2017年6月29日 (木)

HE車調整の続き

 停止することもなく、走るようになったHE車ですが、よく見ているとまだ瞬間的に短絡している気配がありました。台車枠と絶縁車輪の接触など、思い当たる部分は全部潰したつもりだったのですが、どうもすっきりしません。

 取りあえずガラスケースに並べておいたのですが、おかしなことに気付きました。

He1


 もうほぼ調整が出来たと思っていたM1車の台車枠、1枚だけ大きく「へ」の字型になっているではありませんか!真横から見て初めて気が付きました。まさかこんなに大胆に反っているとは想像もしませんでした。

 ロストワックス製ということでそんなに硬くはありませんから、プライヤーで強引に直します。

He2

 絶縁車輪と台車枠の接触をチェックして、塗料の剥がれた部分を修正します。

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 再び編成にして走らせてみると、今度こそ完璧でした。

 これで、手につかなかったHゴムの修整など、最終的な仕上げに進む気になれそうです。難問が片付いたようなので、ここでMPギアを使用した場合の恒例で、1時間程度連続走行をさせて、調子を出します。かつて小田急線の主力をなしたHE車らしい走りを、ようやく得ることが出来そうです。

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2017年6月24日 (土)

M2車の床下は

 引き続き走行調整とまとめの作業が続くHE車、問題のM2車の床下はこんな感じでまとめてみました。組み込み途中の画像なので、デコボコしていますが、およそのイメージは掴めるかと思います。

Hu

 高さ調整中なので、全体が低すぎますが、海側です。断流器がシノハラの東急3450用の他は、モデルワムの長電新OSカー用のものを適宜並べてあります。

Hy

 山側です。こちらも新OSカーの抵抗器がメインです。このタイプの抵抗器、使用事例は多いのですが、パーツとしての単品販売がなく、調達には苦労します。いろいろ調べてみるとこの抵抗器、自然通風式のようですが、実は裏側にファンがあって半強制通風式だったそうです。夏場など、床下から上がって来る熱気には閉口したものです。HE車とは「ヒーター車」の略かと揶揄されたこともあったようです。実質的な後継車の5000形では完全なパッケージタイプになりましたが。「NHE車」2600形は、MT比が1:1なのを別にすれば、回生制動車でもあり、このHE2400形とはかなり異質の存在でした。今は床下から熱気が上って来る電車というのも殆ど見なくなりましたが。

 走行調整の方も、微細な短絡に悩まされていましたが、対応策を発見出来て、ほぼ潰せたようです。

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2017年6月23日 (金)

新パーツ登場で早くも改修

 「切断不可」となっているエンドウ室内灯に寸法違いのものが出来て、都合3種類になりました。一番短い171mmのものをHE車のクハにあてがってみると、どうやら使えそうです。

He1

 プリズム方式のユニットライトBでは、プリズムを切断することで、極端に短いクハ車に対応できていたのですが、いかんせん明るさの違いが歴然としていました。

He2

 最初に取り付けたユニットライトBです。

 ということで、早速クハ車もエンドウ室内灯に交換してみました。

He3

He4

 4両とも均質な明るさになって、全体で見た感じも自然なものになりました。

 エンドウ室内灯のラインナップ、小田急線に当てはめてみると、220mmのものは2600形以降の大型車、188mmのものは、2200形などのABFMやABF車、171mmのものはHE車のクハやHB車ですがSEやNSEのような連節車のロマンスカー中間車には長すぎるようです。

 HE車は、走行が良くなって来たので、後は後半2両の細部の色差しや修整です。

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2017年6月18日 (日)

内装の取り付け

 一応走るようになったので、室内灯と座席を取り付けました。

He1_2

 この後、細部の色差しなどを行います。

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2017年6月17日 (土)

HE車まとめの続き

 HE車、M2車と併せて総まとめの続きです。

He0

 引き続き走行調整を行います。短絡の原因は結構調べて潰したつもりでしたが、まだ微細な短絡が発生していたのでさらに調べましたが、ロスト台車では宿命的な歪みに起因しているものもあったようなので、最後は大胆にプライヤーで捻るなどして、ほぼ完全な走りを得ることが出来たようです。ロスト台車では付いて回る苦労ですが・・・。

He1

 並行して内装作業です。旧フクシマ製を引き継いだIMONのロングシートを使います。袖板は類似形状のものを接着します。細かく塗り分けて取り付けると、照明を入れた時の効果が絶大です。

He2

 M2の動力部分もウエイトを取り付けて、正式な完成状態にします。外観を意識して、小さめのMPウエイトFですが、車内のロングシートがソフトメタル製なので、重量をカバーしてくれます。さすがに、この手の動力化改造は、気動車で何両もやっているので、この部分でのトラブルは皆無でした。

 M2車の座席と照明の取り付け、小田原方2両のナンバーリングなどが残る作業です。

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2017年6月16日 (金)

