2014年9月 7日 (日)

尾灯の修理

 昨日お客さまが店レイアウトで機関車の試運転を行っていた時におかしなことに気が付きました。前からレイアウトにいるスハフ42、片側の尾灯がどちらの方向へ行く時にも点灯するのです。もちろん、完成した時のテストではそういうことはありませんでした。配線が間違っていて逆向きで光るというのであれば分かるのですが。基盤に付いているダイオードがパンクしたのかな、と思ってダイオードを交換してみましたが同じでした。当然最初は正常だったので、基盤への配線も間違ってはいません。気持ち悪いので、ダイオード基盤を丸ごと新品に交換して正常に復しました。

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 外した基盤を見ると、ハンダ付けがまずかったのか、銅のパターンの一部が剥がれかかっていて、もしかするとこれが周囲のパターンと接触してダイオードが無効になるような回路が形成されていたのかもしれませんが、真相は不明です。

 取りあえず正常な状態に戻ったので、分解ついでにこの車もスケールヘッドのケイディー#153に取り換えておきました。後ろに出るだけに、これまた効果的です。#148と合わせてだいぶヒゲバネカプラーの車が増えて来て、特に入換時のトラブルが明らかに減って来ています。これもまた交換のメリットの一つと言えるでしょうか。

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2013年6月 7日 (金)

まだあった震災被害

 2年前の東日本大震災で転落したスハフ42、見た目軽微な塗装の損傷程度のようでしたので、タッチアップでごまかしました。割とまあまあな感じだったので、これで良いかな、と思っていたらデッキ下ステップがなくなっているのに気付きました。このパーツは何故かキットには必ず入っていないし、ハンダ付け面積が小さいので取り付けにくいくせに取れやすい、という実にいやらしいパーツです。そのくせ、走行させれも真横から見るとシルエットで浮かび上がるので、省略できません。

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 取りあえず、デッキステップ下面をヤスリで削ってエコーのパーツをハンダ付けしました。その後、プライマーと黒をタミヤの筆を使ってタッチアップ式に塗装しました。少し前に製作したものなので、最近のものと比べると細部の造作がずいぶん違います。製作時のベストチョイスだったので、これはこれでそのまま活かします。

 しかし、キットならではの自由さ故に、店レイアウトにはブルーのスハ43のようなごく一般的な車種がなかなか出て来ません。丸屋根オハ35にしても比較的最近追加しましたが、台車がコロ軸受改造されている個体をモチーフにしたりとか、オハ61のキットを手にすれば、オハフ61-3000にしたりとか・・・。スハ43は管理人が学生時代に、当時この形式ではかなり珍しくなっていた茶色のものに乗ったので、東北の列車を表現するつもりで取りあえず茶色で完成させています。そろそろそのような基本的なスタイルのものも入れなければ、と思ってはいるのですが。

 最近は、16番のプラ製品も増えてきて、Nゲージから16番へ移行する方にはなじみやすいようですが、こんなサンプルを作りました。

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 どこにでも売っているカトーのスハ43に、一連のフジ客車と同様のウエザリングを施したものです。もちろん、安っぽさ爆発の成形色のままの床下にも手を入れているのですが、走行音はともかく、成形色のままの部分はすべて潰したのに、軽い感じが消えません。何故なんだろう・・・。車体の色味などは、当時は相当なバラつきがあったわけですから、それは良いとして。しばらくこれも店レイアウトに置いて、理由を検討してみます。

 スハフ42、元通り組み直して試運転です。

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 手直しついでに、ホロワクの色をグレーから黒にしてみました。この部分は、グレー・黒・車体色とバリエーションがありました。ホロワク自体取り外せるものなので、法則などないようなものです。グレーだと動態保存車みたいなので、黒くすることで現役のテイストを取り込んでみたつもりです。

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 ED71も、MPギアの車輪交換ですっかり元気になりました。

 夏が近づくと、こんな列車の窓を全開にして、丸一日かけて青森へ向い、青函連絡船に乗って北の大地を目指したことを思い出します。今でもこんな列車があったら、管理人もだいぶ復活して来ているので、間違いなく乗っているでしょう。

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2009年3月22日 (日)

試運転を行いました

 尾灯のレンズに続いてレタリングを入れ、軽いウエザリングを施して仕上げました。

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 車番は、この時代福島区にあって青塗りになっていたことが判明している2015とし、もちろん配置標記は「仙フク」、全検は「郡山工」です。このあたりはくろま屋から発売されているPC用のインレタで対応できます。その後、床下や屋根にブレーキシューの鉄粉が付着したイメージで薄く溶いたレッドブラウンをエアブラシで軽く吹いておきました。

