« 2020年12月 | トップページ | 2021年2月 »

2021年1月31日 (日)

前面周りのディテールパーツ取付

 前面周りのロスト製ディテールパーツの取付です。初版と比べて追加されたものもあります。

11_20210131233701

 先ずは旧版にもあった胴受とエアホースをネジ止めします。

12_20210131233801

 新規に追加されたATS受電器と手ブレーキテコです。これらもネジ止めすることになっていますが、今回の作例で初版の前頭部を使用しているので、ネジ穴がありません。ネジ止めにする必要性も薄そうですし、面倒なのでハンダ付けしようかとも思います。周囲のパーツとの関わりも考えて思考中です。他社品に刺激されて付け足した感の強いパーツですね。

 

| | コメント (0)

2021年1月30日 (土)

手摺類の取付

 エンドウの東急旧5000系、1両目のデハ車のディテール工作を続けます。

1_20210131165301

 乗務員室周りの手すりを取り付けます。手摺はφ0.4の真鍮線を曲げて作りますが、ここでもタミヤのエッチングベンダーが活躍します。

2_20210131165501

 前面の手掛けなども取り付けます。尾灯上の足掛けは取付穴をボーリングするドリルを折って品切れになったので、ドリルが届いてからにします。

3_20210131165801

 更新後の避雷器は、この辺が近いようなので、これを使うことにしました。

 比較的あっさりしているように見える電車ですが、箱になった後につけるパーツは意外と多いですね。

 

| | コメント (0)

2021年1月29日 (金)

小パーツの取付

 キサゲをしながらディテールの続きです。

Dsc00239

 新版では側灯が追加されています。近年の「エンドウ標準」ともいえる挽物パーツですが。他社から安価でレンズ付きのも出ていますが、取りあえずキットのものを取り付けておきました。

2_20210129222201

 あと、乗務員扉上の水切りと乗務員ドアステップを取り付けておきます。乗務員ドアステップも網目入りです。

 乗務員扉脇の手すりや屋上への足掛けを取り付ければ車体回りのハンダ付けはほぼ終わりのはずです。避雷器は更新後の小さいタイプにしますが、国鉄形でそっくりなものがあったと思います。奇数車助士側窓下のジャンパー栓受はあるものとないものがあったようで、資料写真を見るとトップナンバーの目蒲線時代には付いていないので、このままにしておきます。

 この時代の電車、余計なものが付いていないので基本的な形が出来ると案外早く完成に持ち込めたりします。

 

 

| | コメント (0)

2021年1月28日 (木)

緊急事態宣言中の営業について

 現在、新型コロナ感染に関わる緊急事態宣言が発出されています。今の状況ですと、当初の予定通り解除される可能性が低くなっているようです。神奈川県も東京ほど酷くはないものの、感染者は急増しています。当店のような業態ですと、どうしてもお客さまの滞在時間が長くなりがちです。従いまして、緊急事態宣言中は実店舗の営業は休止させていただきネット支店などの通販営業のみを行っております。

 ネット支店に於きましては、緊急事態宣言中は税込み5,000円以上お買い上げで送料サービスとさせていただいております。それ以下の場合も、小部品類など全国330円均一で宅急便速度で到着するヤマトネコポス便での発送を行っております。私鉄の電車ひと駅分の往復運賃程度ですし、ガソリン代などと比べても割安です。県西地域でもこのところ感染数がかなり増えておりますので、引き続き非接触で安全なネット支店のご利用をお願いいたします。なお、ネット支店は現在、15時ころまでにいただいたご注文は、在庫がある場合当日中の出荷で対応しております。

 さて、この緊急事態期間中に良く出るもの、意外とこういうものだったりします。

Dsc00236

 加熱せずに自在に曲面ガラスが出来ると透明シートです。

Iimg519x3891610601982oivufw2856201

 ELや113系のようなものはもとより、こんな形のものも簡単に出来てしまいます。平滑度が高く、薄いので側窓に使用しても非常にすっきりしたものが出来ます。日曜日の巣ごもり軽工作で、お手持ちの車両のイメージアップなどいかがでしょうか?

Dsc00237

Dsc00238_20210128160701

 他にも、実感と機能が両立したIMON製密着連結器やモデルシーダーのライト類や室内灯なども人気です。いずれも簡単な工作で各社の製品に取り付けられます。比較的新しい製品ですし、部品だけ見てもなかなか分かりにくいのですが、一度使ってみると全部取り換えたくなってくるはずです。

 日曜日の巣ごもり軽工作に是非どうぞ!

 あと、これは掘り出し物かな?というものを一つ。

Iimg519x3891611732226bigjyv7040

Iimg519x3891611732211of2nol6576

Iimg519x3891611732219evkt1e6004

 中央線のクモニ83800、側窓がカド丸のものです。しばらくやっていなかったと思うのですが、今回仕入先で発見しました。このところ、この手の荷電は生地完成ボディーばかりでした。側窓カド丸のものも今は他からは出ていなかったような、ということで入れておきました。ネット支店に登録してありますので、中央線がお好きな方、いかがでしょうか。緊急事態期間中は送料サービスになります。今回、1本のみですので、売り切れの際は悪しからず、ということでお願いしたいと思います。

 

 

| | コメント (0)

2021年1月27日 (水)

ディテールの取付

 戸袋窓の改造が出来たので、続いてディテール部品の取付です。先ずは大きいものからということでベンチレーターとドアステップを取り付けます。

1_20210127234401

 ドアステップは今回から滑り止め表現が付きました。

2_20210127234601

 作例ではプロトタイプの関係で、旧版のHゴム無しのドアを新版の仕様に合わせて改造していますが、ドアステップは問題なく取り付けることが出来ました。

 ここまで来ると、後は手摺とかよじ登りステップくらいですね。前頭部も旧版なので、今回追加されたATS車上子などの取付は後で考えます。

| | コメント (0)

