2008年12月12日 (金)

思い切り「自己満足」の世界ですが・・・

 だいぶ前にひとまず完成したスハ33ですが、スハ33用のインレタを発見してしまったからには、やはり細かい標記を追加したくなるのが人情です。さっそくやってみました。転写しにくい妻面のものは、例によってクリアデカールに転写して貼りました。

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 緩急車ではないので、列車にするとあまり目立ちませんが、駅構内に切り離して留置しておく場合などには、きわめて効果的ですね。

 ちゃんと「形式 スハ33になっているのがミソです。配置はやはり「仙フク」ですね。最後は福島に固まっていましたし、時々EF57や58に引かれて上野にも来ていたなあ、と懐かしく思い出します。

 ほとんど自己満足の世界ですが、小さな標記一つで模型の楽しさは格段に広がるものです。

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2008年4月20日 (日)

簡単な加工で印象の向上を

 既に走れる状態になっているスハ33ですが、ぱっと見たときの印象を向上させるための小細工をしてみました。

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 便所の部分にプラ板で簡単な仕切りをつけてみました。一見どうでもよさそうに思いますが、これが効果絶大なのです。

 当然便所のドアに窓はありませんから、下の写真の位置から見た時に、便所の窓がすりガラスや白板の窓でも光は通しますが、ドアがあるために洗面所側から見たときに向こう側の光が入ってくることはない、というわけです。

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 客席やデッキの部分と比べると一目ですね。便所の中に電球色LEDでも入れれば雰囲気なんでしょうけれど、当面車両数を稼ぎたいのでパスです。

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 引き続きED75の調子出しということで、営業終了後に盛んに走らせています。新規製作の客車は原則すべて白色LED照明をつけることにしているので、ちょっと小細工して、白熱灯、蛍光灯の色分けをすると極めて効果的です。既存の車両に未設置のものがありますが、照明付の車両だけで編成が組めるようになったらまたご紹介したいと思います。

 ついでにこの写真、機関車次位のオハフ33、脱線しているわけではありません。カトーのユニトラック、ジョイントはNゲージと同じものなので、こうして重い列車を走らせるとすぐにヘタって来ます。16番に関してはカトーのプラ製品だけで用が足りるわけではありませんから、もう少し考えて欲しいと思います。

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2008年4月13日 (日)

光のギミック

 昔は、ライトが点灯する模型は高級品だ、といわれていましたが、今ではNゲージはおろか、Zゲージでも当たり前という感じになりました。プラ量産品であれば導光プリズムや電球ケースを巧みな形で成形すればすむことなので、現在のNゲージユーザーなどは当たり前のことと思っていると思います。

 さて、いつの時代にも客車列車が旅愁を誘うのは、赤いテールライトかもしれません。電車や気動車と違って、運転台があるわけでもなく、場合によっては貫通路があるだけの殺風景な妻面に赤いテールライトが光って、列車の尻尾であることをアピールしています。列車が出発するときにこの赤いテールライトがゆっくりとホームを離れて行くシーンなどは旅心を大いに盛り上げてくれます。さっそうと本線を疾走して行くシーンもまたしかり。同じテールライトでも電車や気動車には感じられない「何か」があるように思えます。

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 今日は引き続きスハ33の走行テストをしましたが、最後部の車両を尾灯を組み込んだスハフ32にしてみました、カトーのプラ製オハフ33の側面を入れ替えるコンバージョンキットではなく、フジモデルのキットがベースです。この手の両端とも貫通ドアの無い丸屋根客車の点灯改造については以前ご紹介しましたが、この後、切妻や折妻の緩急車の加工がありますので、改めてご紹介しようと思います。

 でもこうして、列車に仕立てて走らせた時に光っているテールライトは効果的ですね。キットそのままでは不可能なのでいささかの改造が必要ですが、手間をかける価値はあります。

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 機関車もヘッドライトの点灯は当たり前という感じですが、古い製品が米粒球を押し込んだだけだったのに対して、最近のものはディスプレイしたときの見栄えも考慮して外側にレンズを入れてありますから、見栄えだけでなく光が均等に散って、光り方も落ち着いた感じになっています。

 さらに最近の16番では機関車でも尾灯が点灯するのが普通になってきていますが、この75では列車を牽引しているときの状態をメインに考えて左側のみ点灯するようにしました。ちなみに床下のスイッチでエンドごとに消灯できるようになっています。スハフ32も、中間に挟まったりしたときに備えて尾灯をOFF出来るスイッチを設けてあります。

75bitou

 車内の灯りのバリエーションとともに、こんなところにもこだわってみると運転がいっそう楽しくなると思います。

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2008年4月12日 (土)

