« 今週の入荷品 | トップページ | ディテールの追加 »

2017年5月27日 (土)

HE車ウエザリングの検討

 先行して店レイアウトに搬入したHE車の新宿方2両、ウエザリングを行います。小田急線の場合、HE車の時代でも国鉄とは違って、通勤車でも車体はきれいに手入れされていましたから、基本的にウエザリングを施すのは床下と屋根上ということになります。

 まずは床下からです。この時代の小田急の床下は、台車がグレー、他が黒でした。新3000形以降の通勤車からグレー1色になり、8000形(流用品のSIV以外)や1000形の更新車もグレー1色になっています。小田急線の床下の汚れ具合を観察すると、レールと車輪の摩擦で発生したと思われる錆色と泥埃の色が混ざった茶色系です。検査直前になると、グレー1色の3000形もほぼ茶色系1色になっています。

He1

 取りあえずやり過ぎで汚いだけにならないように、薄めた錆色を控えめに吹いてみました。検査から出て来て少し走り込んだというイメージでしょうか。台車と床下機器の色の違いは、まだはっきり分かるレベルです。HE車は、割と遅くまで鋳鉄制輪子を使用していましたが、発電制動が付いていたので、制輪子で車輪を締めるのは停止直前だけです。従って、大雄山線の旧型車のように、全速域から鉄粉を飛ばして空制で止めていたわけではないので、車体全体が錆色でまぶされるということはありませんでした。

He2

 汚しが軽すぎるかな、という感じもしますがまだテスト段階です。取りあえず下回りにつや消しコートを吹いてみたのですが、これで上下のメリハリが付いて俄然落ち着いた感じになりました。

He3

 屋上の方はまだ手付かずですが、資料写真を見るとカーボン系の黒汚れが中心のようで、国鉄電車とは違った雰囲気です。そして、イボ付きビニールの屋根布から塗り屋根に更新された後では、それほど極端な汚れ方ではなかったようなので、この後そういった点に留意してやってみることにします。

|

« 今週の入荷品 | トップページ | ディテールの追加 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今週の入荷品 | トップページ | ディテールの追加 »