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2019年12月23日 (月)

機関車用MPギヤの話

前回の機関車用MPギヤの話の続きです。機関車用MPぎやはエンドウやカツミのEL、DL完成品では使用されているわけですが、両社はEL、DLよりはECやDCが中心のメーカーなのでなじみは薄いかもしれませんね。

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 こういう感じのものですが、電車用と異なるのは床上のモーターから動力を伝達する構造になっていることです。ギヤ比が大きく取ってあって、牽引力重視の設定です。電車用と同じく極めて安定した品質ですし、「MP」マルチパーパスの名前通り、広範囲に使用できるものです。エンドウ・カツミの機関車が少ないこともあって、当店では他社製機関車の動力更新に使われている方の方が多いようです。以前ご紹介しましたが、管理人も天賞堂の古い交流機の動力更新に使って好結果を得ています。

 電車用もそうですが、精度が高いこともあって編成中に複数の動力車があっても安定した走りを見せてくれます。先日調整の小田急2200形はオールMの6両編成でしたが、今回は機関車用MPギヤを搭載した重連の走りを載せておきます。実際の走りっぷりは見たことがないという方が多いと思いますので。

 これはカツミのED75キットにストレートに使用した事例ですが。画像の走行音は、例によって素の音です。サウンドシステムなどは使っていません。

 インサイドギヤでは重連の場合、なかなか協調せずに苦労された方も多いかと思います。電車用と同じく、基本的な取り付け寸法と方法を頭に入れておけば各社の機関車に使えるものです。管理人もお客さまからのご相談で、つぼみ堂の機関車に取り付けたことがあります。
 どうもMPギヤは「高い」というイメージが先行して手を出しにくいような雰囲気があるのですが、静かな走行と抜群の耐久性、汎用で使えることなど、管理人イチオシの動力システムなのです。コスパという観点から行けば最高でしょうね。メーカーさんも、もっと上手に宣伝してくれると嬉しいのですが。
 ちなみに、この事例サンプルのようなED75重連の普通列車というのは結構ありました。東北本線奥中山越えの貨物列車で使う補機を旅客列車で回送していたのです。分割民営化間もない頃まで続いていて、最後は50系客車4両程度に重連!という姿でしたが。
 機関車の動力性能を圧倒的に向上させる機関車用MPギヤです。押入れの中で眠っている機関車の更新用にいかがですか?

 

 

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