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2020年11月30日 (月)

床板を一気にまとめます

 下り方クハの床板を続けます。KSのキットから完成品と同様の機能を持ったものを作ろうとすると、床板の加工が結構大変です。

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 今日はまず車端部に汚物処理装置を取り付けます。今は真空式のものになっているので、このタイプの汚物処理装置もあまり見かけなくなりました。エコーモデルのものが形が良いので、それを使っていますが、取付位置や形態を考えると、こんなものこそロストにして欲しいところです。

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 エンドウの蔵出し市で捕獲した床下機器です。昔の国籍不明な一体成型のものとは違って、偶数車なのでちゃんとCPも付いています。これが手に入らなかったがために十数年も放置されることになったわけです。

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 ここまで来たら例によって工期短縮を図るために、塗装しながら一気に組み立ててしまいます。連結側にはライト点滅用のスイッチを取り付けておきます。エンドウの完成品で使用されているのと同等のものを使用して取り扱いを容易にしています。

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 台車と床下機器を取り付けて、ほぼ形になりました。台車の回転止めはこの後M2.0×8くらいの長めのビスを植えます。車輪は最終的に黒色のものにしますが、手持ちが切れたので取りあえず仮です。連結器はIMON密着連結器ですが、この場合も汚物処理装置の絡みがあるので、小さいカプラーポケットが活きて来ます。汚物処理装置の塗分けなどもこの後になります。

 見かけの値段が安い分、手間と部品代は作者にお任せなKSのキットです。バリエーションの多いキットなので、湘南色になった1000代とか、完成品でなかなか出ないものを勝手に作れるという良さはありますが・・・。

 

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2020年11月29日 (日)

12月の営業につきまして

 毎度お引き立ていただきまして有難うございます。新型コロナウイルスが三度拡大しておりますので、12月も引き続き遠方からのご来店をお控えいただきたく、日曜日と月曜日を休業とさせていただきます。また、メンテナンスなどのため不定期で営業時間の変更、休業の場合もありますのでご了承ください。

 なお、ネット支店は原則無休対応とさせていただいております。随時商品追加、補充を行っております。感染急拡大の折、安全で便利なネット支店のご利用をお願いいたします。

ネット支店⇒ https://ms-sagami.raku-uru.jp/

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2020年11月28日 (土)

床の続き

 車体の水平を見るために割り込み手を付けた床板、やれるところまで全部やってしまうことにします。

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 先頭部分で使う連結器胴受けです。MPギヤ使用の場合、床板が車体に2mm沈み込むので、その分を見込んだエンドウのものを使用します。

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 φ1.7ビスで止める設計ですが、IMONの密着連結器を使用する場合、ポケットが小さいので胴受を外す必要がありませんからハンダ付けします。メンテナンスを考えると余計な部品は出来るだけ省きたいものです。

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 この手のパーツで思い浮かぶのはエコー製品ですが、昔の木製床板が基準なのか、沈み込み分が考慮されていません。2mm浮かせて付ければホワイトメタルなだけにすぐ曲がりますし、後からロスト製のものも出ましたが型は同じなのでハンダ付けしたところで不安定な感じです。

 今はもう木製床板を使うものなど殆どありませんから、取り付け部分の寸法を今のスタンダードに合わせた改訂版とかが欲しいところですが。そして、主流のソフトメタル製品も強度的に問題があるものはロストにするとかというのも必要でしょう。最たるものは旧型客車の車軸発電機ですが・・・。

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 スカートは、上り方のクハのものが紛失していたので、カツミのロスト製のものを使いましたから、下り方も同様のものを使用します。

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 これも取り外す必要がないので、がっちりハンダ付けしておきます。

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 ハンダごてを焼いたついでに、忘れがちな室内灯取付金具を車体にハンダ付けしておきます。モデルシーダーのものを使う場合、ここに接着するのでツメは不要ですから、後で切断しておきます。

 何も入っていないキットなだけに、こういう追加的な作業は多いですね。

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2020年11月27日 (金)

ホビーモデル 103系初期型非冷房車用床下機器 再入荷しました

 ホビーモデルの103系初期型非冷房車の床下機器が再入荷しています。

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 ホビーモデルの103系プラキットは、101系の側面を流用して前面を新たに作ったものなのですが、床下機器は101系と異なりブラスモデルで使われているホワイトメタル製になっています。

