床板を一気にまとめます
下り方クハの床板を続けます。KSのキットから完成品と同様の機能を持ったものを作ろうとすると、床板の加工が結構大変です。
今日はまず車端部に汚物処理装置を取り付けます。今は真空式のものになっているので、このタイプの汚物処理装置もあまり見かけなくなりました。エコーモデルのものが形が良いので、それを使っていますが、取付位置や形態を考えると、こんなものこそロストにして欲しいところです。
エンドウの蔵出し市で捕獲した床下機器です。昔の国籍不明な一体成型のものとは違って、偶数車なのでちゃんとCPも付いています。これが手に入らなかったがために十数年も放置されることになったわけです。
ここまで来たら例によって工期短縮を図るために、塗装しながら一気に組み立ててしまいます。連結側にはライト点滅用のスイッチを取り付けておきます。エンドウの完成品で使用されているのと同等のものを使用して取り扱いを容易にしています。
台車と床下機器を取り付けて、ほぼ形になりました。台車の回転止めはこの後M2.0×8くらいの長めのビスを植えます。車輪は最終的に黒色のものにしますが、手持ちが切れたので取りあえず仮です。連結器はIMON密着連結器ですが、この場合も汚物処理装置の絡みがあるので、小さいカプラーポケットが活きて来ます。汚物処理装置の塗分けなどもこの後になります。
見かけの値段が安い分、手間と部品代は作者にお任せなKSのキットです。バリエーションの多いキットなので、湘南色になった1000代とか、完成品でなかなか出ないものを勝手に作れるという良さはありますが・・・。
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