四半世紀の時を経てついに・・・
動力をいじったEF57、試運転です。作業台上の試験では問題はなかったのですが・・・。
レイアウトで走らせてみると、改造前ほどではありませんが、やや遅い感じです。問題をほぼ潰した上でのことですから、これは ギアボックスのギア比が大きめに取ってあるからなのだろうということになりました。EN22高速型を使う手もありますが、あれは低速トルクが弱いので、発進時の低速がスムーズにならなくなりそうです。現状では、起動や低速時の動きがとてもスムーズです。ほぼ理想的と言って良いかもしれません。「飛び乗り・飛び降りはお止め下さい」という放送があった、客車列車の発車シーンがリアルに再現できる感じです。なので、動力の設定はこのままにします。
本線区間での全力疾走は、パワーパックのつまみを最大に近くすることで再現できました。名実ともに「全力疾走」です。パンタを振りかざして突進してくる57の印象が、四半世紀の時を経て、ついに再現されました。
細部の色差しを行ったことで、停車中のシーンも落ち着いた感じになりました。
この後は、ディテール追加やウエザリングなどをのんびり進めます。意外にも動力改造は数日で出来てしまいましたが、これはやはり基本的なギアボックスの設計が良かったからなのでしょう。どうやら天賞堂の旧型EL叩き直しの骨組みが見えて来たようです。
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