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2010年9月26日 (日)

意外と難しい人形の塗装

 16番の人形、カトーやTOMIXは古くから海外メーカーのOEM製品がありましたが、純粋な日本人モデルのものは、エコーモデルの人形シリーズが最初でしょう。人形の効果は、プラモデルのタミヤの戦車などを見ると良く分かりますが、鉄道模型にもぜひ取り入れたいアイテムです。

B1

 そのエコーの人形、現在はこのような塗装済みの樹脂製になっていますが、以前はソフトメタルの未塗装でした。未塗装なので、当然のことながら値段も安く、1人あたり200円と言う設定でした。

 しかし、人形の塗装は一筋縄では行きません。細かく塗り分ける手間もそうなのですが、例題としてこの弁当屋を考えてみます。 22年前のカタログでは、人形の塗装手順が解説されていましたが、例えば高校生や鉄道員の制服などは概ねパターンが決まっていますが、弁当屋をソフトメタルの地肌で渡されたらどうでしょう?「駅弁の包みをらしく塗るのがコツである」とカタログには書かれていますが、駅弁屋の服装もこのような立ち売りの時代には、制服などはありませんでした。まあ、大体こんな感じのコスチュームだったのは確かですが、色に迷いますね。

 現在の塗装済みの製品は、メーカーの一つの答えだと思います。ソフトメタルの未塗装の時代に管理人が手にした時は、正直迷いました。列車に乗って旅行に行ったときに駅弁屋を観察して塗ってみました。

 工作台を整理していたら、未塗装のものを塗ったのが出てきたので、両者を並べてみました。

B2

 どちらも間違いではないと思いますが、管理人のものは、駅前の店から列車の時間に合わせて白衣のまま出てきていると言うイメージ、メーカー塗装済みのものは、調理場でかぶっている白色帽子で出てきているというイメージでしょうか。田舎の駅弁屋ですから、大体そんなものでした。正解と言うものがないのです。

 今では、駅弁も駅の売店やニューデイズで買うようになって、ホームの立ち売りもすっかり見なくなりました。時刻表の欄外に案内が出ているものの、鈍行で旅行して主な駅に到着すると、駅弁屋が「べんと~べんと~」とホームの上を歩き回り、乗っている方も、何があるのかな、とつい呼び止めて、意外なものを発見したりと言うのがありました。ありふれた「幕の内弁当」でも、掛け紙にその地域の案内が描かれているものも多く、結構楽しめたものです。現在では、北海道や九州のごくごく一部の駅に残るのみとなってしまいました。今は、弁当もJRの関連会社が一手に握ってしまっていると言う感じになっています。

 模型と言うのは、意外にどうでも良いと思われるところに、観察力が求められるという一例です。買ってきて並べるだけでは雰囲気は出ないのです。

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