2021年1月26日 (火)

戸袋窓の改造完了

 戸袋窓に窓更新時に付いたユニット窓風の縁取りを付ける改造の続きです。

1_20210126202901

 0.8または0.5mm幅の洋白帯板で作った縁をこのように点付けで取り付けます。四辺全部付いて歪みがなければ全体にハンダを流します。最後にやすりでプレス表現の他の窓のものと同じように見えるように仕上げます。

2_20210126203301

 どうにか、反対側も全部出来ました。

3_20210126203401

 ざっと削った状態ですが、こんな感じです。

4_202101262035015_20210126203601

 本来ならやらなくて良い作業なので、気分がノッて来ませんがフェイクなものにしたくないので、気合を入れて進めました。あと2両ありますが・・・。

 今回の大窓ドアのキットは、Hゴムドアということなので、5015・5016以降のものということになります。側窓の更新は5011以降ではアルミサッシになったので、スチールサッシのままでHゴム付きの大窓ドアで更新されたものはなかったということになります。作例では前面と側扉を初版のものと入れ替えていますが、新版では大窓ドアのものはスチールサッシの上に前面もHゴム窓、サボ付ですから、側窓のユニットサッシ風の縁取りを入れなければ、5015以降の新造時の姿になったわけです。初版では基本的に5031以降の更新車体ということで、選択パーツの大窓ドアにHゴム付きのものがなかった点を除けば、そのままでほぼ問題はなかったのですが。

 両数も多く、側窓の更新とドアの交換、方向幕の取付時期が一致していないのでなかなか難しいところですが、初版のように選択パーツを入れておいてもらえれば良かったように思います。

| | コメント (0)

2021年1月24日 (日)

引き続き戸袋窓の改造

 考証的に正しくない戸袋窓改造の続きです。前回の1つ目の部材の選定が大体良かったので、続きを進めます。原形に近い形で更新された初期車3両の目蒲線、戸袋窓は全部で18か所、まだ17やらなければなりません。合理化を推進して能率を上げることを考えます。

1_20210124175801

 枠に使う部材は、上辺が0.8幅、その他の3辺が0.5幅の洋白帯材です。プレス表現になるべく揃えるように厚みはt0.3のものを使っています。各辺の部材を正確に切り出さないときれいな四角になりません。そこで、雨どいと同様、原寸図のコピーを使用してここに部材を貼り付けて切り出します。

2_20210124180401

 切り出し位置を正確にするため、切断はプラモデル用の先がごく細いニッパーを使用します。洋白を切ったら刃がボロボロになりそうですが、t0.3なので問題なさそうです。もともと数百円の安物ですし、ダメになったらネット通販で買えばタダで送って来るので、使い捨てで十分だと思います。このような場合、コンディションの良い道具を使うのが第一ですから。

3_20210124181001

 取りあえず前回の側の残り2か所を改造しました。ハンダ付けした後、プレス表現と揃うようにやすりやペーパーで調整します。実際には元からあるプレス表現でも強すぎる感じですが、そこまで手を入れようとすると収拾がつかなくなるので、さすがにそれはパスします。

4_20210124181401

 荒仕上しただけの状態ですが、統一感は出せたようです。

 本来やらなくても良い作業なのですが、Hゴム大窓ドアでスチールサッシにするのならば、戸袋以外の窓もユニットサッシ風の縁取りを付けなければ原形の増備車ということで問題なかったのですが。前面パーツもサボ枠付きのものでしたし。昔のピノチオやタニカワ製品だったら誰も文句は言わないでしょうけれど、さすがにここまで出来ているとという感はあります。まあ、気になる点があったら、どんどん直せるのがキットの良さではあるのですが。

| | コメント (0)

2021年1月23日 (土)

戸袋窓の改造

 エンドウの新アオガエル、ドア大窓のものはスチールサッシの設定になっています。原形ではユニットサッシ風の縁取りはありませんでしたから、窓回り更新後ということなのでしょう。その更新パターン、ピクトリアル2018年2月号の記事によれば、5001~5009編成まではスチールサッシのまま、5011編成から戸袋もアルミサッシ化、5031編成以降は戸袋は原形のままで、その他は下段上昇、上段下降式になったとあります。スチールサッシのままのものは戸袋も含めてユニットサッシ風の縁取りが付きました。しかもこれは初期のグループなので、Hゴム無しの大窓のままでした。新造時にドア窓がHゴムになったのは5015以降とのことです。ドア窓についてはその後小型化が進められたので、大窓のままHゴム付きに更新されたものはごく僅かであるという記述もあります。窓回りの更新とドア小窓化の時期も一致しませんし、この辺は結構ややこしいですね。

0

 大窓キットの車体です。戸袋部分に縁取りがありません。後期更新車のパターンです。更新後のスチールサッシ車には存在しなかったので、戸袋部分に縁取りを追加します。

1_20210123204501 

 0.8mmと0.5mm幅の洋白帯材で縁を作ります。

2_20210123204701

 ハンダ付けしてみたところです。プレス表現の他の窓に合わせるよう、やすりやペーパーで調整します。まあまあな感じになったので、この手法で行こうと思いますが、3両編成で全18か所、気長にやるしかなさそうです。ドア部品もHゴム無しのものがなかったりなど、今回ロットのものは時代考証が少々甘い感じがします。ドアの交換と窓回りの更新は必ずしも一致していなかったので、ここは初版のように選択パーツを入れておくべきだったと思います。

