« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »

2017年1月31日 (火)

FM更新も再開

 奄美屋の小田急2200の動力更新、エースギアなりMPギアなりを組み込んで、指でシャフトを回してみると車輪が引っ掛かっているようでうまく回らないという問題が発生して、そこで止まって放置されていましたが、HE車が来たこともあるので、久々に引っ張り出してみました。

 一度組んだ台車も全部ばらして最初からやり直していくうちに、写真の部分の微妙な曲がり具合によるものらしいということが分かって来ました。

Fm1

 見た目は全く問題ないのですが。台車を組み立てた後、プライヤーなどで調整してやると、指で回した時に引っかからなくなりました。

Fm4

 再び組み立てます。床板にモーター穴をくり抜く手間を省くため、IMONのモーターホルダー、#EC115 LN12-Hを使用してLN12モーターを取り付けています。車幅が狭いので、ウエイトは真ん中で割って幅を詰めています。

Fm2

 線路に載せてみます。車高が低すぎるように見えたのですが、

Fm3_2

 製作途中のHE車と並べてみると問題なさそうです。

 奄美屋のFM系は6両あるのですが、最初の1両が出来てやり方が確立すれば、一気に進められるはずです。30年以上も前の奄美屋のドロップ台車にエースギアなりMPギアを組み込もうという、一見無茶な話なのですが、それが出来てしまうのが、ブラスモデルの良いところです。16番でもプラ製品の場合、動力関係の部品にこのようなメーカーや時間を越えた互換性は殆どありませんね。みんなそれぞれの専用設計ですから。ようやく最近になって、一部のプラキットに互換性を意識したものが出始めたくらいです。

 ゆくゆくは、HE車とFM車を連結した10両編成とかも出来ると思います。

| | コメント (0)

2017年1月30日 (月)

屋上配管の追設

 キットでは完全に無視されている屋上配管を追加します。

He2

 写真を参考に取付台位置に穴を開けて、取付台をハンダ付けします。取付台には配管を上から乗せて固定する方式のエンドウ製「配管支えS/W」を使用しました。ややごついのですが、この事例のように0から植えて行く場合、アレンジしやすいのでよく使っています。

He1

 取付足が付いたら、真鍮線を使って、配管を引き回します。一通り付いたら、取り回しがきれいになるように、プライヤーなどで整形してやります。ヒューズ箱はエコーからズバリのものが出ていますが、ソフトメタル製なので、配管が全部終わってから取り付けます。小部品なので、さすがにベンチレーターのようにハンダ付けするわけには行きません。

He3

 最近の電車と違って、連結面にも窓があって、それを避けるような取り回しなので、きれいに纏めるのに難儀します。

 まあ、「無いよりはいいでしょ」レベルですし、管理人の手もようやくこのように余計なことが出来る余裕が出て来たというわけです。細い真鍮線を摘まむ作業は、感覚を取り戻すリハビリとしてはかなりハイグレードな部類になると思います。

| | コメント (0)

2017年1月28日 (土)

社名デカール貼り直し

 クリアー処理をしても貼り跡が目立っていた味タム、社名デカールを貼り替えてみました。プラモデルの工作関係のサイトを見ると、このような場合、軽めにざっと、何回かに分けて吹くのがコツであるということが出ていましたので、その方法で試してみました。

T1


 「味の素」が入っているデカール、現在メーカー切れということで、問屋さんにあったものもかなり古いようで、文字は黄ばんでいるし、フィルムもだいぶ劣化している感じでした。取りあえず貼り付けて、プラモのサイトの方法を試してみたところ、以前よりはだいぶマシになりました。

 デカール自体にフィルムが厚すぎるなどの問題があるので、なかなか完璧とは行きませんが、キットに入っている車番などの黒フィルムベースのデカールはなかなか良い感じに仕上がったので、社名のものも、再生産の時には黒ベースのものになると有り難いのですが・・・。

| | コメント (0)

2017年1月27日 (金)

ついにデニ走る!

