2008年12月12日 (金)

思い切り「自己満足」の世界ですが・・・

 だいぶ前にひとまず完成したスハ33ですが、スハ33用のインレタを発見してしまったからには、やはり細かい標記を追加したくなるのが人情です。さっそくやってみました。転写しにくい妻面のものは、例によってクリアデカールに転写して貼りました。

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 緩急車ではないので、列車にするとあまり目立ちませんが、駅構内に切り離して留置しておく場合などには、きわめて効果的ですね。

 ちゃんと「形式 スハ33になっているのがミソです。配置はやはり「仙フク」ですね。最後は福島に固まっていましたし、時々EF57や58に引かれて上野にも来ていたなあ、と懐かしく思い出します。

 ほとんど自己満足の世界ですが、小さな標記一つで模型の楽しさは格段に広がるものです。

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2008年4月20日 (日)

簡単な加工で印象の向上を

 既に走れる状態になっているスハ33ですが、ぱっと見たときの印象を向上させるための小細工をしてみました。

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 便所の部分にプラ板で簡単な仕切りをつけてみました。一見どうでもよさそうに思いますが、これが効果絶大なのです。

 当然便所のドアに窓はありませんから、下の写真の位置から見た時に、便所の窓がすりガラスや白板の窓でも光は通しますが、ドアがあるために洗面所側から見たときに向こう側の光が入ってくることはない、というわけです。

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 客席やデッキの部分と比べると一目ですね。便所の中に電球色LEDでも入れれば雰囲気なんでしょうけれど、当面車両数を稼ぎたいのでパスです。

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 引き続きED75の調子出しということで、営業終了後に盛んに走らせています。新規製作の客車は原則すべて白色LED照明をつけることにしているので、ちょっと小細工して、白熱灯、蛍光灯の色分けをすると極めて効果的です。既存の車両に未設置のものがありますが、照明付の車両だけで編成が組めるようになったらまたご紹介したいと思います。

 ついでにこの写真、機関車次位のオハフ33、脱線しているわけではありません。カトーのユニトラック、ジョイントはNゲージと同じものなので、こうして重い列車を走らせるとすぐにヘタって来ます。16番に関してはカトーのプラ製品だけで用が足りるわけではありませんから、もう少し考えて欲しいと思います。

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2008年4月13日 (日)

光のギミック

 昔は、ライトが点灯する模型は高級品だ、といわれていましたが、今ではNゲージはおろか、Zゲージでも当たり前という感じになりました。プラ量産品であれば導光プリズムや電球ケースを巧みな形で成形すればすむことなので、現在のNゲージユーザーなどは当たり前のことと思っていると思います。

 さて、いつの時代にも客車列車が旅愁を誘うのは、赤いテールライトかもしれません。電車や気動車と違って、運転台があるわけでもなく、場合によっては貫通路があるだけの殺風景な妻面に赤いテールライトが光って、列車の尻尾であることをアピールしています。列車が出発するときにこの赤いテールライトがゆっくりとホームを離れて行くシーンなどは旅心を大いに盛り上げてくれます。さっそうと本線を疾走して行くシーンもまたしかり。同じテールライトでも電車や気動車には感じられない「何か」があるように思えます。

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 今日は引き続きスハ33の走行テストをしましたが、最後部の車両を尾灯を組み込んだスハフ32にしてみました、カトーのプラ製オハフ33の側面を入れ替えるコンバージョンキットではなく、フジモデルのキットがベースです。この手の両端とも貫通ドアの無い丸屋根客車の点灯改造については以前ご紹介しましたが、この後、切妻や折妻の緩急車の加工がありますので、改めてご紹介しようと思います。

 でもこうして、列車に仕立てて走らせた時に光っているテールライトは効果的ですね。キットそのままでは不可能なのでいささかの改造が必要ですが、手間をかける価値はあります。

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 機関車もヘッドライトの点灯は当たり前という感じですが、古い製品が米粒球を押し込んだだけだったのに対して、最近のものはディスプレイしたときの見栄えも考慮して外側にレンズを入れてありますから、見栄えだけでなく光が均等に散って、光り方も落ち着いた感じになっています。