 まあキットなので、このように手を入れれば良いわけですが、完成品ではどうしようもありませんね。昔と違って資料はいろいろ出て来るので、こういったところはもう少ししっかりやって欲しいものです。件のピクトリアル、記事の他に様々な時代の写真も多いので参考になりますね。

 

| | コメント (0)

2021年1月22日 (金)

機関車キットの新製品

 しばらく16番の機関車キット、新製品がありませんでしたが、ここでエンドウよりDF200のキットが発売されることになりました。必要なものが全部入ったトータルキットとのことです。

C0405052_21542953

 是非ご検討ください。

| | コメント (0)

2021年1月21日 (木)

屋上配管の取付

 パンタ台が付いたので、続いてパンタ周りの配管を取り付けます。先ずは配管取付用の足を植えます。

Dsc00178

 取付足には配管1本用と2本用があります。

Dsc00179

 これを屋根の穴に差し込んで裏からハンダ付けするのですが、注意する点は先頭車デハ5000形では渋谷向きの奇数車と桜木町向きの偶数車では配置が裏返しになっている点です。図面をよく見て間違いないように植えます。

Dsc00180

 次に配管本体を曲げます。太いものはφ0.6、細いものはφ0.4です。雨どいと同じ要領で、コピーした原寸図に貼り付け、エッチングベンダーで曲げます。

Dsc00182

 出来上がった配管を取付足に載せてチョンチョンとハンダ付けします。エンドウ製品の標準的な構造です。

 取りあえず付けたという状態なので、乱れているところなどはこの後エッチングベンダーなどを使って整えます。小田急2220形のように複雑ではありませんが、ランボードとパンタ台の間の狭いところをクネクネと通っているので、案外やりにくいのがこの電車の特徴ですね。

Dsc00181

 あと屋上に付くものはベンチレーターや避雷器といったところですが、避雷器は大窓ドアのキットでは初期の大型のものになっているので、更新後の小型のものに変更します。国鉄形で類似のものがあったような気がします。遅くまで東横線にいたものでは屋根中央に無線のアンテナも付きますが、トップナンバーの編成は田園都市線から目蒲線へ来たので付いていませんでした。

 割と屋上はあっさりした電車ですが、昔のピノチオやタニカワでは屋上配管は全部省略されていました。エンドウのアオガエルは初版から屋上配管はありましたが、その辺にこだわるようになったのは、大体その頃からだったでしょうか。昔のエンドウ製品など、屋上配管が一切ないのは当たり前だったですから。昔に比べると電車の完成品もずいぶん高くなりましたが、やはりこうしたディテールが追加されているからなのでしょう。プラスチックの一体成形のようなわけには行きませんから。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2021年1月19日 (火)

今月のフジモデル生産案内

 今月のフジモデル生産案内が届いています。

Dsc00156

 今月は塗装済みキットが3点です。塗装済みキットは基本的に台車、床下機器が付属し、窓ガラスの接着や台車などをネジ止めすることで簡単に完成させることが出来ます。

 これから発売ですので、ご希望の方はお知らせください。

| | コメント (0)

2021年1月18日 (月)

屋上のディテールに進みます

 雨どいが付いたので屋上のディテールに進みます。

1_20210118223901

 先ずはパンタ台です。初版ではタニカワと大して違わないプレス部品でしたが、今回は細かいディテールの付いたロストです。旧版で気になっていたのですが、意外と目立つ部分なので、これは良いでしょう。

2_20210118224201

 アングルで苦戦して、かなり汚い状態だった車体表面が日ごとにきれいになっているのは、合間に仕上げをやっているからです。放置しておいても、勝手にきれいになってはくれませんね。そのアングルもポイントになる点が大体分かったので、2両目では遥かに要領よく処理できるはずです。

 今日は仕入れ手配などがあるので、カエル作業はこれだけです。

| | コメント (0)

2021年1月17日 (日)

雨どいの取付

 ランボードが付いた車体に雨どいを取り付けます。この雨どい、最末期には撤去されてドア上の水切りになっていたものが多数存在しました。今回プロトタイプとするトップナンバーも最後に目蒲線に来た時は雨どい原形でしたが、翌年には撤去されて水切りだけになっていたようです。そんな状況を考慮してか、初版のキットでは水切りも選択パーツとして入っていました。今回は晩年仕様だけみたいですが。

 取付作業に入ります。

1_20210117184701

 先ずはキット添付の原寸図を何枚かコピーします。

2_20210117190501

 雨どいはこのように屋根を囲む形です。キットにはφ0.6の真鍮線が何本か入っていて、自分で曲げる必要があります。正確に曲げないときれいにまとまりません。そこで、同じエンドウの小田急2220形の複雑な配管を曲げた時に非常に効果的だった方法を応用します。

3_20210117191401

 最初に当該の真鍮線を図面の雨どいに合わせて、マスキングテープで貼り付けます。次に図に沿って曲げるのですが、この時に大活躍するのが、タミヤのエッチングベンダーと称するプライヤーです。先端部が細いので、このような作業には威力を発揮します。

4_20210117191701

 先端が細いので、ペンチのように雑に扱うと変形して使えなくなるので注意する必要があります。

5_20210117192001

 片方出来た状態です。

6_20210117192101

 もう片方が出来たところです。連結側の付き当て部分はぴったり合わなければなりませんから、少し長めにしておいて、屋根にハンダ付けする時に調整します。こういう場合、寸足らずになると結構大変です。

7_20210117192301

 図面を参照して、マスキングテープで位置決めします。デハ車の場合、幅方向はランボードが基準になります。長手方向は、前頭部で合わせたくなりますが、連結側で合わせます。前頭部が複雑な形状なので、正確に曲げてあっても目の錯覚などもあってずれ易いからです。