スハ33試運転

 今日はスハ33の試運転を行いました。

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 緩急車ではありませんので、列車の中間に連結される場合がほとんどですから、今日の試運転も列車の中間に連結して行いました。客車の場合、チェックすべき点は主に連結器と台車あたりになります。連結器は他車と著しく高さが違っていると線路の凸凹で自然開放することがありますし、首振りがスムーズでないとポイントやカーブの出入り口で脱線する原因になります。端梁のディテール部品との干渉もチェックしておきます。

 しかし、こうして形式写真風に写してみると、一見スハ32だけれども、よく見ると台車がヘンだなあ、というこの形式ならではの特徴がよく見えてきます。

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 牽引は完成間もないED75、10系軽量客車や35・43系列などのさまざまな形式がごった煮のように連結された列車は、紛れなく1980年代前半ごろまでの東北本線の普通列車そのものです。最後は福島にまとまっていたスハ33が加わったことで、この列車は東北線であるということがいっそう強調されたのではないかと思います。管理人が学生時代に北海道へ旅行した時のアプローチはまさにこんな列車でした。丸一日揺られてたどり着いた青森からは、3時間50分の青函連絡船の旅。北の大地は鉄道だけでは行くことの出来ない、本州とは全く異なる別世界でした。そして、現在のようにマニュアル本に従って行く「青春18きっぷ」の旅とはまったく違った「鈍行の旅」がそこにはありました。

 もちろん、スハ33の試運転結果はすこぶる良好でした。端梁関係のアレンジもまずは成功だったようです。

 試運転に際して、軸受けからのキシミ音が気になっていたED75にマッハのLPSオイルを差してみました。

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 これだけで、キシミ音の解消はもとより、起動時の動きが実に滑らかになりました。ただし、レール面や車輪の踏面にこぼすと空転の原因になりますから注意します。

 機関車だけでなく、1両の客車キットからもいろいろな楽しみが出来るということがお分かりいただけるかと思います。

 この後、この普通列車関連としては、今までまだここでは取り上げていない、オハ35系戦後タイプに代表されるキノコ妻板のものの組み立ても取り上げてみたいと思います。

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2008年4月 9日 (水)

試運転直前

 昨日に続いてもう一方の側にも連結器を取り付け、汚れていた部分の修正などを行いました。

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 取りあえずこの状態で試運転を行い、問題が無ければ最終仕上げを行って完成と言うことになります。車番は1970年代後半まで福島区に残っていたものから拾いました。トイレの窓は白いタイプでなく、すりガラスのタイプにしました。このあたりにもバリエーションを持たせておくと、列車として組成した時のリアリティーが向上します。

 このスハ33 0番台(2代目)という形式は、スロ54の冷房化およびスロネ30、スロフ53の荷物車化改造に際して重量増加を避けるためにこれらの車種のTR40B台車とスハ32のTR23台車を交換して出来たもので、1966年から71年にかけて各地の国鉄工場で120両が改造されました。車番については、タネ車のスハ32のものを継承していますから、飛び飛びで電気暖房のものは原番号+2000となっています。最後は福島に割合まとまっていましたので、先日のED75、あるいはED71と組み合わせて往時の東北本線の普通列車を再現するのにはお誂えです。時折上野駅にも姿を現していましたから、EF57・58といった直流電機との組み合わせもありです。

 機関車で牽引する客車の場合、こうした重量に関連した改造で発生した形式は多く、オハ36、スハ40、オハ46,47、オハフ45あたりは既存製品を使って割合簡単に作れるかと思います。

 いよいよ週末は店レイアウトで試運転ですが、機関車が増えたので、客車ももう1列車分くらいは欲しいところです。しばらくはこんな一ひねりした車種が続くかと思います。客車は機関車や電車に比べて軽く見られているのか、完成品ではあまり車種が揃いませんが、最近ではネット上でも旧型客車の解説をしているサイトが結構ありますから、これらを参考に昔日を偲びながらキットの製作をするのも楽しいと思います。

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2008年4月 8日 (火)

照明を入れてみました

 例のスハ33、基本的な塗装が出来たので、先日の座席とともに照明を入れてみました。

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 使用したのはエンドウのユニットライト室内灯の白色LED仕様のものです。特に凝ったことはせず単純に前後の台車から電気を取っています。これを使うとこのように車内がとても明るくなるので車両の内側にも車内色を塗っておく必要があります。座席の塗り分けも効果的です。

 ご承知のように旧型客車では車軸とベルトで結んだ発電機で発生した電気をバッテリーにためて車内の照明に使用します。同じワット数であれば蛍光灯の方がはるかに明るいと言うことで、内装の改装とは無関係に蛍光灯改造は積極的に行われていましたので、32系や35系で内装がニス塗りのままサークライン蛍光灯になっていた車両はたくさんありました。ニス塗りの車内にほんのりとした光を落とす白熱灯の車内は温かみがありましたが、これが蛍光灯の白い光になると一転寒々しい感じになりました。内装を電車や気動車に似せた改造を施され、外装がブルーになったものですとそれほど違和感はありませんでしたが。

