仕切り板のアレンジ
軽量客車は、43系までと比べるとかなり趣が異なります。デッキの仕切りなども近代的な形のドアが付いていたりしますが、これ用のパーツというのは今のところ出ていません。
これはキットに入っている仕切板です。窓が角丸でHゴムのドアを意識した形になっていますが、のっぺらぼうであるのと、何より1枚しか入っていないので、そのまま組むと片側は貫通路から客室内が丸見えになってしまうわけです。
そこで工房ひろの仕切のうち、近代的に見えそうなBと地図の枠のあるDにフジの#1094Hゴム付き貫通ドアを組み合わせてみました。仕切りは上手い具合にパネルライトを逃げるため、天頂部が欠き取られているので、最大の問題である天井の断面形状の違いはあっさりクリアー出来ます。
他の形式と同じように表裏張り合わせにしたものを車体に取り付けました。
窓が大きいので、例の国鉄の地図もさぞかし効果的なものになるでしょう。
列車の後ろに来ることはありませんが、切り離してヤードや駅構内に置いておく場合に妻面の表情も大事ですね。
厳密な考証をしているわけではありませんが、旧型客車列車の編成の中で異彩を放っていた軽量客車の雰囲気を再現できれば、と思っています。
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