 この製品のポイントは初期型非冷房車である点で、床下機器もそれに対応したものになっています。

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 もっとも特徴があるのはモハ102です。冷房車では冷房電源用のデンデンムシ型の大型MGが付いていますが、非冷房車ではMGも小型で床下は比較的あっさりした感じです。これの分売パーツは20年以上前のモリヤスタジオくらいで、今は入手ほぼ不可能です。15年くらい前にカツミが非冷房初期型完成品をやった時も分売はありませんでした。キットも冷房改造車だけでしたし。写真のものは、その冷改車のキットの側面方向幕を埋め冷房を撤去して非冷房にしたもので、床下機器はこのホビーモデルのものを使用しています。

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 他にも、モハ103では断流器の3列並んだヒダ状の部分が量産冷房車では1列ずつ独立しているのに対して、初期型ではくっ付いていたり、主抵抗器の冷却風吸い込み口が初期型では横幅が狭いといった特徴があります。

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 103系と言ったらこの形でなければ!という場合には必須のパーツです。ネット支店に登録しましたので、興味のおありの方は宜しくお願いいたします。

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2020年11月26日 (木)

床板の加工

 クハ111の床板、台車取付部に続いて前照灯ON-OFFスイッチ取付穴と台車回転止め用の穴を開けます。

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 付属4両編成ですから当然基本編成などとの頭同士の連結があるので、ライトの点滅は必須です。台車回転止めは、気が付かないうちに台車が反転してライトが点かない、といったことを防ぐのに有効です。どちらも完成品やエンドウ・カツミのキットでは標準装備なのですが、KSのキットは素材ですから・・・。泥臭い作業ですが、完成した後のことを考えると省略するわけに行きません。

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2020年11月25日 (水)

車体傾きの確認

 大体外形が出来たクハの車体、床板を入れて傾きの確認をします。先ずは床板の準備です。

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 走行関係はエンドウ規格に準拠させるので、日光規格のセンターピンをエンドウのセンターピン付属のワッシャーでエンドウ規格に改造します。

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 KSの床板はエンドウより0.2mm薄く、その分ワッシャーが下に出っ張りますが、車体側のアングルを0.2mm浅くしてあるので、平らになるように削っておきます。

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  台車を履かせて線路に載せてみます。

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 まだ被せただけなので、やや乱れはありますが、ネジで締めれば大丈夫そうです。アングル取り付け部分の余分なハンダの除去程度で対応できそうです。アングル取付位置が波打っていたりするとえらいことになりますが。

 この確認作業はこの段階でやっておかないと修正のしようがなくなります。どうやら次へ進めそうです。走行関係の部品は、メンテナンスのことも考えて統一規格のものに揃えておいた方が良いですね。その意味で、いつでも部品が入手出来て、走行性能も良いエンドウのシステムを使用しています。

 

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2020年11月24日 (火)

今週の再入荷品

 今週は好評のモデルシーダーの照明関係、品薄になっていたものの補充をしています。

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ライトモジュールFタイプは、キハ48やキハ58、近郊・急行型電車のようなヘッドライトと尾灯が各2ずつの片運車用なので、よく使います。室内灯は、いつもの大容量蓄電式の蛍光灯色です。

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 ライトモジュールには、前照灯と尾灯の数、両運か片運かでこのようにいろいろな種類が揃っています。いずれも前後の台車に結線して、LEDをライトケースに接着、基盤は目立たない場所に接着すれば出来上がりです。LEDを使用するのに必要な回路は組み立て済み、それも極めて小さくまとめられているので、あらゆる車両に使用できます。光源のLEDもかなり小さいので、点灯を意識して設計されていない車両にも使用することが出来ます。もちろん、既存の車両にも簡単に取り付けられますので、まだ使ったことがないという方にはぜひお試しいただきたいと思います。光の色や明るさ、そしてチラツキなど、一気に実感的になるので一度使うとヤミツキになる方が多いですね。管理人もすっかりハマって、店レイアウトの既存車両も逐次交換中です。

 下は、Fタイプを両運用にしたHタイプと大容量蓄電式蛍光灯色の室内灯を組み合わせた事例です。ベースはフジモデルなので、点灯を考慮していない設計ですが、こんな感じになります。しょぼい単行のキハ40も、ライトの点き方が変わるだけで妙に実感的になります。室内灯も他社品のようにわざとらしく明るくないのが良いですね。ライトも室内灯も6~15Vの間、同じ明るさで点灯します。

 こちらのライトモジュール関係、基本的に在庫しております。新型コロナウイルスの感染がまたも拡大しておりますので、安全で便利なネット支店もぜひご利用ください。小型商品ですので、ヤマトネコポスで全国330円均一、宅急便速度でポストへお届けいたします。

