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2019年10月30日 (水)

DD13再開!

 改訂版のマニ36、プロトタイプを絞り込ん行くと、どの仕様にするにも足りない部品があることが判明したので、必要なものを調達することとして、夏の間放置されていたDD13を再開します。車体の外形がおよそ出来て、次は手すりということでしたが、フロント部分も含めて自分で曲げることになって、暑い夏場はとても集中力が続かないのでパスしていました。

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 先ずは尾灯を取り付けます。ホビーモデルの機関車、今のように各社から尾灯枠のパーツが出たりする遥か前から、尾灯はこだわった造りで、このDD13も、赤円板を撤去したタイプの特徴がよく表現されています。機関車の表情に影響する部分ですが、比較的近年まで、あまり気にされていませんでした。

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 尾灯が付いたら一番面倒なフロントの手すりに進みます。真鍮線を図のような形に自分で曲げるのですが、先ずはキットに入っているこの原寸図をたくさんコピーします。今はパソコンで使うプリンターにもコピー機能が普通にあるので、少し前のようにコンビニまで行く必要がないのは助かります。次に、コピーした図面に材料をマスキングテープで固定して、図面の上で曲げていきます。こうすることで、割と複雑な形状のものでもそこそこのレベルで作れます。特にこの事例では左右で対になっているので、形を揃える必要があります。

 そして、使う線材はSLフアンの方のお話をヒントに真鍮線ではなく、弾力があって変形しにくい燐青銅線を使いました。

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 取りあえず片側のフロント、外枠を取り付けてみました。未修正ですが、プライヤーなどで修正できそうなレベルになりました。このような作業はコツを掴むのに苦労しますが、サクサク出来るようになるとすぐ終了になります。

 枠だけでもフロントの手すりが付くと、俄かにDD13らしくなってやる気が出てきますね。何だかんだで「各自工夫のこと」の連続になりそうですが、部品を紛失したりするのもまずいので、しばらくこれに集中します。

 

 

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2019年10月29日 (火)

マニ36補充

 先日のオハ35に続いて、やはりお客さまの熱烈なご希望で売ってしまった、店レイアウトのマニ36キノコ折妻型を補充することにしました。オハ35と同様、細心の部品を使用した「改訂版」ということにします。

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 オハ35改造のもののうち、戦後型のキノコ折妻車がベースになったものをチョイスします。同形態でも車体中央の2ケの窓が両方とも狭窓になっているものや雨樋のないもの、また戦後型でもタネ車の関係でデッキ部分に絞り込みのあるものといったバリエーションが存在します。

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 今回使用するのは、フジモデルのキットですが、「マニ36㉗」という品名になっています。バリエーションの多いマニ36なので、フジモデル製品では28種類出しているようです。

 荷物車は、不要になった旅客車を改造したものが殆どなので、タネ車によるの違い形状の他、改造工場による差異もあって、非常に難解な存在だったわけですが、近年になってこれらを整理分類した書籍なども出てきましたし、インターネット上にも様々な資料や写真が出て来るようになりました。

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 管理人が使用している資料の一例です。これらの写真に出て来るイレギュラーな形状のドアの部品などが大体揃ってしまうのは、少し前までは考えられませんでした。

 売ってしまったものは鋼板屋根のタイプでしたから、今回は屋根布張りのタイプにして、気分を変えようかな、とかいろいろ考え中です。

 荷物車というのは改造車の集合体ですから、例えば荷物列車の場合、同一形態のものばかりで組成されているのは不自然ですから、なるべくいろいろな形態のものを混ぜたいところです。

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2019年10月26日 (土)

天賞堂EF81-300 動力改修

 資材がおよそ揃ったので、天賞堂の古いEF81-300の改修を始めます。

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 MV-8搭載ですから、この形式でも割と初期のものです。走ることは走るのですが、異常に遅い上に電気を食います。ギヤボックスはしっかりしているので、このまま使用することにして、モーターをMPギヤで標準で使うEN22に取り替えます。

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 先ずはモーターとウエイトを取り外します。ウエイトは、今は貴重な鉛製で重量がありますから再用します。古いものなのでネジが固まっていたりで、たったこれだけの作業でも結構難儀します。

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2019年10月25日 (金)

