今週の入荷品
今週は、月末恒例のトミーテックの洪水です。鉄道コレクションの最新作、キハ58系のリニューアル品などが中心です。なお、キハ58系、キロ28のみ遅れて来月になりました。
鉄道コレクションは、いつものように開封して販売いたします。
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今週は、月末恒例のトミーテックの洪水です。鉄道コレクションの最新作、キハ58系のリニューアル品などが中心です。なお、キハ58系、キロ28のみ遅れて来月になりました。
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オハ35の一族は、大きく分けて戦前型・戦後型と2種類のスタイルがあることは良く知られています。戦前型は丸屋根車体、戦後型は折妻の半切妻ともいうべき形態をしています。その戦後タイプも初期のものは戦前型の面影を残してデッキドア部分が絞り込まれています。ちょうど折衷型とも呼ぶべきスタイルで、数もそれほど多くはありませんから、模型でも取り上げられることはあまりありません。
フジモデルの客車シリーズでは、このタイプのオハ35などもラインナップされていますが、今回はこの形状のオロ40戦後型から改造されたマニ36を取り上げてみます。このスタイルの車体の組立上の留意点や仕切り板の取り付け位置変更などを中心に見ていきます。
車体の構造は、一般的な戦後型と同様ですが、このようにドア上の部分に切込みを入れて車端部を絞り込んでいます。従って、妻板を取り付けるときに隙間が出来易かったりするのですが、位置合わせを慎重にやって真っ直ぐになるようにすることと、隙間はたっぷり目のハンダで完全に埋めるのがポイントです。
実際の仕切りはこのような位置で、キットとは全く異なります。窓からちらちら見えるだけに何とかしたいところですが、キットの仕切りはドアの取り付け板を兼ねているので、そのまま撤去するわけには行きません。
取りあえずそのまま組み立ててから不要な部分を切断撤去します。室内灯を点灯させると仕切り位置が直してあるかどうかはとても目立つ部分です。
不要な部分を切断撤去した状態です。車掌室のない側は、車端まで荷物室だったので天井に届くくらい山積みにされた荷物が見えたりしていました。
後姿です。荷物車なので貫通ドアがあるので、同類のオハフ33とは趣が異なります。このグループは鋼板屋根なので、妻板にはキャンバス押さえがなくのっぺりした感じです。ここの部分に隙間が生じ易いので、ハンダをたっぷり流し込んで丁寧に成形します。この写真は荒削りが大体出来た、と言うところです。
同じマニ36でもスハ32あたりの改造車とは全く異なる、しょぼい雰囲気 、東北線でもこんなのが一番後ろにくっついていた普通列車、ありましたね。荷物車1両差し替えるだけで列車全体の雰囲気ががらりと変わるのが面白いところだと思います。
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引き続きED76を進めます。交流電機の見せ場とも言える屋上機器の取り付けに入りました。ロストワックスの部品が中心なので、単純に穴に差し込んでハンダ付けすれば良いわけですが、ものによっては湯口のせいで正しく付かないものもありますから、取り付ける前に湯口をきれいに削っておきます。
昔のカツミだったら間違いなくダイキャストのプアなパーツになっていたと思われる屋上のダクトなどもロストワックスの精密なものになっています。
説明書では、塗り分けのために塗装後に接着と言う指示になっている部品もありますが、接着面積が小さく紛失する恐れもあったので、これらもここでハンダ付けしました。塗り分けに関しては、プラモデルの要領で面相筆を使って塗装すればOKです。
ED76は、客車の暖房用としてSG(蒸気発生装置)が搭載されていましたが、ブルトレ末期の頃には50系客車もなくなってSGも不要になったため、これを撤去して、空いたスペースに運転室用の空調機を載せていたようです。外観的にもSG排気口のあたりが変化しているわけですが、今回はキットの設計どおり原型にしておきます。最末期の落ちぶれた「富士」「はやぶさ」専用機ではありませんので、原型にして、いろいろな列車の先頭に立たせたいと思います。
だいぶ76らしくなってきました。秋にはカツミから24系の再生産がありますので、それに間に合うようにしたいと思います。
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今日は銀座で開催されたNゲージショウの最終日でした。いろいろ気になるサンプルも出ているようなので見てきました。
今回のショウで新規に発表されたものなどは既にネットで流れていますから、その辺は置いておくとして、製品に近い形になっているサンプルを観察してきました。一時期の怒涛のような新製品の洪水、と言う状態は収まって、各社とも個々の製品の品質向上に軸足が移っているように感じられました。
前回の静岡で突如現れたTOMIXのC57です。大レイアウトでは客車10両を牽引してスムーズな走りを見せていましたし、機関区モジュールの中では往復運転も行っていました。
前照灯が白色ですが、これはこの後電球の色に見えるような細工を加えるそうです。機関車がお尻を振ることもなく、最近のTOMIXの他の製品同様モーターやギアノイズも殆ど聞こえませんでした。
角度を変えて見てみます。「さよならSL」のヘッドマークのランナーに丸いのが2つありますが、「やまぐち」号と「ばんえつ物語」にするのかな?
