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2014年4月 7日 (月)

古いEF57の動力更新を始めます

  長い間店レイアウトに放置されていた古い天賞堂のEF57が、工作室に回送されて来ました。

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 管理人が、会社に勤めていたバブル経済の頃に入手したものですが、当初は走らせるチャンスも少なく、専ら机の上に並べて眺めていました。その後、店を始めてレイアウトが出来ると、走るチャンスが出てきたわけですが、この時にどうやらモーターがハズレのようで速度がさっぱり出ないことが判明しました。

 動力システムは、現在のブラスベーシックシリーズでも使用されているダイキャストのギアボックスですから、基本的に問題はないはずですが、この時代の天賞堂製品、モーターのメーカーがころころ変わっていました。同時期にエンドウのMPギアシステムが登場して、キャノンモーターを使用しているのに触発されたのでしょうか。天賞堂も旧来のMV8から、コパル、フルイチなどの缶モーターに移行しています。

 そんな時代の製品ですから、モーターを交換すれば走行がかなり改善されるのでは、と考えました。

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 モーターはMPギアシステムで使用して実績のあるキャノンEN22 にします。ジョイントはエンドウのMPギア用に天賞堂のφ2.4のシャフトに対応するものがあるので、これを使用します。安定して入手でき実績のあるものとすることで、メンテナンスの負担軽減を狙います。

 車体の方は、現在のブラスベーシックシリーズにつながっているものですから、プロポーションも良く、それほど大きな不満はないのですが、晩年のEG仕様ですから、本来黒でなければいけない屋根が茶色だったり、前照灯や尾灯も茶色だったり、あるいは目立つ端梁の電暖ジャンパーケーブルがなかったりなど、細かい点は動力改造と並行して手を入れてみたいと思います。

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 今でこそ気にされますが、当時の製品では、このような細部の塗り分け、それほど気にはされていませんでした。

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 EF57という機関車は、武骨なスタイルの中に繊細な部分が混在している題材ですから、ローコストに作ろうとしてプラやダイキャストでやると、ぼってり感が出てしまって逆効果なのです。かといって真鍮製のHGにすればとんでもない値段になってしまうのは間違いないですし、コストパフォーマンスから行けばブラスベーシックシリーズあたりがちょうどよいのかな、とも思います。

 この写真は、昭和51年の春に東北線雀宮駅で撮影したものです。今では考えられませんが、上野発一ノ関行きの普通列車です。「宇都宮線」という名称もなければ、4ドアロングシートの電車も走っていませんでした。普通列車は115系が中心でしたが、最末期は3本だけ黒磯以遠の交流区間に直通する普通列車があって、それがこのような客車列車でした。直流区間はEF57とEF58が共通運用されていて、57が来れば当たり、58が来ればハズレでした。「青春18きっぷ」などまだ発売されていない時代でしたが、時刻表からピックアップして興味本位で福島まで乗ったのですが、客車鈍行の魅力にどっぷりと漬かるきっかけになった列車でした。

 関東平野を颯爽と走っていた57の客車列車もぜひ再現したいところです。

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