2018年5月18日 (金)

室内灯のテスト

 何かと問題の多い奄美屋のHE車、新宿方先頭車のライトもLED化してしまいます。

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 明るく光るのはもちろんですが、HE車は先頭車が短いこともあって、車内の配線がかなり目障りでした。これで一連の小田急通勤車のライトは全てLED化されました。

 このクハ車では、新たにシーダー製の室内灯を試用してみました。

Mc1


 エンドウのものと比べて幅がかなり狭く、モニター屋根の中に取り付けて明かり窓が光るようにすることも可能だそうです。色は、電球色、白色、昼白色の3種類があります。今回は白色を使ってみましたが、青みが強いので昼白色の方が自然な蛍光灯の色になりそうな気がしました。でも、以前の小田急、こんな感じの寒々しい色合いの蛍光灯だった時代もありましたから、これは当面そのままにしておきます。他に、チラツキ防止回路が組み込まれているものもあるようですので、追ってテストしてみようと思います。

 また、この製品は「エンドウ室内灯」と違って、切断OKですから、HEのクハ車のように車長が短いものに使用する場合にも困りません。特徴を掴めば結構面白い使い方も出来そうです。

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2018年5月 4日 (金)

その後のHE車

 2200形の製作が進行して、ブツ6+HE車の10両急行も現実味を帯びてきているので、HE車の調整も進めています。

He2

 特にポイントを通過する時に短絡が発生していたのですが、この原因が意外にもクハ車の台車でした。台車はオリジナルのロスト製で一応「クハ用」と「デハ用」となっていましたが、実態は同じもので軸穴がピボットかプレーンかの違いでした。

 この電車の大きな特徴は、デハ車の車輪がφ910、クハ車の車輪がφ762ということで、模型でもそれぞれφ11.5、φ9.5ということになります。実車では双方の台車も似たようなシルエットでありながら、クハ用は一回り小さく、車輪径の違いに対応して軸バネの長さも異なっていました。台車の形式も、デハ車がFS330、クハ車がFS30となっていました。

 取りあえず説明書の文言に沿って、クハにはφ9.5の車輪を入れてあったのですが、これでは台車枠が下がり過ぎて、特に転轍器の付近ではレールに接触して短絡するわけです。カツミ製品ではその辺もきちんと作り分けられていたと思いますが、直営店限定の台車ももう手に入らないでしょうし、取りあえずφ10.5の車輪に交換して解決しました。電動車はφ11.5なので、気持ちだけですが車輪径の差を付けることが出来ました。

 似たような形状の台車が他に全くないので、作ってくれるのは有り難いですが、そこまでやるならクハ用のものもきちんと作って欲しかったですね。まあ、このメーカーらしいと言えばらしい話ですが、結構いい値段しますから・・・。床下機器も、似ても似つかない京成電車の流用と思える東洋電機タイプのものが入っていました。管理人は、ネットオークションで比較的安価に捕獲したので、モデルワムの、同じ三菱製の長野電鉄新OSカー用などを使用して、適当に料理しましたが・・・。

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 取りあえず、まともに走るようになったので、次は前頭部の連結器です。最近エンドウの密着連結器をお買い求めの方は気付いているかもしれませんが、取付穴の周囲がヤスられています。これは、そのまま付属の段付きネジで取り付けるときつ過ぎてスムーズに首を振らないからなのです。FM併結試運転では、連結器とともにネジも首を振って、最後には連結器がすっぽ抜けるという事象が発生しました。電連付きのものは削られていませんが同様です。ダミーカプラーの代用的な使い方では問題ないのですが、様々な組み合わせで併結する小田急では大問題です。先頭台車が動力台車の2200形の復元バネとともに、こちらもスムーズに動くようにしておきました。

 超満員の湯本急行とか、あまり良い思い出のない車型ですから手間をかけたくないというのもあるのですが、全29編成ということで一時期の小田急の主役でしたから、ちゃんと走ってもらう必要はありますね。

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 しばらくこの変則6両で走らせて、問題がないかを確認します。ネジの緩みとかは、ある程度走らせないと分からないので。

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2017年8月10日 (木)

HE車ひとまず完成

 年明けから続いていたHE車ですが、最後まで残った2両目と3両目の連結時の段差が解消しました。

He1

 カトーのヘロヘロ線路なので走行させると揺れますが、全体としては合格レベルになりました。最後は台車の締め付け具合という、思いもよらない箇所が原因でした。

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 屋上配管が一切無視されていたキットでしたが、ネットで寸法が割り出せる跨線橋から撮った写真が出て来たのはラッキーでした。

