前面の加工
車体の方にも手を付けます。先ずは全面です。いつものようにスーパーディテールよりも、パッと見た時の第一印象を良くする方に力を入れてみます。確かにキハ26って、こうだったよなあ、と思えるものを目指します。
その正面の表情を決める大きな要素に尾灯があります。この時代の車両は、内側から電球を交換する方式で、後の外バメ式より小さく、縁取りも外バメ式のようにシャープではありません。それがために、全体的に抜けた感じの表情になっているのが特徴です。
間もなく完成する見込みのキハ17でやった加工が良い結果だったので、それを踏襲します。
まず、キットの部品をそのまま取り付けます。尾灯の淵が外バメ式のように見えます。
裏から見ると、電球が入れられるでもなく、中途半端な部品なのですが、内バメ式を再現するには、尾灯の穴が大きすぎて、内バメ式用のテールケースが落ちてしまうので、穴埋めを兼ねて取り付けます。実際の尾灯はファイバーを使って点灯させますから、例のエンドウの電球ケースを設置しておきます。ややオフセットさせてあるのは、貫通ドアの窓ガラスを貼りやすくするためです。
前照灯については、キハ17と違ってストレートな形状ですから、そのまま使えそうです。
尾灯の枠はヤスリで削って平らにしてしまいます。この状態で、形状が似ているスハフ42あたりの尾灯枠を穴にはめ込んでハンダ付けします。
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