引き続き塗装
春一番でやや風が強かったものの好天で、気温もそこそこ上がったので塗装を続けました。
アオガエルの車体色、時代によって微妙に変化していますが、今回は’80年代前半に目蒲線にやって来たトップナンバーという設定なので、濃い目の色調ということになります。東急グリーンの塗料、思い付くのはマッハとGMですが、マッハのものはアオガエル初期の比較的薄い色合いなので、GMスプレーを使用しました。
車体色は1色ですが、模型は上から見ることが多いので、屋根上の塗分けに拘ってみます。アオガエルの屋根、基本的には明るめのライトグレーに塗装されていて、パンタグラフの周辺のみ絶縁屋根布が張られていました。屋根布の部分をダークグレーにして、それを表現しました。ウエザリングを施す場合、この時代のアオガエルはカーボンスライダーを使用していたので、気動車のような黒の汚れがメインになりますね。他の部分は、屋根とベンチレーターが同色に塗られていました。完成品では屋根とベンチレーターを塗り分けて色の差をつけていますが、これは間違いです。雨どいを撤去した後は、パンタ周りに屋根用のザラザラの絶縁塗料を塗っていたかと思いますが、その時は屋根全体が明るいライトグレー一色だったかと記憶しています。
取りあえず一通り吹いてマスキングを剥がした状態なので、吹込みもありますがこの後修正します。正面のHゴム、胴受やエアホースなどの色差しも一緒に行います。
床に被せて線路に載せてみます。大窓ドア、車体色のサッシなど、初期更新の原形に近いスタイルが表現出来ました。付け足した戸袋窓のユニットサッシ風の縁取りも違和感なく仕上がって、取りあえず成功です。
こちらは25年前の初版のキットを、’70年代終盤の東横線バージョンとして組んだものですが、アルミサッシと小窓のドアでずいぶん印象が違います。これも合間に動力や照明などを現代水準に更新中です。
GMスプレーというのはプラ用塗料なので弱いと思われますが、時間の経過とともに強固に食いつくので、25年経ってもこんな感じですね。色合いが良いので、昔から愛用しています。
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