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 カプラーを取り付けていよいよ試運転です。カプラー周りはスムーズな走行を第一に考えて、キットの設計通りケイディー5番を取り付けます。

 列車に仕立てて走らせてみました。スムーズに転がるか、ライトのちらつきがないか、と言ったあたりがチェックポイントになります。上の写真は大体7~8Vくらい、速度的には6~70km/hのスケールスピードですが、室内灯、尾灯とも十分な明るさです。トイレの中に配線を押し込みましたので、貫通ドアのないトイレ側が後になった場合でもコードが気になりません。また、光学繊維方式ですので、デッキがすっきりしているのもミソです。中間や機関車次位に来るときには床下のスイッチを操作することで尾灯を消灯することが出来ますから、列車を編成する際になんらの制約もありません。

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 さまざまな車種が連結された幹線の客車鈍行を再現するには、こうした基本形式も機関車と同じくらい気を使う必要があることを感じます。列車全体として見たときの調和というのが大事になってきます。

Shiunten2   

 フジモデルの客車シリーズのご紹介と、管理人の手のリハビリを兼ねて進行してきた東北線の普通列車、車種もだいぶ増えて、編成の自由度も大きくなってきました。荷物車や郵便車の連結の有無で列車全体の雰囲気に変化がつきますし、編成の中にさりげなく福島に集中していたスハ33が紛れ込んで、地域性を主張していたりします。実車が消えて30年も経った今になって、こんな列車が再現できるようになるとは思ってもいませんでした。

 5900円の「素材キット」は、模型の制作だけでなく、そんな時代の様々な思い出を蘇らせてくれるとても楽しい製品です。基本的な形式はほぼ在庫していますし、特定形式を取りまとめてのお取り寄せにも対応しています。関連資材も充実してきた現在、やりたくても出来なかった客車列車を作るチャンスだと思います。

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2009年3月20日 (金)

いよいよ完成も近付いて・・・

 一番ベーシックな切妻形客車の組み立て手順を詳細に解説すると言うことで進行してきたスハフ42もいよいよ完成が近付きました。この客車シリーズには具体的な手順を示した説明書は入っていません。スハフ42を例にするとこんな感じです。

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 1枚目はその系列の代表的な車種の原寸図と形式と台車の組み合わせ、雨どい寸法の一覧表です。

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 2枚目は部品表です。大体どの形式も似たような手順で出来るのですが、初めてやる方にはさっぱり分かりませんね。しかし、この恐るべき車種がラインナップされているのはやはり魅力的です。いろいろな形状の車種の組み立てをご紹介していく中で、細かい手順を、というご要望もあったのです。1両出来れば、あとは何でもOKと言う感じですから。

 さて、スハフ42、テールレンズを入れて初めてレイアウト上に登場です。

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 いつもの両端点灯システムは、編成の自由度が大きい旧型客車には必須だと思うのですが、完成品では車掌室側だけというのが多いですね。どんどん改造して簡単に実現できるのはやはりキットならではと言えるでしょう。何しろ「素材キット」ですから、こんなことをやっても無駄になるものはありません。

 あとはタッチアップを行ってから軽くウエザリングを施して、レタリングを入れ、連結器を取り付ければいよいよ完成です。

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2009年3月18日 (水)

尾灯の配線は・・・

 ここで、緩急車の尾灯、両端が点灯してなおかつ、ON-OFF出来る仕組みをご紹介しておきます。

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 床の真ん中にカツミのダイオード基板を設置します。この基板の回路は片運転台の電車のヘッドライトと尾灯を1枚にまとめたものになっています。ヘッドライトと尾灯を前後に振り分け、両方とも尾灯にすれば、そのまま使えると言うわけです。台車と基板の間にスイッチを挟むことで、尾灯回路をON-OFFすることが出来ます。あとは電球をケースに押し込んでファイバーで左右の尾灯を光らせれば良いわけです。配線がごちゃごちゃしがちな部分だけに、この基板は役立ちます。さあ、これで尾灯の点灯をまったく意識していなかった客車も、室内灯も含めてフル点灯になります。

 一通り出来たので、点灯試験をしてみると、あれっ?車内が半分暗いではないですか!