 もう20年近く前にデハ1300のキットとして入手したデニ1300、ついにまともに走るようになりました。

Deni2


 後に完成品のみ、最終期のデニ1300が出て、2100形から転用されたFS14も作っていました。確かこれは社長にお願いして分けてもらったものだったはずです。どこかに軸距離が27.5と書いてあったはずですので、当初軸穴を弄って、1mm長い28.5のMPギアを片側だけに入れてありました。今回HE車で27.5のものを使いましたから、同じものを用意して組み込もうとするとうまく入りません。実物の軸距離を調べると2300mmということで、模型では28.5ということになります。試しに103系のものを組みこんでみたら、きれいに収まりました。台車自体はきちんと28.5で出来ていたのです。もうずいぶん前のものなので、こうやって一つずつ潰すしかありません。ミスプリントだったのか、誤記なのかも、今となってはという感じです。片側だけ組み込んであったMPがそれほど無理している感じでなかったのも納得です。

Deni11

 そういうことであれば、元から付いているものは活かして付随台車だった側にギアボックスを組み込んで両台車駆動にすれば良いわけです。

 分解してみると、短い車長に軸距離の長い台車ということで、ユニバーサルジョイントの組み込みに難儀した跡がありましたので、ここは、例のシリコーンチューブに取り換えて一気に解決しました。モーターは当初LN14でしたが、途中で取り付けテストで取り換えていたはずです。

Deni12

Deni13

 かくして試運転に漕ぎつけました。車輪とブレーキシューが接触して短絡するといった、ロスト台車にありがちなトラブルは発生しましたが、原因を潰して期待通りのスムーズな走りになりました。

 ここまで走るようになるのなら、もう1台手に入れておけば良かった、という感はありますが、その昔、夕方になると大根(現 東海大学前)駅にも新聞を積んだデニ1300やデニ1000が単行で来ていたので、まあいいか、ということにします。

Deni14

 店のデモ走行用としては、2つ目の小田急ネタということになります。

| | コメント (0)

2017年1月25日 (水)

屋上配管の準備

 キットでは見事にスルーされている屋上配管の準備です。いろいろかき集めた資料写真から取り付け位置を決めますが、ズバリの図面がありませんので、センスの問題になって来ます。上から見る機会の多い模型ですから、全然ないよりは遥かに良いと思います。

He1


 配管は台座を介して、屋根から浮かして取り付けるので、まずは台座の取付穴を開けます。台座には入手容易なエンドウ製部品を使用します。

| | コメント (0)

2017年1月24日 (火)

引き続き車体

 HE車の作業に戻ります。車体の続きです。

He1_2

He2

 パンタ台とランボードを取り付けました。ランボードは谷川時代の足がたくさん生えているものではなく、足が4本のHE車用のものになっていて、プレス一体部品ながら少し進化しています。上板を別貼りにすると、この電車のものの場合、大げさになり過ぎそうなので、表現としてはこれで良いと思います。

 パンタ回り部品、キットに入っているものはここまでで、屋上配管関係は無視されていますが、今の目で見るとこれではあまりに寂しいので、この後見つけて来た写真を参考に追加します。

| | コメント (0)

2017年1月21日 (土)

ウエザリングを施しました

 実車の写真を見ながらウエザリングを施しました。基本的に制輪子の鉄粉で錆色になっている個体が多いようでしたので、レッドブラウンを薄く溶いたものをエアブラシで吹いてみました。その後つや消し処理ですが、デカール対策もあって、最初に光沢、次に半光沢、最後につや消しのクリアーコートを吹いてみました。

T1

 その結果、キットに入っている車番など黒フィルムベースのものは、殆どデカールであることが分からないくらい馴染んでくれましたが、昔からある別売りのメーカーマークの方は、どうしても消えてくれません。客車などの妻面に、貼りにくい検査標記などを入れる時に使っている他社のクリアーデカールもこの方法でほぼ目立たなくなるのですが。恐らくフィルムの質とか厚さの違いによるものなのでしょう。取りあえず良い方法が見つかった時に張り替えることにして、しばらくこのまま使います。

 全体の色合いは雰囲気が出たかとは思います。

T2


 列車に組み込んでみると浮いた感じもなくなりました。

| | コメント (2)

2017年1月20日 (金)

味タム試運転

 今日は湿気が多く、デカールの表面処理やウエザリングには不向きだったので、先に連結器を取り付けて試運転を行いました。

T2


 小さいながら、やはり連結するとタンク車は存在感があります。

T1


 合間にちまちま作っている貨車ですが、だいぶ列車も長くなってきました。まずは基本的な走行チェックです。アダチの貨車はプレーン軸で転がりが悪いのが定評ですが、セラミックグリスを嚙ませて、多少なりとも転がりの改善を図ります。