ここで12系の「ユーロ」を発表していますから、怪しい?ですね。ユーロに紛れて、EF65-0が追加されます。12系は、リニューアルして中国製のものをやりましたが、最近の国産化推進の動きの中で、再度リニューアルということもあるかもしれませんね。
そんな動きの中で、リニューアルされて国産になる第一号はE231系500番台の山手線ですが、続いて近郊タイプもリニューアルされることになって試作車体が出ていました。「寄り目ドア」と叩かれた客扉のまどもしっかり直っていました。
EF65に続いてリニューアル進行中のED75、予告されている1000番台のサンプルです。
以前のものとは全く違う、現代水準のものになっていて、恐らく今年度中には事実上全廃になってしまうであろう、75の最後を飾るにふさわしい出来になっています。
もう少しすると発売の「さよなら 富士・はやぶさ」セットのパッケージも出来ていました。山陽線の広島の向こうの風景ですね。管理人はここを普通電車でしか通ったことがありません・・・。
16番の方は、もう間もなく発売のEF210とコキ50000が出ていました。
コキ50000は、国鉄・JRに跨るので数は出るでしょうね。このノリでコキ5500とかを出して(もちろんコンテナ5ケ積みで)、「国鉄コンテナ 戸口から戸口へ」と書いてあるのとかを出せばウケそうですが・・・。
スケジュールが遅れに遅れているカトーも、今回は発売の近いものが並んでいました。
313系増備車、静岡のロングシート車が出来ていました。御殿場線にも入りますので、E231系や小田急の電車との出会いなどもありです。この間の名古屋バージョン同様、顔の色はちゃんと白くなっています。0番台、3000番台再生産の時にはこちらも直して欲しいものです。
これまた遅れに遅れているEF65-500番台です。東海道線の20系が一番華やかな頃の牽引機です。20系がリニューアルされてグレードが大幅に上がったわけですから、オーバースケールだったEF65も根本的に見直し、というのは当然の流れでしょう。ナンバーが昔のはめ込み式に逆戻りしていますが、やはりNだとメタルインレタは厳しい、という判断なのでしょうか?
こちらも遅れていたDE10です。ようやく形になりました。寒冷地形と暖地形を作り分けるあたりが今風ですね。こちらもナンバーははめ込み式のようです。
すっかり完成品メーカーになってしまったような感のあるグリーンマックスの京急です。こちらは塗装品質の向上をアピールしていました。
モデモのNTシリーズ100作目となる東急玉川線のデハ200形です。「いもむし」とか「ペコちゃん」と呼ばれた玉電の顔でした。
車輪は走行性能確保のため若干大きめにしたそうですが、仕上げ処理を施してもう少し落ち着いた感じにするそうです。
こちらはマイクロエースです。一時は毎月恐ろしい量の新製品を出していましたが、ケースに並んでいる「新製品」は事実上の再生産が殆どで、この先は9月だけでなく、一番売れそうな12月も新製品がありません。ケースの中もがら~んとしていました。この先どういう展開になって行くのか注意してみる必要がありそうです。
いずれにしても、今回のショウで展示されていたものを見る限り、ようやく新製品の乱発合戦から品質の競争と言う、大人の趣味の模型としての本来の姿に戻ってきているように思えました。非常にハイレベルな競争になることで、ユーザーをわくわくさせるようなものがたくさんでてくることを期待したいと思います。
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先日レンズの形状違いによる尾灯の輝度の比較に使ったマニ60ですが、改めて眺めて見ると物足りない感じもしますし、列車に組み込んでもやや浮いた感じがします。4、5年前に製作したものですから、当然差があるわけで、手作業による模型というのも日一日と進化しているということを実感します。
これがその元状態です。既製品の不満な部分を埋めるべく、車掌室と反対側の尾灯の点灯、屋根のキャンバスの色合いと艶など、思いつく要素はすべて取り入れたつもりでした。
でも、最近のウエザリングを施した列車に組み込むとちょっと浮いた感じになってしまいます。しかし、ウエザリングを施した車両も、基本的な塗装についてはこのマニ60と同じなので、単純にウエザリングをすれば、調和してくれるはずです。
さて、ここからが今日の本題です。Nゲージの客車ウエザリングも全く同じ方法ですから参考にしていただければと思います。以前にもご紹介しましたが、おさらいのつもりでご覧ください。
先ずはマスキングです。徹底した手抜きで効率的な作業と失敗を避けようというムシのいい作戦です。加工する屋根の部分を残してマスキングしますが、車体の側面にはインレタによる標記がたくさんあるので、テープでぐるぐる巻きにするわけには行きません。車体色と屋根の塗り分け線である雨どい部分はタミヤのマスキングテープを使用しますが、その他の部分はダイエーで売っている、インドネシア製の安物のコピー用紙を使用します。
赤錆色の基本色?であるレッドブラウンを5倍くらいに薄めて、タミヤの一番安物のエアブラシで吹きます。筆を洗ったあとの汚れた薄め液に近い感じです。
塗料の濃度は、トリガーを目いっぱい引いた時にこのくらい地が透けるようにします。レッドブラウンで塗りつぶすのではなく、屋根にふんわりとブレーキシューの鉄粉がかかって、それが錆びたという状態を表現するのです。ですから、あくまでも自然に、グラデーションをかけるような要領で作業します。
屋根全体に吹き付けますが、塗料が薄いので手を止めるとすぐにたれてきます。満遍なく自然にエアブラシを動かします。
屋根が出来たら床下です。これは床下のマスキング状態ですが、ずいぶんいい加減ですね。室内灯が付かなくなりそうに思いますが、でも大丈夫。少なくとも車輪の踏面にプライマーは塗っていないので、走らせればすぐに塗料は落ちます。
屋根と同じように吹き付けました。レッドブラウンが半艶なので、艶が復活するので、最後につや消しクリアーを吹いて調子を整えておきます。
艶のメリハリというのは思いのほか重要です。
30分後、マニ60はこんな姿になりました。大して変わってないようで変わっている、という感じです。「北スミ」の標記がないですね。これも最近扱い始めたインレタで入れなければ・・・。
さっそく列車に連結して走らせてみます。