8_20210117192901

 テープで仮止めしたら、先日の113系同様、全長に亘ってハンダを点付けし、曲がりなどがなければ全体に流します。

1011

 全体に流したところです。隙間が残っていると塗装した時に思い切り目立つので、発見したら潰しておきます。潰す時に1か所にコテを当てていると熱で真鍮線が膨張して浮き上がり、収拾がつかなくなるのでコテの当て方に注意します。

12

14

 取りあえずざっとキサゲをした状態です。雨どいは車体色と屋根色の塗分け線でもあるので、きちんと取り付けないと目も当てられなくなります。

 メーカーでたくさん作る場合は、治具を作ったりするのでしょうけれど、今回の場合はデハ車は2両なので、こんな方法の方が早いでしょう。昔のタニカワや奄美屋のような図面というよりお絵かきのような絵ではこの手は使えませんが・・・。こういったところもキットの値段の内と考える必要があります。

 さあ、ここまで来ると次はディテールパーツの取付です。新版で追加されたものも多いので、楽しみですね。

 

 

 

| | コメント (0)

2021年1月16日 (土)

ディテール工作に進みます

 エンドウの新アオガエル、1両目の車体が大まかに形になったので、ディテール工作に進みます。先ずは全体の形づくりに大きく影響する雨どいを取り付けますが、その前に雨どいの位置出しに重要な影響があるパンタ脇のランボードを取り付けます。図面を見ると分かるのですが、ランボードの端が雨どいと一致します。

Dsc00126

 足付きのランボードですが、昔はこのようなものは上板と足が一体でプレスで抜いてあるのが一般的でしたが、今はこのように足と上板が別になっているのが一般的です。

Dsc00127

 上下をこのように貼り合わせます。昔の一体のものでは足が外側にはみ出して、ゲジゲジというかムカデというか、そんな形になって実感的ではありませんでしたが、別パーツとすることで、そんな難点を解消しています。

Dsc00129

 出来上がったランボードを穴に差し込んで、裏からハンダ付けします。足が上板の陰になって、ムカデのようなタニカワ製品とは大違いです。小さな部品もちょっとしたところでぐっと実感的になるものです。当然手間がかかるので、完成品ではその分も値段に乗ってくるわけですが、さすがに今はムカデのようなランボードでは納得してもらえないでしょうね。ロストでやればボテボテになりそうですし、まあこれがベストなのでしょう。

 この後は雨どいですが、さすがにこういう形ではエンドウ得意のプレス押し出しというわけには行かないので、真鍮線をハンダ付けするのですが、ヘンな形の電車だけに正確に付けるのはなかなか難しいですね。そこでまたいろいろ手を考えています。

| | コメント (0)

2021年1月15日 (金)

4両試運転

 KSモデルの113系1000代、全4両を連結して試運転と慣らし走行を行いました。

1131_202101160230011132_20210116023001


 走行の状態やライト類の点灯を確認し、車輪が鳴いているところは軸受に注油をしておきました。

 走行関係は性能と耐久性を考慮して、エンドウ完成品と同等のものを使用したので快調に走ります。使用する動力システムによって、走りは全く変わってくるものです。室内灯も明る過ぎず自然な蛍光灯色で、室内の塗分けが活きて来ました。

 ひとまずこれで、完成ということになります。

| | コメント (0)

2021年1月14日 (木)

当面の実店舗営業予定について

 毎度お引き立ていただきまして有難うございます。ただいま当地域には緊急事態宣言が発出されており、不要不急の外出を出極力避けることが求められております。また、当店は量販店と異なり、狭い空間で長時間の会話ということも常時発生します。県内もコロナ感染が急拡大している現状から、当面緊急事態解除までの間は、ネット支店などの通販業務のみの取り扱いといたしております。

 なお、お近くのお客さまへの商品お渡しなどは、予めご連絡いただければ対応できますので宜しくお願いいたします。

ネット支店はこちら⇒https://ms-sagami.raku-uru.jp/

緊急事態宣言中は、税込み5,000円以上お買い上げの場合、送料はサービスさせていただいております。

| | コメント (0)

2021年1月13日 (水)

接合部の仕上げ

 前面と胴体の接合部の仕上げを行います。鉄やすりで大まかに削ってからペーパーで仕上げるのは他のものと同じです。

1_20210113213201

 こういうヘンな形の電車ですので、大まかな削り出しは写真に写っているような大きなやすりの方が形を出しやすいかもしれません。細いやすりだと気になるところに集中するとそこに谷を掘ってしまうことがあります。大きめのやすりで全体の形を出してから細部を修正するのが良いと思います。継ぎ目を消すのも大事ですが、屋根の肩や裾のラインをきれいに揃える必要もあります。

2_20210113213701

 屋根上面も継ぎ目と塗分けは一致しないので丁寧に仕上げます。ここは手を抜くと塗装した後、思い切り目立つので要注意です。

3_20210113214001

 連結面の妻板は、余分なハンダを削ってから角を丸く仕上げておきます。

4

 大体良い感じになったので、次にヘッドライトを取り付けます。この時代の電車によくあった、オデコに埋め込まれたような造形です。挽物のパイプをオデコの開口部に埋め込むようにハンダ付けするのですが、取付場所周辺の形がいやらしいですね。ポイントは真っ直ぐ前を向かせることです。オデコの開口部の精度は良いので、このようにピンセットに刺して、開口部一番奥に付き当てるようにすると位置が出ます。

41

 位置が出せたら、このように1か所ハンダを付けて仮止めして改めて水平を確認します。

 それにしても、プレス部品に挽物のパイプを突っ込んでいるわけですから、馴染みが悪いというのか隙間もありますし、手慣れていない方ははたと考えてしまうかもしれません。プラキットならば、パテで埋めて固まったらペーパーで磨いての気の遠くなる繰り返しになるわけですが。

