2008年11月29日 (土)

オハ47試運転

年末が近付いて忙しくなる季節です。いろいろ買っていただける時期なので、当雑談室も張り切らなければいけないのですが、なかなか思うように行きません。

昨日は空いた時間を使ってオハ47の試運転を行いました。

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何の変哲もない客車が走っているだけですが、客車列車ってそんなものでしたよね。模型でも、そんなありきたりの雰囲気を再現するのがこの場合のポイントだと思います。

 いつものようにポイントなどの通過の具合や照明への通電をチェックしました。新品の台車ですからいつものように軸受けにCRC-556を吹いてから試運転を行いました。5-56についてはいろいろなご意見をいただきましたが、安定した通電を長期間維持出来、特にトラブルも起こさないので、ブラスモデルの場合には使っても大丈夫そうです。もちろん車体の塗装面にかからないようにするなどの配慮は必要でしょうけれど。

例の国鉄地図も暗い所で見ると引き立ちます。お客を乗せるとなお雰囲気が良くなるのかもしれません。模型というのは癒しの道具なのですから、気ままに楽しむというのも大事ですね。

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デッキの照明は本来白熱灯ですね。何か良い方法はないでしょうか?贅沢な事を言う時代になったものです。

 いつかまた、こんな列車で旅行したいものです。もう、叶わないでしょうけれど。

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2008年11月26日 (水)

これがやりたかった!!

 出かける前に途中で止まっていたオハ47、作業再開です。塗装も終わって、ここからがこのオハ47最大のポイントになる部分です。このオハ47では、工房ひろの仕切板パーツを試用したわけですが、これを生かすか殺すかは最後の仕上げにかかってきます。

 塗装後は窓ガラスや内装の取り付けになりますが、今回は先ず仕切板の額縁の部分に、パソコンで製作した「日本国有鉄道案内図」を貼ります。原稿さえあれば、簡単にジャストサイズのステッカーが作れます。便利な時代になったものです。

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 このように座席に座ってみたときに、出入り口の右側に掲出してあったのが一般的でした。時刻表の索引地図と同じように、北海道、東北、といったブロックに分けられていて、その車両の所属する地域のものが掲示してありました。左側の枠は、その地域を管轄する鉄道管理局からのお知らせが貼ってあったり、何も入ってなかったりという具合でした。 座席を取り付けると貼りにくくなりますから、最初にやります。その後室内灯や座席を取り付けて点灯テストを行います。

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 うんうん、確かにこうだったですよね!牽引機がED71またはED75ですから、地図ももちろん東北地方です。「ハイケンスのセレナーデ」で始まる客車列車の旅を思い出させてくれます。もう殆ど自己満足の世界ですが、模型と言うのは、本来そういうものだったはずです。

 使用したのはこちらの部品です。

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 ドアは何種類かあるものを選んで任意の組み合わせに出来ます。

 細かい手直しはまだですが、今日のところの全体像はこんな感じです。

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 工房ひろの仕切パーツ、エンドウのユニットライト対応になっているのですが、このように客室が蛍光灯になっている場合でも、デッキは白熱灯だったんですね。ずいぶん贅沢なことを言う時代になりました。

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2008年11月 6日 (木)

遠出前最後の作業

 中途半端なところで作業が止まりますが、あわててもろくな結果にはなりません。今日は窓ガラス入れの作業です。特にどうと言うものでもありませんが、例の仕切り板、ドアにガラスが入ると俄然雰囲気が出てきます。4711

 特定ナンバーではなく、70年代後半に良く見かけた形状の最大公約数的なものということで、今回トイレの窓は白色のタイプにしてみました。内折れタイプの窓枠が強調されていい感じです。

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 内装や細部の手直しは帰ってきてからにします。

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2008年11月 5日 (水)

