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2016年2月23日 (火)

キハユニ15の検討

  フジモデルから最近、キハユニ15 1~4が発売されました。従来からバス窓の5~は出ていたのですが、1段窓のものは初めて。そして、何と貫通形に改造されたものも同時発売。さらにバス窓のものも貫通タイプが追加されるという展開になりました。

  当該のグループは、1952年登場の電気式気動車キハ44000→キハ09がルーツで、後に液体式の合造車に改造したものです。電気式時代は、国鉄で唯一無二の直角カルダン車、しかも私鉄にもカルダン駆動の高性能車が登場する前だったということで、ある意味画期的なものだったのかもしれません。同時期に試作された液体式のキハ44500→キハ15が好成績を収め、後にキハ17系として量産されるに至り、電気式のグループも液体式に改造されることになったのです。

  気動車の合造車というと四国地方あたりに多いという印象でしたが、郵便・荷物輸送は客車列車という感の強い東北にも、昭和50年代初めまでこのキハユニ15が存在しました。管理人が中学生の頃で、山形へ遊びに行って新庄から陸羽西線で庄内地方へ行こうとすると、いつも同じ列車に連結されていました。あの頃は、デジカメなど想像すらできず、フィルムも現像代も高く、ちょっと変わった車だなと思いつつも、眺めて乗って終わりでした。時は流れてネット時代ということで、この車撮っていた方がいらしたようで、ここにその写真が載っています。

http://mahoroba.kir.jp/sepia/mezurasi.htm

  あの時代の気道車関係の「車両図鑑」で一番詳しかったと思われるのは、誠文堂新光社の「気動車ガイドブック」だったと思いますが、キハユニ15は確か湘南顔のものしか出ていなかったはずで、現車を見て何だこれは?と思った記憶があります。

  ネット絡みでいろいろ調べて行くと、直角カルダン用のDT18は、後にキハ17用のDT19に換装されているものが多いとか、初期型で貫通化されたのは1と4であるとか、いろいろな情報を掴むことが出来ました。ちなみに、この4両で最後まで一番原型に近かったのは2のようです。この車も肥薩線の人吉と、意外な場所にいたようです。

  管理人的には、「こんなものまでキットで出るのか!」ということで驚きと感激なわけで、早速モノにしたくなったわけですが、どうせ作るのならばちょっと試してみたいこともあります。

http://www.imon.co.jp/webshop/index.php?main_page=product_reserve_info&products_id=141795

  細身のコアレスモーターLN12に関連して発売された、床板をくり抜かなくても良いモーターホルダーを使用したらどうなるのか?ということです。

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  そのキハユニ15のキットです。貫通扉に通風孔の表現があるなど、何気に進化しています。貫通扉窓の位置が1と4で異なっているのは、いかにも当時の国鉄改造車という感じですが。さらに4では助士側下部にスリットタイフォンが取り付けられています。山形車ということで、お約束の複線型スノウプロウも付きます。

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  床板はフジの気動車シリーズでお馴染のパワトラ仕様です。これをMP化する時に最も面倒くさいのがモーター穴のくり抜きです。これが省略出来ればずいぶん楽になるだろうという怠慢な発想から始まっています。果たして結果は如何に・・・。

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