113系1000代を始めます
久しぶりに新規モノにかかります。KSモデルの113系1000代です。
出入りのお客さまが10年以上前にどこかの中古店で見つけてきてやり始めたものの、床下機器がなかったりでどうしたものかということで、お任せになったシロモノです。KSの電車シリーズ、プレスもきれいですし、形態なども悪くなく、それでいてリーズナブルな価格というのが魅力なのですが、キットには車体を形作る最低限のパーツしか入っていません。
特に困るのが床下機器です。客車や気動車であれば、多形式に亘って共通のものが使われていたりするので、エコーモデルや日光モデルの「客車用」とか「気動車用」といった汎用パーツを使えば良いのですが、新性能電車はそうは行きません。さすがに今の時代に、カツミのプラ一体の国籍不明な床下ユニットでもないでしょうし。さすがにこれも今は廃版ですが。エンドウが以前、形式ごとの床下セットをやっていましたが、問屋に言わせると、どんどん溜ってゴミになってしまうとのことで、最近は「受注生産」となっています。以前やっていたものも現在は各問屋とも(もちろんメーカーも)在庫がありませんから調達は不可能です。今回は店に出入りの学生くんが先日のエンドウ感謝祭で、放出品の当該形式の床下を見つけてきてくれたので何とかなったわけです。
ペーパーキット全盛の頃は、1個10円のエアタンクとか、25円の抵抗器とかを寄せ集めて完成させていましたが、さすがにもうそういう時代ではないですね。最近、エンドウが一般流通させている電車キットは、床下機器はもとより、座席やライト類まで入っています。これらの部品代を合計すれば、KSもエンドウも大して変わらない金額になりますし、必要な部品が揃っていれば、少なくとも完成できない〈←これが最悪)ということはないですから。
このキットは完成品では出て来ないであろう、一時期国府津電車区にいた湘南色の1000代にするつもりで買ってきたそうです。放置期間が長かったので、細かいパーツもいろいろ新しいものが出ているので、せっかくですから最新仕様にしようと思います。
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