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2012年3月19日 (月)

動力伝達部分の組立

 次に動力伝達部分の組立です。MPギアシステムによる片台車駆動方式ですが、パワートラック使用を前提にしたキットの床を使っていますので、お手持ちのパワトラ動力のものをMP動力に改造する際の参考にしていただけるかと思います。メーカーから出ている「MPギアの使い方」という本も参考になりますから、併せて読んでおくと理解しやすいかと思います。

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 モーターがLN15ですから、1.5-2.0のジョイントを使います。モーター側の軸がφ1.5、ギア側の軸がφ2.0であることを表しています。そして、同じサイズのもので「タイプⅡ」というものがありますが、これは伸縮軸のはめ込み部分が短いタイプで、ジョイント部分の長さが取れない場合に適しています。

 今回の場合、タイプⅡの方が良かったのですが、生憎手持ちがありませんので、「タイプⅡもどき」に改造して使用します。

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 ユニバーサルジョイントの伸縮軸が嵌る部分を短くします。モールドに合わせて切断すれば、タイプⅡとほぼ同じ寸法になります。

J2

 切断した状態です。反対側も同様に加工します。加工が出来たら所定の場所に取り付けます。

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 この時に注意すべき点は伸縮軸で、長すぎると突っ張って台車が傾いてしまい、短すぎると、少しでも首を振ると伸縮軸がすっぽ抜けてしまいます。最初、少し長めに切っておき、具合を見ながら少しずつカットして行くと上手くできるようです。

 この時に、ウエイトの取り付け穴を開けますが、台車の首振りとジョイントの動きを妨げないように、ウエイトを出来るだけモーター側に寄せるようにします。

 ウエイトは、最近追加された小型車両用のEを使用しますが、これでもまだ幅が広いので、現物合わせで削って収まるようにしておきます。それほど重量もないので、無くても良さそうですが、ジョイントの抜け止めとして取り付けておきます。

W1

 ウエイトを取り付けた状態です。完成品では、床下機器の大半がグレーだと、ウエイトもグレーに塗っているものを見かけますが、本来はないものだけに黒く塗って目立たなくする方が賢明だと思います。

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 こんな角度から見ても、ウエイトがグレーであれば、かなり目立ってしまうはずです。

 こうして、パワトラ動力の気動車がMPギア駆動になるわけです。あとモーターの配線をすれば走ります。キハ17で好結果を得られた方式ですが、これによってあらゆる車種を混結してもスムーズに走り、すべての車両を動力車とすることで、編成の制約もなくすことが出来ます。

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コメント

つのすけさま
 コメント有難うございます。センターピン穴は、「付随台車マクラバリ2」に付属のワッシャーを床板にハンダ付けしています。アングル位置は、エンドウ標準のt=1.0床板基準の深さ3.0を基準に、床板がt=0.8ですので、その分を調整して2.8の設定にしてあります。キハ17では、MPの場合、センターピンの絶縁ワッシャーが特厚の専用部品で、アングル位置を3mmに統一しているのですが、それに気づかずキット指定のアングル位置にしてしまったので、センターの絶縁ワッシャーは標準のものです。おかげで、床下機器取付板を薄く削るのに難儀する羽目になりました。この辺の関係は、製品の説明が舌足らずの部分も多いですね。走行部品に関しては、エンドウ部品がメインになるので、関連する部分はエンドウ規格に合わせることになります。
 パワトラ→MPは、電車も含めて結構やっていますが、法則が分かってくるとそれほど難しくはありません。それよりも、走行の品質が格段に向上しますから、覚えておいて損はありませんね。

投稿: さがみ | 2012年3月19日 (月) 21時48分

久しぶりにコメントいたします。
パワトラ仕様からMP仕様への改造、私も行ったことがありますが、センターピン穴の方は無加工で大丈夫でしたか?
MP専用のワッシャ状のパーツは使わないで大丈夫でしたでしょうか?

投稿: つのすけ | 2012年3月19日 (月) 21時32分

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