仕切り板の効果

 オハ47、取りあえず塗ってみました。まだ途中ですが、工房ひろ製品の仕切り板が思った以上に効果的です。

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 仕切りとドアが別になっていていろいろ組み合わせが出来るというものですが、ドアのディテールがあるだけでずいぶん違います。残念ながらこの車は編成の中間に入ってしまいますが、オハフ33のような貫通ドアのない緩急車やオハフ61のトイレ側など、列車の後ろに来るものに使うと絶大な効果がありそうです。

 渡り板の取り付けが良くないですね。色を塗るといろんな問題点が見えてきます。見つけたところからひとつずつつぶしていきます。

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 この後は内装、例の広告枠の中の処理も方法を考えましたので、いろいろやってみようと思います。 「旅行で乗った客車列車の雰囲気の再現」ということだけでもいろいろやることが出てきます。それをサポートしてくれるパーツもいろいろ出てきていますから、まずは手間を惜しまずにこうしたパーツを活用していくと言うことが肝要なのかもしれません。

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2008年10月30日 (木)

ここから先が・・・

 オハ47、基本的な組み立てが出来て次は塗装です。最初にご紹介したように、今回は仕切り板関係に工房ひろのパーツを使用してどんな感じになるか?を見るのも一つの目的でしたから、ここから先が大事な部分になってくるわけです。

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 壁面の額には国鉄の路線図を入れたりしたいですね。白色LEDの照明にすればさぞかし目立つでしょう。模型が旅の雰囲気を感じさせるものになりそうです。どのように作るか、目下思案中です。

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 今回は中間に入る車と言うことで、ちょっともったいない気もしますが、仕切りのドアというのも結構目立ちます。仕切り板をきちんと塗り分けてガラスを入れるとかなりリアルな感じになりそうです。これは追ってスハフ42やオハフ61などの緩急車でまたやってみるつもりです。

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 ありふれた形式ですが、ちょっとひねって組んでみました。基本的にはいつものように運転重視ですから、特にスーパーディテールとかにはしてありませんが、さて、この工房ひろのパーツが客車列車の旅の雰囲気をどのように盛り上げてくれるでしょうか。細部の手直しをやって、来週は塗装に入ります。

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2008年10月29日 (水)

引き続きロックタイトの実験

 引き続きオハ47の製作の中でロックタイトの様々な使い方を試しています。

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 まだ途中ですが、ホロ周りの小パーツの取り付けに使ってみました。特に変わった使い方ではありませんが、この場合も明らかに白化しにくいようです。渡り板やホロ枠ステーなど、接着面積が小さいので強力に着いてくれるのは助かります。

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 次に、こんな使い方をしてみました。デッキドア下のステップ、ハンダ付けするときの位置決めがやりにくいですね。ステップの片側を少量のロックタイトで固定し、もう一方をハンダ付けします。次に接着した側にもハンダを流します。今まではアロンアルファでやっていたのですが、熱に弱いため、ハンダが回ったと同時に倒れてしまったりしていたのですが、今回はそれがありません。接着した側にハンダを流すと強烈な刺激性の煙が出ていたのですが、今回はそれが大幅に少なくなりました。おかげで、毎回てこずっていたこのステップ、極めてあっさりと付けることが出来ました。今まではやり直しているうちに焦げた接着剤だらけになって、それを除去するのも大変でしたが、その手間も省けて恐ろしく能率が向上しました。

 こんなにも違うのか!ということで、ちょっとびっくりです。

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2008年10月28日 (火)

接着剤の話

 ある読者の方から接着剤についてのヒントをいただきました。真鍮工作は概ねハンダ付けですが、ソフトメタルのパーツなど、接着で組み立てる部分もあります。瞬間接着剤は作業の効率化に寄与しますが、接着部分の周りが白くなったり、強力に着きますがもろいという特徴があります。セメダイン社が出している「ロックタイト」と言う製品が白くなりにくく、くっつき具合もかなりしっかりしていると言うことでしたので、さっそく試してみました。

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 垂直面もあるので作業がしやすそうなゼリー状のものです。

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 オハ47の端梁に付くジャンパ栓受け関係を付けてみました。テストですから通常は接合面が小さいので強度確保の意味からもハンダ付けするエアホースにも使ってみました。