 そして、列車として組成されれば、それこそ様々な車両が混結されるわけで、陽が落ちると窓からこぼれる灯りの色は1両ごとに違った色になって、光の色1つとってもまた様々なバリエーションが展開されていたのです。今となってはすべてが思い出の彼方に去っていってしまいましたが、そんな列車の雰囲気を再現してみようという試みです。

 さてそのスハ33、全体はこの辺まで来ています。

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 まだ途中なので、汚いところもあります。屋根の色はモデラーズのフラットブラックグレーと言うものを使っていますが、このメーカーの塗料、最近殆ど入荷しません。止めてしまったのでしょうか?他の同系色と異なり、青みが無いのがキャンバス屋根にはすこぶる具合がよいのですが・・・。連結器はとりあえず胴受けに加工した側に取り付けました。復心バネ部分をカットするとカプラーがぴったり収まり、首振りも問題ありませんでした。他はやはり解放テコが干渉するのでその部分をカットしておきました。さて、今週末には試運転が出来るでしょうか。

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2008年4月 3日 (木)

配管表現の考察

 台数が欲しいだけに深入りすると泥沼になりかねない客車の床下ですが、手際よく空気の配管を作る方法を模索しています。問屋さんの棚を見ていたらいいものを見つけました。

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 カトーのプラ製スハ43です。前は原形のものだけだったと思いますが、いつの間にかドアやトイレの窓がいじられたタイプが加わっています。なぜ急にプラ客車か、と言うとこの製品、特に凝り凝りというわけではありませんが、プラ成形の特質を活かして床下の配管なども要領よく表現されているので、この表現方法が参考にならないか?と思ったわけです。

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 配管があるとそれだけで活き活きして見えます。

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 下から見ると板状モールドの簡単な表現です。これをアレンジした方法なら既存の客車にも簡単に追加できそうです。しばらくこれを眺めて手際の良い方法を考えて見ようと思います。

 さて、そのスハ33、大まかな塗装が出来ました。ED75と同じように生きている客車の雰囲気を出すつもりです。今回も下塗りはED75で使用したアサヒペンのプライマースプレーですが、屋根との塗り分けでマスキングテープを貼った雨どいも剥がれはなく、実用的にはほぼ問題なさそうです。ED75も塗膜のヒビ割れなどは発生していません。お気楽に確実に仕上げる方法を見つけておくといつでも作業にかかれます。

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 先ほどのスハ43も、用が済んだらそんな生きているように見せる細工をしてご紹介しようと思います。軽くてそこそこディテールのあるプラ客車は愛用されている方も多いと思いますので。

 

 

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2008年4月 2日 (水)

座席の加工

 スハ33、仕上げが近づいています。今日は座席の加工です。座席は枠組みのモールドがあって、モケットの塗り分けがしやすい天賞堂のものを使用します。

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 1両分入り840円です。この製品は以前天賞堂が80系300番台をやった時に出たものですから、当然形状もこの系列のものになっています。この時期の座席はスハ43系なども含めて通路側に手すりもかねた頭もたれがあるのが大きな特徴です。キハ55系では裏側にビニールレザーのクッションまでついていました。窓から覗いてもシルエットがはっきり出る部分ですが、戦前の32系や35系にはありませんから、まずこの部分をカットします。

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 ニッパーで切断してみました。切り残しなどはヤスリで修正します。

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 だいぶ印象が変わりました。次に塗装です。1970年代後半ですとモケットはブルーです。GMの小田急ブルーが近い感じです。背もたれの枠は木製ですが、青い車体のものでは車内が気動車などに似せて改装されていましたのでグレー、茶色の車体のものではニス塗りでした。脚の部分などはグレーです。背もたれの枠などは外からも目立つのでぜひ塗っておきたいところです。肘掛も同様です。

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 床は板張りということでそれっぽい色にしておきました。どうでもいいような作業ですが、蛍光灯に改造された車両と言うことで、白色LEDの照明を入れるとこれが結構効果的なのです。本来は背もたれのモケットも段差の無いタイプですが、あまり目立ちませんので、そのままにしておきます。

 でもこんな風に色をさしてやると昔乗った客車の匂いが思い出されてきますね。

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2008年3月31日 (月)

とりあえず部品が付きました

 スハ33のエンドビーム周りの部品がとりあえず付きました。ここでもう一つすり合わせが必要なのは解放テコでしょう。そのまませすとケイディーカプラーのトリップピンと間違いなく干渉します。でも、テコそのものは結構目立つパーツなので省略するわけには行きません。現実的な方法としては、トリップピンが振れる範囲の部分をカットするというところでしょうか。

