「改訂版オハフ33」その後
大震災の後、計画停電や電車の運休などがあって、作りかけで放置されているものがたくさん発生しましたが、ようやく少し落ち着いてきたので、順次再開です。「改訂版オハフ33」もその一つです。列車の最後部に来るだけに目立つ存在なわけですが、ここへ来て欲しかったパーツもいろいろ出て来たということで、それらを使ってみるとどんな感じになるか?というのがテーマです。部品を買ってくださるお客様にしても、部品だけ見てもなかなかイメージが湧きにくいものです。
今回のオハフ33では、先日のキノコ折妻のマニ36で使用した雨どい縦管をメインに、すっかり定番になった工房ひろのロスト製のホロ枠(これ、結構評判がいいですね。結構売れています。)、エコーの比較的最近の尾灯パーツなどを使用して、後ろ姿のグレードアップを狙っています。
まだサボ差しなど細かいパーツが残っていますが、大きい部分のハンダ付けがおよそ出来上がったところです。この辺まで来ると、ついつい出来上がったつもりになってしまうのですが、ハンダの除去など、気合を入れてやらないと、塗装後に手を抜いたのが思い切り目立ってしまいますね。サボ差しなどを取り付けた後に、細かい耐水ペーパーやキサゲ刷毛などを使ってハンダを落とすのですが、どこまで削ったら良いかわからない場合には、およそ出来たと思った時点で、プライマーを吹かずにスプレー式の塗料を吹いてみると、OKかどうかが一発でわかります。プライマーを吹かないのは、その後この塗料を一度落とす必要があるからです。「塗装すればわからないだろう」と思っていると逆で、塗装すると手を抜いた部分は一層目立ってしまうものです。
貫通路にドアがないので、同じキノコ折妻でもマニ36とはずいぶん雰囲気が違います。
いつものように作業効率の向上のために、下回りは塗装しながらの組立にしています。麻痺した左手の動きがだいぶ良くなって、こうしたキットも素組ではなく、いろいろなパーツを取り込む余裕が出てきました。
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