フジモデルの軽量客車や気動車のキット、雨どい用としてφ0.7の真鍮丸線が入っています。しかし、これらの雨どい、実物を見ると四角いですね。側面に光が当たった時の印象がずいぶん違ってしまいます。
今回のナハ11にもφ0.7の真鍮線が入っていましたが、これを0.7×0.4の帯板に変えてみました。

これがキットに入っている雨どいです。
こちらは今回使用の帯板です。
取り付けてみると、表面が平らなので、印象がぐっと良くなりました。気動車やKSモデルの国電関係なども同様にすると良いかと思います。
特にこれといった見所のないシンプルな車体では、こうしたちょっとしたところで印象ががらりと変わるものです。
コメント
Satokawa さま
コメントありがとうございます。電車の場合、編成での統一感は大事ですね。カツミの103系は入院中に調達しておいたものですが、サハが早々になくなってしまい、これだけはKSのものを充当することになったので、さらに始末が悪いです。どうしようかな・・・???
投稿: さがみ | 2009年5月 9日 (土) 14時50分
さがみさん、度々どうもです。
拘ればキリが無いのでしょうが私は編成での統制という部分で割り切っています。去年作ったエンドウの103系(バリエーションキット)は6両揃っていたので雨樋はそのままプレスで縦樋とキャンバス止めを追加しただけです。その前に作った101系はエンドウの完成品の増結車としたので、わざわざ半丸線を半田付けして見栄えをプレス風にして合せ、縦樋も省略です。今年作っている115系3000番台のエンドウのキットは中間車のモハ111/110をKSモデル製にしたため、見栄えをあわせるために雨樋を全て削り落としてφ0.7の真鍮線で付け直しました。
103系などの新性能電車は編成での統一性を考えるべきものだと思います。この辺はどう料理するか、製作者のポリシー如何ですね。
投稿: Satokawa | 2009年5月 9日 (土) 11時06分
Satokawa さま
コメントありがとうございます。やはり苦労されているんですね。エンドウやカツミの製品が最近では屋上の配管もあるし、床下も個別部品、ロストパーツも結構使っているのにこの部分だけは未だにプレスの押し出しということで、要は数を作る場合に意外に手がかかる部分と言うことなのでしょう。
実は、今悩んでいるのは、この後やるカツミの103系です。製品と組み立ての紹介と言うことでそのままやるか、プレスのを削り落として貼るか、迷っています。
投稿: さがみ | 2009年5月 9日 (土) 10時24分
確かにKS直営店(千葉のKSと北千住のフジモデル)では0.7*0.4の帯材を雨樋用として通常品より全長を長くして売っています。私もちょっと前までは全部帯材でやっていたんですが、直線性は丸線の方が良いのと、削りは耐水ペーパー(#240)を木製床板などに貼り付けて一気に削り、(#600)位で仕上げるとかなり簡単に仕上がるんで、最近はこの方法にシフトしました。今までキットに入っていたモノは捨てずにとってあったので有効利用しています(笑) こうしておくと塗装後の仕上げに雨樋のゴムカバーを塗装するときに失敗が無くなるんです。唯一、工作が難しくなってしまうのが、湘南前面の運転台脇の雨樋の様に細くなっていく部分の形状を作るのに苦労します。取り敢えず今作っている115系は誤魔化しましたが。まだまだ課題は多いです。
投稿: Satokawa | 2009年5月 8日 (金) 19時29分
Satokawa さま
コメント有難うございます。確かに半丸にするとシルエットがリアルなのですが、均等に削るのが大変ですね。モリヤスタジオの103系が帯板で雨どいを表現するようになっていたので、これをいただきました。少なくとも丸よりはカッコイイですから・・・。手を抜くことばかり考えています!
投稿: さがみ | 2009年5月 8日 (金) 15時15分
さがみさん、こんばんは。
KSの雨樋φ0.7は半田付け後にヤスリで半丸になるまでヤスッてやるのがデフォです。こうすると上部にはキチンと溝があるように見え、下部も浮いているように見えて、より実感的ですヨ。
投稿: Satokawa | 2009年5月 7日 (木) 22時52分