内照明、座席の取り付けなどがあり、まだまだやることはあります。
仕切りドアにも窓ガラスを入れます。まだ途中ながら、だんだんイメージが見えてきました。こちら側が列車の最後尾になって走る時に尾灯が点灯したらどんなに良いだろうか?ということですね。工房ひろの仕切板や仕切ドアのパーツも生きてきます。
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オハフ61の塗装に入りました。列車の後姿をリアルに、ということで塗装にも気を配る点があります。
貫通ドアのないトイレ側のデッキをクリーム色に塗ります。デッキは客室がニス塗りの車でもクリーム色に塗装されていました。色味は迷うところですが、今回はGMの⑲を使ってみました。 雰囲気は出たと思います。デッキ以外の車内はニス塗りということで茶色系にしてあります。白色LEDの室内灯の光源をクリアーオレンジに塗って白熱灯照明の感じを出してみようと思います。テールライトの淵を削ったのはこうして色が付くと結構効果的です。
屋根はまだ手持ちのあるモデラーズのフラットブラックグレーを使用しました。車の色ですが、鉄道でも結構使えます。発売元が潰れてしまったのでもう入手できないのが残念ですが、これに代わる色を目下捜索中です。ベンチレーターは61系では割合多かった黒にしてあります。廃車が近いので屋根と似たような色で塗ってしまえ、ということのようでした。ベンチレーターを塗り分けたらつや消しクリアーを吹いて完全につやを消しておきます。
この後はプラモデルと同じように面相筆を使って細部の色差を行います。例のレッドブラウンを使ったウエザリングは基本的な塗装が全部終わってからです。
このあとの作業も、座席など他形式と異なる部分も多いので、結構手間がかかります。
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正月休みが終わって、また慌しく問屋さんなどとのやり取りが始まりました。年末ぎりぎりに新製品が集中するNゲージなど、配送などの関係もあって年明けにその後始末がずれ込んでくることも度々です。その合間を縫ってオハフ61の製作が進みます。
このオハフ61には「後姿を実感的に」というテーマがあって、すなわちこれは、「機関車は良いものを持っているのだが、客車がねぇ・・・」という方へのご提案という位置づけですから気を抜けません。どこのメーカーの完成品にも共通する不満な部分をどう対応するか、というのがこの企画の趣旨です。決してスーパーディテールではないけれど、走っているのを見れば、「ああ、客車列車って確かにこうだったな」と思えるようなものを目指そうというわけです。このような数字では割り切れないけれど、何か足りない、ということは良くありますね。
大体の部品が付いたので、塗装に備えた仕上げに入っています。工房ひろの仕切パーツが初めて列車の後ろに露出することになります。連結方向が自由な旧型客車ですから、やはりこちら側が後ろになった時にも尾灯を輝かせて走ってほしいものです。貫通路から見える仕切りはただ窓の穴が開いたのっぺらぼうではなく、ちゃんとディテールのついたドアがあります。デッキをクリーム色に塗ればさぞかし効果的なものになるでしょう。完成品では殆どの場合、こちら側は尾灯の点灯すら省略されているものが殆どですね、特に普通列車では、車掌室が内側向きに連結されていることも多かったですから、連結方向が半ば固定されてしまうのは許せない!という方も多いかと思います。
昨日からの目立った変化と言えばデッキの手すりが付いたくらいでしょうか。¥5900-(税抜き)のキットですが、様々な楽しみ方が出来ます。
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今日は端梁関係や札差などの小パーツの取り付けです。61系の端梁はエコーから#1719「端梁パーツセット 61系用」というのが出ています。
端梁パーツ、比較的後から出たものはこのように一体鋳造の部品をメインにする形になっていますから使いやすそうなのですが、あくまでもタニカワ製品を基準にしていますから、フジのキットの床に付けると連結器取り付け部分の構造などの関係もあってうまく収まりません。
ディテールを見るとジャンパ栓受けなどに旧型のものが使われていて、鋼体化改造車であることを主張しています。
フジの端梁はケイディーNo.5がストレートに取り付けられるようになっていて、そのまま組み立てると実に調子よく走りますから、この61も他形式同様、キットの端梁を活かしてこれに各パーツを取り付けることにしました。四角いジャンパ栓受けなどがバラパーツで入っているのはこちらです。
