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2020年5月20日 (水)

オマケ・・・

 昭和60年3月のダイ改で車掌車が廃止されるまでは貨物列車の最後部に車掌車「ヨ」や有蓋緩急車「ワフ」が連結されて、尾灯を点灯して走っていました。今は東北方面の貨物列車はバッテリー式の小さい尾灯を尾灯掛けに引っ掛けていますが、他は自転車の後部標識の親分みたいな反射板ですね。車掌車はともかく、ワフというのは半分貨物室、貨車なので必ずしも車掌室が後ろではなく逆向き連結も普通にありました。窓も何もない妻面に尾灯が光っていたわけですが、EF13の貨物列車の時代は当たり前だったので、これを再現してみました。

 使用したのはエンドウのワフ29500プラキットです。取りあえず組み上げた状態なので、ウエザリングはこの後ですが。
 このキット、なかなかのクセモノですね。車体自体は普通のプラキットで、形にするだけなら全く問題なく、モールドもなかなかきれいなのですが。
Cimg8233
 問題なのはオプションになっている尾灯パーツです。
Cimg8235 Cimg8236
 このような構造です。構造的には2軸貨車の難題である絶縁の問題をあっさり解決しているのですが、いかにも後から適当に付け足しましたという感じで、組み立てには難儀します。例えば、説明書には全く触れられていませんが、尾灯レンズは裏からはめ込む凸型タイプです。点灯させる場合は、箱にする前にスペーサーを接着せよとなっていますからレンズを先に取り付ける必要があります。板キットの場合、車体の塗装は箱にしてから接合部を仕上げて行いますから、これはどうするの?ということになります。他にも、プラ製の床板に取り付けた金属製軸受に配線をハンダ付けするとか、ウエイトカバーとか床板を削って配線を通す穴を作れとか、殆ど魔改造の世界です。尾灯パーツと車体のすり合わせも出来ていないので、取り付ける時に修正する箇所がいくつも出てきます。
 以前の社長が、「尾灯が点くようになればもっと売れるんじゃないかね」と言う感じで思い付きで作らせたのでは、と勘繰りたくなります。発想は悪くないのですが、カネかけてないんですね。まあ今でも車体が2,000円、尾灯パーツが1,400円なので文句は言えないところですが、もうちょっと何とかならないのかなあ、という気はします。魔改造大好きな管理人は、何としても撃退してやろうと思いますが、売り物として考えると、今はそこまでやってくれる方は少ないですから・・・。
 でも、一応こうやって逆連結のワフもちゃんと点灯するようにはなります。興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。

 

 

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コメント

所長失格 さま

 コメント有難うございます。ヨ5000あたりなど寸法的にそれほど差異もなさそうですから、強引に配線すれば使えそうにも思えますが、一番の問題はカトーのAssyパーツは製品を生産した時にオマケ程度で作るものなので、いつでも手に入るものでは無い点ですね。特に最近では製品発売の数か月前に〆てしまいますので非常に使いにくくなっています。

投稿: さがみ | 2020年5月24日 (日) 21時02分

さがみ様、ご返事ありがとうございます。ワフはライト基板よりも下回りの集電が問題なのですね。素人考えですが、エンドウのワフの下回りをそっくりKATOに交換したら転がりも集電も良くなりそうです。KATOでは2軸車の車輪と軸受け回りをAssyパーツとして売っているようですから、これをそっくりエンドウのワフに移設できればなんとかなりそうですが、いかがでしょうか。床下機器やホイールベースが変わる、といったところは目をつぶり、走りとライトを優先できないものでしょうか。
ワールドの貨車は魅力ですが、キットも完成品もお値段が高く、それこそアダチ並です。自分も秩父鉄道のヲキ・ヲキフに興味がありましたが、値段がネックで、あれを10両、20両揃えるのは仮にキットでも財布の負担が苦しい、と諦めました。

投稿: 所長失格 | 2020年5月23日 (土) 09時00分

所長失格さま

 コメント有難うございます。この尾灯システム、基板自体はこれで良いと思います。問題なのは軸受への接続方法で、最初から一緒に設計していればカトーのプラ貨車のように集電板などがスマートに収まっていたと思います。プラ床板なので、前後の軸受の絶縁はそれほど問題でないわけですから。カトーのAssyはそういう意味では他への応用は難しいかもしれません。

 エンドウのこのテール基板、絶縁の方法をどうにかして、ワールドの車掌車あたりに使えたらいいなあ、と思案中です。動画の貨物列車にもワールドの貨車が1両混ざっています。レム5000ですが、アダチのものより転がりは良いですし、リブの部品などもアダチのは最初から反っていたりしますがこちらはエッチング製ということで真っ直ぐ、取り付けのツメの設定もあるので位置合わせが正確に出来て仕上がりもすっきりします。折り紙細工なのですが、出来上がるとなかなか良い感じです。結構種類もあるようなので、そのうち手を出そうと思っています。

投稿: さがみ | 2020年5月22日 (金) 12時18分

この車両に限らず、エンドウやホビーモデルのプラ貨車キットは安価で、数が必要な車両なのでありがたいです。このワフのライトは以前から難しいと聞いていたので手を出していませんが、KATOの16番のヨ5000やヨ8000あたりのライト用Assyパーツがうまく使えると面白いかもしれませんね。パーツだけでしたらそれほどお値段が高くないので、エンドウの1400円の尾灯パーツに代えて使えたら良さそうですが、どうでしょうか。

投稿: 所長失格 | 2020年5月22日 (金) 08時53分

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