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2020年11月19日 (木)

下り方クハ111 車体の続き

 113系1000代、下り方クハの車体のハンダ付けを続けます。原始的な?構成のキットなので、電車の基本的な手順に沿って進めます。

 ドアが付いたので次はアングルです。床板の取付金具であると同時に、車体の強度部材でもあります。

Kegaki_20201119202101

 正確な位置に取り付けるために、先ずはケガキ線を入れます。足回りはエンドウ規格にするので、アングル位置は裾から2.8mmです。エンドウ製品は裾から3.0mm、床板厚さが1.0mmですが、KS、フジモデルの床板は0.8mm厚なので、その分を調整した数字です。

Tenzuke

 次にケガキ線に沿ってアングルを取り付けます。先ずはマスキングテープなどで仮止めしてハンダを点付けします。後のことも考えてハンダの量は多めにしてあります。アングル自体が反っていたりすることも多いので、この作業で最初のケガキ線の重要性を認識するはずです。

Cimg9841

 車体全長に点付けが出来て水平になっているのを確認出来たら、ハンダを本流しします。生地キットなどで点付けのままのを見かけますが、車体と床の着脱を繰り返していると、、車体が歪んでくるので、ここはアングル裏面全体にハンダを行き渡らせて強固に固定します。床板が浮かないように、アングルと車体の接合部にダマが残らないように注意します。

 これでアングルの取付が完了です。

 次に連結面の妻板です。

Tsumaitaparts

 単純なパーツ構成ですが、何故か必須の貫通扉が別売りです。

Tsumaitakansei

 最初にその貫通扉を妻板にハンダ付けしておきます。

Tsumaitakaridome

 次に妻板を車体断面にはめ込む形でハンダ付けします。最初に何か所か点付けで仮止めしますが、写真のように四隅を合わせることで位置出しがきれいに出来ます。これが曲がっていたりすると車体全体が歪んでしまうので、丁寧に行う必要があります。

Tsumaitahonndome

 位置が出たら接合部全周にハンダを裏まで浸み込むように流します。特に裾部分は床板の着脱で割れやすいので、しっかり取り付けるようにします。隙間が残っているときれいに仕上がらないので、隙間のないように流しておきます。この後ヤスリ仕上げを行います。

Cimg9846 Cimg9847

 取りあえずここまで出来た状態です。大きめの部品が多く、どんどん形になっていく工程ですが、車両の基本的な造形を構成する部分ということで、手を抜くと悲惨な姿になりますから気を抜けません。

 KSのキットは、国鉄新性能電車をいろいろ出していますし、品質も良く安価なので、お持ちの方も多いと思いますが、組立手順の説明が皆無で別途購入の部品が多いのが難点ですね。しばらくの間、この下り方クハ111を材料にKS電車キットの作り方、という形で進めようと思います。記事中に出て来るパーツなどでご希望のものがありましたらメールでお知らせください。

メール⇒ sagami@amy.hi-ho.ne.jp

 

 

 

 

 

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コメント

井口さま

 コメント有難うございます。外側からハンダを流しているのは、継ぎ目のラインを残さないためです。この後出て来るATC機器室部分に来る継ぎ目などはもう一工夫する必要があります。

 アングルの点付け、あすかモデルの気動車生地車体もそんな感じになっていますね。

投稿: さがみ | 2020年11月21日 (土) 11時51分

妻面たっぷり半田を流すのですね。私は内側を同様にやりますが、外側からの方が強度が増すのでしょうか?
アングルの点付け半田、鉄道模型社EF80がそうでした。生地完成品は色々と手直しする必要がありますね。

投稿: 井口 | 2020年11月21日 (土) 10時20分

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