「改造車用」(#742)ともども応用範囲の広いセットです。必要な箇所に穴を開けて接着するわけですが、ここでは先日試して非常に具合の良かったセメダインの「ロックタイト・ジェルボーイ」という瞬間接着剤を使用しました。どれも同じに見える瞬間接着剤ですが、実際に使用してみるとそれぞれでずいぶん使い勝手が違うものです。
手順としては、穴を一通り開けたらまずロストのエアホースをハンダ付けしてからソフトメタルパーツの接着です。作例は、もちろん例の東北線列車を想定していますから、電気暖房のジャンパカプラーを追加しています。
連結器胴受けが取り付けられない(出来ないことはないのですが、調整に非常に手がかかる)のが残念ですが、R=650、#6ポイント通過という一般的な線路条件を考えればこの辺が妥当なところかもしれません。今回の大きなテーマは後姿なので、端梁に何も付いていないのは寂しすぎますし、かといってポイントを通過するたびにカプラーが引っかかって脱線するのもどうかと思いますので。
まだいくつか付けるものがありますが、札差なども付いていよいよ塗装に向けた仕上げへと進みます。
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新春最初の作業は、年末途中で止まっていたオハフ61の続きです。去年は退院1年目ということで左手に対する作業療法リハビリの続きという意味も込めていろいろやってきました。その結果、退院直後よりも手の動きがかなり改善してきているように思います。やはり「継続は力なり」ということなのでしょう。今年もまた面白そうな製品の紹介や試用なども含めて進めたいと思います。
さて、戦後のスハフ42やオハフ61では尾灯の電球が内側から交換するタイプになっています。外観的には101系の初期型の尾灯を思い起こせばよいと思います。殆ど車体にレンズが直接埋め込まれたような感じで、レンズ周囲にはうっすら?と縁取りやネジもあるのですが、模型でこれを表現するとうるさくなってイメージが違ってしまいがちです。
キットに入っている部品は外バメ式っぽい感じですので、その違いを簡単にすっきりと表現する方法を考えてみました。既に取り付けてある尾灯枠を削って車体とツライチにしてみました。
これだけでも結構雰囲気が変わります。塗装後にレンズを入れればよい雰囲気になりそうです。
尾灯関係、もう一箇所手直しです。
当初デッキに仕込んだ電球ケース、床に取り付ける尾灯のON-OFFスイッチと干渉するので車掌室に移動です。客室のドア下の切り欠きはスイッチの配線用としてそのまま活用します。こうしてみるとスイッチの取り付け場所は限られるものですし、スイッチ自体あまり小さいものを使用すると操作性が悪くなってしまうので、よく考える必要があります。
だいぶ手が動くようになってきたので、このような余計な作業をしようという気になってきました。
だいぶそれらしい雰囲気になってきました。
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年末が近づいて来ました。ボーナス時期、そしてクリスマスということで、1年で最も品物が動く時期です。メーカーもそれに合わせて新製品をたくさん投入してくるのですが、Nゲージ関係、毎年のことながら、問屋に27日納品などというのもあります。ということは、店に届くのは28日ですね。クリスマスも終わって、普通の会社ならもう冬休み、という時期です。メーカーは年内に売り上げを立てたいのでしょうけれど、もうお客様も帰省したりしてしまっているかもしれません。
そんなバタバタの合間を縫いながら、引き続きオハフ61が進んでいます。先日、ED78を捕獲しましたので、今後奥羽線の列車ということで、このグループのものが増える可能性もありますから、ディテール部品の使い方なども確立しておく必要があります。
鋼体化客車ということで、細かい部品に木造車からの流用部品なども使われていますから、同時期に製造された43系列とは趣の異なる部分も多いですね。
これはエコー製品の61系用端梁パーツです。台枠端部とそこに付くパーツの一体化が進められて、一見使いやすそうですが、基本的にタニカワの61系を基準にしていますから、フジモデルのものに使用すると調整箇所が多く発生します。他形式と同様、特に連結器胴受け周りは元になるキット自体が使用するケイディーカプラーの種類がタニカワとフジでは違うものを想定しているだけに厄介です。
このパーツを見ると、特にジャンパ連結栓受けあたりに旧タイプのものが目立ちますので、これを表現して61系の特徴を再現してみることにします。
このタイプのジャンパ栓受けは、単体のものがこちらのセットにありますので、キットに入っている端梁パーツに穴を開けて並べることにしました。
フジのキットの端梁は、このようにケイディーのNo5がそのままぴったり収まるようになっています。ケイディーカプラーの中で最も組み立てが簡単で比較的首も短く、動作も確実ですから、「運転」ということを考えるとこのキットの構造は尊重したいところです。ジャンパ栓受けやエアホース用の下穴を開けてみました。
