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2013年4月18日 (木)

先週の続き 大雄山の走行調整

 先週時間切れになってしまった、大雄山の走行調整の続きです。この電車は、管理人のリハビリ第2次5か年計画の中で、最初の「自由工作」的な改造であるとともに、店頭に置いて、お客さまに「これ、どうしたの?」と思っていただけるような「商売道具」でもあります。地元ネタですが、当然こんなものが完成品で出て来るはずもありませんから、お客さまも興味津々なわけです。こんなところから、「買って来るだけではない」、「いじって楽しむ模型」というものが始まります。「どんな材料を使ったのか?」、「どんな改造をしたのか?」、「どんな風に走るのか?」、いろいろ出て来ますね。

 これまで何種類かご紹介した、「パワトラ電車のMPギア(もしくはFMギア)改造」ということもありますから、動力改造の要点解説にも使います。先週のような直線区間でも不安定な走行というのは、どこかに問題があります。

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 これまでの事例から、このような改造を行って走行が安定しない場合、およそ上のような箇所に問題があります。一つずつ丁寧に潰していきます。

 まず、走行時にギイギイという感じの音がする場合、センターピンが連動軸に接触しています。連動軸に傷が出来るので、これはすぐに分かります。台車を取り外して、センターピンを削りますが、バンバン削ると短くなりすぎて使えなくなるので、様子を見ながら少しずつ進めます。

 次に、直線区間でゆ~らゆらと不安定に速度が変わる場合は、ユニバーサルジョイントの伸縮軸が長すぎて突っ張っていたり、ジョイントがウエイトに接触していることが考えられます。ウエイトのトンネル部分の、接触していそうな部分を削ります。これは、カーブに入って極端に速度が落ちたり、不安定になる場合にも出て来る現象です。

 いずれも微妙な部分ですから、試験走行させながら調整するというのがポイントになります。

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 怪しい部分を全部調整して、再び3連での試運転です。

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 問題の発生源だったモハ51、カーブに差し掛かっても異音などは出ません。直線からカーブに入る時、あるいはその逆の時にスムーズに走るか、というのも重要なチェックポイントです。この事例の場合、モーター軸がφ1.5、MPギア軸がφ2.0ということで、単純にシリコンチューブというわけには行きません。ここまで来れば、あとは1~2時間の連続走行で完全に調子を出せるはずです。

 ついに「静かすぎる大雄山」になりました。いくらこの手の大雄山が、勇ましい音を立てていたからと言って、「ジイジイ」という玩具的な音では興ざめです。どうせなら、静かに走ってもらって、あの走行音は頭の中で蘇らせるということで良いかと思います。

 悪戦苦闘した部分もあって、車体がやや傷んでいますが、その部分の補修と残りの小パーツを取り付けて、いよいよ完成としたいと思います。

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