 さらに最近の16番では機関車でも尾灯が点灯するのが普通になってきていますが、この75では列車を牽引しているときの状態をメインに考えて左側のみ点灯するようにしました。ちなみに床下のスイッチでエンドごとに消灯できるようになっています。スハフ32も、中間に挟まったりしたときに備えて尾灯をOFF出来るスイッチを設けてあります。

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 車内の灯りのバリエーションとともに、こんなところにもこだわってみると運転がいっそう楽しくなると思います。

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2008年4月12日 (土)

スハ33試運転

 今日はスハ33の試運転を行いました。

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 緩急車ではありませんので、列車の中間に連結される場合がほとんどですから、今日の試運転も列車の中間に連結して行いました。客車の場合、チェックすべき点は主に連結器と台車あたりになります。連結器は他車と著しく高さが違っていると線路の凸凹で自然開放することがありますし、首振りがスムーズでないとポイントやカーブの出入り口で脱線する原因になります。端梁のディテール部品との干渉もチェックしておきます。

 しかし、こうして形式写真風に写してみると、一見スハ32だけれども、よく見ると台車がヘンだなあ、というこの形式ならではの特徴がよく見えてきます。

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 牽引は完成間もないED75、10系軽量客車や35・43系列などのさまざまな形式がごった煮のように連結された列車は、紛れなく1980年代前半ごろまでの東北本線の普通列車そのものです。最後は福島にまとまっていたスハ33が加わったことで、この列車は東北線であるということがいっそう強調されたのではないかと思います。管理人が学生時代に北海道へ旅行した時のアプローチはまさにこんな列車でした。丸一日揺られてたどり着いた青森からは、3時間50分の青函連絡船の旅。北の大地は鉄道だけでは行くことの出来ない、本州とは全く異なる別世界でした。そして、現在のようにマニュアル本に従って行く「青春18きっぷ」の旅とはまったく違った「鈍行の旅」がそこにはありました。

 もちろん、スハ33の試運転結果はすこぶる良好でした。端梁関係のアレンジもまずは成功だったようです。

 試運転に際して、軸受けからのキシミ音が気になっていたED75にマッハのLPSオイルを差してみました。

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 これだけで、キシミ音の解消はもとより、起動時の動きが実に滑らかになりました。ただし、レール面や車輪の踏面にこぼすと空転の原因になりますから注意します。

 機関車だけでなく、1両の客車キットからもいろいろな楽しみが出来るということがお分かりいただけるかと思います。

 この後、この普通列車関連としては、今までまだここでは取り上げていない、オハ35系戦後タイプに代表されるキノコ妻板のものの組み立ても取り上げてみたいと思います。

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2008年4月 9日 (水)

試運転直前

 昨日に続いてもう一方の側にも連結器を取り付け、汚れていた部分の修正などを行いました。

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 取りあえずこの状態で試運転を行い、問題が無ければ最終仕上げを行って完成と言うことになります。車番は1970年代後半まで福島区に残っていたものから拾いました。トイレの窓は白いタイプでなく、すりガラスのタイプにしました。このあたりにもバリエーションを持たせておくと、列車として組成した時のリアリティーが向上します。

 このスハ33 0番台(2代目)という形式は、スロ54の冷房化およびスロネ30、スロフ53の荷物車化改造に際して重量増加を避けるためにこれらの車種のTR40B台車とスハ32のTR23台車を交換して出来たもので、1966年から71年にかけて各地の国鉄工場で120両が改造されました。車番については、タネ車のスハ32のものを継承していますから、飛び飛びで電気暖房のものは原番号+2000となっています。最後は福島に割合まとまっていましたので、先日のED75、あるいはED71と組み合わせて往時の東北本線の普通列車を再現するのにはお誂えです。時折上野駅にも姿を現していましたから、EF57・58といった直流電機との組み合わせもありです。

 機関車で牽引する客車の場合、こうした重量に関連した改造で発生した形式は多く、オハ36、スハ40、オハ46,47、オハフ45あたりは既存製品を使って割合簡単に作れるかと思います。