列車全体として見た時に、非常に落ち着いた感じになりました。このマニ60は、管理人初のキット組ELであるED71が出来た時に,当時の普通列車を再現すべく製作したものでした。1号機であるED71も、もちろんウエザリングなどは抜きで、メーカー完成品を目標にしたわけですが、時が流れて、生きた列車というテーマになってきたこともあって、そのED71も今ではこんな感じで軽くウエザリングが施されています。
遠い夏の日の思い出を再現するだけでも、多様な作業があります。だからこそ、夢中になるし、飽きないのだと思います。「失敗しない手抜き作業の研究」というのも面白いですね。
でも、この加工が30分で出来るということは覚えておいてくださいね。Nゲージでも一緒なのですから。
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今週の入荷商品をいくつかご紹介します。先ずは、先週荷物の関係で入れ違いになっていたモデモの箱根登山モハ1形現行バージョンです。
側扉がステンレスのものになった現在の姿ですが、104+106がカルダン化された現在、箱根登山唯一の吊り掛け車となった103+107のナンバーがプリントされています。
しばらく前に再販されたモハ2形と連結して、現在の旧型3両編成が出来ます。この場合、箱根湯本駅基準で小田原側1番前のパンタは下降されています。何となく「夏休みの思い出」的なネタですね。
もうひとつ、TOMIXのコンテナ新製品です。このあと、コンテナ車の新製品や再生産が予告されていることもあって、コンテナの方も活発に出てきます。
次にお知らせですが、TOMIXのC57-135、模型ショウでも告知されているようですが、発売が9月に延びています。手の込んだモデルだけに生産にも時間がかかるようで、数をまとめるためにずらしたようです。そして、納品が9月と12月の分納になります。12月の方が数が多いようですが、取りあえず数量は確保できました。ゆっくり眺めていただいて購入いただけるかと思います。
なお、同じくTOMIX製品の「さよなら 富士・はやぶさセット」の方もショートしているようですが、こちらは色物ということもありますので、既にご注文いただいている分で打ち止めと致します。
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夏休み期間に入って、鉄道模型関連のイベントが盛んに開かれる時期になりました。まあ、この辺で発表されている新製品は、実際の発売は秋から冬にかけてでしょうから、慌てて見に行くこともないと言うわけで、最終日にでも見てくることにします。
目先、お盆休みも近付いて、工作派の方がそわそわしてくる時期と言うことで、こちらの関係に力を入れようと思います。割合時間に余裕のあるこうした時期に大きな役割を果たすのが作例サンプルです。キットものを買っていかれる方は、完成品のラインナップだけでは気がすまない、というのはもちろんですが、製品では必ずしも満足し得ない実車のイメージにこだわる方も多いですね。
当雑談室では、そんな不満な部分をどう埋めていくか、と言うテーマで作例をご紹介しているのですが、新発売された部品や、お客様からのご提案などによって、制作方法は常に進化しています。
しかし、製作方法のご紹介と言うことになると、同じような作業で加工したものでも「改良前」と「改良後」の作例を両方とも残しておくべきか、ちょっと悩みます。一例として荷物車の尾灯です。
これはフジモデルのマニ60にエンドウ完成品と同じ光学繊維を使った方法で尾灯を点灯させた例です。尾灯レンズが従来のものなので暗いです。
こちらは、最近発売されたケースとセットになっているレンズを使用したマニ36です。同じくらいの速さでも、こちらの方が全然明るいですね。
工作の参考として、マニ60をそのまま残すか、あるいはマニ36と同じ構成で改良するか、ちょっと悩みます。鉄道模型というものは、自由にいじって楽しむものですから、意外にこうした原始的なサンプルの果たす役割は大きいのです。
これはマニ60。
こちらはマニ36。尾灯まわりの外観はほとんど一緒なのですが、ほんのちょっとのレンズの形状の違いでこれだけ変わってくるのです。もともと点灯は考慮していないキットなのですが、自身のイメージに合わせていくらでも料理できます。
もちろん、これから作るというのであれば、テールケースが重複してしまうのですが、やはり最初からこちらを使うのがおすすめです。
見本市の新製品だけではなく、こうして実際に見た列車の再現方法などの提案も大事だと思っています。 夏休みは、旅に出てネタを集める時期であるとともに、工作の季節でもありますから。
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どうも天気がすっきりしません。塗装が出来ないので、引き続きED76を進めます。今日は屋上の碍子台です。交流電機の屋上にはたくさんの碍子があってその上に高圧線が引き回されています。その碍子が乗る土台の部分です。
まずはコの字型の台本体に挽き物のネジ座をハンダ付けしますが、碍子台は何種類かあって、ネジ座の付かないものもありますから、間違いないようにします。カツミの交流電機の標準的な造りですが、細かい部品同士の組み合わせですので、神経を使います。ハンダ付けが不十分だと碍子をネジ止めする時に外れたりしますし、ハンダを付けすぎると穴が埋まったりします。
出来上がった碍子台を図面を見ながら所定の位置に取り付けますが、大きさが微妙に違うものがあるので、取り付け位置に注意します。
大して進んでいない感じですが、この作業は結構時間がかかります。
写真に写っている荷物車のドアは・・・キニシナイということで。
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ホビーモデルの床下機器を取り付けたサンプルの103系の塗装をやろうと思ったのですが、梅雨が戻ってきたような天気で、塗装が出来ませんので、ED76の方を続けます。
この辺まで形になると、小物パーツの取り付けが中心になって、目立って進行する感じではなくなります。ダイキャストやプラスチックの製品であれば機械で車体とともに一発で成形される部分ですが、真鍮車体の場合には全部別途部品を取り付けることになります。昔は水切りなど、プレスの押し出し、あるいはあっさり省略といったものもありましたが、現代ではさすがにそれは通用しませんね。