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2020年11月23日 (月)

前面パーツの続き

 箱になったクハ111に前面パーツの残りを取り付けます。

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 ヘッドライトとテールライトのパーツです。レンズは別売りされていますが、ライトを点灯させようという気は毛頭ないような設計です。途中まで組んだ状態で持ち込まれていた1両目のクハではこの辺のパーツがエンドウのものに変えられていてライトを点灯させるつもりのようでした。今は極小チップLEDのライトモジュールがあるので、キットの部品のままでも点灯できます。おそらく10年以上は放置されていたということで、その間にライトシステムが進化したということですね。

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 これをプレス絞りの前面に取り付けるのですが、前面には後退角があり、さらに下部は内側にすぼまっています。前後・左右・上下の位置を合わせなければなりません。こんな具合にピンセットや楊枝を使うとやり易くなります。前面がバラの段階でやっても良いのですが、横から見た時の水平を見落としがちになります。

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 貫通路上の種別幕もこのようなプレス部品による構成です。

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 当然プレス加工の誤差による隙間が出来るので、ハンダを流し込んできれいに仕上げておきます。こういう場所に巣が出来ると思い切り目立ちます。もう一つ、横から見た時に方向幕の天面が水平になるようにというのもポイントです。

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 もう一つ見落としがちなのが、前面ホロ枠の下部です。車体の下部は内側にすぼまっていますが、ホロ枠は垂直でなければなりません。キットをそのまま組むとホロ枠もすぼまってしまうので、ホロ枠下部に適当な廃材などを利用して帯状のスペーサーを入れてやります。

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 仕上げ前ですが、こんな感じになって不自然なすぼまりがなくなります。貫通扉部分のすぼまりは、というとここには他社製の渡り板を取り付けるのでほぼバレなくなります。

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 仕上げ前ですが、ここまでの部品が取りあえず付いた状態です。最近の製品はロスト一体前面というのも多いですが、どうしてもごっつい印象になりがちですし、昭和の電車のアナログな雰囲気を表現するには、こういう原始的な構成の方が良いのかもしれません。

 この後手すりなどの小パーツを取り付けますが、ここで一旦キサゲ作業を行います。小パーツが付くとハンダが取れなくなる部分もありますので。

 浅草橋の人形店のキャッチフレーズに「人形は顔が命」というのがありますが、列車も顔が命です。この辺の作業は時間をかけて丁寧にやる必要があります。

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2020年11月22日 (日)

下り方クハ 箱にします

 KSの113系1000代、下り方のクハを続けます。

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 先に手すり穴をあけておいた前面にHゴムやホロワク台座など、箱にした後だと位置決めがしにくいパーツをハンダ付けしておきます。

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 ATC機器室部分に継ぎ目が来るので、継ぎ目を残さないために廃材を使って裏側に当て板をしておきます。こうすることで表から盛ったハンダがどんどん裏へ流れて継ぎ目は消えないのに裏側はハンダの山という状態になるのを防ぎます。

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 接合すると継ぎ目板はこんな感じになります。もちろん補強の機能も兼ねることになります。反対側は乗務員扉部分が継ぎ目ですので、そのままハンダ付けで特に問題はありません。

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 取りあえず大雑把に削ったATC機器室部分です。窓のない部分の継ぎ目は結構目立つので気を使います。東急旧5000系などもそうなのですが、ここに継ぎ目を持ってこざるを得ないのは前面の形状によります。

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 ここまでの全体像です。前面のライト類は箱にしてからの方が水平が出しやすいことで後回しにしてあります。種別幕も屋上接合部のヤスリ仕上げを考えて後回しです。

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 前回、表側からハンダを流した連結面もざっと仕上げてこんな状態です。まあ現在ではこれで終わりでなく、屋根布押えや雨樋縦管を取り付けるのであまり神経質にならなくても良さそうですが。

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2020年11月20日 (金)

魔改造EF65の調整

 しばらく前にMPギヤ化改造したつぼみ堂のEF65、どうも車体が傾いているようだということで調整しました。台車センター部の部品構成は間違ってなく、床板の穴埋めも特に問題なく、果たして何かということで追いかけてみると、何とアングルの水平が出ていませんでした。両端で1mm近く高さが違っていて、途中も波打っていました。元のインサイドギヤの場合、床の大穴部分に厚めの帯状のボルスターがあって、これに台車を取り付けるので、この帯状ボルスターを指でぐりぐりやればごまかせます。しかし、MPギヤのように床板に取り付けるようになるとそうは行きません。波打ったアングルに床をネジ止めすると、床板も波打ってしまいます。