今週の入荷品

 お客さまから手軽に客車の種類を増やしたいというご相談がありましたので、このようなものを取ってみました。

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 プラ製の客車、カトーの35系や43系、トミーの10系だけではバリエーション的に物足りない感じでしたので、トラムウエイの戦後型オハ35をチョイスしてみました。

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  ドアが別パーツで、木造のものとHゴムの2種類が入っています。ちょっと細工すれば開いた状態にも出来そうな感じです。旧型客車は手動扉なので、走行中も開けっ放しなのは当たり前でしたし、デッキにぶら下がって乗るのもごく普通の光景でした。

 この製品、室内灯が取り付け済みなのもカトー製品などと異なる点ですが、特に初心者などには嬉しい点かもしれません。

 プラ製の客車、走行に重厚感がないなどの面はあるのですが、一番のメリットは「軽い」ことですね。特に構造上牽引力が稼ぎにくいSLなどの場合、これはかなり重要です。カトーの35系や43系だけではバリエーションが少なすぎるので、、このシリーズから適宜チョイスして混ぜてやることで、編成にも実感味が出せるかと思います。プラスチック感が溢れる屋根や床下は、つや消し処理をしてやれば落ち着くと思います。

 仕入れ先に聞いてみたところ、現在他の形式もいろいろ在庫があるとのことですので、興味がおありでしたらご相談ください。

 

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2019年10月24日 (木)

ひとまず完成へ

 まったりと進行していたオハ35改訂版、修正すべき個所もありますが、基本的な標記類を入れて、取りあえず完成させます。

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 車両番号のほか、配置区や換算標記も入れます。車体が濃い色なので、小さな標記も極めて効果があります。くろま屋のインレタでは、旧型客車を古レタリング出来るくらいの種類が揃っています。当店でもお取り扱いしておりますが、「ナマモノ」なのであまりたくさん在庫できないのと、メーカーの都合で補充に時間がかかる点はご承知おきいただきたいと思います。

 この後は列車に組み込んで試運転です。

 

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2019年10月21日 (月)

室内部品の取り付け

 改訂版オハ35、室内部品の取り付けです。予め塗装しておいた座席と室内灯を取り付けます。

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 室内灯は白熱灯の車ということで、モデルシーダーの蓄電式のうち電球色のものを使いました。天井に接着して配線するだけですが、配線が片側にまとめられているので、便所の中を通すことで、完全に隠すことができます。

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 点灯試験です。分散配置されたチップLEDなので、車内が均等な明るさになります。メーカーは「やや暗め」と言っていますが、適切な明るさで客車列車の旅の雰囲気を醸し出します。座席部品の細かい塗分けが絶大な効果があることが分かります。

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 全体像です。車内も割と良い雰囲気で出来たので、この後は最終の仕上げです。最近は良い部品がいろいろ出ているので、かつて全国を旅するのに乗った客車列車の旅の雰囲気も再現しやすくなりました。室内灯にしても、ただ点灯していれば良いというわけでもないですから・・・。

 

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2019年10月19日 (土)

古い天賞堂 EF81-300の調整

 続いて、古い天賞堂のEF81-300の調整です。モーターがMV-8なので、EF81としては初期の製品、おそらく昭和50年代初頭のものでしょうか。走らせてみると、ものすごく遅いのと、3AのエンドウEP50パワーパックでも苦しいくらい電気を食います。

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 走行に関しては、このようなしっかりしたギヤボックスなので、これを活かして、モーターを交換することで対応できそうです。これまでの実績で行けば、EN22一般型辺りが良さそうです。

 

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 ナンバーの取り付けに瞬間接着剤を使ったのか、塗装が傷んでいます。銀色はタッチアップで対応すると思い切り汚くなりますから、少なくとも銀色部分全体を塗り直したいところです。

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 塗り直すのであれば、東急6000系で好結果が得られたガイアノーツのステンレスシルバーを使ってみたい気がします。EF30にせよ、EF81-300にせよ、東急6000系のようなピカピカした銀色でしたから。ステンレスカーの完成品、アルミカーのような白っぽい銀で塗られているものが殆どですね。

 接着剤の不適切な使用で塗装を傷めている事例は、特に完成品派の方に多いのですが、Nゲージなどでもナンバーの貼り付け説明のところに、それに関する注意事項が記されているものはまず見ませんね。現在はプラモデルを作ることもなく、鉄道模型も完成品が中心なので、もう少し丁寧な説明があっても良いと思います。