屋根先端の水切りはRの付いた屋根に載るわけですが、位置がずれると機関車の印象が悪くなってしまいます。
真鍮線を曲げた部品が入っています。図面を見ながら、このように位置を合わせてテープで仮止めして、まず1箇所ハンダ付けするのですが、屋根のRと水切りのRが合っていないので浮いてしまいます。左手でピンセットなどで押さえながら右手でハンダ付けということになりますが、左麻痺の管理人はまだ左手で細いピンセットを持ったりするのがとてもやりにくいのです。
そこで、リハビリ病院にあった自助具のことを思い出しました。はさみや爪切りなど、麻痺側の手で扱いにくいものの取っ手などを太くして使い易く工夫してあります。あれの応用で、ピンセットの代わりに太い取っ手の付いたヤスリを使ってみました。
これは効果覿面、反発して押さえにくい水切りもしっかり押さえられて、隙間なくきれいに付きました。手の感覚がもう少し戻ってくればピンセットでも出来るようになるとは思いますが、この作業は脳卒中の作業リハビリとして考えればかなりレベルの高いものになるので、当面はこんな工夫も取り入れて、作業精度のアップを目指したいと思います。
水切りの近くにもこの後、汽笛や信号炎管などのディテールが付くので、ここでまたキサゲを行っておきます。
水切りが付いて、またちょっと進んだ感じになりました。
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すでにご案内の通り、明日7月20日は営業いたしますので、宜しくお願いいたします。営業時間は13:00~19:00となっております。
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梅雨も明けて夏旅の季節ですね。旅行の中で出会ったシーンを模型に取り入れてみたいな、と思うことは多いかと思います。実物を忠実に縮小したものが模型ですが、それならば寸法やディテールだけではなく、一目見たときの印象も実物に忠実であって欲しいと思うのが人情だと思います。
先日32系などの発売に際してウエザリング方法をご紹介したNゲージの客車列車も、こんな列車に散々乗って旅をした管理人としては、製品状態のものを連結しただけでは何か違うなあ、ということで加工しました。皆様にも是非やっていただきたいので、なるべく簡単に、それでいて雰囲気が120%出るような方法を考えてみたわけです。旧型客車が去って25年近く経つ現在では、当時の列車の編成や雰囲気をご存じない方も多いわけですが、最近になってNゲージでも旧型客車がいろいろ製品化されるようになって来ましたので、この機会にそんな列車の雰囲気を出す方法をご紹介するのも意味があるかな、と考えたわけです。
様々な形式が一緒くたに連結され、青いのや茶色いのが混ざっていた、普通列車であってもそこそこの両数が連結されていたことなど、当時を知る方にとっては懐かしいかと思います。
こういった雰囲気の再現は、決して難しい作業ではありません。作業技法としては、プラモデルの基本を押さえていれば十分なわけで、あとは実物の観察と言うことになると思います。
店のレイアウトにあるデモ用の列車にも、そうした要素をちりばめています。
これは以前にご紹介した、工房ひろの額縁付きの仕切り板に国鉄の地図を貼ったものです。線路の高さに目線を下ろすと良く見えます。ぱらぱらとお客さんを乗せると良いかな、とかいろいろ考えが広がっていきます。
人形の効果としては、この貨物列車。運転台に機関士を乗せました。機関士が乗っているだけで、列車が俄然活き活きしたものになってきます。貨車は客車以上に個体ごとのコンディションに差がありますから、客車と同じ要領でウエザリングを施しました。同じ黒でも、マダラになっていなければ「ウソ」なのです。
こうした作業は、ごく軽いものが多いので、会社の盆休みくらいの期間でも十分楽しめるかと思います。お休みに旅行に行かない方でも、遠い夏の日に思いを馳せて、こんな工作をやるというのも一興かもしれませんね。盆休みの前に、そうした資材をしっかり揃えておこうと思います。
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店のレイアウトは、お客様がキットなどから製作したものをテストしたり、押入れに長く眠っていたものなどのテストをしたりなどでご利用いただいておりますが、管理人もいろいろな実験をするスペースとして活用しています。先週ポイント交換を行いながらふと思ったのが、エンドウの古いブリキ製品を用いた駅関係のストラクチャーをもっとしっくりした感じに出来ないか、と言うことでした。スチール家具のような光沢は既に消す作業をしてあるのですが、まだ浮いた感じでした。「ホームはグレー」とか固定的な考え方の色使いが原因かと思いました。そこでストラクチャーにもウエザリングを施して見ました。
客車や機関車のウエザリングと同じ考え方でやってみました。
客車や旧型電車が停まる駅のホーム周りには、ブレーキシューの鉄粉が飛び散ってうっすらと赤錆色になっているのが普通でした。まずはホーム関係に施して見ました。
ホーム本体もそうですが、ホーム上の看板などもうっすらと赤茶けていました。
駅弁屋のおじさんが立ち売りをしていたホームは、それがコンクリートなどで舗装してあったとしても、やはり「レッドブラウンの世界でした。
こうした小物たちが主役だった時代のホームの雰囲気を目指しました。
上屋の裏側にもブレーキの鉄粉は付着しています。ホームは屋根のある部分、ない部分でニュアンスを変えてみました。本当は線路の中も手を加えると良いのでしょうけれど、とりあえずは実験としてここまでにしておきます。
これは、列車がいない状態でのホームの全容です。
末端部分は未加工なので、加工前と加工後の差が分かります。加工したところは、周りの樹木などとの対比でも違和感がなくなっています。
同じ角度から、列車が入った状態を見るとこんな感じです。
実際の作業は、薄く溶いたレッドブラウンをエアブラシで吹いただけですが、でもこれだけでだいぶ落ち着いた感じになりました。試運転用のレイアウトということで、ストラクチャー関係は徹底して手を抜く方針だったのですが、いじり始めると結構新しい発見があって面白いものです。走行する列車のジャンルが明らかに違うNゲージの方も少し研究しようと思います。