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 アングルを剥がすわけにも行かないので、センターピン部分のセンタースペーサーと台車ボルスターの間にセンターピン付属の調整用ワッシャーを挟んでみました。ただ、これを入れるとセンターピンのネジがボルスターにあまり食い込まなくなるので、ワッシャーは1枚が限度のようです。

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 まだちょっと傾いてなくもないような気がしますが、この辺が限界でしょう。

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 他にもまだ問題があります。このスノープロウ、後から追加したのですが、線路に当たってしまいます。スカートとプロウの位置関係は問題なさそうなので、スカートの縦方向の寸法に問題があるのかもしれません。

 昭和40年代のモデルは今と違って、スノープロウが付いているものなどあまりありませんでしたし、動力はインサイドギヤが標準でした。つぼみ堂のものはカツミのものより造りが上等な感じでした。何より、こうして手を入れてやることで、半世紀の時を超えて走り続けられるというのは、昨今の中国製プラ製品ではまず無理でしょう。

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2020年11月19日 (木)

下り方クハ111 車体の続き

 113系1000代、下り方クハの車体のハンダ付けを続けます。原始的な?構成のキットなので、電車の基本的な手順に沿って進めます。

 ドアが付いたので次はアングルです。床板の取付金具であると同時に、車体の強度部材でもあります。

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 正確な位置に取り付けるために、先ずはケガキ線を入れます。足回りはエンドウ規格にするので、アングル位置は裾から2.8mmです。エンドウ製品は裾から3.0mm、床板厚さが1.0mmですが、KS、フジモデルの床板は0.8mm厚なので、その分を調整した数字です。

Tenzuke

 次にケガキ線に沿ってアングルを取り付けます。先ずはマスキングテープなどで仮止めしてハンダを点付けします。後のことも考えてハンダの量は多めにしてあります。アングル自体が反っていたりすることも多いので、この作業で最初のケガキ線の重要性を認識するはずです。

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 車体全長に点付けが出来て水平になっているのを確認出来たら、ハンダを本流しします。生地キットなどで点付けのままのを見かけますが、車体と床の着脱を繰り返していると、、車体が歪んでくるので、ここはアングル裏面全体にハンダを行き渡らせて強固に固定します。床板が浮かないように、アングルと車体の接合部にダマが残らないように注意します。

 これでアングルの取付が完了です。

 次に連結面の妻板です。

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 単純なパーツ構成ですが、何故か必須の貫通扉が別売りです。

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 最初にその貫通扉を妻板にハンダ付けしておきます。

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 次に妻板を車体断面にはめ込む形でハンダ付けします。最初に何か所か点付けで仮止めしますが、写真のように四隅を合わせることで位置出しがきれいに出来ます。これが曲がっていたりすると車体全体が歪んでしまうので、丁寧に行う必要があります。

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 位置が出たら接合部全周にハンダを裏まで浸み込むように流します。特に裾部分は床板の着脱で割れやすいので、しっかり取り付けるようにします。隙間が残っているときれいに仕上がらないので、隙間のないように流しておきます。この後ヤスリ仕上げを行います。

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 取りあえずここまで出来た状態です。大きめの部品が多く、どんどん形になっていく工程ですが、車両の基本的な造形を構成する部分ということで、手を抜くと悲惨な姿になりますから気を抜けません。

 KSのキットは、国鉄新性能電車をいろいろ出していますし、品質も良く安価なので、お持ちの方も多いと思いますが、組立手順の説明が皆無で別途購入の部品が多いのが難点ですね。しばらくの間、この下り方クハ111を材料にKS電車キットの作り方、という形で進めようと思います。記事中に出て来るパーツなどでご希望のものがありましたらメールでお知らせください。

メール⇒ sagami@amy.hi-ho.ne.jp

 

 

 

 

 

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2020年11月18日 (水)

最後のクハ111スタート

 床下機器がなくて、見つけた時に完成させておいてということになっていたKSモデルの113系1000代、東海道線の付属4両編成ということで、最後の東京方クハ111に取り掛かります。CPが付いた1300代の番号のものです。

 車体の組立手順を考えて、最初に前面の手すり穴あけから始めます。

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 KSの近郊型、前面の手すりの穴は全く開けられていません。前面強化されていないものなので、ストレートに穴を開ければ良いのですが、結構な数があります。こういった部分が省略されているからこそ、KSのキットは値段が安いのでしょう。