5

 ここで、ハンダ付け工作ならではの良さが出て来ます。先ずは隙間のある部分に裏側まで回るようにハンダを流します。そして、やすりとペーパーで形に合わせて削っていきます。

7

 ものの15分もあれば、こんな風にきれいに出来てしまいます。まだあとの部品取り付けがあるので荒仕上ですが。

6

 横から見ても、まっすぐ前を向いて付きました。

8

 ロストワックス前面であればライトケースなども一体ですから、こんな手間はないのですが、やはり鋳物なので全体にぼってりした感じになって、顔の印象が変わってしまいます。実車がアナログな時代のものなので、モデルもこのような原始的な構成で良いのかもしれません。

 今回の作例では、プロトタイプの関係で前面はトレードした初版のものを使っていますが、新版をストレートで組む場合も同様で良いはずです。新版の車体に初版の前面がぴったり合いましたし、相違点は下面の欠き取りくらいのようですから。

 ヘッドライトが付いたことで、アオガエルのおよその形が見えて来ました。ヘンな形の電車なので、キサゲの時にも全体の造形に留意するというのもポイントの一つですね。

 

| | コメント (0)

2021年1月12日 (火)

あらためてIMON密着連結器のご紹介

 一昨年に発売された、実感的な形状と機能が両立しているIMON密着連結器、その存在がだんだんと認知されて来ているようで、ネット経由でのお買い上げも増えてきています。そこで、今一度この製品の特長と使い方をご紹介しておこうと思います。

 IMON密着連結器には、取り付けがM2.0ビスのものとM1.4ビスのものがあります。通常の16番であればどのカプラーもM2.0を使用するのが一般的です。

Im1_20210113105401

 M2.0ビスを使用するタイプの「HO-265」です。1両分入りが280円+税、10両分入りが2,400円+税となっています。都電の回数券ではありませんが、たくさん使う場合は10両分入りの方がおトクになっています。

Im2_20210113110001

 構造はこのようになっています。ドラフトギヤーリッドには復元バネが一体成型されており、本体の突起が溝に沿って動くので連結器が伸縮するようになっています。

 組み立て方は、先ず連結器本体のナックルにリップを組み合わせます。確実に押し込んでおかないと後で飛んでしまうことがあるので注意します。これをドラフトギヤーリッドとドラフトギヤーボックスに挟んでパチンとはめれば出来上がりです。後ろの尻尾はポケットの回転止めですから、不要であればカットしても問題ありません。出来上がったら、M2.0×5くらいのビスで取り付けます。

  なお、1両分入りには組立説明がありませんので、上の写真を参考にしてください。

Im3_20210113111001

 取り付けたところです。IMON得意の1/87ですから、やや小ぶりなのですが最近のケイディーカプラーのスケールヘッドと同様な感じで、それほど違和感はありません。それよりもエンドウの密連よりシャキンとした造形が魅力です。

Im4_20210113111301

 取り付け部分です。エンドウの密連は、連結器本体後部にコイルバネを取り付けて、それを台車回り止めピンに引っ掛けて復元する構造なので、動力台車側では復元させることが出来ませんでした。バネを外せばそっぽを向いた状態で走ることになります。作例の京浜東北線の103系、登場当時は7+3の編成でしたから、クモハの先頭部の連結器も実際に連結できなくてはなりません。エンドウ密連の問題点が一気に解決する事例です。

Im5_20210113112101

 連結した状態です。伸縮機構があるので、これで6番ポイントを通過します。エースカプラーなどと比べてポケットが非常に小さいので、車端部の配管ディテールなどを追加したくなってきます。

Im6_20210113112401

 連結は必須ながら、エンドウ密連が取り付けにくい典型的な事例です。小型車体で車端部に余裕がないうえに、散水タンクまで付いています。おまけに動力台車だったりします。IMON製登山電車も、前回はエンドウ密連が入っていましたが、今回はIMON密連でした。M2.0ビス1本なので、このようにオカ製でも簡単に取り付けられます。

Im7_20210113113901

 意外と気が付かないのですが、17m旧型国電もショートタイプのカプラーが使いにくいですね。車体が短い割に台車の軸距離が長く、エースカプラーやTNカプラーの大きなポケットは収まりません。作例では当初、エコーの密連ドローバーを使用していたのですが、切り離した時の状態が目も当てられませんでした。小さいカプラーポケットで一気に解決です。

 このように、今まで出ていた各社密連カプラーの問題点を解決し、汎用で使用できるのがIMON密連カプラーです。

 こちらの商品はネット支店でお取り扱いしております。発売当初はやや供給が不安定でしたが、最近は安定していますので、大量にお入り用の場合でもすぐにご用意できます。

  ネット支店では、全国330円均一運賃で、発送翌日(北海道・九州・沖縄は翌々日)お届けでお送りしております。是非ご利用ください。

ネット支店⇒https://ms-sagami.raku-uru.jp/

 

| | コメント (0)

2021年1月11日 (月)

車体の状態チェックのために床板を組み立てます

 箱になった車体の状態を線路に載せて確認するために、ここで床板を組み立てます。

Yukaita_20210111184701

 床板パーツです。KSモデルのものなどと比べて、やたらとたくさん穴が開いていますが、最近のエンドウ製電車をご存じの方ならば、大体どの穴が何のものかというのはお分かりになるはずです。KSモデルのものも、結局結構穴を開けなければなりませんから、最初から開けておいてもらえるとずいぶん楽です。

Yukashitakiki

 最初に床下機器を取り付けます。

Yukashitakiki2

 他社のホワイトメタル製と違って、床の上面からセルフタッピングのビスで取り付ける方式です。やや面倒ですが、接着剤のように経年劣化で脱落するおそれがないのがミソです。花月園のような大きなレイアウトで走行中に脱落したらなかなか見つかりませんし、特に私鉄の場合、その車種独特のものも多く、分売もありませんから、案外大事なポイントです。