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ED76という機関車は、退院後にやったED75やEF64とは趣の違うスタイルですが、こうして作業していてもずいぶん勝手が違います。説明書の順番に沿って、前面手すりを付けてからヒゲを付けたのですが、正面には後退角があり、ヒゲの部品の曲げと微妙に合わず、摺り合わせに難儀しました。EF65なども含めて、この手のスタイルの機関車ではヒゲを先に付けた方が良さそうです。ED75の正面は平面構成ですし、EF64にはヒゲもありません。
そんな手戻りもありましたが、再び前面の手すりを取り付けてキサゲ作業が進行しています。
これでまた作業が前に進むことになります。それだけで何かほっとするものがあります。
さて、今日も暑かったですが、そろそろお盆休みも視野に入ってきます。最近は、暑い夏休みは涼しい部屋で溜まっている工作をやろう、と言う方も結構いらっしゃるので、部品関係の補充をしてきました。まだお盆には間に合いますので、足りないものなどありましたらお知らせ下さい。
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引き続き車体の製作です。ヒゲの位置出しが出来たので、小物パーツの取り付けに入りますが、ヒゲを付ける前に取り付けた正面窓下の手すりはヒゲの位置修正やキサゲの妨げになるので、一旦取り外しました。水切りや正面の踏み板など、プラ製品であれば車体と一体で成型されるようなものが全て別付けですから、出来上がるとカッコイイのですが、きちんと付けないと見苦しくなってしまいます。
少し付けてはキサゲの繰り返しですが、だんだん機関車らしくなってくるのは、何台作っても楽しいものです。このあたりの作業は、説明書の手順と添付の原寸図を見ながら進めれば良く、特別難しい部分もありませんが、部品数が多いので、焦らずに確実な作業を心がけるのがポイントになって来ると思います。
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毎度お引き立ていただきまして有難うございます。
来る7月20日(月・海の日)は追加営業日といたします。営業時間は13:00~19:00となりますので、よろしくお願いいたします。
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関東地方、梅雨明けが発表されて、いよいよ夏が来ました。都会の上にも夏空が広がっています。
去年はゲリラ雷雨続きの不順な夏、一昨年は入院生活で夏が終わってしまったので、久しぶりの平和な夏を期待したいところです。
さて、夏と言えば銀座の模型ショウや臨海副都心のJAMコンベンションなど、模型がらみのイベントも多いですね。こうした機会を通じて入門者が増えてくれることを期待したいものです。
管理人も夏空の下、欲張って仕事をしたいところですが、無理をして再発したりするのが一番まずいので、夏の期間中は、基本的に通常のパターンで営業したいと思います。
工作派の方にとっては、いよいよ塗装シーズン、梅雨時にたまったものを一気に塗ってしまうチャンスですね。管理人も、例のホビーの床下を試用した103系を塗ろうと思っています。
でも、それだけでは終わらず、遠い夏の日に北を目指した鈍行の尻尾についていたキノコ型のマニ36とか、夏に絡んだネタがまた流れ込んでいます。案外模型では見ないネタなので、作例サンプルを作ってみようかと考えています。列車の後姿の印象ががらりと変わって面白いでしょう。
旅行に出てネタを仕込んでくると言うのも良いですね。管理人は、旅行に出るとしてもまだリハビリとしての意味合いが大きくなるので、夏の繁忙期は避けざるを得ないのですが、夏空に惹かれるものはありますね。6月に北海道へ行ってしまっただけに、夏の暑さが堪える、というのはありますが・・・。
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引き続きED76の車体を進めます。手順で行くと次は手すり、ヘッドマーク掛け、正面のヒゲなどを取り付けることになります。この中で、一番厄介なのはヒゲでしょうか。
原寸図を見て、取り付け位置にケガキ線を入れ、テープで押さえて、とセオリー通りに作業を進めるのですが、帯の曲げが車体のRと一致せず、車体も後退角があったりするので、位置出しには苦労します。しかし、出来上がりの印象を大きく左右する部分だけに、時間をかけて丁寧に作業をします。
取りあえず付いた、というところです。さて、このED76の最終バージョンもそうですが、同じ時期に製造されたEF81、ED75-700やED75-1000の後期タイプなどは、コスト削減でこの帯がメッキ仕上げから塗装仕上げに変更されて印象が変化しているのですが、模型製品でその違いを意識して表現しているものはあまり見かけません。ブラス製品だと洋白磨きだしになっているものが殆どです。今回は、実車と同じように銀色塗装にしてみようと思います。
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キット組み立て車両などの試運転などにご利用いただいている店レイアウトですが、先日、電車が副本線に入る時に脱線すると言う事案が発生しました。元々分岐した先の電圧降下が著しいのですが、脱線は初めてでした。電車の場合、編成中に複数の動力車がありますから、編成の半分以上が電圧の落ちた区間に入った時に後から押される形になってポイントで脱線するように思えました。
車庫線との分岐部分なので、列車が頻繁に通ります。とりあえず新しいものと交換しました。
これは前回交換した右向きのポイントですが、道床の下にこのような可動式の接点があります。この時もポイントの前後で極端にスピードが変わりました。接点自体はすぐに壊れそうな感じではないのですが・・・。
交換が出来たので、脱線した車両ではないものの、複数の動力が入っている電車で試運転を行おうとしたところ、今度は他のポイントが不転換を起こしました。スイッチを操作すると音はするのですが、先端軌条が動きません。開けてみると、先端軌条を動かすのが細い針金で、電磁石でロッドが動いても撓んでしまって転換できなかったようです。