 続いて車体本体にドアをハンダ付けします。

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 近郊型の車体はこのように裾がすぼまっているので、ドアと車体をなじませるように気を付けます。

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 いい加減にやるとすぼまり部分に変な隙間が出来て、塗装した時に思い切り目立ってしまいます。

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 取りあえず6か所のドアを取り付けたところです。このクハ車、ドアパーツが袋ごと紛失していたので、新たに調達しましたが、最近のものはHゴム回りなどがエッチング表現に変わって、以前のオールプレスのものより実感的になっています。裾部分のRはプレス加工されていますが、車体との合いは特に問題ありません。

 

 

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2020年11月16日 (月)

取りあえずレタリング類の修復完了

 なかなか本題のエンドウの新アオガエルに進めないのですが、取りあえず旧版の剥がれてしまっていたレタリングの修正が出来ました。

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 旧版ではインレタだったエンド標記や社名銘板がエッチングパーツになって、編成全体で見てもずいぶん落ち着いた感じになりました。レタリングや銘板類は軽く見られがちですが、全体の印象に大きく影響するものです。インレタのナンバーを入れるだけで俄然実感的になるので、完成品を買った場合もぜひ入れていただきたいところです。

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 新版で追加された細かい標記類も分けていただいたので追加してあります。新版ではディテールの追加や一部車体構造の変更がありますが、全体の基本的な造形はあまり変わっていませんから、レタリング関係についておよそ新版の完成イメージとして見て構わないかと思います。四半世紀前のものですが、造形が非常に良く、且つ戦後の高性能車黎明期の電車が持つアナログな雰囲気が良く出ています。新版では、割合最近出た他社品に刺激されたのか、ディテールがかなり追加されていますが、旧版と並べても違和感はなさそうです。

 たまたまですが横にいるEF13、そうアオガエルの時代の東横線渋谷駅はもちろん地上で、すぐ横は「山手貨物線」でしたね。「湘南新宿ライン」ではありませんし、まさか相鉄線がそこを走るとは想像さえつかなかった時代です。ここは東京都内にあって旧型ELの宝庫でした。あの時代はわざわざ遠くへ行かなくても、国鉄も私鉄も個性的で面白いものがいろいろ走っていました。

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2020年11月15日 (日)

エンドウ初版アオガエル サハ5350の修繕

 モハ112が大体形になったので、今日は東日本大震災で被災していたエンドウの初版アオガエル、サハ5350の修繕を行いました。

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 棚から転落した時にドアステップがなくなっていました。ドアステップで着地したようで、車体には目立った凹みなどはありませんでした。すっかり忘れられていたのですが、今回レタリング類の修繕や追加を行っている時に気が付きました。ちょうど新版のアオガエルも来ていて図面があるので測ってみると、うまい具合にエッチングパーツが付いていた洋白製の枠にぴったりの幅のものがあったので、これを使用してみました。取りあえずバレないかなという感じになりました。

 分解したついでなので、室内灯の交換を行います。

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 これまで取り付けてあったのは、カツミのFLパネルライトです。

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 中央部に大きめの白色LEDが2つあって、パネル全体に光を飛ばす方式です。この方式だと、車内の明るさにムラが出ますし、古い製品なので光の色も不満です。もちろん、走行すればチラツキも出ます。これも、先日のモハ112と同様、モデルシーダーの大容量蓄電式蛍光灯色に取り換えました。

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 点灯させるとこんな感じです。車内を実車に沿ってグレーに塗ってあったのですが、光の色が実感的になったこともあってかなり効果的です。東横線バージョンの初版アオガエルでは初めてですが、なかなか良いので残りの5両も順次取り換えることにします。

 

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2020年11月14日 (土)

営業のお知らせ

 10月下旬頃より東京方面の新型コロナウイルス感染が再び急増しておりますので、今月も引き続き遠方からのご来店をお控えいただきたく、日曜日と月曜日を休業とさせていただいております。当店のある秦野市は横浜・川崎などに比べると感染者数はかなり少ないですが、感染拡大防止の意味も含めて、しばらくこの体制で行きたいと思います。

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2020年11月13日 (金)

モハ112 点灯試験

 幌などを取り付け、塗装剥がれ個所などの修正を行って完成に近付いてきたモハ112の点灯試験です。

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 使用したのはいつものモデルシーダ、MC257 大容量蓄電式室内灯 蛍光灯色です。類似形態のエンドウ室内灯などに比べて明る過ぎず、6~15Vまでほぼ一定の明るさ、キャパシタに電気を蓄えるので、停車後も1分程度は実用的な明るさで光るといった特徴があります。また走行中のチラツキも殆どありません。光の色も青っぽい白色ではなく、やや黄色みがかった昼白色というもので、蛍光灯らしい色の光になっています。

