« 下り方クハ 箱にします | トップページ | 今週の再入荷品 »

2020年11月23日 (月)

前面パーツの続き

 箱になったクハ111に前面パーツの残りを取り付けます。

Cimg9861 Cimg9862

 ヘッドライトとテールライトのパーツです。レンズは別売りされていますが、ライトを点灯させようという気は毛頭ないような設計です。途中まで組んだ状態で持ち込まれていた1両目のクハではこの辺のパーツがエンドウのものに変えられていてライトを点灯させるつもりのようでした。今は極小チップLEDのライトモジュールがあるので、キットの部品のままでも点灯できます。おそらく10年以上は放置されていたということで、その間にライトシステムが進化したということですね。

Cimg9863

 これをプレス絞りの前面に取り付けるのですが、前面には後退角があり、さらに下部は内側にすぼまっています。前後・左右・上下の位置を合わせなければなりません。こんな具合にピンセットや楊枝を使うとやり易くなります。前面がバラの段階でやっても良いのですが、横から見た時の水平を見落としがちになります。

Cimg9870

 貫通路上の種別幕もこのようなプレス部品による構成です。

Cimg9864 Cimg9865

 当然プレス加工の誤差による隙間が出来るので、ハンダを流し込んできれいに仕上げておきます。こういう場所に巣が出来ると思い切り目立ちます。もう一つ、横から見た時に方向幕の天面が水平になるようにというのもポイントです。

Cimg9866

 もう一つ見落としがちなのが、前面ホロ枠の下部です。車体の下部は内側にすぼまっていますが、ホロ枠は垂直でなければなりません。キットをそのまま組むとホロ枠もすぼまってしまうので、ホロ枠下部に適当な廃材などを利用して帯状のスペーサーを入れてやります。

Cimg9868

 仕上げ前ですが、こんな感じになって不自然なすぼまりがなくなります。貫通扉部分のすぼまりは、というとここには他社製の渡り板を取り付けるのでほぼバレなくなります。

Cimg9869

 仕上げ前ですが、ここまでの部品が取りあえず付いた状態です。最近の製品はロスト一体前面というのも多いですが、どうしてもごっつい印象になりがちですし、昭和の電車のアナログな雰囲気を表現するには、こういう原始的な構成の方が良いのかもしれません。

 この後手すりなどの小パーツを取り付けますが、ここで一旦キサゲ作業を行います。小パーツが付くとハンダが取れなくなる部分もありますので。

 浅草橋の人形店のキャッチフレーズに「人形は顔が命」というのがありますが、列車も顔が命です。この辺の作業は時間をかけて丁寧にやる必要があります。

|

« 下り方クハ 箱にします | トップページ | 今週の再入荷品 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 下り方クハ 箱にします | トップページ | 今週の再入荷品 »