T3


 通常のカーブ通過は問題なしです。

T4


 左右に揺れるポイント通過も、あっさり合格です。

T5


 前進・後退を繰り返す入換運転と、自動解放の試験も問題なしでした。

 正直なところ、まだ左手が完全ではありませんから、台枠の組立誤差によっては満足に走らないかも、という気がしていたのですが、見苦しいなりにもちゃんと走ってくれたので、取りあえず合格ということのようです。反りや歪みのある帯材部品を組んだ台枠から、線路が透けて見えるのは、満足度高いですね。プラ製品であれば、機械で一発成形なわけですが。

 走行についていえば、脱線を繰り返していたTOMIXのタキ9900よりはずっと安定しています。取りあえず、このタキ9900に変わるタンク車を、ということで始めたものですが、「タンク車にチャレンジ」というテーマとしては、合格点付けてよいかと思います。左手の復活というリハビリテーマとしても、だいぶ進化した感があります。「気長にやるように」という医者の話は、かなり当たっていると思います。

 この後、デカールを目立たなくする処理やウエザリングを行います。

| | コメント (0)

2017年1月19日 (木)

取りあえず「味タム」に

 空いた時間を使って、タム5000のデカール貼りをやりました。

T1


 最近のアダチ貨車キットのデカール、黒ベースのものが入っていますが、これはなかなか良い感じです。貨車は複雑な形状のものが多いですから、インレタよりもデカールの方が助かるという面はあります。

 味の素の社名は従来の透明ベースですから、いささかそれが目立っています。この後、それをどう目立たなくするか、いろいろ考え中です。

 ともあれ、取りあえず「味タム登場!」です。でも、いかにも「薬品タンク車」というか「毒タンク」的なイメージで、こんなので運んだものを口に入れたいとは思いませんね。

 この後細部の調整やウエザリング、並行して試運転を行います。「タンク車にチャレンジ」ということだったので、手直し個所はたくさん出て来るはずです。

| | コメント (2)

2017年1月18日 (水)

床下機器の試作

 車体が箱になったデハ奇数車、床下機器の試作です。一応このキットは「床下機器付き」となっているのですが、内容は、特にデハ車の場合、殆ど滅茶苦茶です。取りあえず手元にある資料写真を基に、ストックしてあるパーツを使用して、それらしく並べてみることにします。

He1

 取りあえず奇数車の山側です。比較的問題の少ない側ですが、それでもレール方向に付くべき2室空気ダメが枕木方向だったりと、問題が結構あります。ずばりのパーツもないので、全然出鱈目なのよりはいいでしょ、というレベルですが。

He2

 キットの取付板は、ウエイトと干渉しそうなので使用せず、エンドウの後から出た幅広のものを使います。奥行きのあるCPなどがウエイトと干渉しそうですが、その場合、後で現物合わせで当該箇所を削ります。車体幅が狭いので、この辺りかなりシビアです。

 床下機器はこのようにユニット式になっていますから、後でもっと適切なパーツが出てきた場合の改修は容易です。

He3


 今回使用の取付板です。以前キハ58の作例で使用したものと同じです。幅があるので、床下機器の取付に多少の自由度があり使いやすいと思います。今回は19m車ということで、長手方向を若干切断して使用しています。

 床下機器は軽く見られがちで、少し前までは、入っていれば上等、後日発売と予告されていても結局出なかったというのは多いですね。私鉄の初期高性能車の場合、各社独自の思想で設計されているものが多く、床下機器にもそれぞれの性格が表れていましたから、誤魔化さずにきちんとしたものを入れておいて欲しいものです。

| | コメント (0)

2017年1月17日 (火)

その後の「味タム」

 HE車を拾ってしまったことで、このところ表に出て来ない「味タム」、現在塗装中です。

T1

 まずは完成品のように黒一色で塗ります。そして、ナンバーや社名などを入れますが、それで終わりではありません。完成品のようなきれいな黒一色の貨車がたくさんつながっていては不自然ですから、同じ黒貨車でもウエザリングで1両ごとにニュアンスを変えてやる必要があります。それだけで列車にした時のリアリティーが俄然向上します。

| | コメント (0)

