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2012年7月 1日 (日)

レイアウトに取り入れたい北海道の小さな駅

 夏ごろにトミーテックの「コレクションシリーズ」で、「仮乗降場」や「牧場セット」など、北海道風の製品がいくつか出ます。「仮乗降場」は、国鉄時代の北海道内には結構ありました。営業キロの設定がなく、実際にそこで降りる場合には、次のキロ程の設定がある駅までの運賃で計算するようになっていました。何しろ広い北海道ですから、隣の駅まで10Kmくらいあったりするのもザラでした。「国鉄監修 交通公社の時刻表」にさえ記載されておらず、「道内時刻表」だけに記載があったりと言うものが多かったですね。函館本線あたりのものは、交通公社の時刻表にも、「臨時乗降場」として記載がありました。仁山・姫川・桂川・本石倉・鷲ノ巣・北豊津といった名前が出てきます。現在は、函館本線あたりのものは、営業キロが設定されて普通の駅の扱いになっていますが、その他のものは殆ど廃止されました。。

Higashinemuro1

 ここは、最東端の駅として有名な東根室です。ここは国鉄時代から駅の扱いでしたが、実態は臨時乗降場と大差ありません。ホームがあるだけですが、2両分の長さがあるだけでも、臨時乗降場よりは上、という感じでしょうか。臨時乗降場では、1両分にも満たないホームがあるだけと言うのも多かったですから。

Higashinemuro2

 線路の脇にホームを置けば出来上がり、と思われがちですが、雰囲気を出すには、周りに生えている植物にも注意します。ホームの下には、北海道ならではのラワンブキがたくさん生えていますし、6月なのに、どの植物も「萌木色」と言う感じで、本州とは明らかに違うというところがポイントになります。

 「臨時乗降場」ではありませんが、北海道の、特に末端の方へ行くと良く目にするのが、車掌車の車体を使用した駅舎です。

Shashou1

Shashou2

 片側のデッキが塞がれ、もう一方は出入り口になっていて、出入り口側のデッキ妻面は、雨や雪を防ぐためか、鉄板やアクリル板が張られているのが一般的なパターンです。屋根もトタン葺きに改造されています。道内で使用されていた車両を使ったものが多いようで、北海道の車掌車では良く目にしたアルミサッシのものが多いというのもポイントになります。

 こうした小さな駅も、Nゲージでは材料がそろって来たので、比較的容易にレイアウトに取り入れられるようになって来ました。でも、狭いところに無理に詰め込むと、広い北海道のイメージになりません。ゆったりと配置してやると言うのが一番大事な点だと思います。

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