照明の配線
完成が近いキハ26、照明の配線を行いました。前照灯と尾灯は原始的な電球方式ですが、光の色合いが自然な感じなのが気に入っています。
いつものダイオード基盤を用意します。
配線をします。ダイオードを倒してあるのは、この基盤を床の中央に取り付けるので、ダイオードが座席と干渉しないようにするためです。
前照灯、尾灯、室内灯をそれぞれ配線して点灯テストです。
前照灯にまだレンズが入っていませんが、レンズを入れればもう少し落ち着いた感じになるはずです。
前照灯と尾灯は、便所付近の床に取り付けたスイッチでON-OFF出来ます。車内は、先のキハ17の白熱灯に対して、こちらは近代的な100番台ということで蛍光灯色の照明です。 昔、夏の夜の左沢線でそんな列車に乗りましたが、窓を開けていると暗い白熱灯のキハ17には、それほどたくさんは虫が入ってこないのですが、明るい蛍光灯の車はすごかったですね。ツマグロヨコバイといったウンカの類から大きなガ、メタリックグリーンのコガネムシ類、さらには巨大なシロスジカミキリなどなど。シロスジカミキリはちょっと気になったので、手で摘みあげたら、あのニッパーみたいな口で思い切り噛みつかれましたね。 そんなことも、あの時代のローカル列車の旅の醍醐味の一つだったのかもしれません。
一応点灯試験もOKなので、タッチアップの残りとレンズ類の取付を行って、週末には新製品の標記インレタを貼るところまで進めたいと思います。
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コメント
つのすけ さま
コメント有難うございます。あの時代の子供はみんな虫が大好きでしたね。カミキリムシも、東京ではイチジクにいるキボシカミキリとか、良くてゴマダラとかしょぼいのしかいませんでしたが、あれを見つけた時は、さすが田舎だ!と思いました。あの口に真鍮線を銜えさせたら切れるかな?と思ってしまいます。他にも地味なコフキコガネとか、いろいろなのが入って来ましたが、子供が期待するカブトムシとかクワガタは入って来ませんでした。
左沢線も、今は固定窓の新系列気動車になって、そんな風情もなくなりました。
投稿: さがみ | 2012年3月27日 (火) 22時44分
シロスジカミキリのあごは強そうですね。子供時代、虫獲りに明け暮れていた頃、とある林で「ギイギイ」と音がして真上を見るとシロスジカミキリが居て、びっくりして逃げてしまいました。未だに苦手な虫です。
シロスジカミキリが飛んでくるとは、左沢線はのどかだったのですね。飛んでくるのがゴキブリよりはましですが。
投稿: つのすけ | 2012年3月27日 (火) 22時26分