開けた状態でチェックしてみると、片方のLEDが点灯していません。球切れを起こさないからと、接着した椅子を全部取り払って別のものに交換しました。さあ、今度こそ、ということで電気を流すと、

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 今度は問題無しです。光学繊維の導光も文句なしですね。

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 仕切には例によって国鉄の地図が・・・。座席は一度剥がしたこともあって、やや反っているようですから、この後修正します。

 各社の部品の寄せ集めですから、何が起こるかわかりませんが、それだけに目論見通りのことが出来ると嬉しいものです。この辺の追加工作は、このキットの作業の中で最も楽しい部分ではないでしょうか。作者の主観でいろいろなアレンジが出来ると思います。

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内装の取り付け

 塗装が終わったスハフ42、次は内装です。少し前までの16番は内装がなく中はがらんどう、と言うのが当たり前でした。しかし、最近ではNゲージでも内装があるのは当たり前、安価な16番プラ製品でももちろん付いています。白色LEDで車内が明るく照らされるようにもなったのですから、この「素材キット」ベースの客車にも是非内装を入れたいところです。

 車体本体の組立の段階で、それを意識して工房ひろの仕切板などを使用しました。車内も内装色に塗りました。つい最近まで、車内の塗り分けなどやらないのが当たり前でしたが、白色LEDで照らされてなかが金ぴかでは興醒めですね。

Shoumei

 まず最初に照明ユニットを入れます。エンドウのユニットライト室内灯Bを使用し、予め天井に設置してある金具のツメを曲げて固定します。続いて窓ガラスを入れます。椅子が付くと貼りにくくなる国鉄の地図もここで貼っておきました。

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 座席は塗装しておいたものをアングルに接着します。床取り付けのネジ穴のあるところはこのように切断したり削ったりして、ネジを締めたときに座席が盛り上がらないようにします。

 ここで注意しなければならないのは、同じプラ製の座席でも、プラ製品の部品分売のものは床の構造が違うためそのままでは使えないと言うことです。この例で行けば、カトーのスハフ42のインテリアを付ければ、と思うわけですが、プラ製品の構造はNゲージと同じようにインテリアと床板の間にウエイトが入っています。その分客室の床が上げ底になっているわけですから、この座席をそのままアングルに付けても背が低いので沈没してしまうわけです。

Shashou

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 車掌室や便所の仕切りもプラ板で作って入れておきます。外から見た時に本来見えないはずの向こう側の窓が透けて見えないようにするためです。いずれも尾灯の導光用ファイバーと干渉しないように下の部分は短めにしておきます。トイレを配線ダクトとして使用すれば車内の配線がすっきりします。

 この後は各配線を接続して点灯テストです。   

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2009年3月16日 (月)

基本的な塗装が完了

 前回ご紹介したように、GMスプレーを中心に塗りました。屋根の色は以前のものと同じモデラーズのフラットブラックグレーですが、発売元がつぶれてしまったみたいでもう入手できないのですが、キャンバス屋根のベース色に近いもの、ガンダムスプレーのファントムグレーなども使えそうです。このような部分は鉄道色にこだわらず、写真を基に広範囲に当たってみるとリアルな色を見つけられると思います。

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 ホロワクやステップなどは面相筆で色を入れます。このあたりはプラキットの作業と同じです。

 塗装については、いろいろなやり方がありますが、いつも馴染んでいるやり方が良い結果を出せるかと思います。

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2009年3月12日 (木)

座席や台車も塗装

 一般的な完成品を見ると、座席や台車を塗装してあるものは少ないですね。座席はプラの成形色のまま、台車は黒メッキというのが普通です。プラ製品であれば台車も成型色のまま、というものが殆どです。せっかく車体がきれいに塗装されているのに、こういった部分で全体のイメージを落としているものも多いですね。キットの場合には製作者が自由に料理できるわけですから、こうした完成品で端折られている部分に手をかけてみるのも意味があると思います。

 まずは座席です。天賞堂から発売されているものが43系のものにかなり近い形状なのでこれを使います。

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 背摺りのモケットなどかなり細かい表現があります。ブルーの車体の場合、座席の枠組みはグレーでしたので、成形色を活かして、モケットに色を入れてやります。

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 やや明るめの青ということで、GM#22の小田急ブルーを使っています。面相筆で1つずつ塗っていきます。プラモデルではこうした細部の色差しが良く行われますが、何故か鉄道模型ではあまりやりません。モケットの色が入るだけで俄然雰囲気が出てきます。乗客なども乗せたくなりますね。

 台車は日光モデルのTR47を使います。黒メッキなので、そのままでは違和感があります。軸受けや集電スプリングが当たる部分をマスキングしてプライマーを吹きます。

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 プライマーを吹いてから黒を吹くと・・・。

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 不自然なぎらつきがなくなるだけでなく、メッキ状態では分かりにくかったディテールが浮かび上がってきます。

 車輪にも手を加えます。

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 スポーク車輪を使用していますが、タイヤの側面が銀色では興醒めですから、この部分も黒く塗りつぶしておきます。面積が小さいので、プライマー、黒とも筆塗りで十分です。些細な部分ですが、踏切目線で走っているのを見た時のリアリティーが大幅に向上します。

 完成品でどうも物足りないと思う部分に手をかけてみるのもキット製作の楽しみの一つです。

 来週は総組立になります。

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2009年3月11日 (水)

