2012年11月 9日 (金)

震災復旧スハ33、取りあえず完成

 先の大震災で棚から転落して、屋根に陥没が発生したスハ33、代替で製作していたものが、レタリングを入れて取りあえず完成しました。

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 スロ54の冷房化などで、重量増加を抑えるため、これらに台車を供出し、代わりにはじき出されたTR47を履かせた形式です。最後は福島地区に集中して、主に東北線交流区間南部で運用されました。この地域の列車を再現するには、ED71とともに欠かせない形式です。
 震災で被災したものは、一般的なHゴムドアでしたが、再興にあたって写真をあたってみると、関東甲信から南東北で割合見かけたダルマ窓の個体を発見しました。地域性をより強く出すために、そのスハ33-2673としてまとめました。但し、4枚全部ダルマ窓だったかは不明ですから、あくまでも地域性を強調したイメージモデルです。プロトの写真を見ると、ダルマ窓でも窓が大きいタイプ。これは工房ひろから出ていますので、それを使いました。

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 もろスハ32の車体に、ダルマドア、台車は戦後型のTR47と、いかにも怪しげな旧型客車、という雰囲気になりました。まだ「秘伝のタレ」は吹いていませんが、店レイアウトの客車に、全検直後のきれいなものが1つもいないので、このままにしておくのも一興かな、ということで当面このままにしておきます。

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 配置が「仙コリ」ということなので、ED77の列車に組み込んでみました。カトーのしょぼいガタガタ線路が、微妙にED77とマッチしているのは気のせいでしょうか???

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 いかにも亜幹線という風情の、61系に挟まれた編成です。ダルマ窓と牽引機関車が、地域性を表現しています。ED77の忙しいジョイント音と、磐梯山を眺めながら、右へ左へと大きくカーブしながら会津盆地へ下って行く、あの風景を思い起こさせる列車になりました。

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 一度は歩けなくなって車いすになった管理人ですが、今もこんな列車があればまた乗って、どこまでもどこまでも行きたいですね。そんな気力と実力を取り戻して間もなく復活5周年です。

 

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2012年10月18日 (木)

スハ33試運転

 震災補充のスハ33を店レイアウトに持ち込みました。細部の仕上げが未了ですが、今日は試運転です。標記類は未だですが、「仙コリ」にいたダルマ窓のイメージですから、磐越西線風の編成に組み込んでED77牽引で試運転です。

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 茶色だけの編成ですが、ダルマ窓が思い切り目立ちます。

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ライトのちらつきもなく、気持ちよく走ってくれました。

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 ポイント通過の試験もまったく無問題でした。でも、動力のない車両でも思わぬところでトラブルが起きますから、出来上がった時の試運転は必須です。この後インレタや、「秘伝のタレ」で味付けを行います。
 今回は、手の動きの回復に合わせて、工作の精度が上がって来たからなのでしょうけれど、一発で気持ち良く走ってくれたのは嬉しかったですね。










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2012年10月15日 (月)

室内の組立

 震災補充のスハ33、室内の組立です。照明と座席の取付ですが、取付順序を誤ると部品を取り付けられなくなります。例えば、座席を先に取り付けると照明が付けられなくなります。

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 まずは、仕切のガクブチ部分に例の国鉄路線図を貼ります。照明を天井に取り付けたら、塗装しておいた座席を接着します。天賞堂のクロスシートを使用しますが、実はこの製品、結構前からあるもので、最近のロットでは金型のメンテが良くないのか、バリがあったり歪んでいるものがあって、取り付けてみるときれいに並んでくれないことがあります。一通り並べてみて傾いているような所はその都度修正します。

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 配線して通電テストです。被災したものと同様、蛍光灯に換装されているという設定ですから、明かりは白です。茶色の客車なので、室内はニス塗のイメージで茶色に塗ってあります。ニス塗の車内に蛍光灯の光が降り注ぐあの寒々しい雰囲気が出せたかなと思います。ダルマ窓のドア、原型とは全く違う台車などとともに、とことんいじられまくった、スハ32最後の姿、と言う感じになりました。この姿ですと、SLよりももう電化された時代、ED71やED75、磐越西線であればED77といったELで牽引させるのがお似合いですね。

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 明かりが点くと地図も結構雰囲気を出してくれます。乗客を乗せようか迷うところですが、東北線交流区間南端部の黒磯~白河間などガラガラでしたからこのままでもいいのかな、とかいろいろ思案中です。