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 この後、ケイディーを実際に組み込んで具合を見てみようと思います。多少調整はしているものの、やはり車端部にもディテールが付くと雰囲気が出ます。切り離して駅の構内に留置してあっても不自然ではないと思いますし、機関車とのバランスを考えるとやはり最低このくらいは必要なのかなとも思います。前回のED75のようにディテールパーツが最初から入っているわけではなく、作者にお任せということなので、ピンバイスなどを使った穴あけ作業などがあるのですが、これもまた手の感覚を戻すのに非常に効果があるようです。細かい作業をする時にも手が震えなくなってきましたし、小さな部品もだいぶつまめるようになって来ました。

 車体に目をやるとドアに取っ手が付きましたが、ロストワックスのカッコイイものではなく、Φ0.4の洋白線を差しただけです。ED75のキットがこの方式になっていましたが、簡単な割に効果的だったので、真似してみました。

 今考えているイメージで外観と機能が両立できるか、試運転をやってみるまでわかりません。この後はあっさりしすぎている床下をそこそこ密度が濃いように見せる方策を思いついたので、それをやって見ようと思います。さて、今週末に試運転まで行けるか?少し馬力をかけて見ようと思います。

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2008年3月27日 (木)

まだまだ続く連結面工作

 引き続き連結面をいじっています。部品が付いてくると連結面の表情がずいぶん変わるものです。まだ途中ですが、隣のこの部分未加工のオハフ45と比べれば一目ですね。

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 スハ33は基本的に列車の最後部になることはありませんが、駅構内に留置されているシーンなどではかなり効果が出ると思います。

 一通り部品が付いたらケイディー5番とのすり合わせをやります。屋上の踏み板が曲がってしまいましたので、これも忘れずに手直しします。1箇所に気をとられているとよく起こりがちですね。

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2008年3月26日 (水)

引き続き連結面周りの工作

 引き続き連結面のディテールです。強度を考えて引っ掛ける可能性の高い部品はハンダ付け、その恐れの少ないものは接着ということにして、端梁では電気暖房のジャンパ栓受けや解放テコ受けはハンダ付けすることにしました。端梁パーツセットのソフトメタルパーツを付ける前にエアホースをハンダ付けしておきます。331

 連結器胴受けは、復心バネの表現がカッコイイのですが、テストしてみるとどうも連結器の首振りに影響するようで、特に左右に揺れるポイント通過のときに問題を起こしそうです。基本的に6番以上のポイントを考えていますが、前進する時と推進運転では条件も変わってきますから、ここは要注意です。取りあえず復心バネを半分削除したりしていますが、これだと見栄えが悪いですね。いっそのこと上の部分だけ残すのがいいのか、ちょっと考える部分です。塗装してカプラーをつけたときにさほど不自然でなければ半分削った状態でも良いかもしれません。NO.16あたりを使うのも手ですが、首が短すぎるのとポケットの構造から、ヤナギ線への入れ換えの時に脱線することがあるのでなるべくならNO.5を使いたいところです。まあこの辺はもう少し試行錯誤してみることにします。

 まだ途中なわけですが、確かに少しでもディテールが付いてくると連結面の表情が変わってきますね。

 さて、前にもお話しましたが、去年は脳出血で半年近くも入院する羽目になったわけですが、この病気、通常身体の左右どちらかが麻痺してしまいます。麻痺した側の手が自由に使えなくなってしまうわけで、私の場合は左麻痺ということで、利き手は影響を受けなかったのですが、いかんせん、片手だけでは何も出来ません。幸いかなり強烈な?病院でのリハビリ訓練のおかげで左手もだいぶ細かい動きを取り戻してきましたが、感覚が鈍っている分、左手でピンセットにモノを挟んでの作業といったようなことがまだやりにくい感じです。じっくり継続して感覚を取り戻すしかないようですが、全く出来ないというのも面白くありません。例えば、デッキ下のステップのハンダ付けです。

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 これなんかはテープで仮止めというわけにも行かずしばらく考えてしまったのですが、瞬間接着剤で片側の足を仮止めしてハンダ付けするという方法を試してみました。接着が固まったら接着剤を付けていない方からハンダ付けし、完全に出来たら接着剤の付いている方にもハンダを流します。接着剤が焦げたところは後でキサゲ刷毛を使って削ればOKです。割合位置出しもしやすかったので、他にも応用できそうです。ただ、瞬間接着剤が焦げるときの煙は強烈な刺激がありますから注意が必要です。瞬間接着剤が熱に弱いということも頭に置いておく必要があります。

 入院中にも例えばまだ立っているのがやっとという時に普通の浴槽のお風呂に入る、というようなのがありました。本当に入れるのか?どうするつもりなのか?と???だらけでしたが、いろいろな「裏技」があって、「なるほど!」と感心の連続でした。初めて普通のお風呂に入れた時は嬉しかったですね。工作というのはあれと似たような面があります。作者任せの部分が多いブラスキットではなおさらです。セオリー通りでなくてもうまく出来れば良いわけで、「難問」をクリヤー出来るとやはり良い気分になります。

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2008年3月24日 (月)

