「工房ひろ」の仕切板が活きるオハフ33
手間のかかる機関車が一段落つきましたので、以前から考えていたオハフ33戦後型の作り直しを始めます。店のレイアウトには戦後型のオハフ33がありましたが、これだけ仕切りパーツが充実してくると、キットの窓だけの仕切りがむき出しの後姿がどうにも気になってきます。
このような折妻形や戦前の丸屋根形の緩急車は両側とも貫通ドアがありません。一番後ろになるとき貫通路に鎖を渡して転落防止を図っていました。
キットのデッキ部分の構成パーツです。デッキの仕切りは窓があるだけです。これでは後からのっぺらぼうの仕切りが丸見えです。そこで今回は仕切にこんな部品を使います。
以前ご紹介したスハフ42やオハフ61のような切妻のと違って、ドア取り付け用のスリットのある「#0031 デッキ仕切板B」を使用します。組み合わせるドアは標準的なものにしました。
客室側はもちろんこれですね。
額縁にはもちろん国鉄の地図が入ります。
今回のオハフ33は、デッキ部分に絞込みのない一般的な戦後タイプとします。車体の組立解説は同形態のスハ40の記事も参照していただきたいと思います。
これらのパーツを使用して、仕切を一通り取り付けました。客室ドアの下の部分は、洗面所・車掌室スペースに押し込む電球取り付けのためにカットしておきます。
ここまでの全体像です。デッキ仕切のドアの存在が思いの外、目立ちます。
部品の差し替えばかりやっていると、安いキットがどんどん高くなってしまうようにも思いますが、素材キットのようなものですから、いつものように昔乗った列車の雰囲気の再現と言うのをメインに考えたいと思います。最近発売になったパーツで良いな、と思ったものも取り入れてみようと思います。
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