 残っている接着パーツを取り付けて、いよいよ店レイアウトに持ち込みます。

 

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2012年10月10日 (水)

塗装中です

 やっと涼しくなって、作業が捗ります。震災補充のスハ33も塗装にかかりました。

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 デッキをクリーム色に塗り分けたりとかは、いつもの通りですが、屋根は「秘蔵」のフラットブラックグレーを使用しました。

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 発売元が消滅して、現在では入手不可ですが、ウエザリングをする前のキャンバス屋根の色合いとしては絶妙な感じで結構気に入っています。これの代替色もいくつか抽出しましたが、決定版!と言えるものがなかなかありません。現在も捜索を継続していますが、手抜きで愛用している缶スプレー、時間が経つとどこからともなく溶剤が抜けて、中身がヘドロ状になってしまいます。このフラットブラックグレーも入手してかなり時間が経っていますので、この辺で使ってしまわなければなりません。幸い中身は、まだサラサラで問題なく使えました。

 東北線交流電化区間南部、あるいは磐越西線と言った、地域の特徴を表す車種がもうすぐ戻って来ます。今回は、関東から東北南部で見られたダルマ窓のドアと言うことで、これまた地域性をアピール出来るかと思います。

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2012年10月 9日 (火)

いつものこだわり

 震災補充のスハ33も仕上げに入りました。いつものように、そのままでは不自然な黒メッキの台車を塗装します。この段階では、国鉄指定の黒で塗っておき、全体の組立が終わってからウエザリングを施します。ウエザリングは床下機器と台車が統一感ある?汚れ方でなければ不自然になってしまいます。

 毎回出てくる作業なので、徹底的に作業の簡素化を図ります。車輪を外すだけで、台車枠の分解を省略します。

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 室内灯を点灯させるので、まずは通電ルートの接点になる部分をマスキングします。進行右側の車輪から入ってきた電気は、台車枠からボルスター、センターピンのスプリングを通って、床上側のラグ板に行きます。ここにつないだ照明ユニットのリード線を通って照明が点灯します。-側も同じルートで左側の線路につながります。進行前寄りの台車全体に+、後ろ寄りの台車全体に-の電気が流れているわけです。従って、車輪の軸受け部分と、ボルスターのスプリングが接触する部分をマスキングすれば良いわけです。

 昔は、安いペーパーキットをインサイドギアで走らせたりする場合も、このシステムを理解しておかなければなりませんでしたが、今のように完成品中心(それも動力部分はブラックボックスみたいな)のNゲージで鉄道模型に入門して来て、ブラスキットにチャレンジしてくれている学生さんにうまく説明するのは結構難しいですね。昔出ていた、須田町のカワイモデルのカタログなどには、入門者向けの解説として、そのような記事があったのですが、今は、雑誌でもカタログでもそういう解説はまず見ません。

 この状態で、下塗りのプライマー、そして黒を吹きます。乾燥したらマスキングを剥がして、車輪を組み込みます。

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 TR47にスポーク車輪を組み込んでも、と思われるかもしれませんが、日光のものは軸箱上の隙間がきれいに抜けているので、走るとスポークがちらちら見えます。車輪は、外側のタイヤ部分を黒く筆塗してあります。はみ出した部分は1時間くらい連続走行させて剥がせばいいや、と言う感じでやっています。

 実際には、乗ってみるとスポーク車輪とプレート車輪ではレールのジョイントを刻む音が全く違いました。プレートの場合、ナハ10系のような音でおよそ旧型客車と言う感じではありませんでした。ここは、乗り鉄のこだわり、と言うことも出来ると思います。

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2012年10月 2日 (火)

小パーツを取り付けてチマチマ仕上げです

 震災被災分補充のスハ33、手すりなどの小パーツを取り付けて、キサゲ作業などを行っています。

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 あまり進んだ気にならない作業なので、手が止まりがちですが、やっと少し涼しくなってきたので、ボチボチ進んでいます。今週はこの後天気がすっきりしないようなので、塗装は来週以降になりそうです。

 震災で比較的被害が大きかったのは、もう一つオハ47です。こちらも車体はキットストレート組みだったので、今の目で見ると仕切板などに不満がありますから、同様に今仕様で作り直します。

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2012年9月27日 (木)