車端部分のディテール工作

 スハ33もおよその外観がだいぶ出来てきてこの先はディテール工作が中心です。今日は連結面回りのディテールを試行錯誤しながら進めました。旅客車のモデルは、少し前までは連結面に殆どディテールらしいものは無く、客車も例外ではありませんでした。でも最近は、プラ完成品などでも結構作りこんであるものがありますし、機関車とのバランスを考えると無視できない感じになってきました。

 フジモデルやタニカワのキットも例外ではなく、キットのままですと簡単なエンドビーム本体のパーツが入っているだけで、ディテールパーツは何も入っていません。そのあたりのディテールを追加するためのものとして出ているのがエコーモデルの「端梁パーツセット」です。

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 各系列に対応するよう、パーツの組み合わせで何種類か出ています。これにエアホースを付け足せば、連結面がかなりリアルになるというものですが、これを使うにあたっては注意すべき事柄があります。このパーツはタニカワやフジのキットを意識したものであるのは確かですが、特にどこのメーカー用というわけではないので、そのまま付けると不具合が生じる箇所も出てきます。特に連結器胴受けあたりは走行にも影響しますので注意します。通常カツミ製品などはR=650を通過できることを基準にしていますし、ポイントも6番を通過できないと一般的な線路で走れないということになってしまいます。さすがにカトーの一番小さいカーブやポイントは無理ですから、最初から考えないことにするとして、取りあえずケイディーの5番がすんなり取り付けられてストレス無く動く構造を基準にいじることにしました。胴受けの復心バネ部分はどうも首振りに支障しますから、外観が不自然にならないように気をつけて細工します。また、そのままですと車体が載らなくなるので、実車の写真を参考に当たる部分を削ったりします。

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 今まではあまり力を入れてなかった部分ですが、客車の製作を再開するに際して、ある程度パターン化したやり方を考えておきたいという狙いもあります。

 まだ途中ですが、スハ33ではキットのエンドビームにエコーのパーツを取り付ける方法をとってみました。胴受けは車体がかぶさる部分を削っていますが、ここはホロ枠が付くと目立たないので、作業の簡略化も考慮してのことです。

 早くも東北線の列車に欠かせない電気暖房のジャンパ栓受けが付きました。ケーブルも表現しますが、こうした部分はその車両の地域性を表現するのには有効だと思います。

 

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2008年3月20日 (木)

ディテール部品の取り付け

 丸屋根客車の組み立て手順の例として取り上げているスハ33ですが、特にスーパーディテールということでなく、完成品のブルトレなどとバランスの取れるようなノーマルディテールですから、票差しや手すりが付いたら車体の方はベンチレーターなどのソフトメタルパーツへと進みます。

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 キャンバス張りの屋根の場合、ベンチレーターと屋根本体は明確に色が異なりますから、別々に塗装してあとで接着という方法もありますが、今回は接着剤が経年で劣化してパーツが取れるのを予防する意味でハンダ付けしました。ご承知の通り、ソフトメタルは比較的低温で融け出しますから、それを利用してプラモデルで言うところの「焼き潰し」的なイメージで取り付けます。小手先には少量のハンダを先に取っておき、屋根裏からハンダ付けします。部品全体に熱が回ると一気にメルトダウンしますから、熱のかけ方には注意します。

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 取り付けた状態はこんな感じです。足を潰すだけでなく小手先につけたハンダで屋根に固着させるようにします。

 この方法は、走行中の脱線などで脱落することの多い床下機器などにも応用できます。

 だんだん余分なハンダが取れて完成イメージが見え始めました。あと割合追加ディテールが多いのはエンドビームあたりでしょうか。このあたりも75に引かれた客車の特徴的な部分を中心に再現しようと思います。

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2008年3月17日 (月)

キサゲと小物パーツの取り付け

 スハ33を引き続き進めています。ベース車がリベットのあるスハ32ですから、車体表面のハンダ付け作業の後にはその都度キサゲ刷毛でハンダを落としてやるようにしますから、このあたりなかなかペースが上がりません。今日はキサゲをやりながらデッキの手すりを取り付けました。

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 この手すりが無いことにはデッキ乗車が出来ませんね。走行中ドアを開けてステップに立ったりとかも良くやりました。今だったら国土交通省が何を言い出すか分かりませんが、70年代はその辺まだまだのんびりしたところがありました。

 並行して進行しているオハフ45、こちらは車内の仕切りの増設です。

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 キットには仕切り板が2枚しか入っていませんので、エコーの#2111などを用意して取り付けます。写真ではデッキと車掌室の間の仕切りを追加していますが、反対側も洗面所と客室の間のものを追加しています。