 

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2019年10月17日 (木)

営業のお知らせ

 毎度お引き立ていただきまして有難うございます。明日18日(金)は資材調達の関係で開店時刻が30分程度遅れますので宜しくお願いいたします。

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座席の塗装

 最近は16番の室内照明もただ光るだけでなく、蛍光灯であれば昼白色であったり、チップLEDを使用して車内が均等に明るくなるなど、グレードも向上しています。昔と違って、車内には座席も取り付けるわけですが、そうなると成形色のままでは物足りなくなります。

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 改訂版オハ35では、天賞堂のクロスシートを使用します。元々は80系電車用の設計だったはずですから、オハ35では若干形状が異なるのですが、ディテールがしっかり作られているのでこれを使います。外装がぶどう色だった車は、車内もニス塗りのまま、座席の枠もニス塗りですから、まずは全体を茶色に塗ってから、モケットを塗ります。モケットの青はGM㉒の小田急ブルーが何気に近い感じです。足元の後付けの電気暖房はグレーに塗っておきます。ひじ掛けはニス塗りです。

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 今なお、現役で使用されているJR北海道キハ40の国鉄普通車色のモケットです。こうしてみると座席も結構複雑な色分けですが、塗分けてやると照明が入った時の効果は絶大です。

 完成品ではコストのこともあって、色分けは省略されるわけですが、面倒くさいながら難しい作業ではないので、是非やっていただきたい部分です。

 

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2019年10月16日 (水)

仕上げに進みます

 「改訂版」のオハ35、仕上げに進みます。今日は細部の色差し、窓ガラス入れ、床下のウエザリングなどを行いました。

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 幌枠など、昔はかなりアバウトなパーツで、黒一色で済ませていたものも多かったのですが、最近はこのようなものも結構凝った部品が多いので、細かく塗り分けてやると大いに実感が向上します。

 ウエザリングは、店レイアウトの機関車がEL主体ということで、電化区間で使われていた客車のイメージです。SL牽引がメインであれば、すす汚れの黒系を主体にするなどで、それぞれの特徴が表現できますが、あくまでも「腹八分目」が基本ですね。やり過ぎるとただ汚いだけになってしまいますので。かつて我々が見たり乗ったりした客車の自然な感じが出るように留意したつもりです。

 この後は座席や室内灯の取り付けです。

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2019年10月15日 (火)

KSモデル・フジモデル生産品案内

 今月分のKSモデル・フジモデルの生産品案内が届きましたのでご紹介いたします。

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 KSモデルは、横須賀線70系の全金車300代の生地車体キットです。塗装、頑張ってください、という感じの製品ですね。

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 フジモデルは、マニ60の塗装済みキット2点と、スユ15のバラキットです。

 マニ60は、完成品では出ていない、最初からマニ60として鋼体化された初期タイプです。窓ガラスなどを接着し、台車をネジ止めすれば完成します。簡単に一味違った荷物車が出来ますので、完成品派の方にもお勧めできるかと思います。

 スユ15は「2001」となっているところがポイントで、事故廃車になったスユ43の補充として1両だけ作られたオユ12と同形車体のものです。台車をTR217→TR50とすることでオユ12としても使えるかと思います。

 いずれもこれからのものですので、ご希望のものがありましたらお知らせください。

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2019年10月14日 (月)

鉄道模型社ED71 改装終了

 ここしばらく弄っていた古の鉄道模型社製ED71、改装作業が完了しました。

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 ディテールの追加はごく一部で、主に細部の色差しが中心です。下の4枚が元の状態ですが、この時代の製品らしく、細部の色差しが省略されている部分に色を入れたり、かなり「テキトー」な色に塗られていたのを修正しました。スカートが黒に近い色だったり、屋上の排風ダクトが銀色だったりするのが実車のイメージをかなりスポイルしていたのですが、塗り直すことでだいぶ印象が良くなりました。

 屋上機器も部品は元のままですが、白一色だった高圧配管と碍子を塗り分け、交流避雷器やヒューズ類も塗り分けてみました。こうすると、かなりアバウトな形状の当時モノの部品でも、結構現代的なモデルに見えてくるから不思議です。