 いよいよ週末は店レイアウトで試運転ですが、機関車が増えたので、客車ももう1列車分くらいは欲しいところです。しばらくはこんな一ひねりした車種が続くかと思います。客車は機関車や電車に比べて軽く見られているのか、完成品ではあまり車種が揃いませんが、最近ではネット上でも旧型客車の解説をしているサイトが結構ありますから、これらを参考に昔日を偲びながらキットの製作をするのも楽しいと思います。

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2008年4月 8日 (火)

照明を入れてみました

 例のスハ33、基本的な塗装が出来たので、先日の座席とともに照明を入れてみました。

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 使用したのはエンドウのユニットライト室内灯の白色LED仕様のものです。特に凝ったことはせず単純に前後の台車から電気を取っています。これを使うとこのように車内がとても明るくなるので車両の内側にも車内色を塗っておく必要があります。座席の塗り分けも効果的です。

 ご承知のように旧型客車では車軸とベルトで結んだ発電機で発生した電気をバッテリーにためて車内の照明に使用します。同じワット数であれば蛍光灯の方がはるかに明るいと言うことで、内装の改装とは無関係に蛍光灯改造は積極的に行われていましたので、32系や35系で内装がニス塗りのままサークライン蛍光灯になっていた車両はたくさんありました。ニス塗りの車内にほんのりとした光を落とす白熱灯の車内は温かみがありましたが、これが蛍光灯の白い光になると一転寒々しい感じになりました。内装を電車や気動車に似せた改造を施され、外装がブルーになったものですとそれほど違和感はありませんでしたが。

 そして、列車として組成されれば、それこそ様々な車両が混結されるわけで、陽が落ちると窓からこぼれる灯りの色は1両ごとに違った色になって、光の色1つとってもまた様々なバリエーションが展開されていたのです。今となってはすべてが思い出の彼方に去っていってしまいましたが、そんな列車の雰囲気を再現してみようという試みです。

 さてそのスハ33、全体はこの辺まで来ています。

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 まだ途中なので、汚いところもあります。屋根の色はモデラーズのフラットブラックグレーと言うものを使っていますが、このメーカーの塗料、最近殆ど入荷しません。止めてしまったのでしょうか?他の同系色と異なり、青みが無いのがキャンバス屋根にはすこぶる具合がよいのですが・・・。連結器はとりあえず胴受けに加工した側に取り付けました。復心バネ部分をカットするとカプラーがぴったり収まり、首振りも問題ありませんでした。他はやはり解放テコが干渉するのでその部分をカットしておきました。さて、今週末には試運転が出来るでしょうか。

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2008年4月 3日 (木)

配管表現の考察

 台数が欲しいだけに深入りすると泥沼になりかねない客車の床下ですが、手際よく空気の配管を作る方法を模索しています。問屋さんの棚を見ていたらいいものを見つけました。

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 カトーのプラ製スハ43です。前は原形のものだけだったと思いますが、いつの間にかドアやトイレの窓がいじられたタイプが加わっています。なぜ急にプラ客車か、と言うとこの製品、特に凝り凝りというわけではありませんが、プラ成形の特質を活かして床下の配管なども要領よく表現されているので、この表現方法が参考にならないか?と思ったわけです。

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 配管があるとそれだけで活き活きして見えます。

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 下から見ると板状モールドの簡単な表現です。これをアレンジした方法なら既存の客車にも簡単に追加できそうです。しばらくこれを眺めて手際の良い方法を考えて見ようと思います。

 さて、そのスハ33、大まかな塗装が出来ました。ED75と同じように生きている客車の雰囲気を出すつもりです。今回も下塗りはED75で使用したアサヒペンのプライマースプレーですが、屋根との塗り分けでマスキングテープを貼った雨どいも剥がれはなく、実用的にはほぼ問題なさそうです。ED75も塗膜のヒビ割れなどは発生していません。お気楽に確実に仕上げる方法を見つけておくといつでも作業にかかれます。