He3


 散々悩まされた、デハ車の台車での短絡によるギクシャクも解消して、MPギヤならではの静かで安定した走りを得ることが出来ました。中間車は2両とも動力車で、実車同様の2M2Tになっています。

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 これでようやく、店レイアウトのデモ用電車に小田急の通勤電車が加わることになりました。実際に乗っていた人間には良い思い出のない電車ですが、短い先頭車と長い中間車、そして編成全長は手ごろな長さと、模型的には面白いネタです。まあ、今の小田急線はJRのコピーみたいなステンレス車が主力で、ネタ的には古いですが、小田急らしさのある電車ということで、事例サンプルとして使っていこうと思います。

 まだ弄りたい部分はありますが、基本的にやろうとしたことは出来たようなので、ひとまず完成ということにします。

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2017年7月31日 (月)

その後のHE車

 一応きちんと走るようになったHE車、その後も気になる部分の手直しや部品の追加を行っています。

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 M2車に付く主制御器は、キットのものが似ても似つかなかったので、モデルワムの長電新OSカー用のものに代えたのですが、取り付け台が大きすぎる分、レールに接触しそうなのと、HE車の主制御器の雰囲気とは取り付けた時の感じがずいぶん異なってしまいました。そこで、一旦取り外して、取り付け台の部分を削って付け直してみました。これでだいぶ雰囲気が変わりましたし、レールに接触することもなくなりました。

He2

 残っていたTc2車の乗務員ステップを取り付けます。これは、キットのものを使わずにエンドウのものをネジ止めしました。

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 走らせてみると、主制御器の接触と思われた異音も解消して、より気持ちよく走ってくれるようになりました。店レイアウトでは、曲線部にカント付きのレールを使用しているので、その分調整が面倒になっているのも確かですが。

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2017年7月16日 (日)

その後のHE車

 HE車、その後も塗りの乱れの修整や車体の傾き調整などを行って、編成全体できれいに見えるようにする作業を行っています。

He1

 小田原方Tc2にもワイパーが付きました。車体の傾き調整を行ったので、走行中も編成全体がきれいに見えるようになってきました。手作り品なので、どうしても誤差が出るのですが、この辺は丁寧に潰して行くしかありません。

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 固定編成ですから、真横から見た時もきれいに見えるように仕上げます。当初頻発していた走行中の短絡も解消されて、スムーズな走行になってきています。

 最後のまとめも、客車とは違うものが求められます。

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2017年7月 2日 (日)

ライトレンズ

 ようやく編成としての走行も落ち着いたので、細部の手直しと色差しの続きにかかれます。まずはライトレンズの色入れ、従来クリアーイエローを使用してまずまずの雰囲気だったのですが、これに一滴クリアーグリーンを加えると良い感じになるという話が出ましたので、試してみました。

He1

 写真には写りにくいのですが、消灯状態では従来より緑がかって、良い感じです。

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 点灯させると、特にグリーンが強調されるわけでもなく自然な感じになって、これは成功です。ライトは他の車形と併結することを考えて消灯スイッチを設置してあります。

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 どうにか完璧に走れるようになりましたので、この後は乱れたままのHゴム色差しの修整や尾灯の光漏れといった部分の手直しをします。このような作業はちゃんと走ってくれないとやる気が起きないのですが、走るようになればやろうと思うものです。

 この編成は、今回初めて全車エンドウの新しい室内灯を取り付けましたので、これの使用事例サンプルということで、店レイアウトに置いておくことにします。

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2017年6月30日 (金)

車番を入れます

 ほぼ問題なく走るようになったので、細部の手直しと並行して車番を入れます。

He1

 番号は、2555×4の編成、すなわち新宿方からクハ2555-デハ2505-デハ2506-クハ2556としました。2400形なのに2500番台なのは、高度成長時代で、乗客が右肩上がりに増え、増備を重ねた結果、番号が溢れたことによります。2400形はデハ2400とクハ2450の2形式で構成されていて、トップナンバーは新宿方からクハ2451-デハ2401-デハ2402-クハ2452となっていました。従って25本まで来るとパンクするわけですが、その25本目はクハ2499-デハ2449-デハ2400-クハ2450となって、小田原方の2両は旧型国電で言うとトップナンバーのずばり形式の数字になりました。さらに増備が進んで、次はクハ2551-デハ2501-デハ2502-クハ2552となり、最終的に2557×4までの29編成が製造されました。