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 さらに当時は窓ガラスが入っていないのがデフォルトでしたが、窓ガラスやライトレンズを入れることで見栄えがかなり良くなります。ついでにライト類は全部LED化しました。

 鉄道模型では軽く見られがちなことですが、ディスプレイモデルのプラモデルでは、細部の塗装は重視されますね。実際に走る鉄道模型でも塗装にこだわってみるとさらに実感的になるのは間違いありません。16番でもNゲージでも同じだと思います。それほど難しくはないので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

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2019年10月13日 (日)

営業のお知らせ

 台風が通過しましたので、本日は通常通り営業いたします。なお小田急線、秦野~新松田間が昨日の大雨の影響で不通になっておりますのでご注意ください。

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2019年10月11日 (金)

台風接近に伴う営業のお知らせ

 明日12日(土)は、非常に強い台風の接近・通過が予想されておりますので、臨時休業と致します。なお、10月14日(月・祝)は営業日となっております。

 皆様、お気をつけてお過ごしください。

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2019年10月 9日 (水)

屋根の塗装

 改訂版オハ35の続きです。屋根の塗装を行いますが、一応「改訂版」と称しているので一ひねりしてみました。

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 先ず、屋根のベース色にはこれを使用してみました。エアブラシで吹き付けます。

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 ベンチレーターは、旧客末期に割合あった黒塗装にします。黒に近いグレーを期待したのですが、まだ青みのあるグレーという感じです。

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 ブラックグレーにさらに黒を足したものを上塗りします。その上にさび色系のウエザリングを施すと、なかなか良い感じになりました。

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 最後に艶消しのオーバーコートを吹いて落ち着かせました。この角度から見ると、旧客の雰囲気になったと思います。続いて細部の塗装を始めています。完成品ではおよそ車体色のままですが、まずはステップに黒を入れます。工場によってはグレーというのもあったようですが。これでデッキ部分にかなりメリハリが付きます。簡単な作業ですので、完成品をお持ちの方は、是非やっていただきたいと思います。

 

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キハ40-100代初期型ベースの700代

 管理人の夏休み、店頭でもにわかに話題になるようになったキハ40系列の観察も目的だったのですが、後半戦はうまい具合に、石北線の網走→旭川間を通しで走る1日1本の普通列車に、1次車ベースの832号が入っていました。キハ40-100代、1次車は101~116ですが、ワンマン化に際して700代になったときは、元番号+725で番号順にまとめられています。2次車は改造順なので、元番号との関係はありません。

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 屋上の水タンクが、2次車タイプのものになっている変形車です。フジモデルの100代1次型車体キットでは、水タンクは2次型用のものが入っているので、この形状で出来上がります。店レイアウトにあるキハ40のズバリのプロトタイプということになりますが、最近のキハ40同様、ホイッスルが付いたことで、しばらくそのままになっていたタイフォンが埋められています。

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 1次車の大きな特徴は、台車がペデスタル式のDT44であることです。模型では、実車が登場して間もなく、京都模型が発売した完成品にダイキャスト製のものが付いていて、後にムサシノモデルが自社の京王5000系に使うということで、ムサシノブランドで売られたこともありました。その後長く途絶えていましたが、最近ではU-TRAIN製品にあったかと思います。これはパーツとして流通していませんので、キット組立に使えないのが残念なところです。エンドウが比較的最近やったキハ40-100代前期型は、何と形状が全く異なる後期型用のDT44Aが付いていました。

 この台車、キハ40-500代、キハ47-500代と1500代の初期型にも付いています。

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 100代前期型の、もう一つの特徴は室内色がキハ22と同じ薄茶色であることです。2次型は201系やオハ50といった同時代の車と同じアイボリーになっています。北海道のキハ40は、未だにこの青いシートモケットなので、室内の配色に関しては、ほぼ原形と見てよいでしょう。

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 前位側のデッキ仕切りです。デッキ側も同じ色ですが、運転室側は、ワンマン化の時に張替えられたのかアイボリーになっています。

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 1次型では、「引きこもり席」と呼ばれる片ボックスがなく窓配置も異なっていますが、その関係で後位側便所脇のロングシートは、全然ロングではなくこのような形になっています。

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 あと、模型では影響ないのですが、扇風機のスイッチがこんな場所にあるのも1次形の特徴です。