 

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2020年11月12日 (木)

モハ112 標記入れ

 レタリング入れが続きますが、今日はモハ112-1000湘南色の標記入れを行いました。

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 車番標記の他、配置区や妻面の形式・自重、検査標記も入れておきます。濃いグリーンに白文字なのでかなり目立ちます。これを入れるだけで細密感がぐっとアップしますね。使用したのは、くろま屋の東海道線113系用のものです。

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 あとはホロを取り付け、細部の乱れや汚れを取り除くと完成です。パンタグラフはIMON製を使用しています。上から見る機会の多い模型ではパンタグラフも重要な要素です。多少高くても良いものを使うと、全体の印象が一気に良くなります。

 

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東日本大震災・・・

 引き続きエンドウ東急旧5000系、店レイアウトにある旧版の修繕を行っています。

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 レタリングが剥がれたところの修復が中心です。銘板とかエンド標記はエッチングパーツでアップデートされたのですが、1か所ドアステップがない・・・。確かこれ、東日本大震災の時に激しい横揺れで転動して棚から落ちて取れてしまったはずです。当該部品は行方不明になりましたが、帯材などで代替製作は容易だろうということでそのまま放置してあったようです。何年経っているんだろう、という感じですが。新版ではこのステップに滑り止めの表現があるので、これを回してもらうと全部取り換える必要が出て来ますから、当初の考え方で行くことにします。

 まあ、25年も経っているのでいろいろありましたから、ある意味仕方ないのですが。

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 側面の「東京急行電鉄」とエンド標記の銘板は、初版ではインレタでしたが、今回はエッチングパーツになりました。そのパーツの中に、妻板に付く製造所銘板も入っていたので取り付けておきました。目立たない部分ですが、同じく新版で新調された検査標記インレタと合わせてかなり実感的になりました。

 プラ製品では印刷済みだったりしますが、ブラスモデルでは案外スルーされている部分です。でも、このような標記が入るだけで、細密感は一気に高まるものです。国鉄形でしたら、くろま屋製品で結構このような標記インレタが出ていますね。アオガエルを新版で入手された方は、完成品にもキットにもこの辺のものは入っているので、是非取り付けていただきたいと思います。

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2020年11月11日 (水)

今月のフジモデル生産品案内

 今月のフジモデル生産品案内が届きました。

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 塗装済みキットは、通勤型客車オハ41、バラキットはキハ44100、後のキハユニ16です。地味な形式なだけに少量のようですので、ご希望のようでしたらお早めにお知らせください。

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2020年11月10日 (火)

モハ112 内装の取付

 モハ112に内装の取付を行います。1000代の湘南色ということで、JRになった後の、関東では113系末期の姿ですから、この頃には座席のモケットも国鉄時代とは違って、地域ごとに異なったものになっていました。柄物とかも多かったのですが、さすがにそれは無理なので、遠目に見て近い色合いにします。

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 座席の枠も元の灰色のもの、壁の張替えに合わせて茶色になったものなどがありました。今回は灰色のままのものということにします。

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 室内灯は、モデルシーダーの大容量蓄電式蛍光灯色LEDを使用します。この室内灯、光の色や明るさが実感的な上に走行中のちらつきもありません。それだけに座席などを細かく塗り分けておくととても効果的です。

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 モハ112もあと少しです。KSのキットは素材キットのようなものですから、このように好きな部品を集めてまとめていく面白さはあります。

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2020年11月 9日 (月)

新アオガエルスタート! 先ずは客扉の検討と加工

 いろいろ抱えていますが、エンドウの新アオガエル、スタートです。新版では大窓バージョンにスチールサッシのパーツが入ったので、’80年代初頭に、原形に近い姿で目蒲線にやって来たトップナンバーということにします。

 初期に更新されたこの編成では、側扉は大窓のHゴム無しという、原形に近いものでした。今回の大窓キットではHゴム付きのドアという設定でした。

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 今回、知り合いが持っている未着手の初版キットのHゴム無しの大窓ドアを交換トレードで入手したので、これを使います。

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 初版ではドア中央部の穴に凸型のステップのツメを差し込むようになっていましたが、新版ではドア幅いっぱいのドア株の隙間にステップを差し込むようになっていて、ステップパーツの形状も変更されています。ステップ上面には滑り止めの表現もありますが、その頃になると擦り減っていて、ビニールの滑り止めが貼り付けられていた記憶があります。