これも新しいものに交換しました。
本当は他社の線路に全部敷き変えたいところですが、なかなか時間が取れません。当分の間は対症療法で逃げるしかなさそうです。
車庫線のポイント交換も出来たので、電車による試運転です。ロマンスカーは連接車なので、ポイント通過は得意なわけなので、先日脱線したものよりもっと条件の厳しいボギー車を使います。
この電車は全車両が電動車なので、右側通行で走らせた場合、ポイントを亘る度に前の方がどんどん重くなってくるはずです。モーターが6ケ付いているので、電圧降下も起こしやすいはずです。前後に何度か走らせて見ましたが、特にへんな動き方はしませんでした。ただ待避線部分に入ると遅くなるのは相変わらずです。でも、交換前よりはマシになったようなので、次回は脱線した電車でもう一度テストしてみます。
様々なトラブルが発生していやになってきますが、少なくとも線路と言うのは自社製品だけ走れれば良いと言うものではないのですから、もう少し何とかして欲しいものです。そもそも、カトーのレールにしたのは、店レイアウトという性格上、頻繁にメンテナンスが必要であり、どこの問屋さんでも扱っているので補修資材の調達も容易だろうと考えたからです。しかし、実態は基本的な寸法の直線レールでさえ慢性的に品切れになっていたりします。
交換作業を行っていて気が付いたのですが、このレールの道床、ずいぶん変色するのです。直射日光に当てているわけでもなく、まだ3年くらいしか経っていなかった部分だったのですが、新品と比べるとこんなに色が違います。右が新品です。古い方は、最初の枕木別体だったころのような色になっています。あの枕木別体のものは、ブラスの機関車を展示しておくと、車輪のところが見事に陥没して、オートバイの運転免許の試験にある波状路みたいになってしまいました。
色が変わっていると言うことは、樹脂が劣化していることが考えられます。そういえば、店で商品を展示するために使用しているNゲージのレールも見事に変色しています。レールを切り離そうとしたら道床がバリバリに割れたことがありました。
レールは鉄道の基礎ですし、長期間にわたって使うものなので、構造面や素材などにもっと気を使って欲しいと思います。
近々、Nゲージの方はTOMIXからもカント付きレールが発売されるので、曲線区間を中心に敷き直そうと思っていますが、それが終わったら16番の方も手を入れようかな、と真剣に考えています。とにかく、このもぐら叩き状態から脱出せねば、ということで・・・。
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今週入荷したものから何点かご紹介しておきます。
まずはフジモデルのキットです。
しばらく入荷のなかったキハ58が久々に入荷しています。マニ36は所謂キノコ妻板のタイプです。列車の後姿にアクセントを付けてくれるでしょう。その他切れていたものなどを補充しました。
Nゲージの方はたいした新製品はありませんが、カトーの313系5000番台が上がっています。名古屋地区の新快速などに使用されているバージョンですが、注目すべきは前頭部の色です。
0番台や3000番台ではにごった色でしたが、今回は直っていました。静岡地区のロングシートのものは、この後追って発売とのことです。
梅雨明けも間近、夏休みに向けていろいろ補充をかけています。
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北海道の町の風景には独特の雰囲気があります。何がそうさせるのか、いろいろ観察していたのですが、最近一つのことに気がつきました。それは、「歩道にガードレールがない」ということです。札幌でも網走でも、とにかく道内どこへ行っても、です。その理由は分かりませんが、これは北海道をイメージしたレイアウトやジオラマを作る時の一つのポイントになりそうです。実際の風景をみてみましょう。
ここは札幌の時計台の前です。町のど真ん中ですね。
こちらは市街南西部を巡る市電からの風景。電車通りもやはり同じです。走り去っていくのは「親子電車」の生き残り、親の方のM101号です。唯一の旧塗装車となっています。ちなみに子の方は交通資料館に展示されています。市電の軌道がゆったりと敷かれているのにも注目です。
こちらは網走。駅の前を通る広い道です。やはりガードレールがなく、よく見ると車道の路肩部分の処理も本州とは違っています。
同じく網走ですが、駅から1kmほど歩いた市街中心部です。北海道独特の碁盤の目のようになった市街地です。ここにもやはりガードレールがありません。クラシカルなポストが今も現役で、最果ての街の雰囲気を盛り上げてくれますが、「日本郵便」のシールはちょっと・・・、と言う感じです。しかし、このポスト、当店至近のポストより「偉い」のです。それは・・・。
1日2回回収がある!ことです。店の前のポストは、小田急の駅の前だというのに、1日1回(平・休日とも)しか回収が来ないのです。
こちらは釧網本線の中斜里。駅の真正面に道路が伸びていてその両脇に「市街」が形成されているのは北海道ではよくあるパターンですが、こんなに人気のないところでも歩道があったりするのもやはり北海道の道路の特徴のようです。
本州とはいささか異なった道路が北海道ならではの雰囲気を作り出しているようです。北海道のジオラマを作る際にはぜひ取り入れてみたいポイントだと思います。
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引き続き屋根周りの工作です。ランボードと雨どいの落し口を取り付けます。
雨どいの落し口はロストワックスパーツを角穴にはめて裏からハンダ付けします。角穴ですから、差し込むと位置が決まります。マスキングテープで押さえて裏からハンダを流せばOKです。昔のカツミ製品だったら間違いなく省略されていた部分でしょうけれど、最近はこんな部分まで再現されています。
雨どい落とし口が付いたらランボードです。ED76後期タイプですから、ムカデのような足が生えているタイプではなく、電車のクーラーの脇にあるような形です。上面の踏み板を土台の部分にハンダ付けしますが、裏返した状態にすると土台の部分が位置合わせしやすいような形状になっていて、ハンダシロもきちんと設定されています。非常に能率よく作業できる工夫がされているのは、さすが完成品メーカーだと思います。上下の貼り合わせができたら取り付け足を直角に曲げて屋根に差し込みます。長いものなので、波打たないように注意します。