基本的な走行の調整

 ついに4両編成になったHE車ですが、後から製作したM2車がレイアウトの特定の場所で短絡して停止するという事象が発生しました。先ず思い浮かぶのは、ロスト台車なので、絶縁車輪とブレーキシューの接触ですが、怪しい個所を全部修正しても解決しません。いろいろやっているうちに、床下機器がその箇所でレールに接触しているのを発見しました。ユニット式にして、床にネジ止めしてあるのですが、車内側でアングルとの干渉を避けるために、短めのネジを使ったのがまずかったようです。床への食いつきが弱く、振動で緩んでネジが外れたようです。長いビスに交換して、車内側に出っ張った部分は現物合わせで削ることで対応してみました。

He1

 これで特定の個所で停止することもなくなりました。やれやれ・・・。勝手に動力車化したわけですが、トラブルは大体そんなものですね。最大の問題が解決したので、この後は本格的な慣らし走行と合わせてM2車の照明と内装の取り付けです。線路脇にケイディーのグリーセムのチューブが転がっていますが、HE車の中間部で使っているエースカプラー2で使用する実験を行っています。

He2

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2017年6月15日 (木)

HE車ついに4両編成になりました

 正月明けから始めたHE車、M2車の内装などがまだですが、動力部分が出来たので、試運転をすべく店レイアウトに搬入しました。

He1

He2


 初めて4両編成になりました。そうそう、こんな感じの電車でしたね。小田急線ユーザー的には狭いし、混むし、掴まるところはないし、暑いし、フラットだらけの車輪でうるさいしと、皆さん良い印象は持っていないのですが、模型的にみると長いのと短いのが混ざっているし、全長もそれほど長くないので、面白い題材だとは思います。

 この後M2車の内装や照明の取り付けと並行して編成としての走行調整を行います。

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2017年6月14日 (水)

まとめの作業

 HE車、最後のM2車のまとめ作業に入ります。細部の色差や窓ガラスを入れて、床下機器を取り付けてみます。

Umi

 海側です。

Yama

 こちらは山側です。細部の色入れがまだですが、キットの、どう見ても京成電車の流用品よりは良いかな。という感じです。雰囲気は出せたとは思います。

He1

 残るは内装関係です。このあと、4両試運転と並行して進めます。

 ここまで、予想通り半年掛かっています。





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2017年6月13日 (火)

M2車通電試験

 キットではM2を動力車にすることになっていたのですが、2M2T化するために、動力車用の床板はM1車で使ってしまいました。M2車はT車仕様をMP動力対応に改造する形になりました。雨降りですが、問題なく出来る作業が続きます。

He1

 ジョイントを連結して、

He2

 配線をハンダ付けして、

He3

 レールに乗せて通電します。良い感じで走りました。毎度の泥縄式改造なので、ウエイトはこの後床下機器を取り付けてから、適当なものをチョイスして、現物合わせで削って取り付けます。

 正月明けにスタートしたHE車もようやくまとめに入ります。よく分からないキットでしたが、独断と偏見で選んだ手直し用パーツも大きく外れることなく、全体的に割とコンスタントに進行出来た感があります。

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2017年6月12日 (月)

M2車床下機器の製作

 難題のM2車の床下機器を作ります。

He0

 キットに入っていたものはこのような感じで、どう見てもHE車どころか、小田急の床下に見えません。京成電車あたりの流用に見えます。使いようがないので、「京成風?」としてネットオークションに100円で投げたら、そこそこの値段で引き取ってもらえました。「床下機器付」と言われても、出鱈目なものが入っていては困りますね。もちろん値段のうちですし・・・。

 で、実車の写真を参考に、工作室にあった余り部品や、モデルワムの長野電鉄新OSカーの床下機器を使ってこんな感じのものを作ってみました。

He1


 完璧ではありませんが、キットに入っていたのよりはマシだと思います。MPギア標準のユニット式にまとめてあるので、完璧なパーツを見つけた時はユニットごと新規に作って取り換えてしまえば良いわけです。主抵抗器は、新OSカーのものを糸鋸で切断してHE車に見えるように並べ直してあります。ロスト製なので、このような場合ハンダ付け出来るのがとても有難いです。断流器は部品箱に放置されていた、シノハラの東急デハ3450用のものですが、形態がかなり近いので採用しました。

 ロストパーツが多いものの、工作内容自体は昔のペーパーキットと大して変わりません。まあまあ似たようなパーツがそこそこ出て来るようになったのは、時の流れかな、という感じがします。昔は私鉄車両の専用パーツなど皆無でしたね。

 かくして、夏は主抵抗器の熱が酷く、HE車とはヒーター車のことか、と言われたあの雰囲気は表現出来たようです。実は裏側にファンがあって、半強制通風だったのだとか。HE車事実上の後継形式になる5000形では、パッケージタイプの完全な強制通風式になりましたが。今の小田急線は、8000形初期更新の8251×6、8255×6と、LSE7000形2本以外は全部VVVFになりました。

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