中間車車体の続き

 引き続き中間デハ車の基本的な組み立ての続きです。

He2

 雨樋と扇風機カバーを取り付けます。雨樋は以前のタニカワのものでは真鍮丸線だったと思いますが、これは帯材になっています。扇風機カバーも以前のものでは省略されていました。このあたり、以前のものより進化した部分ですが、屋上配管は全く無視されています。屋上配管ナシなのはあんまりなので、この後手持ちの資料写真を基にして追加します。

He1

 室内灯も点灯させるので、取付金具を追加します。この電車、クハ車が極端に短いので、切断して調整できる従来の「ユニットライト室内灯B」で行こうと思います。最近のものは光源のLEDの色味が変わったのを先日のSE車改修の時に確認しています。青っぽいものから、蛍光灯っぽい色合いになっています。

He3

 M車用床板に台車を取り付けて、車体を被せてみます。傾きなどのチェックですが、特に問題ないようです。

 この車の車輪はφ11.5、アングル位置は標準の3mmですから、センターピンのスペーサーをMPギア付属の0.5mm薄いものにして、他車と車高を揃えます。

 以前どこかで見た、タニカワ製を組み上げたもののサンプルでは、同じアルストム台車ということで、名鉄5000系用だか小田急2200用のを使用していて、足回りが軽い感じだったのですが、今回はHE車用のFS330ということで、かなり良い雰囲気になりました。あとは、かなり出鱈目な床下機器をどうするか、です。

| | コメント (0)

2017年1月16日 (月)

ドアの検討をしながら箱組み

 キットに入っているドアと、エコーパーツのドアを比較してみると、ドア窓の大きさや手かけの位置など、殆ど一緒です。キットのものは裾部分を折り返して沓摺表現をしています。エコーのものはストレートですが、実車写真をもとに戸袋窓とドア窓の上辺の位置関係を合わせてみると、やはり下は戸袋窓の方が下になります。戸袋窓下部とドア窓の位置関係も合っているということで、どうやら、車体の開口部が上方向に大きすぎるらしいという結論になりました。これは直しようがないですね・・・。

He3

 両者の比較です。右がキットのものですが、沓摺に合わせて車体にはめてみると、やはり戸袋窓とドア窓の関係に問題は出て来ません。それならば、位置決めもラクだし、ややオーバーな沓摺も中型車特有の小ステップに見立てることも出来ますから、キットのもので行くことにしました。

He4

 キットのものを取り付けて箱にした状態です。ドアの天地寸法は、日本人の体格が向上したことで、9000形あたりから拡大されていたかと思いますが、その寸法で抜いているのでしょうか?改めて実車の写真を見ると、確かにキットはドアの天が上過ぎます。

He5

 仕方ないのでこれで行きますが、沓摺は活かして、削らずにステップに見立てることにします。

He6

 窓を潰した妻板は、新宿方のデハ車パンタ側になります。

| | コメント (0)

妻板の修整

 取りあえず動力台車が出来たので、中間車から先に始めます。

He1

 4両分の妻板が1まとめに袋詰めされています。

 このうち中間車のデハ2400、新宿方の奇数車、新宿方海側(新宿駅で小田原方面を向いて左側)の妻板には配電盤が設置されているので、窓がありません。キットでは見事に無視されています。

He2

 不要な真鍮板を窓の寸法に切り抜き、落とし込んでハンダ付けして、窓を潰しておきます。外側の配電盤の出っ張りは、大したディテールもないので、車体を箱にした後、適当な方法を考えます。

 昔のタニカワブランドのものでは、窓枠の形に抜いてある内妻板を貼り合わせる構造でしたが、今回のものは洋白のサッシを塗装後に接着する一般的な構成になっています。


| | コメント (0)

2017年1月14日 (土)

差し替え用部品集め

 実質奄美屋の小田急HE車、キット内容を検討して、取り換える部品を集めています。

He1


 今回は、エコーパーツが中心です。先ず、寸法や位置がおかしい側扉は、これにします。沓摺部分の折り返しがありませんが、取付の時に位置合わせを丁寧にやれば問題なさそうです。窓の形状などもこちらの方が全然良いですし。

 貫通幌は、昔の谷川製でよくあった、ディテールが皆無のプレス製ですので、これに換えます。

 でたらめなものが入っていた、床下のMGは、これを2つ使います。

He2

 CPは、これのコピー品と思われるものが入っていますが、シャープさを比較して、こちらの方が良ければ取り換えます。

 この他、デハ奇数車の大きめの蓄電池箱など、何点か未解決のものがあります。

| | コメント (0)