ランボードを取り付けたところです。雨どいの落し口が結構目立ちます。ランボードの巨大な足も取り付けると全く分かりません。見た目と作業性や強度が両立して、なかなか上手い設計だと思います。
ここまで付いた屋根全体の様子です。だいぶ機関車の屋根らしくなってきました。キサゲ刷毛をかけて次へ進みます。
手のリハビリとしての作業ですが、細かい部品の扱いや押さえたりする動作がだいぶ改善してきて、作業が気持ちよく進みます。脳卒中の片麻痺の作業リハビリとしてはかなりハイレベルな部類だと思いますが、飽きずに続けられるというのが良いのかもしれません。
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引き続きED76の車体を進めます。手順書に従って今日は前照灯と尾灯ケースの取り付けです。EF64やED75ではロスト製のおでこにライトケースも一体で鋳造してありましたが、非貫通タイプの機関車の場合、ケースをハンダ付けするようになっています。
ヘッドライト周りの部品構成です。昔の製品のように長いパイプを突き刺してそこに「レンズ球」(懐かしいですね)を押し込んで点灯するというわけではなく、ライトケースも別途アクリルのレンズと洋白のリングがはまるようになっています。運転席天井にはロスト製の電球ケースが付きます。と言うわけで、このライトケースはずいぶん短く、ハンダ付けするにしてもどういう風に位置を出せばよいのか、ちょっと迷います。穴にはめ込んでもぽろりと落ちてしまいます。どこか1箇所でも仮止めできれば、後はどうにでもなるわけですが。
いろいろ考えて、こんな方法でやってみました。
長めのピンセットにさして位置を合わせます。多少の角度調整も出来ますし、割合しっかり位置が決められます。短いピンセットだと角度の調整がやりにくいので、長めのものを使うと言うのが、この場合のポイントです。
1箇所仮止め出来て角度などがOKであれば全体にハンダを流します。
ちょうどおでこの丸い部分ですから、どうしても隙間が出来ます。ハンダを多めに取って、隙間を埋めるような感じで行き渡らせます。
尾灯は外側から取り付けます。
隙間なくハンダを流したら、ヤスリや耐水ペーパーなどでかっこ良くなるように成形して仕上げます。
このタイプのELの場合、この部分は上に向かって反り返っている上に、左右方向に後退角も付いているのでやりにくいのですが、基本プロポーションを構成する部分だけに、じっくりと腰をすえて作業する必要があります。直流機のEF65なども同じですね。
同じELでも、車体の形状によって、作業の感覚はずいぶん違ってきます。
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スハ32グループの発売で俄かに活気付いてきたNゲージの旧型客車ですが、今回発売の3形式へ一通りウエザリングを施しました。Nゲージで以前から発売されている特急・急行電車と同じ時代に存在していた客車の普通列車がようやく再現できるくらいの車種ラインナップになってきたわけです。
16番のフジモデル客車キット組み立てで目指したコンセプトをNゲージで取り入れたらどうなるか、というのが一つのテーマでした。すなわち、あの時代に乗った客車列車の匂いを感じられるようなものにする、と言うことですね。
具体的な作業は、先日スハ32の記事でご説明したとおりです。そして、今日はその加工を施した車両で列車を組成してみました。
だいぶ前に「カサカサな」イメージに仕立てたED75-700が先頭に立っていますから、奥羽本線や羽越本線の列車というところでしょうか。
新たに完成したスハフ32です。機関車の年代から行くと、70年代後半から80年代と言うことになりますが、実はこの時期、既にスハ32は殆ど北海道に封じ込められていて、本州には僅かに台車振り替えで発生したスハ33が残っていただけでした。スハフ32は、電気暖房改造されたものも含めて、そこそこな数が本州にも残っていました。
まあ、イメージサンプルですから、ED75なのに2000番台ではない、とか突っ込みどころいっぱいですが、奥羽本線のようないわゆるB級幹線には32系はもとより、鋼体化改造の61系、オハ35系、そして大半が改装されてブルーになっていたにもかかわらず茶色のままだった43系など、程度の悪い客車が吹き溜まりになっていました。時々借り入れでとんでもないところの配置の車が混ざっていたりもしたものです。
同じ旧型客車の普通列車でも、東北本線は青と茶色が半々くらい、車種も多く、常磐線は43系と35系中心で、ブルーが多く、奥羽線や羽越線は圧倒的に茶色が多く、主力は61系、その他も茶色の35系などといった具合に線区ごとの特徴がありました。
展示サンプルはED75-700ですから、奥羽線あたりをイメージして組成してみます。
上の写真のように機関車次位に緩急車が連続している場合、1両目は増結用として1両単独の運用だったりしました。大きな駅で長時間停車の間に入れ換えを行って増解結を行っていました。
編成の中間には、東北へ行かなければ殆ど見られなくなっていた茶色のオハ47を入れてみました。
そして、列車のしんがりをつとめるのは荷物車ですね。動物印の宅配便が普及する以前、個人が荷物を送る場合は、こうした鉄道の小荷物輸送に頼るしかありませんでした、各駅で駅員さんがリヤカーを押して荷物の授受を行っていたのも今となっては懐かしい光景です。そして、荷物車が赤い尾灯を残して去っていくのは、鈍行と言えども長距離列車のステイタスのようなものがありました。
今までNゲージでは取り上げられることの少なかった、そんな客車列車も手軽に再現できるようになりました。当時の国鉄の列車は、地方の幹線でも10両前後は連結されていましたから、小スケールのNゲージにはもってこいの題材かもしれません。
ぜひぜひいじり回してそんな列車を再現していただきたいものです。
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ここへ来て、Nゲージの旧型客車の充実が顕著です。国鉄時代には地方幹線の主役だったわけですが、ようやく、といった感じがあります。特急電車などと比べれば華がありませんが、幹線の主な駅には必ず旧型客車の姿がありました。特急や急行はいろいろ揃っているのになぜ客車がないのだろうとも思っていました。
