2008年9月 9日 (火)

モハ6300屋上の組み立て

 引き続きモハ6300の組み立てを進めます。カツミの電車といえば、古くからおやりの方であれば屋根の上にはベンチレーターとパンタが載っているだけ、という印象をお持ちの方も多いと思いますが、現在のカツミ製品はそんな簡素なものではありません。屋上機器のパーツにはロストワックスのパーツが使用され、パンタ周りの配管なども再現されています。しかしながら、完成品の販売を前提にしているだけあって作業性にも配慮された作りになっているのはさすがカツミだと思います。

 さて、車体の基本的な修正ができたモハ6300、今日は屋上の配管を取り付けました。屋上部品の構成は他のカツミ・エンドウの電車にも共通しますので、参考になるかと思います。

Haikanashi

 最初に取り付け足を全部取り付けます。傾いたり曲がったりしているものは全部取り付けてから修正するときれいにそろえやすいと思います。屋上の配管は全体の流れ方をきれいに見せるのがポイントになりますから。この車両では3種類の足がありますから、図面をよく見て取り付け場所を間違えないようにします。

Haikan

 足が全部ついて修正をしたら、次に配管を引き回します。これも途中でいちいち直すよりも一通り付いてから手直しをする方が良いみたいです。配管ができたら、ヒューズ箱、避雷器といった屋上機器類をハンダ付けします。一通り付いたら余分なハンダの除去を行います。

6300

 上から見ることの多い模型の場合、最も目に付く部分だけに気を抜けません。プラスチックの製品のようにパチパチはめ込んでおしまいというわけにはいきませんが、その分、完成したときの見栄えもするものなのです。

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2008年9月 8日 (月)

助っ人作業

 不安定な天気もようやく解消の方向のようですから、引っかかっているものをどんどん進めます。次のお題は相鉄新6000系です。長い編成なのでなかなか完成できないということなので助っ人として作業することにしました。取りあえず箱にまでは組んである車体にディテールパーツを取り付ける作業が中心です。途中からですが、特に私鉄の電車を組むときに注意すべき事柄などがいろいろ出てきますので、そのあたりを中心にご紹介してみようと思います。

 新6000系は1970年から70両が製造されたもので、1つ前の6000系のように1両単位で編成を伸ばせる方式から一般的なMM'ユニット方式になったこと、いずみ野線の開業を睨んだ性能設定、沿線開発が著しかった状況を反映して広幅車体を採用したこと、側面の窓配置も6000系の関西タイプから一般的なパターンのものになったことなどが特徴として挙げられます。新旧6000系の混結は可能でしたので両者による10両編成もしばしば見ることが出来ました。相鉄の電車が神奈川県のローカル電車から都会の電車へと姿を変えた最初のものと言うことも出来るでしょうか。

 さて、今回は4両分の車体を仕上げることになっていますが、まずは中間のモハ6300形から始めることにしました。

 この電車の形態的な特徴は、広幅車体なので裾部分に絞込みがあること、妻面の縁にRが付いていることが挙げられます。従って、模型も妻板は単に窓を抜いた板ではなく、運転台周りのようにプレスで絞ったパーツを車体本体に突き当ててハンダ付けすることになります。

6301

 搬入された車体を見ると概ね適切な位置にハンダ付けされていましたが、一部に半田が回りきれていない部分がありましたので、これを修正することから始めました。仕上げの時に留意すべき点は上の写真のような点でしょうか。完全な切妻の国鉄電車にはない注意点です。

 組み立ての手順としては、ひとまずこの仕上げを完全に終えてからディテールパーツに進むようにする必要があります。箱になったからと、仕上げをしないで小パーツを付けてしまうとヤスリやペーパーでの仕上げがとてもやりにくくなってしまいます。

 このようなシンプルな形態の電車ではこうした基本部分の仕上げはとても重要です。あっさり・すっきりした仕上げにしなければならないからです。国鉄の通勤電車とは違う、相鉄らしさを出す作業とも言えますね。

 プラ製品と違って、金属モデルの場合、同じ通勤電車でも形状の違いによって部品の作り方が違ってきますから、必然的に作業方法も注意点も変わってくるのです。

6302

 取りあえず基本的な部分の修正が出来ましたので、この後はディテールの取り付けに進みます。機関車などと違ってシンプルな電車ですが、焦りは禁物です。シンプルであればこそ一層丁寧な作業が求められると言うことは覚えておいて良いでしょう。

 

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