床板の改造
気動車は全車MPギアによる動力車とする方針に沿って、キハ26もMPギアにします。今日はそのための改造です。前回のキハ17は車幅が狭いため、手持ちのLN14を使用しましたが、ご存知の通り、これは既に絶版になっていますから、キハ26ではLN15を使用します。1個エンジン車ということで、運転台側の台車のみを駆動させることにします。
モーターホルダーH/Mセットの説明書にある図を参考に、床をくり抜いてモーターを取り付けます。
LN14と違って、モーターのネジ止めする部分が金属製なのでしっかりしています。
反対側のモーターホルダーMです。はめ込みなのですが、かなりきついので、ツメをプライヤーでこじって少し広げるときれいに収まります。こちら側の軸は使いませんが、目立たないのでそのままにしておきます。コアレスモーターなので、無理に軸を切ろうとしてモーターを壊す恐れもありますから。
台車や床下機器取付板を取り付けてみたところです。キハ20系以降のものでは特にLN15でも問題なさそうなことが分かります。
台車はエンドウのDT22現行品を使います。ボルスターを交換せずそのまま使えるというだけの理由ですが、良く見ると昔のものとはずいぶん違っています。
昔のは制輪子の表現などなかったかと思いますが、今は別パーツなんですね。
車輪を入れると奥行き感が出てなかなかいい感じです。昔はこの形式の台車を、103系のモハにまで流用していたことを思うと、隔世の感があります。
仮に車体をかぶせて線路に載せてみます。床下機器を取り付ければ、モーターはきれいに隠せそうです。
客車列車が主体だった地方幹線で、区間列車として運転されていたものをイメージしているのですが、脇役とはいえ「走行の質」は、客車列車に見劣りのしないものを目指したいと思います。
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コメント
genta-nozzさま
コメントありがとうございます。ネジ留めしない側、そのままだとプレスが合っていないのか、すんなりはまりませんね。今回はツメを少し広げて使いましたが、仰る通りメーカー純正ですから、もう少しサクっと使えるものにして欲しいところです。
投稿: さがみ | 2012年2月14日 (火) 10時32分
LN-15のホルダー(ビス留めしない側)の噛み合わせがイマイチ甘い気がします。
メーカー純正ならもう少しパキッと固定したいと感じます。
管理人さんは何か手を加えているのですか?
投稿: genta-nozz | 2012年2月14日 (火) 01時09分