他の形式もほぼ同じような構造で#6ポイント、R=730のレイアウトで特にトラブルもなく、好結果を得ていますし、ディテール面でもそこそこにぎやかな感じになっています。フルディテールでも一般的に使われる半径のカーブで毎回脱線したりショートしたりでは困りますね。逆に走行本位で何もないというのも寂しいですから、その辺のバランスをどうとって行くか、というのもポイントの一つになってきます。
車体本体もドアステップ・ベンチレーター・ホロなどが付いてだいぶ形になってきました。空いた時間の1時間くらいずつの作業ですが、こまめにやれば案外作業は進むものです。まとめてやろうとすると、なかなか時間が捻出できなくてついつい放置しがちになってしまいます。
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年末も近づいて、各社の新製品も駆け込みで上がってきます。仕入れや配送の手配などで何かとばたばたしますが、オハフ61も空いた時間に少しずつ進行しています。今日は車掌室側の妻面に足掛けを取り付けました。
キットのパーツ状態では全く無視されている部分ですが、資料を基に穴を開けてφ0.4の真鍮線を植えて表現します。細かい部分ですが、光が当たった時に足掛けの影が出来るので、これは無視するわけに行きません。貫通路のドアは、オハフ61で割合多かったHゴム窓のものにしました。こちら側が後ろになって走ることも当然あるわけですから、トイレ側と同じように気を使う必要があります。まだ作業途中なので汚いですが、年内に塗装くらいまでは行きたいところです。
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引き続きオハフ61を進めます。後姿にこだわるのが今回のテーマですので、今日は雨どいに手を加えてみました。キットのものは縦管の落とし口のじょうごがエッチングで表現されていて折り合わせることで厚みを表現するのですが、ちょっと物足りない感じです。そこで今回は工房ひろ製品を使用してみました。縦といとじょうご部分がロストワックス一体鋳造されています。
じょうごの部分の立体感が出てだいぶ印象が変わりました。もちろんこちら側が後ろになって走ることもあるわけですから、これは結構良いかもしれません。オハフ61では基本的に縦管は丸パイプですから、パーツもそのタイプをチョイスしました。
初めて使うパーツなのでイマイチ料理し切れていない感じですが、この後もう少し丁寧に仕上げてみます。 こうした部分に気を使っている製品はあまり見ませんが、キットであれば作者の「独断と偏見」でどうにでもなってしまいます。
左手の細かい動きがだいぶ戻ってきたこともあって、余計なこともいろいろやってみたくなってきました。模型の工作は、細かい作業の連続ですから、片麻痺のリハビリとしてもそれなりに効果があるのかもしれません。何しろ飽きずに継続できますからね。
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引き続き車体の組み立てを進めます。今回のテーマは、列車の後姿をリアルに!ということですから、デッキの仕切以外にも、今まで使ったことのないパーツを取り入れてみようと思います。その前に出来るところを先に進めます。
雨どい、ウインドシル・ヘッダーは旧型客車に欠かせないものですが、これらはそれぞれ帯材をハンダ付けして表現します。プレスで押し出せばエッジが甘くなるし、エッチングでは段差が浅すぎて感じが出ません。プラスチックでは簡単に一体成形できますが、やはり実物のイメージに照らすと物足りない感じがします。
まあ、模型というのは「無駄」と思われるような手間の塊なのですから、下手に手を抜こうとすると、実車のイメージとは離れたものになってしまいます。
この手の帯材、長さがある上に比較的薄いですから、ハンダ付けの熱で歪んだりしやすいものです。車体に密着させて真っ直ぐに、というのが基本です。取り付けた後のキサゲ作業も大事なポイントです。傷をつけぬようにしながら、余分なハンダを確実に除去するということで、根気を要する部分でもあります。
以前より左手のコントロールも利くようになってきましたので、だいぶ作業の能率が上がってきました。
これらが付くとだいぶ客車らしくなってきます。来週は、新たに採用する部品の取り付けということになります。地味な客車にも様々な工夫の余地があります。
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オハフ61、気分を変えて床下の加工をやってみました。オハフ61の特徴として、床下の水タンクが車掌室寄りにあるということがあげられます。何でも、木造車の古台枠を継ぎ足して作ったものなので、強度の関係からこうなった、ということのようです。模型的に見ると、客車の床下の中で水タンクはかなりの存在感を示していますから、この違いを無視するわけには行きません。「工房ひろ」さんのHPに原寸の模型化図面が載っていますので、これを参考にいじってみました。