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 あと、エンドウ完成品でも省略されているエアホース類の付け根部分のアップです。フジのキットでもどうやって付けようか頭を悩ます部分ですが。右側の赤い「放送用ジャンパー」は、ワンマン化時に追設されたものです。

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 この832号、製造銘鈑を見ると「昭和52年」とありますから、キハ40系列の第1ロット、もう42年も走っていることになります。尾灯はLED化されているので明るく光ります。

 うまい具合に半日付き合えることになったので、どうでも良い点まで観察できました。

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2019年10月 3日 (木)

ネタ集め中

 ただいま夏休み中です。純粋に管理人の夏休みですが、夏の間サボりすぎた感の強いリハビリとネタ集めもかねて出かけています。

 今年は、いよいよ全国的に終焉が近付いた感のあるキハ40系列に注目しながら歩いています。最初に新潟に行きましたが、こちらは既にGV-E400系が入り始めて、完全に終わりが見えている状況です。

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  上越線の越後川口で見かけた只見線のキハ40-2000代です。エンジンが換装され、バスクーラーが取り付けられている、全国的に今残っているキハ40系の標準的な改造が施されています。

 JR北海道もGV-E400のコピー版、H100形量産車が到着して、次のダイ改から函館線の長万部~小樽間に投入されます。その後再来年度までに60両が投入されるとのことで、単純計算で道内のキハ40、半数が置き換えられることになります。

 道内のキハ40は、一部とはいえ全国的にも希少になった原型エンジンの車があることと、殆どの車が非冷房のままであるという特徴があります。

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 エンジン未換装車は700代、換装済みのものは1700代ですが、未換装のものでも直噴式に改造されたものがあって、その場合には車体側面の吸気口が塞がれています。釧路運両配置の700代は殆どこのタイプのようです。床下も殆ど原型ですが、エアフィルターの形状が変わっています。旭川のものは、1次車ベースのものも含めて、この辺まで原型のものがあったと思いますので、後ほど観察してきます。

 700代のものは、特に車内も原型に近いままなのも特徴です。

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 特にこのJNRマーク入りの扇風機は貴重です。

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 エンジン換装済みの1700代では、バス用のラインクロスファンに取り替えられています。

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 全国的に冷房化が進んでベンチレーターが撤去されたものが多い中で、北海道は殆ど非冷房なのでベンチレーターも健在です。キハ22と同じ形状の雪よけカバーが懐かしい感じです。これは1700代、700代とも共通です。

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 車内も1700代で床の色が明るいものになった程度で、壁の色やシートのモケットまで元のままです。普通車用の青いシートが国鉄時代を髣髴させます。なお、1次車ベースの826~841の壁は、キハ22と同じ薄茶色ですが、これもそのままになっています。車内の色に関しては、模型も最近は照明の質が格段に向上しているので、こだわってみるのも効果的だと思います。

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 便所も、垂れ流しからタンク式に改造されたくらいで、車内は殆ど原型です。キハ40-100代、2次型でも同時期に製造されたオハ50系などと違って、FRPのユニット式でないのはちょっと意外な感じです。本州の2000代はどんなのでしたっけ?外観的には垂れ流し管が汚物処理装置に変わっているのが目立ちます。電車の屋根布と共通っぽい、イボ付ビニールの滑り止めがもろ国鉄という感じです。

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 100代2次車ベースのものでは、このように栓収め箱のふたが撤去されて、この部分が凹んでいるのが特徴ですが、模型では塗り分け上非常にいやらしい部分ですね。

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 詳細は分かりませんが、このように埋められた個体も存在するようです。また、タイフォンがDLのようなホイッスルになって屋上に移動しているので、タイフォンの部分もダミーだった蓋が順次撤去されて埋められているようです。これもラインがかかる部分だったので、模型フアンには嬉しい?改造かもしれませんね。

 かつては道内どこにでもいたキハ40ですが、路線の廃止や普通列車の削減で、特に札幌圏では殆ど見かけなくなりました。明るい時間に見られるのは、朝一番の旭川行き普通列車くらいでしょうか。あとは、岩見沢以遠の函館線区間列車や、室蘭線の苫小牧~岩見沢あたりですが、本数は少ないですね。旭川まで足を伸ばせば、貴重な100代1次車ベースのものも含めて、目にすることは多いと思います。

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