東北本線の交流区間は、昭和60年まで旧型客車が運用されていましたが、当時まとまって残っていた東北のその他の線区や山陰地区なども、相前後して50系や電車などに置き換えられたわけで、あれからもう25年も経つわけです。
当店は場所柄、学生さんなど若い方も結構来ますが、今までNゲージの完成品が少なかったこのジャンルの充実に関連して、フジモデルの作例サンプルとして置いてある旧型客車がにわかに重要視されることになって来ました。旧型客車や黒貨車は、彼らが生まれる前に消滅していた世界なのです。けれど、いまのJRとは全く異質の世界に興味が広がるのでしょう。結構売れるんですね。
あらゆる形式がごちゃごちゃにつながった列車、連結の法則は?青と茶色の違いは?など、さまざまな疑問も出てきます。メーカーのカタログにも明確な答えは出ていません。
そこで、このサンプル群が活きてくるのです。ヘソ曲がりの管理人は、彼らと同じ年代の頃、「青春18きっぷ」も発売されていなかった時代に、こんな列車で全国を旅行しましたから、そんな時代の思いも込められています。当時、列車の車掌さんから聞いたお話なども役に立ちますね。Nゲージではまだ出ていない車種もたくさんあります。
客貨両用で大活躍したED75も、今では貨物用のELだと思っている方もあります。そんな未知の世界に思いをはせる若い人たちに当時の国鉄の世界を伝えるという新たな役割が出てきました。
ふと気がつけば、いつの間にか、ホームの駅弁の立ち売りさえ見なくなりましたね。知っている人には懐かしく、知らない人には興味津々な、そんな世界を伝えて行ければ、というのもテーマになって来ます。
しかし、そういう観点で点検して見ると、一番一般的だったオハ35やスハ43がない・・・。変わった形式が先になって後回しになっていたのですが、そろそろこの辺も作らないといけませんね。
ED76、アングルまで付いて、車体の箱を形成する主な部品が一通り付きましたので、ここで一度集中的にキサゲと継ぎ目消しを行います。
機関車の場合、車体に細かい部品がたくさん付きますから、それらが付いた後ではキサゲや継ぎ目処理が出来ない箇所も出てきます。そこで基本的な部分が出来たこの段階で徹底したヤスリ作業を行います。
前面との継ぎ目は、貫通型のように馴染みにくいロストのおでこがありませんから比較的修正はラクですが、この後屋上にはたくさん部品が付きますから、この時点で継ぎ目はきれいにしておきます。この状態では屋根のどこに何が付くのかさっぱり分かりません。
何となくED76っぽくなってきました。文字で書くとたったこれだけですが、出来栄えを左右する部分ですので、納得が行くまで時間をかける必要があります。
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途中からホビーモデルの床下という新ネタが加わったモリヤの103系ですが、ホビーの床下使用例第1号になるモハ103のハンダ付けが終了しました。細部の手直しはこれからですが、一区切りと言った感じです。
床下については、しばらくの間はホビーのものを使ったユニットと、モリヤのものを使ったユニットを比較していただくことにして、その後、以前作ったものもホビーのものに交換しようと思います。エンドウ・カツミの完成品に準拠した構造にしましたから、簡単に取り替えることが出来ます。
梅雨真っ盛りですので、細かい手直しの後はしばらく放置して、真夏になったら塗装しようと思います。
一連の山手線、残るはモハ102が1両になります。登場当時の8両編成、子供の頃、最新鋭電車だった姿が蘇ります。ありふれた電車でしたが、登場から終焉までお付き合いした車種だけに、模型化しようとすると力が入ります。
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カツミから「チャレンジシリーズ」と銘打った真鍮キットが登場しました。目黒店のハンダ付け教室の教材だったED600に続く入門者向けのキットです。入門者向けにディテールを省略するデフォルメをしたので「タイプ」と謳っているそうです。ということは、何台か組んで多少余裕のある方ならば、省略されたディテールを追加したりする練習にも使えるわけですね。ぱっと見た感じでは、昔売られていたクモユニ74よりもこちらの方がスケールものに見えるくらいです。
完成したらそのまましまえる箱に入っています。
一般的な車体キットですが、窓ガラスやレンズ、リード線あたりも入れてあるのがカツミらしいところです。このキットはM車にもT車にも仕立てることが出来ます。プラ製品やNゲージなどと違って、床周りも基本的には共通なのです。動力化する場合には、別売りのMPギアシステムを使いますが、説明書には詳細な組み込みの説明も出ています。このキットを組むことでMPギアの基本的な使い方も覚えられると言うわけです。
車体はカツミの完成品で一般的な裾折り返しのアングルではありません。他社のキットでは必ず付いて回るアングルの取り付け方も覚えられます。
そして何よりこのキット一番のウリはこの説明書。
当雑談室で取り上げているような組立のポイントが写真入で順を追って出ています。ここに出ている手順と注意点をマスターすれば、組立説明がまったくないKSモデルの電車なども全く怖くなくなるでしょう。
目標がなく位置決めのしにくいランボードなども、このように位置合わせのラインがこのようにエッチングで入れてあるなど、入門者に向けた配慮があります。
初心者向けにディテールを省略してあると言うことで、何だか寂しいな、と思われる方もあるかもしれません。でも、一般的な真鍮キットも箱から出した段階ではみんなこんなものです。現在進行中のED76にしても最初は完全なのっぺらぼうでしたね。余裕が出てくればいくらでもディテールを追加することが出来るのです。
このキットで、奥深い模型工作の世界を知っていただけたらと思います。車体は今週金曜日に入荷いたします。その他、動力化や関連パーツにつきましては、いろいろ選択の幅がありますので、店頭でご相談しながらまとめて行きたいと思います。
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