いつものように超精密ではないけれど、車両の雰囲気を感じ取れるものにする、ということで、機器の配置の変更を主に行いました。ツバ付のエアータンクなども欲しいところですが、取りあえずパーツセットのもののままにしてあります。
水タンクが移動すると、蓄電池箱の肉抜きが目立ちますので、今回はこんなものを使用してみました。
フサギ板のパーツです。プラ板でも簡単に出来るものではありますが、パーツにあわせてエッチングの凹凸が付けてありますので、作業が格段に楽になります。
この部分はふさがずに塗装すると吹き残しが出来やすく、走行中に銀色の部分がギラリと光ったりするとそれこそ興醒めです。ついつぃ後回しにして、塗装後に忘れたりしがちな部分でもありますから、こうしてズボラが出来るパーツは助かります。
特にこのような「踏切目線」で見た場合に気になります。
さて、この目線で全体を見てみると、水タンクを移設したのは効果絶大であることが分かります。
スハフ42と似たような形態の車なので、床下もその辺のものと共用してしまいがちですが、遠目に見てもかなり目立ちますので、手を入れてやる価値は十分あると思います。
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オハフ61、車体本体の組み立てに入りましたが、点灯がまったく考慮されていない尾灯を両端とも点灯させるための加工はここで行います。
基本的な構造は、最近のエンドウ・カツミの電車完成品の構造に準じますので、パーツもこのエンドウのものを使用します。ただし、このセットに入っているファイバーがやや太く、キットのテールケースにささりませんので、これのみφ0.75のものに取り替えます。
ケースに肉厚がありますので、こちらの差込穴はそのままで大丈夫です。まずはこのケースを仕切板の裏面にハンダ付けします。
今回は仕切板を何種類か用意したわけですから取り付けるものを間違いないようにします。ケースの付いた仕切板を車内の所定位置にハンダ付けします。
これは車掌室側です。最後部の貫通ドアの裏に付けても良いのですが、この車の場合、台車のラグまでの間に仕切りが何枚か入ります。仕切りと床の間にリード線が挟まって、走行中に断線すると言う事例がありましたので、今回はあえてデッキに取り付けてそのような問題が起こらないようにしてみました。
客室ドアの下部を切り取ってあるのは電球の交換などのメンテナンスに備えてのことです。
仕切板が一通り付いたら、尾灯の穴からファイバーより気持ち太いドリルで仕切板にファイバーを通す穴を開けておきます。 これで車体組み立て時の尾灯関連の加工は終わりです。床板にON-OFFスイッチ取り付け用の穴も忘れずに開けておきます。
取りあえず箱になったので、台車を履かせて線路に載せ、傾きや歪みをチェックします。
今回のテーマは、こちら側が列車の最後部になった時の表情をリアルにするとともに、尾灯も点灯するようにしようと言うわけです。まだ作業途中ですが、仕切板にドアのディテールがあるとずいぶんリアルになるものです。そしてこの仕切板はクリーム色ですから、外からも良く目立ちます。それに赤い尾灯が輝いていれば、まさにあの客車列車の雰囲気になるはずです。現在のプラ製品も含めて、完成品ではまったく無視されていた部分ですが、客車列車の匂いを再現するには絶対に外せない部分だと思います。
TR11を履かせると、61のあのしょぼい雰囲気が出てきました。
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オハフ61、車体の組み立てを始めました。基本的にはキットの基本を活かしますが、資料写真のもののドアが、Hゴムの窓の小さいタイプだったので、それにあわせてドアはフジモデルNo.1112「デッキ用ドアB H付小」を使いました。店レイアウトの客車群、このタイプのドアはまだありませんから、列車にした時のドアのバラエティーが増えて雰囲気を盛り上げてくれるはずです。キットに入っているのは、スハ43などと同じタイプの原型のものです。
スハフ42より窓が1ケ多いので、側面がちまちました感じです。これもまた、列車編成の表情に変化を付けてくれる要素ですね。雑多な車種がごちゃまぜになっていたのが旧型客車列車の魅力だったわけですから、模型でも是非その雰囲気を再現してみたいものです。同系列のものばかりできれいに編成されていては嘘っぽくなってしまいますから。