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 先ほどのスハ43も、用が済んだらそんな生きているように見せる細工をしてご紹介しようと思います。軽くてそこそこディテールのあるプラ客車は愛用されている方も多いと思いますので。

 

 

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2008年4月 2日 (水)

座席の加工

 スハ33、仕上げが近づいています。今日は座席の加工です。座席は枠組みのモールドがあって、モケットの塗り分けがしやすい天賞堂のものを使用します。

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 1両分入り840円です。この製品は以前天賞堂が80系300番台をやった時に出たものですから、当然形状もこの系列のものになっています。この時期の座席はスハ43系なども含めて通路側に手すりもかねた頭もたれがあるのが大きな特徴です。キハ55系では裏側にビニールレザーのクッションまでついていました。窓から覗いてもシルエットがはっきり出る部分ですが、戦前の32系や35系にはありませんから、まずこの部分をカットします。

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 ニッパーで切断してみました。切り残しなどはヤスリで修正します。

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 だいぶ印象が変わりました。次に塗装です。1970年代後半ですとモケットはブルーです。GMの小田急ブルーが近い感じです。背もたれの枠は木製ですが、青い車体のものでは車内が気動車などに似せて改装されていましたのでグレー、茶色の車体のものではニス塗りでした。脚の部分などはグレーです。背もたれの枠などは外からも目立つのでぜひ塗っておきたいところです。肘掛も同様です。

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 床は板張りということでそれっぽい色にしておきました。どうでもいいような作業ですが、蛍光灯に改造された車両と言うことで、白色LEDの照明を入れるとこれが結構効果的なのです。本来は背もたれのモケットも段差の無いタイプですが、あまり目立ちませんので、そのままにしておきます。

 でもこんな風に色をさしてやると昔乗った客車の匂いが思い出されてきますね。

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2008年3月31日 (月)

とりあえず部品が付きました

 スハ33のエンドビーム周りの部品がとりあえず付きました。ここでもう一つすり合わせが必要なのは解放テコでしょう。そのまませすとケイディーカプラーのトリップピンと間違いなく干渉します。でも、テコそのものは結構目立つパーツなので省略するわけには行きません。現実的な方法としては、トリップピンが振れる範囲の部分をカットするというところでしょうか。

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 この後、ケイディーを実際に組み込んで具合を見てみようと思います。多少調整はしているものの、やはり車端部にもディテールが付くと雰囲気が出ます。切り離して駅の構内に留置してあっても不自然ではないと思いますし、機関車とのバランスを考えるとやはり最低このくらいは必要なのかなとも思います。前回のED75のようにディテールパーツが最初から入っているわけではなく、作者にお任せということなので、ピンバイスなどを使った穴あけ作業などがあるのですが、これもまた手の感覚を戻すのに非常に効果があるようです。細かい作業をする時にも手が震えなくなってきましたし、小さな部品もだいぶつまめるようになって来ました。

 車体に目をやるとドアに取っ手が付きましたが、ロストワックスのカッコイイものではなく、Φ0.4の洋白線を差しただけです。ED75のキットがこの方式になっていましたが、簡単な割に効果的だったので、真似してみました。

 今考えているイメージで外観と機能が両立できるか、試運転をやってみるまでわかりません。この後はあっさりしすぎている床下をそこそこ密度が濃いように見せる方策を思いついたので、それをやって見ようと思います。さて、今週末に試運転まで行けるか?少し馬力をかけて見ようと思います。

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2008年3月27日 (木)

まだまだ続く連結面工作

 引き続き連結面をいじっています。部品が付いてくると連結面の表情がずいぶん変わるものです。まだ途中ですが、隣のこの部分未加工のオハフ45と比べれば一目ですね。

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 スハ33は基本的に列車の最後部になることはありませんが、駅構内に留置されているシーンなどではかなり効果が出ると思います。

 一通り部品が付いたらケイディー5番とのすり合わせをやります。屋上の踏み板が曲がってしまいましたので、これも忘れずに手直しします。1箇所に気をとられているとよく起こりがちですね。

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