2017年1月13日 (金)

SE車手直しその後

 キットで購入して25年以上経過したSE車、新しい部品を使用して、リニューアルしていますが、意外と難題なのが、MP化した時にあまり気にしていなかった車高です。この電車は、新宿~小田原間60分運転を目指して、低重心、連節構造になったわけですが、MP化当初、スムーズに走ることに気を取られていたようで、編成にするといささか凸凹なのが気になりました。

 連節車ということで、MP化の際に車体側ボルスターも絶縁して、回路的には編成全体を引き通す形になりました。高さの調整として、このボルスターを弄ると短絡したりで、行き当たりばったりの加工が見事に祟った格好ですが、悪戦苦闘の結果、だいぶみられるレベルになって来ました。

Se1

 走行中ですから、線路の凸凹に合わせて波打っていますが、車体の不自然な浮き上がりはだいぶ消せました。だいぶ前のものなので、組立の不味さもあると思いますが、この塗装をやり直す気力はありませんので、無難にまとめたいところです。

 パワトラ全盛期のキットということで、仕方ない部分もありますが、走行に関しては満足できるレベルまで来たので、引き続き微調整を行います。

 HE車を手に入れたこともあって、気合が入ります。こういうプロポーションは良くても原始的な構成のキット、最近は殆ど見かけませんが、結構頭を使うので、これはこれで結構楽しめます。

| | コメント (0)

2017年1月11日 (水)

1両分の台車完成

 電動車用のFS330の続きです。塗装して、MPギアを組み込んで1両分を完成させてみました。

Fs1

Fs3

 こんな感じです。2200形と同様のアルストーム式、枕バネはコイルですが、両締めブレーキ、ボルスターアンカー付き、車輪もφ11.5ということで、だいぶ印象が違います。2200形のFS203の流用ではムリがあり過ぎです。

 台車がだいぶ良い感じなので、床下機器もこんなものを見つけてきました。

He1


 モデルワムの長電新OSカー用のものです。全部ロスト製なので高額ですが、何といっても小田原方のデハ車に付く抵抗器、ズバリの形状のものが入っています。これを糸鋸で切断してHE車の並びにしようというわけです。主制御器も三菱製ということで、キットの東洋電機風のものよりは雰囲気があるようです。その他、エアータンクやスイッチ箱類も使えそうなものが多いので、それほど無駄が出そうな感じではありません。

 この部品はまだメーカーにあるようなので、取り寄せも可能です。三菱型の抵抗器、大きいものと小さいものが混在していますので、細工することで昔タニカワから出ていた小田急2600形あたりにも使えそうです。

| | コメント (0)

2017年1月10日 (火)

まずは台車から

 早速HE車に取り掛かります。まずは台車です。ロスト部品Nの塊で、車体回りとは違った要領が必要になります。とは言っても以前組んだ、カツミのED75用のDT129とは違って、ボルスターアンカーと枕バネのオイルダンパーをハンダ付けするだけなのですが。

 取りあえずデハ車用のFS330を組んでみました。

Fs0

 なかなかいい感じです。大した作業ではありませんが、1編成分で、これだけでも8枚あります。さらに、クハ車用のFS30が8枚。

Fs1


 同封されていた説明書です。ボルスターアンカーを「トーションバー」と言っていたりで、かなり怪しい説明書ですが、最大の問題点は最下段、「専用MPギアー27.5mm当店にて限定発売」の記述です。

Fs2

 確かに軸距離27.5、車輪径φ11.5のMPギヤはあるのですが、メーカーHPを見ると生産ランク「A」の定番商品として載っていますから、決して「当店限定」などではないのです。この台車は「フジ工芸」ブランドではなく、奄美屋のパッケージになっていますが、あまりにも酷過ぎます。

 特殊な軸距離と車輪径の組合せですから、管理人も、なければ103系用の軸距離28.5、車輪径φ11.5のものの連動軸を切断して、φ2のパイプで連結して作るつもりでいたのですが。調べてみれば定番品、問屋の棚を見れば在庫まであって、こんなことを言っている商品(台車)であれば売り手としては、いくら出来栄えが良くてもおいそれと販売するわけには行きませんね。値段も張る商品ですし。