Motor2

 次にモーターです。キットではLN15を使用することになっていますが、やや細いLN12を使用して、IMONのモーターホルダーで、完全に床下取付とします。LN12、LN14、LN15は、直径も近似していますしほぼ全長が同じなので、ホルダーや取付寸法にも互換性があります。図ではLN14との対比になっていますが、LN15基準の新アオガエルもネジ穴をあけ直さずにそのまま取り付けられます。

Motor1

 取り付けてみたところです。ホルダーの取付穴が長孔なので、微妙な寸法差はここで吸収してくれます。

Motor3

 床上から見たところです。モーターが床に食い込まず完全に床下に収まっています。完成直前に、この穴はプラ板で塞いで室内灯の光が線路に落ちないようにしようというわけです。見た目的にも床がフラットになって実感的になります。シャフトの位置が下がるので、ウエイトのトンネルの調整は必須になりますが。でも、初版ベースの岳南バージョンをこの形に改造したら、好結果を得られたので、今回は最初からこうします。

 取りあえず車体チェック用ということで、床は仮組ですからこれくらいにして、車体を被せてみます。

5001_20210111191201

 まだネジ止めしていませんが、変な傾きもなく、苦戦した割にはなかなか良い感じです。元々ヘンな形の電車ですから、このような工程ごとのチェックは必須です。

 これで接合部の仕上げに進めます。スマートなアオガエルの印象を再現するために接合部の仕上げも気を使いますが、仕上げた後にもう一度バラす羽目になったら目も当てられません。作業手順をよく検討することで、無駄が大幅に削減されるはずです。

 

 

 

| | コメント (0)

2021年1月10日 (日)

新アオガエル 1両目が箱に

 妻板が付いて車体の強度が増したので、アングルの修正を行って大体良さそうになったので、前面に進みます。キットに入っていた前面は、知り合いが初版のものをサボ付きの時代にしたいとのことなので、サボ枠ともども譲渡して、代わりにこちらには初版のサボなしのものを譲受しました。パーツ自体はサボ受け取付穴と下面の欠き取りの有無くらいで外形は同じです。サボ受けを付けるにしてもああいう形では真っ直ぐ付けるのは至難ですし、なかなか凝ったサボ受けパーツも入っていたのでトレードしました。こちらは目蒲線バージョンなので方向幕仕様になります。

 新版でも旧版でもこの電車の形態上、前面は深絞りですから、箱になると付けられないパーツが出て来ますので、先に取り付けます。ちなみに、ファイバー方式の尾灯用電球ケースは、モデルシーダーのチップLED式のものを使用するので取り付けません。旧版を使用した岳南バージョンで好結果を得ましたので。キットですから、良かったものはどんどん取り入れていきます。必ずしも説明書き通りに作る必要はないですから。

5001_20210110180401

 先ずは通過表示灯と尾灯です。実にいやらしい場所で位置決めしにくいですが、こんな風に楊枝を使うと案外やり易いかと思います。通過表示灯や尾灯が極端に車体の隅に寄っているのもこの電車のポイントです。タニカワのものでは、工作性を考慮したのか内側に寄っていて、顔のイメージを崩していました。

5002_20210110180601

 乗務員室扉も先に取り付けます。次に接合部の当て板を、エッチングパーツが付いていた廃材を利用して取り付けます。先日のクハ111-1000同様、窓も何もないところに継ぎ目が来るので、継ぎ目消し用のハンダが下に落ちて行かないようにするためのものです。

 乗務員扉直後で継げばよいように思いますが、オデコの絞り込みがここまで来ているので出来ないのです。タニカワのものは、乗務員扉直後で継いでいましたが、オデコに奥行きがなくて顔が似ていませんでした。

5003_20210110181401

 ここまで出来た前面を胴体と結合します。継ぎ目部分には多めにハンダを盛って、やすり仕上げした時に完全に継ぎ目が消えるようにします。裾のRも胴体と前面でラインが揃うように注意します。ヘッドライトは水平を出す必要がありますし、取り付け部分の隙間を外側から埋めるので、箱にしてから取り付けます。

5000

 前面を取り付けた状態です。初版のものなので前面部下面の欠き取りがありません。新版で新たに追加された前面下部のパーツは、ネジ穴を追加すればよいわけです。アングル構造がかなり変わりましたが、強度的には問題なさそうです。作りにくいですが・・・。

 アングルで苦心した跡がはっきりしていますが、最後に胴体の断面を調整すれば前面がピタリと合うのはさすが、プレスのエンドウです。この手の前面、最近はロストのものが多いですが、ラインが硬い感じになる傾向があります。高度成長期のアナログな電車は、プレス加工の方が雰囲気が出せるように思います。

 ここで他の電車同様、継ぎ目処理とキサゲを行います。ディテールを付けると削れなくなるところも出て来ますので。

| | コメント (2)

2021年1月 8日 (金)

アングルの続きと妻板の取付

 新アオガエルの続きを進めます。

5001_20210109145801

 アングルは全長が一体でなく、運転席寄りはこんな形で独立しています。アングルなのに丸こくて、位置合わせが極めて大変です。コロコロ転がりますから。

 

 こんな形で付くようです。高さ合わせにも気を使いますし。これならば車体が硬くなりすぎるという泣きはあったものの、旧版の設計の方が組み易かったと思います。

5002_20210109150001

 床板を入れるとこんな感じのようですが、片側のアングルが浮いているようでネジ穴が一致しません。修正する必要があります。

 今回、デハ5000形の床板は奇数・偶数とも真鍮製で、T車にする場合は、モーター穴塞ぎ板をネジ止めする方式です。旧版では偶数車がT車仕様で、アルミの床板でしたから、動力車化する場合、結構手間がかかっていました。今回も2M1Tとしますので、この点は良くなったかなという感じです。

