現代のプラモデルはディスプレイモデルとして完成させるものが殆どですが、完成したモデルのメンテナンス用にこのようなものがあります。

ディスプレイされているモデルにたまったホコリを落とすブラシです。最初から模型用として作られているので、なかなか使いやすいのです。

入り組んだ部分のホコリが落としやすいように、毛先が長かったり、静電気防止対策が施されているのでホコリが再付着しにくいようになっています。

ブラシの先端部はこのようになっています。
使ってみると面白いように細部に詰まったホコリが落ちます。

例えば、レイアウトに出しっ放しにしていた電車など、このようにベンチレーターの下などにホコリが溜まったりします。筆で払うにしてもなかなか取れにくいですね。

このブラシを使用すると、そのような部分もあっという間にきれいになってしまうのです。
あと鉄道模型で考えられるのはレイアウトのストラクチャーでしょうか。当然出しっ放しですから、ホコリも溜まりやすいですね。瓦屋根などは結構クセモノです。

駅前に止まっているバスなども、電車と同じで細部のホコリが落としにくいものです。

これらもサッサッサという感じで払うだけであっという間にきれいになります。
そして、最もこのブラシの特徴が活きるのは交流EL。

屋根が黒でホコリは目立ちますし、屋上にはパンタグラフや様々な機器、それらを結んで高圧配管が引き回されています。細部に詰まったホコリは取りにくいですし、ムキになってやると高圧配管やパンタを破損する恐れもあります。

しかし、このブラシを使うと1分程度でこんな感じになります。
折れやすいディテールがたくさん付いているプラモデルの完成品を対象に考えられているので、ブラスモデルでは安心して使えますね。
さすが、「世界のタミヤ」だけあって、良く考えられています。同社製の道具類には鉄道模型でも使えるものがいろいろ揃っています。
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