 2555×4にしたのは、店にこんなものがあるからです。

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 以前、海老名基地でのイベントで捕獲したHE車のカットナンバーです。その後裏面のアスベストが問題になって、この手のものは販売されなくなりました。後になって小田急が回収して返金するか、アスベストを除去するかという話になったのですが、ある意味貴重品なのでアスベストの除去をお願いし、ついでに表面の塗装が傷んでいたのも直してもらえることになりました。あまり良い思い出のないHE車ですが、これはこれで取っておく価値はあるかな、ということです。

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 キットに入っていたインレタは、光沢のないマット銀、しかも文字が大きすぎるので、以前ご紹介したくろま屋のものを使いました。実物を見ればお分かりのように、マット銀ではなく、光沢のあるメタリック銀です。小田急用として汎用なので、沿線のお客さまには好評です。

 最後のまとめ作業は、こんな調子でまったりと進みます。謎っぽいキットですが、沿線ということで同じものをお買い上げいただいたお客さまもいらっしゃいますから、多少なりとも参考になれば、と思います。

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2017年6月29日 (木)

HE車調整の続き

 停止することもなく、走るようになったHE車ですが、よく見ているとまだ瞬間的に短絡している気配がありました。台車枠と絶縁車輪の接触など、思い当たる部分は全部潰したつもりだったのですが、どうもすっきりしません。

 取りあえずガラスケースに並べておいたのですが、おかしなことに気付きました。

He1


 もうほぼ調整が出来たと思っていたM1車の台車枠、1枚だけ大きく「へ」の字型になっているではありませんか!真横から見て初めて気が付きました。まさかこんなに大胆に反っているとは想像もしませんでした。

 ロストワックス製ということでそんなに硬くはありませんから、プライヤーで強引に直します。

He2

 絶縁車輪と台車枠の接触をチェックして、塗料の剥がれた部分を修正します。

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 再び編成にして走らせてみると、今度こそ完璧でした。

 これで、手につかなかったHゴムの修整など、最終的な仕上げに進む気になれそうです。難問が片付いたようなので、ここでMPギアを使用した場合の恒例で、1時間程度連続走行をさせて、調子を出します。かつて小田急線の主力をなしたHE車らしい走りを、ようやく得ることが出来そうです。

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2017年6月24日 (土)

M2車の床下は

 引き続き走行調整とまとめの作業が続くHE車、問題のM2車の床下はこんな感じでまとめてみました。組み込み途中の画像なので、デコボコしていますが、およそのイメージは掴めるかと思います。

Hu

 高さ調整中なので、全体が低すぎますが、海側です。断流器がシノハラの東急3450用の他は、モデルワムの長電新OSカー用のものを適宜並べてあります。

Hy

 山側です。こちらも新OSカーの抵抗器がメインです。このタイプの抵抗器、使用事例は多いのですが、パーツとしての単品販売がなく、調達には苦労します。いろいろ調べてみるとこの抵抗器、自然通風式のようですが、実は裏側にファンがあって半強制通風式だったそうです。夏場など、床下から上がって来る熱気には閉口したものです。HE車とは「ヒーター車」の略かと揶揄されたこともあったようです。実質的な後継車の5000形では完全なパッケージタイプになりましたが。「NHE車」2600形は、MT比が1:1なのを別にすれば、回生制動車でもあり、このHE2400形とはかなり異質の存在でした。今は床下から熱気が上って来る電車というのも殆ど見なくなりましたが。

 走行調整の方も、微細な短絡に悩まされていましたが、対応策を発見出来て、ほぼ潰せたようです。

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2017年6月23日 (金)

新パーツ登場で早くも改修

 「切断不可」となっているエンドウ室内灯に寸法違いのものが出来て、都合3種類になりました。一番短い171mmのものをHE車のクハにあてがってみると、どうやら使えそうです。

He1

 プリズム方式のユニットライトBでは、プリズムを切断することで、極端に短いクハ車に対応できていたのですが、いかんせん明るさの違いが歴然としていました。

He2

 最初に取り付けたユニットライトBです。

 ということで、早速クハ車もエンドウ室内灯に交換してみました。

He3

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 4両とも均質な明るさになって、全体で見た感じも自然なものになりました。

 エンドウ室内灯のラインナップ、小田急線に当てはめてみると、220mmのものは2600形以降の大型車、188mmのものは、2200形などのABFMやABF車、171mmのものはHE車のクハやHB車ですがSEやNSEのような連節車のロマンスカー中間車には長すぎるようです。

 HE車は、走行が良くなって来たので、後は後半2両の細部の色差しや修整です。

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