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2011年3月 8日 (火)

何となく模型にしたくなるような小さな田舎の駅

 以前に撮影したネガをPCで使用できるようにCD化していますが、今回から画像の再現性がさらに良いDVDにしました。結構「ムラムラと」やる気にさせてくれるようなものもあるので、引き続き順次整理しています。

 今回のものは、1999年に全廃になった新潟交通の駅です。戦時中の交通調整でバス会社にまとめられて、その後も積極的な投資は行われず、最後は朽ち果てたように逝ってしまった路線です。そのせいもあって、最後の最後まで、味わいのある駅の風景が残っていたものです。この電車が気に入っていた管理人は、何度となく訪れていましたが、電車だけでなく、駅の小物に至るまで実に味があるのに気づいていました。写真は1996年5月の撮影で、既に路線は東関屋~月潟と、最末期でしたが。

Ajiekisha

 沿線の主要駅だった白根の隣の味方駅です。自動販売機と近代的な電話ボックスが雰囲気をぶち壊していますが、逆にそれが20世紀の終わり頃になっても、こんな駅が存在していた、と言うことをあらわしていると見ることも出来ます。

Ajikippu

 ワンマン化されて久しく、駅も無人になっていましたが、比較的後まで時間を限って職員が配置されていたのか、きっぷうりばなど、原形をとどめていました。改札と出札を一人で見られるようにするためなのか、この部分が不思議な形で張り出しています。

Ajimachiai

 待合室の小物です。「忘れ物」は、今ではホワイトボードですが、ここでは黒板でした。下の「ニュース板」は、壁新聞のようなものを掲出していたのでしょうか。寄贈者の「小林百貨店」が今の三越のことなのか分かりませんが、右書きなのと、電話番号に局番がないことなどから、相当古いもののようです。

Ajiform

 ホームに入ってみます。小田急から2220形が入った時に、この車両にステップが設置されなかったので、ホームの線路寄りの部分だけがかさ上げされましたが、他は元のままでした。ドラム缶や木製の梯子など、さりげなく置かれた小物たちがなかなかいい味を出しています。

Ajiform1

 何故かホームにあった黒板に書かれた標語です。実に明快ですが、ヘンなカタカナ言葉がないのも良いですね。

Ajiform2

 電車がやってきました。1960年代に車体を新製して載せ換えたものですが、こんな駅に入ってくると異常に近代的に見えてしまいます。でも、実際には吊り掛け駆動、間接非自動制御のものですから、音に関して言えば駅の雰囲気にぴったりマッチしていました。

 モロにエコーモデルのアクセサリーシリーズの世界ですが、イマジネーションの世界の自由形ではなく、実際に管理人が足を踏み入れていた世界です。小さなディスプレイ用のセクションで良いので、いつかはこんなシーンを作ってみたいものです。既に電車は何台かありますので・・・。

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 やはり、模型というのは実物あってのもの。実物観察に時間をかけることで、その奥行きは一層深いものになるかと思います。

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