小物部品の取付

 引き続き、震災補充のスハ33を続けます。ようやく猛烈な暑さも収まってきて、作業が進みます。今夜は小物パーツの取付です。

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 特に目新しいものはありませんが、中間車両なのに贅沢にもロスト製のホロを使っています。エコーのソフトメタルのホロワクは確かに安いですが、渡り板が別なので、合計するとそれほどの差額にはなりません。がっちりハンダ付け出来ることや、変形しにくいことを考えれば、こういう選択もありだと思います。

 今週はここまでですが、来週は残りの小物部品を取り付けて塗装に進みたいところです。東北線普通列車イメージの客車、被災して作り直ししたいものがもう1両あるので、ここはどんどん進めます。

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2012年9月26日 (水)

ディテール取付開始

 涼しくなってきたので、作業が捗ります。続いてディテール工作に進みます。中間に挟まる「スハ」ですから、大したディテールもないのですが、ダルマ窓のプロトタイプの写真を見ると、この個体は、屋根端部の「足止め」(部品番号5)が撤去されています。客車の場合、こうした細かい部分の個体差は大きいですから、特定番号を目指すわけではありませんが、そういったバラツキの表現の意味も込めて、「足止め」は取り付けないことにしました。

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 取りあえずベンチレーターが付いた程度ですが、だいぶ全体のイメージが見えて来ました。被災車両の作り直しですが、全く同じものを作るだけでは能がないので、いろいろこだわっています。

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 今週はこの後、台風が上がって来て雨続きのようですから、その間に車体の組立を終えて、台風が過ぎたら塗装に持ち込めるようにしたいと思います。

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2012年9月25日 (火)

新採用部品を取り付けました

 引き続き震災補充の、スハ33の車体を進めます。だいぶ手も使えるようになって来ているので、最近製作しているものでは何がしか新規採用の部品を取り入れています。何しろキット純正部品ではありませんから、取付に苦労することも多いですが、その分出来上がった時の満足度も上がることが多いですね。今回の新採用パーツは、先日ご紹介した丸屋根用雨樋・ジョウゴです。縦樋の落とし口部分の形状が秀逸です。

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 各社キットに対応するため、やや幅を広くしてあります、という説明があります。あまり面倒なことはやりたくないんですが・・・というのが正直なところです。

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 実際に取り付けてみると、割合すんなり収まりました。思いの外軟らかいので、指でフニフニやってそれらしくまとめました。ランナー部分から切り離すと見かけ以上に軟らかい、ということに気付きました。鋳物ですから、個体ごとの収縮の誤差もあるでしょうから、あまり神経質にならない方が良いのかもしれません。一般的な丸屋根用部品ですから、使うたびに大げさな加工をするのでは堪りませんから、ラクに使う方法を掴んでおいた方が良いと思います。まだ煮え切れていない部分もありますが、初めて使った割にはまあまあかな、と言う感じです。まだ途中ですが、かなりカッコイイので、他の丸屋根車もこれにしたいな、と思います。またしても「病気」になりそうです。

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 さて、フジのリベット付丸屋根客車では、リベットの他に号車札差や種別札差もエッチングで表現されています。キットにこのパーツも入っていますから、エッチング表現のものはペーパーで取付目標になるくらいまで削っておきます。塗装した時、札差がエッチングでは弱すぎます。 ・・・しかし、リベット付の客車は、キサゲには気を使いますね。気が付かないうちにリベットを削ってしまわないように常に注意する必要があります。

 スハ32がTR47を履いていて、しかもダルマ窓のドア、昔、客車列車の中に良く紛れ込んでいたゲテモノ的な車両の雰囲気になって来ました。

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2012年9月24日 (月)

お奨め接着剤

 引き続き作り直しのスハ33を進めます。

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 エンドビームに付くソフトメタルのディテールパーツを接着します。このように接着面積の少ない部分にはエポキシ系接着剤を使うというのはご承知の通りですが、瞬間接着剤と違ってなかなか固まらずにパーツがずれてしまう、というのも良くあります。

 こんな接着剤を見つけました。

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 もちろん、エポキシですからアロンアルファみたいに瞬間的に固まるわけではありませんが、エポキシの中ではかなり早い部類だと思います。そして、やはりエポキシですから、瞬間接着剤のように、衝撃に弱いということもありません。使いやすいのでこの製品、店で在庫することにしました。

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 パーツを取り付けた端梁を床に取り付けて、車体を被せてみました。端梁のディテールは、あまりこり過ぎるとケイディーのアンカプラーを使用した自動解放に支障するので、どこまでやるかは現状手探りです。

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