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 ステップの高さは同じなので、ドア凸穴の上辺に合わせて裾部分を切断します。

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 仮止めしてみると、新しいステップがすんなり取り付けられそうです。

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 ちなみに旧版ではこんな感じになって、中央部の穴にステップのツメを差し込むようになっていました。強度的には問題なかったのですが、ハンダを控えめにするといかにもツメに差し込みましたという感じになってしまい、ハンダを多くすると裾のR部分が埋まってしまうという問題がありました。目立たないですが、新版の改良点です。

 この作業は、キットをストレートに組もうという場合には全く不要です。あくまでも管理人のこだわりなのですが、これがキットの面白さでもあるのです。

 東急旧5000系は、更新のバリエーションも多く、窓部分の更新とドア窓の小窓化の時期も一致していません。製品で全部ラインナップするのは無理ですから、キットの良さを活かしていろいろ弄ることにします。

 

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2020年11月 8日 (日)

エンドウ 新アオガエルの検討

 少し前にエンドウから東急旧5000系アオガエルが久しぶりに再版され、キットも出ました。

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 店の電車製作事例サンプルとして、初版のエンドウアオガエルがあります。時とともに熟成させているサンプルでもあるので、モーターの取り換え、照明のLED化など、時代とともに進化するサンプルということになっています。形態的には後期車の更新パターンの窓で、’70年代末期の東横線6両編成をモチーフにしています。

 今回発売されたものは、最近他社から出たものに刺激されたのか、ディテールパーツも結構追加されていて気になったので、店用としてさらに3両追加することにしました。

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 大窓ドアのキットには、タニカワ製品以来と思われるスチールサッシのパーツが入っています。ということで、東横線バージョンの少し後、’80年代初頭に東横線や田園都市線から撤退して目蒲線に流れて来た時代のトップナンバーの編成にしようと思います。

 登場時と同じ、5001-5351-5002の編成で、ドアはHゴムなしの大窓、側窓はスチールサッシとかなり原形に近い状態で更新されていました。もう東横線でスチールサッシの車は見かけなかったですし、側扉も殆ど小窓化されていたので、これを見た時はちょっと驚きました。管理人はその頃浪人していたわけで、浪人仲間のところへ呑みに行く時に乗っていたので、写真は撮っていなかったのですが、さすが今はネットの時代、ズバリの写真がいくつも出て来ます。それによれば、その翌年には他車と同様に雨どいが撤去されてドア上に水切りが付いた坊主にされたようです。管理人は翌年には晴れて浪人から脱出して目蒲線とさよなら出来たので坊主になったトップナンバーの編成は目にしていません。

 今回のドア大窓キットでは、Hゴム付きのドアが入っていましたが、初版ではHゴムなしの大窓ドアが選択パーツで入っていました。また、前面はサボを使用していた時代の設定で、サボ受けを取り付けるスリットが開けられていました。Hゴムの部分を細ヤスリで削除するとHゴム無しの窓と同じ大きさになるとか、サボ受けのスリットはハンダで埋めればいいか、とかいろいろ思案していました。

 たまたま知り合いが初版のキットを持っていて、サボ付きの使用にしたいということだったので、初版になかったHゴム付きドアとサボ受け用スリットのある前面とサボ受けを譲渡して、入れ替えに初版の前面とHゴム無しドアを譲受することになり、かなり作業の省力化が図れることになりました。あと残る課題は、今回の大窓ドアのキット、ユニットサッシ風の縁取りが付いた更新バージョンなのですが、スチールサッシのまま更新された車では戸袋部分にも縁取りがあるんですね。さて、これをどうするかです。原形ではすべての窓に縁取りはありません。ドアも後期の車になると最初からHゴム付きです。両数が多いだけに細部のバリエーションも多いのですが、このあたり鉄道ピクトリアルNo.942の東急5000系特集の記事と写真がとても参考になります。

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 これが、スチールサッシ表現のあったタニカワの東急5000系です。スチールサッシが太いのもそうですが、前面の印象もエンドウ品と並べてみるとかなり違います。アオガエルの前面、丸っこいようで案外骨ばっていること、オデコに奥行き感がないといけないなど、造形の難しいネタであることがわかります。エンドウ製品が継ぎ目の消しにくい乗務員扉と客扉の中間でつないでいるのはそういう理由でしょう。

 

 