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今回のオハフ61は、緩急車ということで列車の後姿に重要な影響を与える存在です。旧型客車が姿を消してからもうだいぶ経ちますからご存じない方も多いと思いますが、旧型客車の場合、編成の端に緩急車が連結されますが、その向きは必ずしも車掌室が編成の外に向くとは限りません。Nゲージや16番プラ完成品などを見ると車掌室の側だけ尾灯が点灯するようになっているものが殆どですが、これでは旧型客車ならではの魅力がかなりスポイルされてしまいます。
オハフ61の基本型はスハフ42と同様、一端のデッキ外側に車掌室がありますが、これが内側を向いて連結されることも多かったわけです。
つまりこちら側が列車の尻尾と言うことになります。車掌室側の妻面にはドアがありますが、反対側にはドアがありません。最後部になるときには転落防止用に貫通路に鎖を渡しているくらいでしたから、すぐ奥の仕切戸などは外から丸見えなわけです。今回のオハフ61ではどちら向きでも尾灯が点灯するようにして、実車と同じようにどちら向きにも連結できるようにします。
真鍮製の客車モデル、古くは宮沢の完成品から、ピノチオ、タニカワ、そして現在のフジのものまで、この仕切板は窓が抜いてあるだけののっぺらぼうのものが殆どでした。
大体こんな感じです。デッキをクリーム色に塗ると、のっぺらぼうなのが一層強調されてしまいます。そこで例の工房ひろの仕切板を使おうと言うわけです。
これはデッキの外側に向く仕切りです。取りあえずドアを取り付けました。
客室側も、オハ47で国鉄の地図を貼ってなかなかいい感じになった広告枠付きのものを使います。61系は普通列車用ということで、最後までニス塗りだったものも多く、白熱灯のものも結構遅くまでそこそこ残っていましたから、同じように地図を貼った場合でも印象はかなり違ってくると思います。
完成品では当たり前のように省略されている部分ですが、実際にこんな列車で旅をした人間の目にはいささか寂しく見えるものです。キットの工作では、こうした部分もどうにでもなりますね。下ごしらえが出来たので、次は車体本体の組み立てに進みます。
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早くも12月を迎えました。この1年は、手の動きをさらに改善すべく客車を中心にいろいろ製作しましたが、こうした作業は効果があるようで、痺れが強く指先の微妙なコントロールが出来なかった麻痺側の左手の動きや指先の感覚がかなり改善したように思います。5年10年と言う長いスパンで考えなくてはいけないそうですから、飽きずに継続できるこうした作業は大事なのかもしれません。歩く方も、先日の2回目の遠出でかなり改善していることが実感できましたから、来年もこの流れを続けて、3年あるいは5年といった区切りのところで、ある程度の成果は出したいところです。
さて、今年最後のネタは、オハ47でかなり良い感じだった工房ひろの仕切板を緩急車に使うとどうか?というテーマで行きたいと思います。車種的にはスハフ42あたりでも良いのですが、今回は店レイアウトの客車群に存在しない鋼体化改造車のオハフ61で行くことにしました。
オハフ61は1950年から795両が改造で登場しました。また、オハ61からの改造で出来た1000番台が71両存在しました。1000番台はプラ製の16番モデルがありますね。一般的なオハフ61はスハフ42と同様、車掌室がデッキの外側に設けられているスタイルです。定員が88人とスハフ42より多く、外観的には窓が1つ多いのが特徴になっています。
専ら普通列車用という位置づけでしたから、シートピッチは狭く、背摺りにモケットはなく板張り、木造車の台車に重い鋼製車体を載せたためか、高速時には凄まじいピッチングが発生していました。
東北地区の交流区間、普通列車の電車化が始まる少し前の70年代後半には、まだ多数存在しており、奥羽線や羽越線といったB級幹線、仙山線や磐越西線といった亜幹線では主役の座を占めていました。東北線あたりでは数が少なく、時々列車に混ざりこんでいると言う程度でしたが、東北線は普通客車列車も95km/hでの運転ですから、それはもう、ものすごい乗り心地だったことを思い出します。
どちらかと言うと地味な存在ですが、ネット上でいろいろ見ていくと興味深い情報も出てきます。仕切板の工房ひろのHPにこんなのが出ていました。
http://koubouhiro.jp/yuka_ohafu61.html
実物を眺めていて、これに気づいた方はあまりいらっしゃらないでしょうね。簡単にでもやれば、この形式の特徴が再現できそうです。特別に変わった部品はありませんし、メインは並べ替えと言う感じですので。
Nゲージでも年末には鋼体化客車が出てきますし、実際に見たり乗ったりしていた管理人としては、Nゲージの列車編成の参考にもしてもらえるような方向で進めて行きたいと思います。
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