 極めて簡単なパーツですが、こういった部分に仕切りがあるとちょっと覗いた時の印象がずいぶん良くなります。

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 先日品切れになっていたTR47も再入荷しました。オハフ45ではこれを使用しましたがブレーキ回りの表現がこちらの方が繊細な感じです。113系のトイレみたいな形の窓に改造された洗面所の窓がゲテモノっぽさを出していますが、こういう美しくないものが編成にぽつりぽつりと紛れ込むことで客車の編成はリアルになってくるんですね。車掌室側の貫通扉は別途購入ですが、数種類出ているので、形状を選ぶことが出来ます。今回は昭和30年度製の軽量化車体のものということで、この時代以降の標準的な形状であるHゴム窓のものにしてみました。スハフ42などでもこのタイプに交換されているものはありました。完成品では原型の小窓のプレスドアになっているものが多いので、こんな風にちょっとひねってみるとバリエーションが簡単に増やせて編成としてのリアルさも増してきます。

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 ここのところいろいろな客車に手を出している理由は、例のED75に引かせるものを作るということだけでなく、入院中に補充が出来なかったパーツ類の確認という意味も含んでいます。KSやフジモデルの旅客車のキットを製作されている方が結構いらっしゃるので、基本的な追加パーツは置いておきたいところですが、パーツのメーカーが多岐に亘る上に、NゲージのようにきれいなカタログやHPがあるわけでもないので、入院中助っ人を買って出てくれたメンバーに頼むわけにも行かず、しばらく放置状態になっていました。実際の作業を通して在庫すべきパーツの再確認というわけです。

 順次パーツの方も増えてきましたので、お暇な時にでも覗いて見てください。

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2008年3月12日 (水)

ヘンなのがまた1つ・・・

 スハ33、キャンバス押さえや票差しなどを取り付けたので、ここで一度徹底したキサゲ作業を行います。ED75の時と同じで、ここで組み立ての不備な点などもチェックして手直しをします。

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 この車両にはリベットがありますから、いい加減にペーパーをかけたりするとリベットが消えてしまいますので、キサゲ刷毛、耐水ペーパーなどをこまめに使い分ける必要があります。

 ネットで編成ネタ探しをしていてこんなサイトを見つけました。

http://reingold.ld.infoseek.co.jp/index.html

 1970年代後半の客車編成ということで、東北線の普通列車も豊富に紹介されています。車体がブルー、茶色のどちらであるか、というのは貴重な記録だと思います。ここをみているととても既製の完成品だけでは対応しきれない旧型客車の奥深さが伝わってきます。見ていると完全に手が止まってしまうのですが、スハ40なんかもいいなあ、とかまた虫が騒ぎ出しました。従来からあるものに加えてもう1列車分作ろうというわけですから、従来のものと混結するのを前提に、比較的簡単に出来て既製品に無いものを選ぶのも面白そうです。

 実は、今スハ33と並行して、この間のオハフ45がスタートしています。

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 1955年に新製された鋼板屋根のグループですが、後年更新改造が行われて客窓がアルミサッシに、トイレの窓も近代的なものになった姿です。こういう中途半端な車は好きではなかったのですが、1両混ざっているだけで列車全体が俄然リアルな雰囲気になって来るから不思議です。もちろんこの車体を利用してスハフ42の更新車というのもアリですね。

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2008年3月11日 (火)

側面の雨どいが付きました

 前回に続いて今日はもう一方の面のシル・ヘッダーと両側の雨どいを取り付けました。

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 雨どいは、全長に亘るものだけに、指定の下端から27.5mmの位置にケガキを入れて、位置をきちっと出さないと編成を組んだ時に見苦しくなります。

 雨どいが付くと大体の感じが見えて来ますね。こういった細長いパーツの作業ポイントは、最初の位置あわせなのですが、右手にハンダゴテを持っているので、まだ動きの渋い左手で押さえなければなりませんが、だいぶ手が利くようになって来ました。場数を踏んでもう一度手に覚えさせるしかないようです。前回の機関車とはまた勝手の違う作業です。

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2008年3月10日 (月)

シル・ヘッダーの取り付け

 箱になった車体にシル・ヘッダーを取り付けました。このキットには洋白にエッチングでリベットを表現したものが入っています。

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 真鍮のものに比べて腰がありますので、波打ったりしにくく、作業性が非常に良い感じです。エッチング処理をされているので板厚が薄く、きれいにハンダ付けするのがなかなか難しい部分ですが、ストレスなくきれいに仕上げられると気分もノリノリになってきます。

 取りあえず片側ですが、こんな感じになりました。

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 取りあえず車両数を稼ぎたいところなので、あまり凝ったことはしないつもりですが、旅人の目線で見た客車の面白さを表現したいと思います。

 フジの客車シリーズには、例えばこんなものなんかもあります。

Ohafu45

 これは、オハフ45として出ているものですが、トイレ窓Hゴム化、側窓アルミ化の更新を受けたスタイルで、雨どいなどを復元すればスハフ42の更新改造車ということにも出来ますね。

 ドアパーツではこんなのもあります。

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 確かにこういうドアありましたね。43系あたりで見たと思いますが、洗面所の窓などとともに差し替えてやると列車の表情が一層リアルになると思います。

