中間車に連結器を取り付けました
目下進行中の大雄山線、モハ51-サハ66-モハ66編成、中間のサハに連結器を取り付けました。検討の結果、163編成と同様、エコーの密連ドローバーを使用することにしました。
φ2.0のネジ穴を開けておけば、高さなどをあまり気にせずに使えるところがミソです。
昔のドローバーと違って、密着連結器が連結した時のシルエットになっています。以前にも書きましたが、17m旧型国電は、台車が車端に寄っている上に、台車の軸距離も大きいので連結器取り付け部分のスペースがありません。取り付け部分を出来る限り簡素化する必要があります。しかも今回の3両編成は、3車がそれぞれ異なったメーカー製ですので、連結高さを揃えるのも容易ではありません。この原始的なドローバーは、この問題を一気に解決してくれる上に、連結部分のシルエットも実感的にしてくれます。そして、ほぼ固定編成になっていたこの編成では、自動的に連結方向が決まるので、連結方向の間違いも完全に防いでくれます。
モハ66を切り離して機関車代用で入場車の牽引をするという場面は、模型では殆どないはずですから、ヘンに拘らずに走行性能重視の設定にすることにしました。
ドローバー本体です。昔の玩具的なものと違って、密着連結器の連結状態のシルエットになっています。機構的には実物の棒連結器そのものです。
反対側は、ドローバーが刺さるピンのみです。
車体を被せたサハ単体です。定期検査で入場した固定編成の電車がバラされた状態という雰囲気です。
こちらはドローバーピン側です。妻面に何も見えないので寂しい状態です。
17m国電を安定して走らせるのは、プロトタイプの構造上、案外難しいものがあります。
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コメント
Satokawa さま
コメント有難うございます。あっ、そうですね、これって上下があるんでした。取付具合を見るつもりでいい加減に付けてしまいました。短編成の電車ですが、寄り合い所帯ということもあって、完成まで今しばらくかかりそうなのですが。
投稿: | 2013年2月12日 (火) 00時43分
さがみさん、ご無沙汰しています。
このドローバー、私も愛用しています。編成内で車両の向きが間違いなく組めるって、運転会の時などには、焦らずに済むので重宝しています。
ところで、このドローバーは形状にも拘りがあるようで、上下が非対称に設計されています。下部にオフセットするように組み立てるのが正解のようで、サハの写真を見ると取付向きが上下逆さまのようです。まあ、大勢に影響はないですが....
それと、穴と棒の寸法はキチキチに設計されているようで、連結するとき少し渋いですから、穴の方をヤスリでサラサラとさらっておくと、連結作業が格段に楽になりますよ。参考まで。
投稿: Satokawa | 2013年2月11日 (月) 23時07分