 いつも使っているアロンアルファのゼリー状のものと比べて明らかに白化が少ないですね。もっとびっくりだったのはエアホース。接着が固まったところで指で形状を修正したのですがぽろっと取れることもなくがっちり付いています。同じ瞬間接着剤でもずいぶん違うものです。やはり実際に作業されている方のお話と言うのは、カタログの知識ではありませんから役に立つものです。同じように見えても、100円ショップのものはそれなり、普通の値段のものでもメーカーによって癖がぜんぜん違うと言うわけです。こういうところからも、模型と言うのは単に安ければ良いと言うものではないことが分かります。

 この先はまだソフトメタル+ソフトメタルの部分もありますから、今回は接着部分、全部この「ロックタイト」で進行しようと思います。

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2008年10月27日 (月)

引き続きオハ47

 引き続きオハ47が進行しています。新規に取り扱い始めたパーツのご紹介と言うこともありますが、やはり客車列車の編成にはプラ製品になるようなありふれた形式が混じっていないとうそ臭くなりますね。特殊な形式だけブラスにして、という考え方も出来ますが、列車全体の質感を揃えるということを考えると、やはり真鍮のものにしたいところです。単純に合理性や数字だけでは割り切れないのが模型の面白いところでもあります。

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 ここのところいろいろ立て込んでペースが落ちていますが、だいぶ形になってきました。特定ナンバーではなくイメージモデルですが、関東で良く見かけたダルマ窓のドア、内折れ式に改装されたトイレの窓など、当時の43系列のエッセンスを盛り込んでみました。もちろん、後に転属で関東を離れたものもあったでしょうし、こうした車を1両混ぜるだけでリアルになってくるのが客車列車です。車輪はプレート式に交換されていた車も多かったのですが、スポーク車輪を履かせてTR23ならではの軽快な感じを強調してスハ43との差別化を図っています。

 わざわざ手間をかけるのですから、いろいろひねってみるのも面白いものです。

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2008年10月20日 (月)

引き続きオハ47

 引き続きオハ47が進行しています。オハ47なんてカトーからプラの完成品が出ているんだから、それを量販店で買ってくれば安いし、すぐに走らせられるではないか、と思う方も多いでしょう。しかし、実はこの辺に模型の本当の楽しみと言うのが隠されているのです。模型と言うのは実物を縮尺して出来る限りミニチュアで再現しようと言うものです。ですから、数字だけでは割り切れないことも結構あるのです。例えば、Nではあまり気になりませんが、16番の場合、プラと金属では明らかに見た目が違ってきます。走行音にしてもまたしかりです。プラと金属を混結すれば間違いなく違和感のある列車になるでしょう。もう一つ、模型の楽しみとして重要なのは、自分の手を動かして完成させると言う部分でしょう。完成品中心の現在ではあまり気にされない部分ですが、自分で作る作業をするわけですから、完成品では出そうにないイレギュラーな仕様にしたり、といったのもありなわけです。何より自分の手で仕上げたものと買ってきた完成品とでは愛着の湧き方が違いますよね。先日の幕張ホビーショウでも強く感じたのですが、そういった模型の根本的なところを知ってもらおうと言う動きがあまりないですね。中国丸投げで作らせた製品をとにかくさっさと売りさえすればそれでよい、と言う感じになっています。これではユーザーもすぐに飽きてしまうでしょうね。

 そんな、考え方によっては馬鹿馬鹿しくならないとも限らないオハ47の工作を進めます。

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 今日はシル・ヘッダーの取り付けからです。プレスやエッチングでの一体表現ではなかなかボリューム感が出ない部分なので、このように帯板をハンダ付けして表現します。車体の長手方向ですので、波打ったりするととても見苦しくなります。位置を合わせたらテープで仮止めしてハンダを流します。 とても地味な作業ですが、きれいに出来るとやはり気分が良いものです。急いでやるとろくな結果になりません。模型と言うのはもともと「時間消費型」の趣味なのですから、こうした作業もじっくり腰をすえてやるべきもののはずです。