 まあこの電車は、当店のデモ走行用で作りますから実害はないのですが、今は入手不可とはいえ、同様のものをネットオークションなどで購入される方もあるでしょうから、こういった点にはくれぐれもご注意いただきたいものです。

| | コメント (2)

突然小田急HE車

 ネットオークションを見ていたら、「フジ工芸」の小田急2400形を発見しました。

He1

 この製品、某問屋にもあったのですが、別途ロスト製で作った台車がもう入手不可能ということでスルーしていたのですが、今回台車付きということで捕獲してみました。小田急ネタということで、店レイアウトのデモ走行用にも良さそうです。ちなみに小田急では「系」とはいわず「形」といいますから、これも「2400形」が正解になります。

 小田急2400形は、高度経済成長が始まって乗客が急増した1959年から1963年にかけて、4両固定29編成が製造されました。1954年に登場した小田急初のカルダン車2200形とその一族は全電動車でしたが、その分新造費が高く、この2400形ではMT比1:1となりました。2200形同様の高加減速を確保するため、大出力の電動機を使用し、粘着性能を確保するために電動車を重く、トレーラー車を軽くすることになり、さらに当時の中型車4両の全長70mに合わせることになったため、クハ車が16m、デハ車が19mという異色のスタイルになりました。「高性能経済車(High Economical car)の略で「HE車」と呼ばれました。登場当時は近郊区間の各停に集中投入されましたが、これに大型車2600形が投入されるようになると急行運用中心になり、以後長らく登山線直通急行を中心に使用されました。やがて、登山線も大型6両編成の乗り入れができるようになり、通勤車の冷房化の進展もあり、大型旧性能車4000形の冷房化とカルダン化に伴い、電動機を4000形に供出する形で1988年までに全車廃車になりました。

 早速キットの中身を検討してみます。「フジ工芸」というのは、どうやら実態は奄美屋のようで、キット自体も以前タニカワから出ていたものの流れを汲んでいるようです。ただ、だいぶ時間が経っているので、車体もいくつか改良された跡が見られます。

He11

 先頭車は、車体前頭部と本体の合わせ方が変わっています。

He12

 また、全車とも通風器の間の扇風機カバーが追加されています。

He13

 しかし、窓の高さがおかしい側扉はそのままです。

He4

 「床下機器付」となっていますが、これがかなりクセモノです。この図で行くと、上の小田原方のM車のものなど、殆ど京成電車の流用品という感じで、小田急の特徴である三菱製の雰囲気がありません。抵抗器や断流器の形状や配置も全然違います。下段の新宿方M’車も非冷房車なのに、大型のMGが付いています。この電車は、補機類が1つ故障しても編成としてダウンしないように、補機は中型のものを2つ取り付けるという考え方でしたから、MGも非冷房車用の小さいものが2つになります。CPがDH25×2というのは合っていますが。

 ということで、使えそうなのはスイッチ箱の類と、エアタンク、CPくらいのようです。床下は、この電車の思想が良く表れている部分なので、寄せ集めでもなるべく特徴が出せるようにしたいところです。

He2

 肝心の台車は、ロストワックス製でクハ用の小さいFS30とデハ用の大きいFS330が作り分けられており、床下機器と違って妙に気合が入っていて、なかなかの出来栄えです。似たような台車もないので、これがないとHE車は始まりません。クハは小径車輪なので、φ9.5、デハは大径車輪なので、φ11.5、軸距離は27.5mmになります。デハのMPギア、ズバリの寸法のものがありますし、クハ用の車輪も見つけてきました。

 最近はあまり見なくなりましたが、パワートラック全盛期には、私鉄も車体キットが多く出ていましたが、台車や床下機器は購入者におまかせというものが多くありました。今回のHE車は、台車があるだけでも大助かりですが、他はそういった時代のものに限りなく近いと言えます。

 味タムもそろそろ完成が近付いているので、次はこれをやります。果たしてどんなものが出来るのやら・・・。











| | コメント (0)

2017年1月 8日 (日)

「わき役黑ちゃん」の人形、電車に乗せてみると

 去年の終わりごろに、試験的に取ってみた「わき役黑ちゃん」ブランドの人形、安価でたくさん入っているので、賑わいの演出には効果的です。

Wk1

 ブリキホームも俄然活き活きしてきました。今度は電車に乗せてみました。

Wk2


 エコーのもののように大きすぎず、無加工で載せられました。取りあえずテストなので3人だけですが、安価なので、たくさん乗せる場合には重宝しますね。

 他に、意外と人形が枯渇しているNゲージ用も100体入りなど、リーズナブルなものなどいくつか種類が出ていますので、この後16番用と合わせて追加したいと思います。

| | コメント (0)