あまり役に立たない塗装の話

 取りあえずハンダ付け組立も終わったので、塗装に移ります。車体のような大きな面積の塗装は基本的に吹き付けになります。エアブラシ、缶スプレーなどいくつかの方法があります。それぞれに長短がありますので適宜使い分けます。

 管理人は出来るだけ楽をして、それなりに見られるものにしたいという、ムシのいいことを考えています。作業をパターン化するのも能率を向上させるポイントになってきます。あまり役に立たないと思いますが、ここでは管理人の標準的な作業をご紹介したいと思います。

 真鍮製車体を塗装するに当たって頭に置いておきたいのは、以前広く使われていたマッハ模型の塗料や副資材関係、卸売りを止めてしまいましたので、直販で購入する以外入手できなくなっているということです。シールプライマーのような良く使うものはもう殆ど市中にはないかもしれません。

 そこで、マッハ以外の安定して入手できるものを使用するというのが第一の条件になってきます。

 まず最初に必要なのはプライマーです。マッハのシールプライマーは卸を止める前後にまとめて取って置きましたが、さすがにもう完売になっています。クレオスのMrカラーのメタルプライマーは食いつきが弱いことで有名です。何か良いものはないか?ということで行き当たったのがこれです。

Primer

 東急ハンズなどで売っています。以前、これを使っている方から、どうもぽろぽろ剥がれるというお話がありましたので、原因を調べてみました。

 これはいわゆる日曜大工に使うものなので、模型用に比べて粒子が大きく、遠慮がちに吹くと水玉模様状態になって、プライマーの隙間になっている部分が虫食い状に剥がれることが分かりました。一方でこのプライマーは割合サラサラした感じです。やや多いかなと思うくらいに吹いても自然に平らになってくれます。そんな特性を意識した吹き方をするとぼろぼろ剥がれてくることはなくなりました。「非鉄金属用」と書かれたアサヒペンの製品だけにかなり強力です。

 車体の色の方は、下地がしっかり出来ていればGMスプレーが一番手っ取り早いですね。最初に#19西武ベージュで車内を塗ります。本当はもう少しピンクがかっているのですが、白色LEDで照らしたときの感じが良いのでこれを使っています。乾いたら窓をふさいで外板の塗装です。

Shatai1

 はじめに内側に凹んでいたりして吹き残しの出やすい部分を吹きます。車内が新性能電車や気動車に似せてデコラ張りに改修された車はブルーですので、GM#7の青15号を使用します。次に車体全体を均等な色になるように吹き付けます。一度に塗りつぶそうとすると厚塗りになって、大涌谷の黒たまごを茹でている温泉みたいにあぶくが出てきて失敗しますから、やや薄めに2~3回に分けて吹きます。

Gmspray

 取りあえずブルーが完了です。一晩乾かして明日は屋根に移ります。

 GMの缶スプレーは、もともとNゲージに使うものとして企画されていますから、ノズルの穴もクレオスのMrカラーより小さく、塗料の粒子が細かいのです。従って16番に使う分には特に問題はありません。下地をしっかりさせておけばすぐに剥がれることもないので、マッハが入手困難な現在、代替品としてお奨め出来るかと思います。

 

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種別・号車札差しの取り付け

 大体形になったスハフ42、最後のハンダ付けは種別・号車札差とデッキ下のステップです。キットには札差が2種類入っていますが、例によって普通列車の編成に入れるつもりですから今回は札の入っていない枠だけのものを使います。

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 これは札が差してあるタイプのものです。急行列車であればこれらに札が入っていることも多いですからこれを使った方がラクだと思います。パソコンでサボのシールを作成して貼ったりするのも面白いと思います。

 さて、取り付けですが、ここもポイントになる部分があります。

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 小さい部品ですから、ハンダの量もどうしても遠慮がちになってしまうのですが、少なすぎるとハンダが回りきらず、キサゲの時に変形したり剥がれたりします。上の写真のように裏面全体にハンダが回るようにします。 コテ先にどのくらい取れば良いか、というのは実際の作業の中で感を掴むしかないのですが。この例では、号車札差も種別札差も下側にコテを当てて、じわりじわりとしみこませるような感じで取り付けました。

 一通りハンダが行き渡ったら、盛り上がっている余分なハンダは溶かして広げておけばあとのキサゲも楽になります。

 目の細かいヤスリやキサゲ刷毛を使ってハンダを除去するとこんな感じになります。

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 こんなのエッチングで表現してくれれば、と思うかもしれませんが、塗装してみると適度な立体感が出て別付けの良さが実感できると思います。エッチングだと立体感が乏しいですし、プレスだとエッジが丸くなって実感味がありませんから。地味な箇所ですが、根気を求められる部分でもあります。

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