5004_20210109150101

 修正するにもそのままでは車体が歪みやすいので、先に妻板を取り付けておきます。説明書では触れられていませんが、アオガエルの妻面はカド丸なので、カドを削っても支障がないよう、ハンダを多めに流し込んでおきます。昔のタニカワ製品では2枚張り合わせ構造で厚みを稼いで、それに対応していました。

 単純に改良再販と思っていましたが、結構謎っぽいキットになっていますね。

 

| | コメント (0)

2021年1月 7日 (木)

新型コロナウイルスの爆発的拡大に伴う営業のお知らせ~5,000円以上で送料無料サービスを行います!

 毎度お引き立ていただきまして有難うございます。

 本年の営業開始を明日8日からとお知らせいたしましたが、ここへ来て新型コロナウイルスの感染拡大が爆発的なものになっており、緊急事態宣言も再発出されることになりました。不要不急の外出を厳に控えていただかなければならない状況ですので、8日以降当面の間、通信販売のみでの営業とさせていただきます。

 現在、ネット支店には在庫のパーツ類がほぼ登録されており、新規入荷品もその都度登録しています。この後消耗品類も登録いたします。在庫切れのものや新商品のご注文もメールで承ります。商品仕入れの頻度は従前と変わりませんので、概ね1週間程度で調達が可能です。

 なお、緊急事態宣言の期間中は税込み5,000円以上お買い上げの場合、送料は無料とさせていただきます。5,000円未満の場合も、小パーツ類ですと全国330円均一~での発送となります。ご注文内容によって変わりますので、お尋ねください。

 また、ネット支店ではクレジットカード決済が可能ですので、送金手数料や代引き手数料の類が節約できます。

 状況が状況ですので、しばらくの間宜しくお願いいたします。

 

 ちょうど年末に形になった113系などもあって、新しい部品の使用事例としてご覧いただけるかとは思っていたのですが。

113_20210107201801

 この113系でも、IMONの密着連結器やモデルシーダーの照明などを使用しています。まだあまり普及していないようですので、実際に使った事例として参考にしていただけるはずでしたが、部品関係はパッケージされたものを見ても、特に新しいものなどはイメージが湧きにくいですね。しかし、現物を見ながらの使い方説明などを行いますと、長時間狭い場所での会話となりますので、現下の状況では非常に不適切です。量販店のように、ぶら下がっているブリスターをバスケットに放り込んで精算するだけならばまだ良いのかもしれませんが・・・。

| | コメント (0)

2021年1月 6日 (水)

台車の準備

 エンドウ新アオガエル、台車の準備です。デハ車2両は動力車にします。5001_20210107010001

 アオガエルのTS301は軸距離が30mmなのですが、これは銀車輪のものしかありません。黒く塗装しても良いのですが、どうしても走行した際にタイヤ側面部が剥がれて見苦しくなりがちです。

5002_20210107010301

 そこで今回は、軸距離26mmのものに付いていた黒車輪と入れ替えることにしました。組み込むとこんな感じです。中間のサハ車はピボットの黒車輪が出ているので、それを使いますが、MP用の黒車輪も分売して欲しいところですね。

| | コメント (0)

2021年1月 5日 (火)

営業のお知らせ

 実店舗の営業、8日からを予定しておりますが、新型コロナの爆発的な拡大に伴い、緊急事態宣言が発出されることになりました。このため、状況によりまして営業予定が変更になる場合がありますので、予めご承知おきください。変更の場合、当サイトにてお知らせいたします。

| | コメント (0)

2021年1月 4日 (月)

アングルの取付

 エンドウの新アオガエル、引き続き1両目の基本工作です。手順は書いてありませんが、セオリー通り次はアングルです。エンドウ製品は裾を折り返してアングル代わりにしているものが多いのですが、さすがにこれは無理ですね。アオガエルの床板取り付けは、古のピノチオやタニカワも独特な方法で、苦心していたようですが。エンドウの旧版でもアングルを2枚張り合わせて車体裾のR部分を逃げ、位置合わせは車体裾ツライチになる設計でした。上側は車体側面の平らな部分にハンダ付け出来る絶妙な設計だったのですが、今回は一般的なスタイルです。

5001_20210104221901

 こんな感じで付くのですが、上すぼまりの車体に合わせて鋭角に曲げておけば良さそうなのに、何故かRが付いていて最初の位置決めが非常にやりにくいです。旧版では直角のアングル2枚を貼り合わせていたのですが。

5002_20210104222201

 アングルは床を取り付けるだけでなく、車体の強度部材でもありますから、車体に密着させてハンダ付けする必要があるのですが、これもやりにくいですね。SLのボイラーとかをやる時のL型のコテ先を使用すると良さそうです。

 メーカーが完成品を作る時は治具を使うんでしょうけれど、キットとして見た場合、これは旧版の方が良かったように思います。管理人も今回は目蒲線の3両なので、コツがわかったところでおしまいになりそうです。

 アングル位置が裾から3mmの深さというのはエンドウ標準ですが、図面をよく見るとアングル上端が側面の下段リブに合うようになっているのは完成品メーカーらしいですね。図面も1枚に全部書き込んであって、要点解説がないので穴が開くくらいじっくり見て構造を読み取る必要があります。

| | コメント (0)

2021年1月 3日 (日)

