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2020年3月 4日 (水)

屋根の塗装

 久しぶりにマニ36です。続きで屋根の塗装です。戦後型オハ35ベースの車のうち、今回は屋根布張りのものということで、「キャンバス風グレー」とい塗料も取ってみたのですが、最近の電車の塗屋根風の青みが買ったグレーでしたので、これは不採用ということにしてベース色は艶消し黒にしました。

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 先ずは屋根全体を艶消し黒に塗ります。キャンバス屋根の客車、屋根を張り替えた直後はややグレーがかった黒という色合いでしたので、以前モデラーズから出ていた「フラットブラックグレー」がベストだったのですが、メーカーが消滅したので現在では手に入りません。

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 次にベンチレーターを塗り分けます。旧型客車では、廃車直前には屋根色に似せて黒で塗装しているものもありました。

 このままではコントラストが強すぎて不自然ですから、細工します。

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 旧型客車のブレーキは鋳鉄制輪子なので、窓を開けて乗っているとブレーキをかけたときに、制輪子の鉄粉がキラキラ輝きながら舞っているのが見えたものです。それが屋根や足回りに付着して錆っぽい色になっていました。その付着した制輪子の鉄粉が錆びた色を表現することにして、錆色をイメージしたレッドブラウンをエアブラシで吹きます。鉄粉が屋根にふわっとかかってそのうち錆びたということですから、塗料の粒々が見えてはいけません。溶剤85:塗料15くらいに薄めたものを使用します。

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 エアブラシで吹くときは、制輪子の鉄粉がふわっとかかる雰囲気で塗ります。塗料がかなり水っぽいので、一気にやろうとすると泥水が流れたようになって失敗します。あくまでも「ふわっと」2~3回です。大事なのは屋根とベンチレーターのベース色をレッドブラウンでつぶさないようにすることです。客車というのは1両ごとにコンディションが違っていましたから、複数やる場合は、車両ごとに強弱があった方が実感的です。

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 大体イメージ通りになったら、最後に艶消しのオーバーコートをかけて仕上げます。車体側面や妻面と屋根の艶の差を表現するだけで一気に実感味が向上するのですが、完成品の客車など、色味も含めてこの辺に無頓着なものが多い気がします。

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 取りあえずここまでやってマスキングを剥がしたところです。ペカペカの明るいグレーの鋼板屋根の折妻車とは違った雰囲気になりました。

 

 

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