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2010年5月17日 (月)

昭和レトロな団地

 最近は、特にNスケールで流行の?「昭和ネタ」ストラクチャーがたくさん発売されています。店レイアウトのNゲージ部分にもそうしたストラクチャーをたくさん配して、使用事例として見ていただけるようにしています。鉄道模型には縁のないアオシマ製の団地なども設置しました。今は団地も「昭和レトロ」なものとして興味の対象になるようで、「団地萌え」なる言葉もありますね。鉄道模型のストラクチャーとしては、その後こんなのも出ています。

http://www.mmjp.or.jp/tramway/goods/pg189.html

 昭和30年代の公団住宅の特徴的な存在です。団地が急拡大した昭和40年代になると、コストの問題などもあって作られなくなりました。団地全体が単調にならないよう、メリハリを付ける為のポイントハウスの一つです。まだ団地自体が斬新だった時代、この建物のインパクトというのも相当なものだったでしょうね。

 どんどんマニアックな製品が出てきますが、車両と違って、「これどういう風に使うの?」と思われる方も多いでしょうね。管理人もこの製品を知ってから、どう使えばよいのか、いろいろ調べてみました。意外にも、身近な場所に実物がまとまって現存していることが分かりました。実物あっての模型です。早速見に行きました。

St1

 ここは昭和34年から41年にかけて建設された赤羽台団地です。製品にあるスターハウスがたくさんあります。団地全体のアクセントということで、下の案内図のように配置されています。

Map1

 42~49ですね。もう建設から半世紀が経って、目下改築中です。「建設中」の部分がそれですが、順次計画的に全面建て替えになります。草創期の団地だけに、昭和40年代のものとは違った、ゆとりのようなものが感じられます。

St2

 スターハウス群です。右後方の高い建物は改築された住戸です。

St3

 いろいろな角度から眺めてみます。製品をいじる際の参考にしてください。

St4

St5

 一般的な箱型の建物とスターハウスの並べ方が分かるカットです。

 昭和3,40年代の東京の一般的な家というのは、分かりやすく言えば、テレビの「サザエさん」の世界でしたから、広々とした芝生がある鉄筋5F建てというのは、新しい時代の暮らしのモデルみたいな感じがありました。

Syo0

 これは1Fが商店街になっている建物です。この時代の買い物は、小さな商店が寄り集まって出来た○○銀座、というのが一般的でした。Syo2

 それを思えば、こうして整然とお店が並んでいると言うスタイルも極めて近代的だったはずです。今は、駅の近くに大型スーパーが出来て、団地の商店街はがらんとしてしまいましたが・・・。

Syomap

 結構お店の数もあります。1Fが商店街になっているスタイルのものは良く見かけるので、模型でもぜひ欲しいですね。

Ip2

 こちらは、団地内の一般的な建物です。エレベーターのない5F程度のものがかつての団地の定番でした。今見ても、広々とした芝生がいいなあ、と思います。

Na1

Na2

 これは改築された新しい建物です。エレベーターが付いて旧のものよりだいぶ高くなりましたが、黎明期の団地が持ち合わせていた「夢」みたいなものは感じられなくなりました。名称も「ヌーベル赤羽台」と今風です。

 レイアウト製作のネタ集めだったのですが、そう遠くないうちに姿を消す昭和の団地を見に来ている「団地萌え」の方が結構いらっしゃいました。高度成長が始まり夢のあったあの時代に思いを馳せる方も多いのでしょう。

    

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