車体を続けます

 エンドウの新アオガエル、引き続き車体の基本工作です。窓枠が車体色に塗装されたスチールサッシですので、経年劣化を考慮してハンダ付けします。

Cimg0308

 サッシ部品です。エッチングで2段表現がなされています。アルミサッシと違って、隅はRが付いています。昔のタニカワ製品ではこのRがもっと大きく、更新前のデハ3800の不気味なHゴム窓のような感じでしたが。

 関西メーカーの電車では、サッシを2段に分けてガラスも別々に貼るようにしたものがありましたが、16番だとオーバーになり過ぎるので、このような表現の方が適切なように思います。

Cimg0309

 取り付けるとこんな感じです。窓枠も車体色なので、アルミサッシになったものとずいぶん違う印象になります。

 戸袋窓部分の縁取りはKSの帯板で表現するつもりですが、この状態で弄ると車体を変形させやすいので箱になってからにします。

 このキット、以前あった「4社合同企画」の時の、「部品表と全体図1枚です」とあまり変わらず、具体的な手順は説明書きにありません。なので、部品を見ながら常に手順を考える必要があります。管理人は旧製品も結構作ったのですが、設計変更されている個所も結構ありますし、ディテールに手を入れる場合は、それも加味して考えなければなりません。旧製品ではお世辞にも上手な絵とは言えないながら、プラモデルのように図解入りの手順が示されていたのですが。

| | コメント (0)

2021年1月 2日 (土)

エンドウ 新アオガエル スタート

 成り行きで引き受けていたKS113系のレスキューや古い機関車の修繕などが一息ついたので、昨年発売されたエンドウの東急旧5000系最新版を始めます。最新版でのドア大窓車はエンドウ製で初めてスチールサッシになっているので、最後に目蒲線へやって来て、登場当時と同じきれいにトップナンバーで組んだ3連にすることにします。

 先ずはピクトリアルのアオガエル特集や’85年版の東急オフィシャルの青ガエルカレンダーなど、いくつかの資料とキットを突き合わせて検討します。

50011

 車体はこのようにユニットサッシ形状のものなので、更新後の設定です。ピクトリアルの記事によれば、後の更新で5011以降は戸袋も含めてアルミサッシに、5031以降は上段下降・下段上昇のアルミサッシで、戸袋部は縁取りもない原形のままとされたとのことです。キットの車体は5031以降の更新後の姿ということになります。スチールサッシのまま更新されたものは、戸袋窓は原形なものの、ユニットサッシ風に縁取りが付いたので、それをどうにかする必要があります。

 側扉は更新とは一致せずに後に小窓化されたものが大半になるのですが、スチールサッシで残ったものは、ドアも原形の大窓のままでした。ただ、今回のキットに入っているのは増備車のHゴム仕様のものなので、側窓の設定と一致しません。むしろ戸袋ユニットサッシのものや、晩年タイプものを雨どい撤去前の姿として、更新当初の後期車という設定の方が良かったようです。

 いろいろ考えたのですが、ちょうどうまい具合に知り合いが未着手の初版のものを持っていて、まだ方向幕になる前の田園都市線バージョンにしたいということだったので、部品をトレードして、それぞれ一番好都合になるようにして見ました。

Door_20210102145901

 ドアはHゴム付きのものを、初版キットに入っていた選択パーツのHゴム無しのものと取り換えました。初版キットは5031以降の更新後なので、これも矛盾するところでしたが(小窓は入っているけれど、Hゴム付きの大窓が入っていない)、、これで双方とも問題解決です。初版との違いはドアステップの取り付け方で、初版はステップ中央のツメをドア下部の欠き取りにハンダ付けするようになっていましたが、新版ではドア下部の隙間にステップほぼ全長に及ぶ取付部を差し込んでハンダ付けするようになっています。従って、初版のHゴム無しのドアは写真のように下端部をカットして新版のステップに対応するように改造します。

50012-2 

 ドアを取り付けるとこんな感じですね。下の隙間にステップを差し込みます。

 初版に新版のHゴム付きドアを取り付ける場合は、そのまま取り付けてステップは中央合わせでハンダ付け、残りの隙間は後からハンダを流して埋めればよいわけです。このような加工が簡単にできるのが真鍮キットの良さですね。

Cimg0302

 前面も、今回の大窓バージョンではサボ受けとその取付穴が開いたものが入っていました。なかなか凝ったサボ受けパーツが入っていましたし、前面の形状からして、これを取付穴なしできちんと取り付けるのは至難なので、交換しました。こちらは方向幕バージョンなので、旧版の前面の方が好都合なので。

 部品のトレードと下ごしらえは大体こんな感じです。あとは戸袋周囲の縁取りをどうするか、ですね。いろいろ考え中です。

 今回の最新版、ディテールパーツもいろいろ追加されて良くなっているのですが、考証の詰めが甘いのが惜しまれます。キットは初版のように選択パーツをいろいろ入れた形の方が良かったかと思います。地方私鉄に譲渡されたものをやろうとすると、今回の内容ではかなり厳しいですし。例えば僅か4編成だった岳南鉄道にしても全編成どこかしら異なっていましたから、選択部品のあった初版でも出来るのは5004+5104のみでしたし。この編成では、5004号など雨どいを撤去した時に取り付けられたドア上の水切りが残ったまま、雨どいが復活していたりしました。

 キットはこうやって妄想するところから始まるのが面白いところですね。

 

 

| | コメント (2)

2021年1月 1日 (金)

謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。

 旧年中は大変お世話になりました。本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 新年は8日より営業の予定ですが、首都圏における新型コロナの爆発的な拡大に伴い、緊急事態の発出も考えられます。状況により営業日、営業時間を急遽変更する場合があります。その際はこちらのサイトでお知らせいたします。

| | コメント (0)

« 2020年12月 | トップページ | 2021年2月 »