 全体の形が見えてきたところで、件の仕切板の具合を見てみましょう。

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 まだ途中ですが、妻板に幌枠を付けて貫通路を見るとこんな感じです。

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 広告枠つきの仕切板です。車内照明を入れてポスターをうまく処理するとかなり効果がありそうです。昔乗った列車を思い出しながら作業をしていると、妄想がどんどん膨らんでなかなか楽しいものです。

 こんなところまで気を配っている完成品などありませんから、これもまた工作の楽しみの一つと言えるでしょう。

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 ありふれたオハ47でも様々な楽しみ方があります。

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2008年10月14日 (火)

次はオハ47

 客車の製作はまだまだ続きます。リハビリ用に捕獲しておいた103系はいったいどこへ行ったんでしょうか?

 ED75が出来て丸ごと客車を召し上げられたED71の分を揃えなければなりませんが、あわせて、最近出てきた新パーツのご紹介なども含めて進行したいと思います。手や指先の機能回復のための作業療法的な意味合いもありますが、これは欠かさず気長にやるしかないようなので、ある意味、模型のように熱中できる細かい作業と言うのは一番良いのかもしれません。退院してそろそろ1年ですが、手の動きや感覚は1年前と比べて明らかに良くなっているようです。決して、退院したからリハビリも終わり、というものではないようです。

 そんなわけで、次はオハ47にかかります。オハ47と言う形式は、寝台車の乗り心地改善のために台車を供出したスハ43にTR23を履かせて出来た形式です。台車が軽くなった分、形式もワンランク下がって、「ス」から「オ」になりました。峠越えなどで牽引定数の制約が厳しい、信越線や奥羽線の夜行急行などでは、旧型客車の終焉まで好んで使われていたようです。

 模型の方は、以前タニカワのスハ43を組んで日光のTR23を履かせたものがあったのですが、昨今の部品類の充実もあって作り直すことにしました。特定ナンバーというわけではありませんが、70年代・80年代に東北地区で目にした改造なども取り込んで、列車にしたときに自然に見えるようなものにしようと思います。

 今回は先ず、かねてより気になっていた下の部品を使ってみることにしました。

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 デッキの仕切ですが、額縁のあるのは客室側です。右側の額縁には、時刻表の索引地図のような「日本国有鉄道路線図」が入っていました。左側は、ある時は「チャレンジ20000km」であったり、またある時は、「禁煙モデル列車のお知らせ」だったりしました。上野にまだ旧型客車の普通列車が来ていた頃、「禁煙モデル列車」として、青森~蟹田間などの列車が出ていたりするポスターを掲出した車両が上野駅に出入りしていました。

 この仕切板、実際に使う時は、このように3枚になります。

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 トイレのない側はドアをはさんで表裏貼り合せて使います。

 組み立てが出来たら車体に組み込みます。キットのものと違って、仕切にもディテールがありますから、組み立ての順序を変えて正確に付けるようにします。

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 窓枠とドアを付けた車体に、アングルを付ける前に取り付けます。問題なく出来たら、アングルと妻板を取り付けて箱にします。

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 ドアは、急行「アルプス」でも使ったダルマ型にしました。43系列では割合見かけたタイプです。妻板側から見てみると・・・。

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 ドアのディテールが極めて効果的です。スハ42やオハフ61の便所側が後ろになるときなど、特に良さそうです。何しろキットに入っているものは、窓が抜いてあるだけで、あとはのっぺらぼうなわけですから・・・。

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 キットでは省略されている、トイレと客室の仕切も、これで難なく解決です。

 台車の方、オハ47ではコロ軸受けに改造されたTR23Hが使われているのが大半でしたが、今では模型でもこんなバリエーションも出ています。

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 以前のオハ47は平軸受けのTR23、ブレーキシューも一体、軸受けメタル無しでしたから、外観も走行性能も格段に向上しています。車体の造作とも合わせて、改修では対応しきれないので、旧オハ47は廃車・売却と相成りました。

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