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2010年3月 2日 (火)

室内灯の取り付け

 室内関係の部品は、キットでは全く考慮されていません。しかし、頭から尻尾までシステマティックに設計されたプラ製品と違って、ブラスキットの場合は、その原始的構造ゆえ、自由に追加することが出来ます。「フジモデルの客車に照明を入れることは出来るか?」といったご質問も結構いただきます。塗装済みキットの場合には厳しい場合もありますが、バラキットの場合、まず問題なく出来ます。以前にもご紹介していますが、ここでもう一度ご紹介しておきますので、参考になさって下さい。

 今回は白熱灯照明の車両をイメージしたものにします。

U1

 使用するのはエンドウの「ユニットライト室内灯B」です。光源が白色LEDのものです。白熱灯ならば電球タイプのAの方が安いではないか?と思われるでしょうけれど、これには理由があります。第一に消費電流が電球に比べて圧倒的に少ないこと。店レイアウトのデモ列車は全部照明が付いていますが、もしこれが全部電球だったら相当電気を食うはずで、パワーパックにも負担がかかりますし、電圧降下によって走行が不安定になったりすることも考えられます。白色LED方式の場合、速度による明るさの変動が小さいのも魅力的です。さらに、珠切れの心配もありません。

 電球色に見せるのは実に簡単です。LEDにクリアーオレンジを塗るだけです。

Orange

 クルマのプラモでウインカーのレンズに塗る色です。

U2

 筆でこんな風に塗ります。プリズムの長さを調整してから、予め天井にハンダ付けしておいた取付金具にセットして、ツメを折り曲げて固定します。

U3 

 コードは便所や車掌室を通せば、車内がすっきりします。座席を取り付ける前でないと出来ませんので、作業の順序にはよく注意する必要があります。

 センターピンのラグにコードをつないで点灯試験を行います。

Test2

 クリアーオレンジを塗るだけで、白色室内灯は見事に白熱灯色に化けました。

Test1

 照明が入ると、仕切りの地図も良く目立つようになります。ぬくもりを感じる白熱灯にニス塗りの車内。こんな列車に乗って北を目指したのももう、四半世紀も前のことになりました。この後は尾灯の配線です。

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