 

 

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2020年11月 7日 (土)

モハ112 窓ガラス入れ

 しばらく間が開いていた113系1000代、塗装が出来たモハ112の窓ガラス入れです。

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 昔のドアまで一体プレスのカツミ製品のように端から端まで1枚の塩ビをベターっと貼るわけには行きません。サッシ、戸袋、ドアと外側から見た時の出っ張り具合が違うので、塩ビ1枚で一気に貼れば不自然な隙間がたくさん出て来ます。サッシも1窓ごとに独立したパーツなので、窓ガラスを1枚ごとに貼ります。こうすることで、窓ガラスが密着している感じになります。肉厚の薄い金属車体なので、透明度が劣るプラ成形の分厚いはめ込み式にする必要はありません。

 ボンドGクリアーなどの透明なゴム系接着剤を使用しますが、サッシなど繊細な部品があるので、糸を引いたりはみ出したりすることもありますが、そういう場合にはカトーのレールクリーナーが接着剤剥がしに活躍します。窓ガラスの貼り方一つ取っても、昔と今ではずいぶん違っていたりします。

 パンタグラフは、破損防止のために最後に取り付けます。

 床下機器がなくて、5年どころか10年以上も放置されていたこの113系、どうにか年内には4両完成に持ち込めそうです。

 床下機器がなくてKSの電車キットが押し入れの肥やしになっている方も多いかと思いますが、現在カツミから103系冷房車、113系非冷房原形、165系冷房改造車用の床下機器セットが発売されていますので、完成させるチャンスかもしれません。

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2020年11月 6日 (金)

ED78・・・

 仕入先の在庫を当っていたら、TOMIXのED78が出て来ました。

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 昭和43年の奥羽線、福島~米沢間の交流化、米沢~山形間電化と仙山線全線交流化に合わせて登場した機関車です。奥羽線の板谷峠区間では、このED78が本務機、同時に登場したEF71が補機という設定でしたが、実際にはどちらも本務機のような使い方をされていました。仙山線は軌道が脆弱だったために、軸重可変のED78のみが運用されました。

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 軸重調整用の中間台車が付いて、D型ながらF型並みの堂々とした車体です。この辺りは九州のED76と似ていますが。

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 総括重連を行うので、正面には貫通扉があります。ED78+EF71の他に、ED78同士の重連というのもよく見かけました。車体が大きいだけに重連になると見ごたえがあります。

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 屋上は、降雪対策でさっぱりしています。

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 付属パーツはこんな感じです。

 最近は、16番の手頃なプラ製の機関車も種類が増えてきて、このような地域限定的なものも出て来るようになりました。発売されてしばらく経っているので、そんなに売れるものでもなさそうですが、逆に再生産までのサイクルは長そうです。この形式はかつて天賞堂や宮沢からも出ていました。地味な車種ですが、模型映えはするということなのでしょう。

 比較的手頃な価格で、大型EL重連が楽しめるのでお勧めの一品かと思います。

 以前は東北線に乗ってED77が見えると、ああ郡山だな、とかこの78が見えると福島だ、といった地域ごとの車種を眺める楽しみもありましたが、現在では旅客は全て電車になり、貨物も亜幹線や支線区では廃止になって、そんな面白さもなくなってしまいました。

 ネット支店にも登録してありますので、興味のおありの方は宜しくお願いいたします。

ネット支店⇒https://ms-sagami.raku-uru.jp/

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2020年11月 3日 (火)

日光台車の近況

 かなり品薄になっていた日光モデルの台車ですが、仕入先を当ってみたところボツボツ回復してきているようです。

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 エンドウやカツミが弱い、旧型客車用のものも回復しつつあるようです。入荷に関しては不安定な感じもありますので、見つけたものから在庫に加えていくつもりです。ネット支店にも登録していきますのでご利用ください。

 

ネット支店⇒https://ms-sagami.raku-uru.jp/

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2020年11月 1日 (日)

今月の営業につきまして

毎度ご来店いただきまして有難うございます。

 引き続き東京方面での新型コロナウイルス感染状況が高止まりの状態ですので、遠方からのご来店をお控えいただきたく、今月も日・月・祝日休業、火~土曜日13:00~18:00の短縮営業とさせていただきます。非接触で安全なネット支店は通常通りですので、こちらのご利用もお願いいたします。また、商品のご注文はメールでも承っております。

ネット支店⇒https://ms-sagami.raku-uru.jp/

ご注文やお問い合わせは⇒sagami@amy.hi-ho.ne.jp

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