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2008年3月 6日 (木)

スハ33 床下機器の取り付け

 今日は床下機器の取り付けです。基本的な考え方として、同じ線路上に並ぶことの多いカツミ・エンドウの電車や気動車と違和感の無いもの、ということにしていますので、個別パーツのものを取り付け板にまとめたユニット式にしています。この方式ですとメンテナンスの時に簡単に床下機器を取り外せるというメリットがあります。

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 基本的にエコーモデルのパーツを使用しているので、床下取り付け板の取り付け穴は開けなおしています。ネットで拾ったスハ33の写真では、バッテリーボックスが35系以降の小さいタイプに交換されていたので、これは取り入れてみました。バッテリーボックスは戦後型の43系でも北海道のスハ45などはスハ32の原型と同じような大きいタイプのものがついていたりしますし、こういったパーツ一つで地域性や後天的な改造を表現できるのも客車の面白いところです。

 課題としては空気関係のパイピングをどうにかしたいというのがあります。他の方の作品を拝見しますと、たとえ簡単な表現でも、客車の場合、効果は絶大なものがあります。従来、カツミ・エンドウの気動車や電車にはパイピングが施されていないということでそれに合わせていた(言い訳)のですが、そろそろうまい方法を考えたいところです。

 床下取り付け穴の移設ついでにネジ穴のタップ切りもやっておきました。アングルの穴を始め、床板のエンドビーム取り付け穴、カプラーのネジ穴などは下穴だけですので、ネジを切る必要があります。

Pin

 M2.0×0.4のタップをピンバイスにくわえてグリグリという大雑把な方法ですが、1mm厚程度の床板に2mmのネジを切るくらいでしたらこれで十分対応できます。

 とりあえず組み立てた床下ユニットを取り付けてみました。パイピングを追加しようという場合には床下ユニットをはずして追加加工をすればOKです。

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 エコーの床下パーツ、車軸発電機にベルトの表現があるのは結構気に入っています。ED75・ED71などに引かせるということで、 簡素な床下ながら、オプションの電気暖房のトランス箱は取り付けてあります。

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2008年3月 5日 (水)

車体の大組み

 スハ33、車体の組み立てが進んでいます。今日は車体全体の形が姿を現しました。

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 前回、窓枠を取り付けた車体にまずアングルをつけます。説明書通りに裾から3mmの位置にケガキ線を引いてハンダ付けします。箱にしてからだとコテが届きにくい部分なども出ますので先にやってしまいます。

 次にデッキの仕切り板を取り付けます。これは特に問題になることはありません。 続いてドアを取り付けます。ドアはキットに入っているオリジナルのタイプではなく、この当時各形式で見られたHゴム窓の窓が大きいタイプ(フジモデル品番1111)にしてみました。

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 ドアステップもここでやっておくと位置合わせがやりやすいと思います。

 次にデッキ部分の組み立てですが、まず最初に屋根の絞り部分をハンダ付けします。

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 屋根のRと車体本体のRが合うように、また光が当たったときに屋根の中央のラインがまっすぐになるように位置を合わせます。1,2箇所仮止めして位置がOKであれば、継ぎ目部分にたっぷりハンダを流します。妻板を付けて、あとは鉄ヤスリや耐水ペーパーで継ぎ目がばれないように仕上げます。

 この部分はタニカワ、古くはピノチオのキットで丸屋根客車をおやりになった方であれば相当苦労されたはずですが、フジモデルの丸屋根客車はプレスの精度も良くすんなりときれいに仕上がります。

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 さて、今回は妻板のパーツがミスパーツでした。

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 テールの穴の開いた、スハフ32のものが入っていました。交換してもらうのも面倒なので、テールライトの穴を半田で埋めてそのまま使いました。

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 次に室内灯の金具と客室と便所の間の仕切りを付け足しました。室内灯は白熱灯でももちろん良いのですが、白色LEDのものを使用して、茶色い車体、ニス塗り車内ながら蛍光灯化された車内を再現するのも良いですね。客車は走行中に発電した電気をバッテリーにためて照明などに使うのですが、蛍光灯の方が少ないワット数でも明るいということで、蛍光灯改造は盛んに行われていました。先ほどのドアとともに良く見かけたパターンですが、模型では何故かあまり再現されていません。各個体ごとに異なった改造がされていたりするのが旧型客車の面白いところでもあります。

 さて、車体が箱になりましたので、レールに乗せて傾きなどをチェックしますが、センターピンがMP仕様ですから、床板の台車取り付け穴にエンドウ#5922付随台車マクラバリ2に入っている床板ワッシャーをハンダ付けして、台車を取り付けます。

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 まだシル・ヘッダーなどが付いていないのでのっぺりした感じですが、線路に載せて見ると、確かにこういうのあったなあ、という感じで自己満足に浸っています。

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2008年3月 4日 (火)

スハ33製作開始!