2017年1月 7日 (土)

最近のNゲージは・・・

 当店ではNゲージもお取り扱いしておりますが、最近は国鉄形の新製品が多く、以前発売されていた車種も完全新規設計になって改めて発売されるものも多くなっています。新しいだけに、関心させられる部分も多いですね。

1651_2


 最近発売された、カトーの165系「アルプス」です。先行して「こまがね」「伊那」の編成が出ていますが、いずれも完全リニューアルの新製品です。このセットでは新たにサロとサハシが新規に登場しています。

1652_2


 サロ165です。ある程度編成が固定されている電車ですから、もうアーノルドカプラーではなく、床下取り付けの密着連結器です。

1653_2


 窓周りをよく見ると、バイザーが付いているだけでなく、窓ガラス下降用のツマミの表現まであります。このグリーン車も、最初は非冷房だったので、窓は大きく開くようになっていました。管理人も以前、東海道本線の大垣夜行で良く乗りましたが、秋になって冷房は要らないけれど、まだ少し暑い感じの晩に、大垣から乗って、窓を開けていたのですが、名古屋を過ぎて横になって爆睡していたら、途中から雨が降りだしてずぶ濡れになったことがあります。些細な部分ですが、実際に乗ったことがあれば嬉しくなる表現ですね。

751_2


 こちらは、少し前に出たカトーのED75-700です。これもずいぶん前からラインナップされていた形式ですが、完全新規でリニューアルされています。地味な形式で分かりにくいのですが、旧製品を処分しても取り換えたいくらいの内容です。

 旧製品は、M形と言われるED75の一般形(101以降かな?)の車体を流用して、屋根板だけ変えて下枠交差のパンタグラフを載せて700代を名乗っていたのです。

752_2

 旧製品では、M形の特徴である大型の内バメテールライトや、その上の通風孔などがあって、表情がだいぶ違います。今回初めてちゃんとした700代の顔になりました。

753_2


 屋上の配管も最近のカトー標準で金属線を使用して、非常にすっきりした感じになっています。腰高感が皆無なのも素晴らしいですね。

 Nゲージの在庫に関しては、管理人の独断で、その時々で良いと思ったものを入れていますが、最近の状況から、しばらくは国鉄形中心で在庫することになると思います。もちろん、その他のもののお取り寄せや、新規品のご予約も承っておりますので、覗いてみてください。

| | コメント (0)

今週の入荷品

 今週は、60系客車で使用する角張ったタイプのエアータンクが入荷しています。

At

 オハ61やマニ60など、かなり多くの形式で使用するものですが、何故かエコーの客車床下機器シリーズでは出ていません。ロストワックスですので、配管類もしっかりハンダ付け出来るかと思います。

| | コメント (0)

2017年1月 4日 (水)

味タムようやく線路に・・・

 引き続き手すりや梯子の修整中ですが、ひとまずハンダ付けするものが終わったので、車輪を入れて線路に乗せてみました。

T2

 まだ途中なので見苦しいですが、線路に乗せた時にカタカタすることもなく、基本的な部分は問題なさそうです。

T1

 梯子の調整中ですが、タンク下の台枠が抜けて線路が見えていたりとか、タンク車の雰囲気満点で、苦労が報われた感じです。重量もそこそこあるので、車輪の回転と連結器の調整をきちんとやれば、プラ製のタキ9900のようなことにはならないでしょう。かなり小さいですが、走行不良のプラ製タンク車の代替を1両という目的は達せられそうです。

| | コメント (0)

2017年1月 3日 (火)

完成時の姿が見え始めました

 引き続き手すり類の調整をしながら、後回しにしてあった小部品を取り付けます。

T2

 このうち、タンク受けに付くタンクバンド、平板の状態で入っていますが、柔らかめの材料なので、タンクの局面に合わせて手でなじませてやるとしっくりしますので、説明書のように接着剤で取り付けて問題ありません。ただこの場合、絵のように完全に曲げてからではなく、まずは部品の平板の状態で片側を接着し、固まったらタンク面になじませながらもう一方のタンク受けに差し込んで接着するのが良いみたいです。タンク体と台枠は、中央の中受けがハンダ付けされているので、強度的な問題はないはずです。

