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2020年5月 4日 (月)

クモハ32修繕の続き

 40年以上前のピノチオ製クモハ32の修繕を続けます。ピノチオが旧国に力を入れるようになって、それに使う旧国用の緻密なパーツが出るようになってきた時代のものです。なので、この車体を組んだ人も恐らく部品の使い方が良く分かっていなかった面もあるようで、結構チャンポンになっていたりする部分もあります。今なら資料写真もインターネットでいくらでも出てきますが、当時はそうもいかなかったですからやむを得ないでしょう。

 この車体、中途半端に放置されていたようで窓ガラスが入っていません。完成品でも、この頃までは窓ガラスが入っていないものも結構ありましたが。でもこれでは廃車体のようです。

Cimg8059

 Hゴムに色を入れて窓ガラスを取り付けます。窓ガラスを入れるつもりがなかったのか、ガラス近くに追設されたディテール部品の取付足が処理されていませんでした。

Cimg8060

 ガラスが入って窓が反射するようになるだけでぐっと印象が良くなります。

Cimg8062

 取りあえず既存の下回りに被せて線路に載せてみると、だいぶ旧国らしい雰囲気になって来ました。Hゴムが多用されて目立つのが晩年期の旧国という感じです。

 屋根の色や窓ガラスが、ディテールパーツ以上に重要だということが分かります。

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コメント

所長失格さま

 コメント有難うございます。インサイドギア仕様ながら、動力なしで中途半端に放置されていたものを走るようにしたい、というご相談から始めたものです。走行が大きなテーマですから、外観も旧国が生きていた頃の雰囲気を再現しようと思います。
 このクモハ32は、戦前型の2扉車を強引に4ドア改造したものですが、改造車らしさを表現するのに、Hゴムの色差しなども行いました。プレスドアで4ドア化されているのが強調されて効果的だと思います。

 戦前型のモハ32は、後にクモハ14になっていますね。紛らわしいところですが。

投稿: さがみ | 2020年5月 6日 (水) 16時00分

失礼しました。クモハ32に戦前の姿はありませんでしたね。訂正します。

投稿: 所長失格 | 2020年5月 6日 (水) 09時49分

細かい、走るとわからなくなるパーツよりももっと大きくて「その車両らしさ」を表現するアイコンがある方が印象が強いことがあります。
車両全体として誰もがクモハ32だとわかるほうが結果としてそれらしく見える好例ですね。時代背景も戦前の仕様よりも、皆さんが実際
見て身近な形態のほうが親しみもわくのかもしれません。

投稿: 所長失格 | 2020年5月 6日 (水) 09時47分

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