 スハ33の製作が始まりました。運転を主眼においていますから、いつものように雰囲気重視で行こうと思いますが、走行中の列車を見て「おや?」と思うことのある旧型客車ならではの雰囲気を出したいと思います。

 さて、実際の工程、まずは客席の窓枠から始めます。

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 単純にハンダ付けするだけなのですが、スハ32系の場合、1ボックスに窓が2ケということで、窓の個数から行くと通常の倍ということになります。そのために窓枠の部品がどうしてもロールペーパーの巻き癖のように反ってしまいがちです。数箇所を点付けしただけでは車体と窓枠の間が不自然に開いて来る箇所も出ますので、上の写真のようにぴったりと密着させながら上辺と下辺全体にハンダを流すようにします。

 窓が多いので、開口部と窓枠をきれいに合わせるのが大変ですね。

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 さて、この車両のポイントである台車ですが、実車がTR40Bですので、TR47を利用します。日光モデルのものが枕バネやブレーキ周りの表現がシャープでよいのですが、目下品切れ中のようですので、今回はエンドウのものを使用することにしました。この場合ボルスターがMPギア規格のものになりますので、床板のセンターピン部分を改造する必要が出てきます。

Tr47

 軸受けにもメタルが入って、走行性能は文句なしです。ディテール的には昔のブリキのスハ43の時のものですから、やや物足りない感じですが、エンドウ・カツミは旧型客車は殆どやりませんから、常時手に入るということだけでもよしとしなければいけないのかもしれませんね。

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2008年3月 3日 (月)

スハ33の製作

 退院以来製作を続けていたED75も客車を牽引してスムーズに走ることが確認されました。あとは線路上に並んだ他の車両と比べておかしい部分などを修正することになりますが、機関車も増えたことですし、もう1列車分くらい客車も欲しいというのも確かです。とりあえず試運転に使った編成の一部を差し替えて変化がつけられるようにということで、何両か追加して見ることにしました。

 旧型客車の場合、プラ製品のように同一形状の車両がたくさんつながっているということはまずありませんでした。ブラスの客車キットに関して言えば、ドアやトイレ窓枠などに変化がつけられるようにオプションのパーツがいろいろ出ていますから、これを活用することで様々なバリエーションを作ることが出来ます。また、台車も様々な種類が出ていますし、車体のメーカーと台車のメーカーが異なっていても特に問題なく使用できますから、台車振り替えによって発生した形式なども容易に製作することが出来ます。

 今回は、ED71・ED75が活躍した東北本線の交流区間南部の郡山や福島に割合まとまっていたスハ33(2代目)を作って見たいと思います。この形式は大きく2つに分類され、1つは、スロ54の冷房改造及びスロネ30・スロ53の荷物車改造に際して自重増加をさけるためにスハ32のTR23とTR40Bを交換して出来た0番台、もう一つはオハネ17の電気暖房改造に際してやはり自重増加を避けるためにTR47と台車を交換した1000番台です。スハ33で電気暖房改造(原番号+2000)になったのは0番代のみなので、当然今回は前者ということになります。

 TR40でもBということで、形状的にはTR47に近いタイプということで、模型的にはTR47をそのまま使って問題ないと思います。あとはいつものようにスーパーディテールではないけれど、客車列車の旅の雰囲気が伝わってくるものを目指そうと思います。台車の変更だけでなく、良く見かけたドアがHゴムのものに交換されていたり、蓄電池箱が小さいタイプになっていたりするものなんかも面白いと思います。(こういうバリエーション、完成品ではまず出てきませんね)従って、特定ナンバーではなく、当時の客車のエッセンスをちりばめたものとして、番号は郡山・福島あたりのものから適宜拾うということにしたいと思います。

 当雑談室ではまだやっていない丸屋根客車ですので、実際の手順についてもなるべくご紹介していきたいと思います。

 まずは車体を用意します。今回はフジモデルのスハ32丸屋根タイプを使います。丸屋根のスハ32ということであればタニカワという選択もあるかもしれませんが、あちらは屋根端部の絞りパーツの合いが非常に悪いので、これからおやりになるということであればフジのものをお勧めしたいと思います。

Suha32

 これがスハ32の車体キット(7350円)です。車体キットですから、台車や床下機器などは別途購入ですが、このようにイタズラしようという場合には無駄が出ないというメリットがあります。

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 取り説はこれだけですが、良く見るとここには大事な情報が出ています。アングルや雨どいの取り付け位置は目検討でやると編成を組んだ時に凸凹になることがありますから、ここに示された寸法をきちんと出すというのがポイントになってきます。

 その他、製作にかかる前に、室内灯を入れるのか、座席をつけるのか、といったことも決めておきます。およそのイメージが出来たらさっそく製作開始です。2枚目の部品表でキットの部品構成をチェックします。

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