T1


 その他、解放テコや車端部のハシゴ、予め組み立ててあった台車(というより軸受。アダチの2軸貨車用の軸受は「単軸台車」という品名ですが、通常のものは左右一体で、「台車」と言っても良い構造ですが、タンク車用のものは左右が別体ですから・・・)を取り付けます。

 これでようやく完成した時のイメージが見えて来ましたし、作業台の上で自立出来るようになりました。まだ作業は残っていますから、転がっては困るので車輪は入れていません。

 ガソリンタンクと違って、小さなタンク車ですが、見かけの数十倍手間がかかります。でも、貨物列車はこのようなマイナーな形式が連結されていた方がリアリティーが出ます。安い量産品はまず期待できないジャンルなので、手を動かすしかないですね。 

| | コメント (0)

2017年1月 2日 (月)

修正と小物パーツの取付

 引き続き味タムを進めます。ドーム周りの手すりを修正しながら、残っている小物パーツを取り付けて行きます。変形させやすい部品がだいぶ付いて来たところへ、これはどうやったら取り付けられるの?というものが続々出て来ます。

T1

 例えば、フレーム側面の票差しベース板など長方形に抜いただけの板をフレームに立てるような形でハンダ付けするのですから・・・。さらにここへエッチング抜きの票差しが付くのですが、力がかかる部分ではありませんし、きれいに並べることを考えれば、これは接着で良いかと思います。

Hyousashi


 当該は7番の項目です。管理人はマスキングテープを活用して取り付けましたが、文字で説明のしようがないのと、作業途中に写真を撮る余裕もありませんでした。ただ、言えることは取り付けられないわけではないですよ、ということくらいでしょうか。

 ドーム周りの手すりはだいぶ形になって来ましたが、次は新規に付いた梯子の整形です。このような作業で非常に重宝するのが、プラモデルのタミヤから出ている「エッチングベンダー」という先の小さいプライヤーです。最近の高レベルなプラモデルでは、エッチングパーツも使われているようで、それをきれいに曲げるために発売されているものです。

Tamiya

 Nゲージのエッチングキットなどでも重宝するかと思います。それにしても最近のプラモデルはいい値段しますね。バラキットのタンク車が1匹10,000円でも文句は言えないくらいです。

 手順の話で思い出しましたが、前回のドーム周りの手すりですが、

T3

 ↑の項目で、

T2

↑をやってしまうのが良いのかな、という感じですが、タンク体がゴロゴロ転がってやりにくそうです。手すりを壊しそうな感じもしますし。

 この辺は、ブロックごとに手順を入れ替えるしかなさそうです。ドームは先に取り付けて、手すりとランボードはタンク体を台枠に取り付けてからにするといった具合に。

| | コメント (0)

2017年1月 1日 (日)

最大の手戻り作業

 正月は仕入れ先も休みなので、割とゆっくり作業をする時間が取れます。こういう時こそ、の難題「味タム」の続きです。ちょうどよい?タイミングで最大の手戻り作業です。

 割と遅くまで残った味の素のタム5000では、ドーム周りに複雑な形状の手すりが追加されていました。オプションで後から追加されたようですが、そのパーツが出ています。

T1

 ロストワックスの手すりと、手すり取付穴付きのランボードがセットになっています。

 例によって、あっさり出来そうに書いてあるのですが、貨車本体の説明書は、最近のロットにもかかわらず、追加で発売されたであろうこのパーツの取付を反映した内容になっていません。管理人も苦労して水平を出すようにして、手すり無し用のものを取り付けていました。これを全部外して付け直しです。

T2


 悪戦苦闘すること3時間、取りあえず取り付けました。ロスト製の手すりが硬めの材質だったので、ヘロヘロにならずに済みました。目下プライヤーを使って、変形させたところを整形中です。ただ、硬めのロストの場合、折れやすいですから、何度も同じ個所を修正するのは避ける必要があります。

 かなり根気を要する作業なので、時間がある時にやるのに限ります。でも、これでいよいよ味の素のタムという感じになって来ました。

| | コメント (0)

謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。

 旧年中は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。本年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い致します。

 なお、新年は6日(金)より営業いたします。また9日(月)は祝日ですので営業いたします。

| | コメント (0)

« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »