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2009年3月31日 (火)

塗装に入りました

 EF64、塗装にかかりました。機関車の場合、外せるものはみんな外して塗装をやりますから少々面倒です。

Bunkai1

 例えば車体、ネジ止めされているモニターも外します。なぜかといえば、モニターには明かり窓がありますから、裏側が金ぴかのままではかっこ悪くなってしまいます。一旦外して内側も塗る必要があります。

Bunkai2

 スカート周りは形状が複雑です。プロウが付いたままだと内側に塗料が行き渡りません。しかもプロウとスカートの色は異なりますから、これも分解して塗装します。台車もばらしてMPギアを外してから、車軸穴をマスキングして塗装します。MPギアの方は車輪のタイヤ側面を黒く塗っておくと落ち着きます。取りあえずプライマーを筆塗りしました。

 車体は、強力な食い付きを得られるアサヒペンのメタルプライマー+GMスプレーの組み合わせの吹きつけ塗装です。

Shataitosou

 青い部分の塗装が出来ました。内側は淡緑色にして雰囲気を出してみました。

Daishatosou

 こちらは、黒で塗るグループです。台車はロストワックスで奥行きがありますから、吹き残しのないように注意します。

 塗装作業は、ハンダ付けと違って、乾燥時間が必要ですから、あわてるとロクなことがありません。特に機関車の場合には、細かく分割して作業を行うのでなおさらです。この続きはまた明日やることにします。

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2009年3月29日 (日)

DD13登場!

 客車がだいぶ増えてきたので、入れ換え用の機関車を探して見ました。時代的に見ると、この時代の客車区の入れ換え機は、DE10よりもやっぱりDD13ですね。

 DD13の製品を追いかけて見ると、ブラス製品では天賞堂、エンドウ、ホビーモデルあたり、プラ製品ではマイクロキャスト・ミズノあたりでしょうか。東京でよく見かけた、一つ目小僧の初期型を探して見ました。ミズノ、天賞堂、ホビーがこのタイプです。そしてブラスのものはホビーのキットと天賞堂ということになります。

 両者を比較して見ると、ホビーのものは比較的設計も新しく、車体のディテールもすばらしいのですが、ベルト駆動方式で大きなウエイトも入らないので、特に重入れ換えには向かない面があります。天賞堂のものは走行は問題ありませんが、古い設計だけに現代水準から見るとややあっさりした感じです。

 どちらも現在は発売されていませんので、ネットオークションで探して見ました。その結果、程度の良い天賞堂のものを安価で手に入れることが出来ました。安価ですから、ED78のように、存分に手を入れて実感的なものにしてみようと思います。

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 基本的なプロポーションは良好ですが、ライトのレンズや窓ガラスが入っていないあたりに時代を感じさせます。エアホースの形状もやや不満ですから、最近のものに交換したいところです。やや煤けた感じに仕上げて、田端の操車場や尾久の客車区で忙しく働いていた頃のイメージにしようと思います。

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 まずは線路に載せて試運転です。恐ろしいほど低速が利いて、まさにDD13という感じの走りです。国鉄型の車両が並ぶ構内には、やっぱりこのDD13が似合います。

 この後、合間を見ながら作業を進めたいと思います。

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2009年3月27日 (金)

フジモデル入荷案内

 フジモデルの入荷がありました。おかげさまでここのところ客車関係が良く出ますので、様々な列車でお楽しみいただけるよう、主要形式は在庫するように努めておりますが、今回は寝台車関係を中心に補充しました。

Fuji1

 グリーン車や寝台車を連結した堂々たる急行編成も、今は遠い昔の話になりました。

 Fuji2

 キットに慣れるまで、案外難儀する号車札差・種別札差のパーツも入荷しています。紛失・破損などへの対応にご利用ください。

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108号試運転

 13mmボルスターを使用して新方式で改造した108号、レイアウトでの試運転を行いました。机の上では出来ないポイント通過の具合なども見てみました。

108

 モーターを中央に設置したため、ジョイントの伸縮軸が抜けやすいのですが、線路を走っている分にはポイントも含めて抜けることはありませんでした。10Vくらいかけて55km/hくらいの感じで、低速もばっちりでした。

 B車で良好な結果を得た、モーターをオフセットさせる形を取れば完璧だと思いますので、この後具体的な手順の解説とともに進行する114号ではこの形にしたいと思います。

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2009年3月26日 (木)

貨物時刻表

 今春改正版のJR貨物時刻表が届きました。

Jrf

 この時刻表には、貨物列車の時刻や営業案内の他、貨車やコンテナの紹介、さらには機関車の運用や配置表まで載っています。

 いよいよ国鉄型の機関車も終焉を迎えつつありますが、これを見ていると、その様子がよく分かります。今回は特に、ED75の縮小振りが目立ちます。仙台総合鉄道部のED75は全部で11仕業、重連補機の仕業は僅かに1仕業になりました。

 そして、運用区間も縮小して、ついに黒磯に来なくなってしまいました。東北線から客車の普通列車がなくなって、もう75の列車に乗ることもないんだな、と思ってから早十数年、75の姿を見ること自体、殆どなくなってしまったことに時の流れを感じます。

 ちなみに、改正時点の[仙貨]のED75は、P形が20両、M形は僅か4両になっています。来年の改正では全滅してしまいそうな雰囲気です。

 この時刻表は、下記のサイトで購入できます。1冊2400円です。

http://www.rfa.or.jp/

 興味のある方はお求めになってはいかがでしょうか。

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2009年3月25日 (水)

いよいよ塗装へ・・・

 カツミのEF64、塗装前に取り付ける部品が全部付きました。

642

 スノープロウが付くと、いかにも64らしいどっしりとした感じになります。この部分はカツミの標準的な部品構成でネジ止めで組み立てますが、ED75のようにスカート内側に引っ張り棒受けがあるわけでもなく、スペースに余裕がありますから、すんなりと組みあがります。

64sk

 塗装の時にまた外しますが、取り付けたら線路に載せてレールや台車との干渉をチェックしておきます。

  最後に運転台を組み立てます。これはベース板に接着で組みますが、プラモデルのように筆塗りで細かく色を入れると良くなりそうです。ミリタリーモデルのように、乗員を乗せるのも面白いかと思います。

64untendai

 雨が降り出して湿度が上がったので、塗装はまた日を改めることにします。

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2009年3月24日 (火)

108号台車の改修

 さっそく登山電車低速化へ向けての具体的な作業に入りました。まずは試作的に改造してあった108号の手直しを通じて、安定した構造と作業の合理化、走行の安定を目指すことにしました。考え方として、常時入手できる部品を使用することを第一にしています。

 試作改造で問題だったのは、オカの登山電車シリーズに入っているロストワックスの台車がとても立体感豊かなものであるという点でした。

Daisha0

 急勾配を運転する登山電車では通常のエアブレーキの他に、山下りのときは発電ブレーキを常用し、さらに手ブレーキ、非常用のレール圧着ブレーキ(カーボランダムブレーキ)が備えられています。この台車にもこれがしっかり表現されているのですが、その分台車ボルスター部分の肉厚が厚くなっています。つまりボルスターは通常より幅の狭いものになるわけです。ですから、通常のMPボルスターなどを入れると車輪が抜けてしまうのです。

Daisha1

 最初に考えたのは、通常のMPボルスターを真ん中で切断して幅を詰めるというものでした。この方法ですと、なかなか精度が出せず、作業も思い切り面倒な上に、走行も安定しません。

 FMギアのパーツに13mmゲージ用のボルスターがあるのを思い出して、この後改造する113号の台車に取り付けてみると、寸法がぴったりであることが分かりました。

13mm1

 108号の台車もさっそくボルスターを交換しました。取り付けてみるとガタが殆どないので、前後の部分を少し削ってレールへの追従性を向上させました。

Daisha2_3

 これにフクシマの#4522-S・FM22.5ギアを取り付ければ台車の改造は終わりです。 このギアボックスは、ずばり22.5というホイールベースであるだけでなく、、ギア比が14:1と  低速指向になっているのも登山電車向きと言えます。

 さて、組みあがった台車を床に取り付けてみると、傾いてしまうことが判明しました。特殊な電車ですから、高さの設定はキットの元構造のままの非動力側に合わせることになります。

Makura1

 センターピン部分は従来どおりMPのものを使用しますが、このままだと動力側が低くなってしまうので、高さの調整をこんな風にしてみました。

Makurasetsumei

 台車ボルスターと床板の間のスペーサーを2枚にして、ビスも長いものにします。この時、ビスが連動軸に当たらないように注意します。

 こうして組み立てて線路に載せてみると・・・

108zentai

 前後の高さも揃い、弱点だった動力台車の不安定感もなくなりました。走行時のふらつきも消えて、ようやく狙い通りの走りになりました。

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 他の問題点としては、車体の短い登山電車と言うことで、ジョイントの押し込みが苦しいと言うことがあるのですが、上の写真のような対策をB車で採ったところ、良い結果が出ていますので、この後の改造では、これも取り入れることにします。

 登山電車の決定版という感じの製品ですから、走りも決定版に、というのがこの改造のテーマです。具体的な改造方法については、この後モハ3形114号の事例でご紹介したいと思います。

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2009年3月23日 (月)

登山電車低速化計画再開

 一昨年の入院直前に1000形2両がほぼ走れるようになった、登山電車をスケールスピード対応にする作業を再開します。

 粘着式の鉄道としては日本一の急勾配を運転することで有名な箱根登山鉄道は、その路線の特性から、15m級の好ましいスタイルの電車が2・3両編成で運転されていて、模型のネタとしても格好の材料です。

 現在の箱根登山鉄道は、小田原~強羅間15kmのうち小田原から箱根湯本までの6.1kmは小田急電鉄の車両で、箱根湯本から強羅までの8.9kmは登山電車の車両で運転されています。名物の一つだった3線軌道も出入庫の関係で登山電車も走る入生田~箱根湯本間のみとなって、他はすべて撤去されています。

 箱根湯本~強羅間に登山電車の特徴が凝縮されています。連続する80‰の急勾配、3箇所のスイッチバック、6箇所の半径30mの急カーブ、電車は20km/hくらいのスピードで木々の間を縫いながらゆっくりと山を登っていきます。

 そんな登山電車は、模型の世界でも人気があって、古くから、各社各ゲージで製品化されています。16番では古くはピノチオのモハ1、みどりやのB車1000形、比較的最近では、MODEMOのプラ製モハ2形、ホビーメイトオカのモハ1・2・3形、NゲージではTOMIXのB車、MODEMOのモハ1・2形といった具合にかなりいろいろなものが出ています。

 今回は、この中からホビーメイトオカがバラキットで都合5種類出した旧型車を題材にしたいと思います。この製品は今から20年位前に出たものですが、登山電車の決定版的な製品でした。モハ1形のNA-7以外の3種類の特殊な台車をロストワックスで製作しているのが象徴的ですが、他にも屋上の抵抗器の表現車体から浮いた状態を表現した尾灯など、登山電車の魅力を余すところなく伝えてくれます。それだけにキットの内容は機関車並みのものになり、持て余したと思われるようなものが時々ネットオークションに出ていたりしますが、やはりそれなりの値段で取引されているようです。

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 これはそのうちのモハ3形、モニ1に台車を譲ってモハ1と同じTS110に履き替えた114号です。キットをほぼストレートに組んだものですが、連結器をダミーから連結できるものに、内装も追加しました。

114daisha

 これはTS110台車です。モハ1形に入っているものと同じで、モハ3の車体と組み合わせることで114が出来るわけです。「モハ3東急台車」という品名で出ていました。同様にモハ2のシュリーレン台車とモハ3の車体の組み合わせで、モハ2形111・112の出来るものが発売されていました。こちらは「モハ2 5窓タイプ」といった品名だったと思います。

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 これは114号の屋上です。ディテール的には70年代後半頃のイメージで菱形パンタが似合う設定です。抵抗器のカバーはロストワックスの骨に帯状の部品を何層もハンダ付けする構成で、このように抵抗器の熱が抜ける隙間が再現されています。

 さらに、このカバーは取り外しができるようになっていて、中にはロストワックスの抵抗器がズラリと並んでいます。

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 走り装置はいわゆるトラクションモーターですが、軸距離が22.5mmと短いので、専用のものが付属していました。

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 トラクションモーターの常で、低速走行性の悪さ、パワー不足の感は否めず、このキットの唯一のウィークポイントとなっています。

 この対策としてB車を含めた登山電車全7両の動力装置の変更を考えたわけで、B車の前に試作的に改造したのがモハ2形108号でした。

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 MODEMOのプラ製品にもあったドア間6窓のタイプですが、カルダン駆動になる前の姿ということで、スイス・シュリーレンの板台枠台車を履いています。

108douryoku

 基本的に最近の電車では一般的な床下伝動方式をとりましたが、車両の大きさの関係で片台車駆動としてあります。この試作の結果を元にB車の改造を行いましたが、残る旧型4両はB車での成果も反映させて決定版を目指したいところですし、この108号もそのついでに改良を加えることにします。

 3両運転に備えた固定編成化が始まるかなり前の時代設定ですから、各車自由に連結して安定した走行ができると言うのも必須項目です。

 まずは、108号の手直しから始めることにします。 

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2009年3月22日 (日)

試運転を行いました

 尾灯のレンズに続いてレタリングを入れ、軽いウエザリングを施して仕上げました。

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 車番は、この時代福島区にあって青塗りになっていたことが判明している2015とし、もちろん配置標記は「仙フク」、全検は「郡山工」です。このあたりはくろま屋から発売されているPC用のインレタで対応できます。その後、床下や屋根にブレーキシューの鉄粉が付着したイメージで薄く溶いたレッドブラウンをエアブラシで軽く吹いておきました。

Shiunten1

 カプラーを取り付けていよいよ試運転です。カプラー周りはスムーズな走行を第一に考えて、キットの設計通りケイディー5番を取り付けます。

 列車に仕立てて走らせてみました。スムーズに転がるか、ライトのちらつきがないか、と言ったあたりがチェックポイントになります。上の写真は大体7~8Vくらい、速度的には6~70km/hのスケールスピードですが、室内灯、尾灯とも十分な明るさです。トイレの中に配線を押し込みましたので、貫通ドアのないトイレ側が後になった場合でもコードが気になりません。また、光学繊維方式ですので、デッキがすっきりしているのもミソです。中間や機関車次位に来るときには床下のスイッチを操作することで尾灯を消灯することが出来ますから、列車を編成する際になんらの制約もありません。

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 さまざまな車種が連結された幹線の客車鈍行を再現するには、こうした基本形式も機関車と同じくらい気を使う必要があることを感じます。列車全体として見たときの調和というのが大事になってきます。

Shiunten2   

 フジモデルの客車シリーズのご紹介と、管理人の手のリハビリを兼ねて進行してきた東北線の普通列車、車種もだいぶ増えて、編成の自由度も大きくなってきました。荷物車や郵便車の連結の有無で列車全体の雰囲気に変化がつきますし、編成の中にさりげなく福島に集中していたスハ33が紛れ込んで、地域性を主張していたりします。実車が消えて30年も経った今になって、こんな列車が再現できるようになるとは思ってもいませんでした。

 5900円の「素材キット」は、模型の制作だけでなく、そんな時代の様々な思い出を蘇らせてくれるとても楽しい製品です。基本的な形式はほぼ在庫していますし、特定形式を取りまとめてのお取り寄せにも対応しています。関連資材も充実してきた現在、やりたくても出来なかった客車列車を作るチャンスだと思います。

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2009年3月20日 (金)

いよいよ完成も近付いて・・・

 一番ベーシックな切妻形客車の組み立て手順を詳細に解説すると言うことで進行してきたスハフ42もいよいよ完成が近付きました。この客車シリーズには具体的な手順を示した説明書は入っていません。スハフ42を例にするとこんな感じです。

Setsu1

 1枚目はその系列の代表的な車種の原寸図と形式と台車の組み合わせ、雨どい寸法の一覧表です。

Setsu2

 2枚目は部品表です。大体どの形式も似たような手順で出来るのですが、初めてやる方にはさっぱり分かりませんね。しかし、この恐るべき車種がラインナップされているのはやはり魅力的です。いろいろな形状の車種の組み立てをご紹介していく中で、細かい手順を、というご要望もあったのです。1両出来れば、あとは何でもOKと言う感じですから。

 さて、スハフ42、テールレンズを入れて初めてレイアウト上に登場です。

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 いつもの両端点灯システムは、編成の自由度が大きい旧型客車には必須だと思うのですが、完成品では車掌室側だけというのが多いですね。どんどん改造して簡単に実現できるのはやはりキットならではと言えるでしょう。何しろ「素材キット」ですから、こんなことをやっても無駄になるものはありません。

 あとはタッチアップを行ってから軽くウエザリングを施して、レタリングを入れ、連結器を取り付ければいよいよ完成です。

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2009年3月18日 (水)

尾灯の配線は・・・

 ここで、緩急車の尾灯、両端が点灯してなおかつ、ON-OFF出来る仕組みをご紹介しておきます。

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 床の真ん中にカツミのダイオード基板を設置します。この基板の回路は片運転台の電車のヘッドライトと尾灯を1枚にまとめたものになっています。ヘッドライトと尾灯を前後に振り分け、両方とも尾灯にすれば、そのまま使えると言うわけです。台車と基板の間にスイッチを挟むことで、尾灯回路をON-OFFすることが出来ます。あとは電球をケースに押し込んでファイバーで左右の尾灯を光らせれば良いわけです。配線がごちゃごちゃしがちな部分だけに、この基板は役立ちます。さあ、これで尾灯の点灯をまったく意識していなかった客車も、室内灯も含めてフル点灯になります。

 一通り出来たので、点灯試験をしてみると、あれっ?車内が半分暗いではないですか!

開けた状態でチェックしてみると、片方のLEDが点灯していません。球切れを起こさないからと、接着した椅子を全部取り払って別のものに交換しました。さあ、今度こそ、ということで電気を流すと、

Shiken1_3

 今度は問題無しです。光学繊維の導光も文句なしですね。

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 仕切には例によって国鉄の地図が・・・。座席は一度剥がしたこともあって、やや反っているようですから、この後修正します。

 各社の部品の寄せ集めですから、何が起こるかわかりませんが、それだけに目論見通りのことが出来ると嬉しいものです。この辺の追加工作は、このキットの作業の中で最も楽しい部分ではないでしょうか。作者の主観でいろいろなアレンジが出来ると思います。

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内装の取り付け

 塗装が終わったスハフ42、次は内装です。少し前までの16番は内装がなく中はがらんどう、と言うのが当たり前でした。しかし、最近ではNゲージでも内装があるのは当たり前、安価な16番プラ製品でももちろん付いています。白色LEDで車内が明るく照らされるようにもなったのですから、この「素材キット」ベースの客車にも是非内装を入れたいところです。

 車体本体の組立の段階で、それを意識して工房ひろの仕切板などを使用しました。車内も内装色に塗りました。つい最近まで、車内の塗り分けなどやらないのが当たり前でしたが、白色LEDで照らされてなかが金ぴかでは興醒めですね。

Shoumei

 まず最初に照明ユニットを入れます。エンドウのユニットライト室内灯Bを使用し、予め天井に設置してある金具のツメを曲げて固定します。続いて窓ガラスを入れます。椅子が付くと貼りにくくなる国鉄の地図もここで貼っておきました。

Isu1

 座席は塗装しておいたものをアングルに接着します。床取り付けのネジ穴のあるところはこのように切断したり削ったりして、ネジを締めたときに座席が盛り上がらないようにします。

 ここで注意しなければならないのは、同じプラ製の座席でも、プラ製品の部品分売のものは床の構造が違うためそのままでは使えないと言うことです。この例で行けば、カトーのスハフ42のインテリアを付ければ、と思うわけですが、プラ製品の構造はNゲージと同じようにインテリアと床板の間にウエイトが入っています。その分客室の床が上げ底になっているわけですから、この座席をそのままアングルに付けても背が低いので沈没してしまうわけです。

Shashou

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 車掌室や便所の仕切りもプラ板で作って入れておきます。外から見た時に本来見えないはずの向こう側の窓が透けて見えないようにするためです。いずれも尾灯の導光用ファイバーと干渉しないように下の部分は短めにしておきます。トイレを配線ダクトとして使用すれば車内の配線がすっきりします。

 この後は各配線を接続して点灯テストです。   

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2009年3月16日 (月)

基本的な塗装が完了

 前回ご紹介したように、GMスプレーを中心に塗りました。屋根の色は以前のものと同じモデラーズのフラットブラックグレーですが、発売元がつぶれてしまったみたいでもう入手できないのですが、キャンバス屋根のベース色に近いもの、ガンダムスプレーのファントムグレーなども使えそうです。このような部分は鉄道色にこだわらず、写真を基に広範囲に当たってみるとリアルな色を見つけられると思います。

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 ホロワクやステップなどは面相筆で色を入れます。このあたりはプラキットの作業と同じです。

 塗装については、いろいろなやり方がありますが、いつも馴染んでいるやり方が良い結果を出せるかと思います。

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そろそろ全体のまとめ

 各部分の組立が大体終了した64、この後は塗装になるわけですが、ここで一旦別々に組み立ててネジ止めする部品を取り付けて見ます。屋上のモニターや排熱ダクト関係は一体鋳造のロスト部品ではなく、取り付け部分も含めてプレスパーツを手作業で組んだものですから、多少の誤差も生じます。ここでネジ止めしてみることでその誤差を発見して修正するのです。取り付けてみたところ、排熱ダクトを含む1エンド側の大きい方のものがやや斜めになってしまいました。片側のネジ止め金具が中心よりややずれているのが原因でしたので、ハンダ付けし直しました。

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 改めて取り付けてみると、今度は真っ直ぐになりました。塗装した後にこういう問題が発見されるとやっかいですね。完成が近いからと近道をしようとすると穴に落ちます。さすがに何度も穴に落ちているだけに、今度は引っかかりませんでした。

 屋上は64の見所の一つです。勾配線用の機関車としての個性を発揮する部分ですし、模型の場合、上から見ることが多い(これ、大事ですよ。16番に限らず、他のスケールでも、です)わけですから気を抜けません。気になるところがあったら頑固に気に入るようになるまで修正するのです。この先、何十年もお付き合いする機関車です。修正の手間など微々たるものだと思いませんか。

 お客様からもいろいろな解説のご要望をいただいて嬉しい限りなのですが、ネタが増えすぎてなかなかこなしきれません。雑な見本を出すわけにも行きませんし、管理人の脳卒中作業リハビリの延長という意味合いも持っています。おかげさまで麻痺した左手の動き具合が自己採点で70点くらいまでになったと言うことをご報告しておきましょう。

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sorosoro

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中間台車の構造補足

 他の形式のF型電機を製作しているお客様から、このEF64の台車スライド機構についてのお尋ねがありました。EF65などは台車の間に床下機器がありませんから特に問題はないのですが、EF64は台車間にエアタンクがありますし、EF71では大きな機器がぶら下がっています。カーブやポイントで相互に干渉して脱線したりする可能性があります。

 16番のブラスキットのF型電機、キットで追いかけてみればこれまでに殆どの形式が出ていると言っても過言ではありません。製作に時間がかかりますから、10年も20年もたってから引っ張り出して製作を始めるということも良くあります。今回のお尋ねは奄美屋のEF71の中間台車です。中間台車は横に動くだけでよく、回転すると周りの機器類に接触することもあります。何とか横動だけにしたい、というものです。

 件のEF64、中間台車を外してみるとこうなっています。

Daisha1

 ボルスターが普通のとちょっと違った形になっています。前後の部分が上に向いています。

Daisha2

 床板側はやや厚みのある板で出来たガイドがあります。ここにはまり込むので横には動きますが回転はしないと言うわけです。他社製品でもこれなら簡単に同じような仕組みに出来そうです。

 さて、この64もこの後一旦ネジ止めパーツを全部取り付けて、組上がりを見てみます。OKになればいよいよ塗装になります。

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2009年3月15日 (日)

マニ36から始まるちょっといい話

 以前組み立てをご紹介したマニ36の記事を見たお客様が丸屋根の客車に挑戦することになりました。フジモデルの客車キットは車種が豊富なのでぜひ、と言うことでしたが、雑誌などを見ると丸屋根は難しいと書かれているだけで作業のツボがさっぱり分からないとのことでした。

 組み立て順序は概ね記事に載せてありましたので、実際に作業をやって見たいということになりました。

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 屋根先端部の継ぎ目をどうやればきれいに消せるかと言うことでした。持ち込まれた車両を題材にやすりがけのポイントなどをお話しました。あっという間に継ぎ目が消えるのですが、その作業がかなり大雑把なのに驚かれていました。やり方を覚えればはまっていただけること間違いなし、です。こういう、楽しくはまっていただけることをやりたいのです。その先は底なし沼のような世界ですから。お客様も新発見の連続で喜んでいただけました。ちょっとうれしかったですね。

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2009年3月14日 (土)

フジモデル入荷案内

 フジモデル製品の入荷がありました。管理人の製作サンプルは普通列車をモチーフにしていますが、店頭でお話を伺いますと急行列車の話題も良く出てきます。そこで今回は、ご注文いただいた以外にも急行列車に入っていた車種を何種類か入れて見ました。

Fuji1

 スハ43など、安価なプラ製品があるせいか、置いているところは少ないみたいですが、列車全体の質感と言う観点で意外にご要望は多いですね。組み立てに際して後年の改造要素を取り入れてバリエーションを増やすと言う楽しみもあります。安いか高いか、手間がかかるかどうか、と言うことだけでは割り切れないのでしょう。それが本来の模型だと思います。

 スロ62は谷川製品が有名ですが、こちらは一連の客車シリーズと同じ水準です。アルミ製のサッシ、ドアサッシも別パーツでメリハリのある仕上がりが期待できそうです。往年の「津軽」「八甲田」など、風格のある優等列車には欠かせませんね。

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 一緒にキハ22の6ケベンチのものも再入荷しています。9ケベンチのものが蛍光灯だったのに対して、このグループは白熱灯でしたね。東北地方でも広範に使われていたので、様々な列車と並べて楽しめるでしょう。気動車のサンプルもいずれ製作したいと思います。何でもありだった左沢線、朝の8両編成の通勤列車なんか面白そうです。

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2009年3月13日 (金)

模型屋のボヤキ

 カトーのNゲージ、E231系近郊型が再生産されました。販売形態も変わったのですが、これを見ていると模型屋としてはボヤキたくてしようがありません。ちょっといじって「NEW!」「NEW!」騒ぐのは相変わらずですが、いくら入門者を獲得すると言っても、これはないでしょう、と言う部分が多すぎです。鉄道模型に参入したいと思っている人の心理を読んでいるのでしょうか?

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 これが「まず最初に買ってください」という基本セットです。これを見てどう思いますか?どう見てもプラレールのような子供の玩具という感覚ですよね。モハはユニットになっていないし、その代わり目を引くグリーン車は入っている、と言った具合。増結の4両を買うとブックケースに8両編成で収まって「リアル」な編成になる、と謳っているのですが、この電車の基本編成は、これにサハ2両を加えた10両です。電車好きな小学生でもこれくらいのことは知っていると思われるのに、何でこんな中途半端なことをするのでしょう?

入門者へ向けての「ベスト・セレクション」シリーズですが、まず対象年齢は8歳以上、となっています。8歳といえば小学校2年生、親には「もうオモチャなんか卒業しなさい」と言われる歳です。小学校に入ればプラレールがいかにインチキくさいかは、電車が好きな子だったらわかるわけです。そして、鉄道博物館のレイアウトを見て、自分もこんなのがほしいな、と思い始めます。ちゃんと台車もあるし、ライトも光る、そして実物通りの編成・・・。鉄道模型に手を染めるきっかけは大体そんなところのはずです。そして、それが一生ものの趣味へとつながっていくのです。

 言いかえれば、子供のオモチャを卒業して、大人の趣味の世界に入る、ということなのですが、どうも今の業界にはそういった感覚がありません。でたらめな編成でも売れればよい、品質が粗悪でも今まで出ていなかったものを出せば売れるだろう、と言う感じです。鉄道模型と言うのはもともとは大人の趣味でしたから、凝っている分値段は高く、そうすぐに売れるものではなかったはずです。しかし現在では中国製の粗悪な商品などの台頭もあって、1ヶ月で売れなければ売れ残りのレッテルを貼られ、最後は販売店自らが身銭を切っての投売り合戦。これが現在のNゲージの実態です。安売り量販店の価格競争は、限りなく仕入原価に近いところまで行きましたが、それでも売れないものは売れません。それは製品を購入するユーザーの心を捉えてないからだと思います。

 趣味の商品だけに買い手はしっかり見ているのです。たとえ小学校2年生であっても。何だか目先の営業成績だけに目が行ってしまっているようです。模型と言うのは「癒し」の道具の一つです。成果主義のノルマに縛られた中では良い企画は生まれてこないと思います。趣味の商品と言うのはけっしてマニュアルでがんじがらめにされた中では良い商品は生出来るわけがないのです。何故かと言えば、そのような企画には、買い手の心情と言うものが反映されていないからなのです。

 最初から投売りに頼らなくても売れる、付加価値のある製品を出してほしいものです。

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2009年3月12日 (木)

座席や台車も塗装

 一般的な完成品を見ると、座席や台車を塗装してあるものは少ないですね。座席はプラの成形色のまま、台車は黒メッキというのが普通です。プラ製品であれば台車も成型色のまま、というものが殆どです。せっかく車体がきれいに塗装されているのに、こういった部分で全体のイメージを落としているものも多いですね。キットの場合には製作者が自由に料理できるわけですから、こうした完成品で端折られている部分に手をかけてみるのも意味があると思います。

 まずは座席です。天賞堂から発売されているものが43系のものにかなり近い形状なのでこれを使います。

Isu1

 背摺りのモケットなどかなり細かい表現があります。ブルーの車体の場合、座席の枠組みはグレーでしたので、成形色を活かして、モケットに色を入れてやります。

Isu80

 やや明るめの青ということで、GM#22の小田急ブルーを使っています。面相筆で1つずつ塗っていきます。プラモデルではこうした細部の色差しが良く行われますが、何故か鉄道模型ではあまりやりません。モケットの色が入るだけで俄然雰囲気が出てきます。乗客なども乗せたくなりますね。

 台車は日光モデルのTR47を使います。黒メッキなので、そのままでは違和感があります。軸受けや集電スプリングが当たる部分をマスキングしてプライマーを吹きます。

Tr47

 プライマーを吹いてから黒を吹くと・・・。

Tr472

 不自然なぎらつきがなくなるだけでなく、メッキ状態では分かりにくかったディテールが浮かび上がってきます。

 車輪にも手を加えます。

Sharin1

 スポーク車輪を使用していますが、タイヤの側面が銀色では興醒めですから、この部分も黒く塗りつぶしておきます。面積が小さいので、プライマー、黒とも筆塗りで十分です。些細な部分ですが、踏切目線で走っているのを見た時のリアリティーが大幅に向上します。

 完成品でどうも物足りないと思う部分に手をかけてみるのもキット製作の楽しみの一つです。

 来週は総組立になります。

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2009年3月11日 (水)

あまり役に立たない塗装の話

 取りあえずハンダ付け組立も終わったので、塗装に移ります。車体のような大きな面積の塗装は基本的に吹き付けになります。エアブラシ、缶スプレーなどいくつかの方法があります。それぞれに長短がありますので適宜使い分けます。

 管理人は出来るだけ楽をして、それなりに見られるものにしたいという、ムシのいいことを考えています。作業をパターン化するのも能率を向上させるポイントになってきます。あまり役に立たないと思いますが、ここでは管理人の標準的な作業をご紹介したいと思います。

 真鍮製車体を塗装するに当たって頭に置いておきたいのは、以前広く使われていたマッハ模型の塗料や副資材関係、卸売りを止めてしまいましたので、直販で購入する以外入手できなくなっているということです。シールプライマーのような良く使うものはもう殆ど市中にはないかもしれません。

 そこで、マッハ以外の安定して入手できるものを使用するというのが第一の条件になってきます。

 まず最初に必要なのはプライマーです。マッハのシールプライマーは卸を止める前後にまとめて取って置きましたが、さすがにもう完売になっています。クレオスのMrカラーのメタルプライマーは食いつきが弱いことで有名です。何か良いものはないか?ということで行き当たったのがこれです。

Primer

 東急ハンズなどで売っています。以前、これを使っている方から、どうもぽろぽろ剥がれるというお話がありましたので、原因を調べてみました。

 これはいわゆる日曜大工に使うものなので、模型用に比べて粒子が大きく、遠慮がちに吹くと水玉模様状態になって、プライマーの隙間になっている部分が虫食い状に剥がれることが分かりました。一方でこのプライマーは割合サラサラした感じです。やや多いかなと思うくらいに吹いても自然に平らになってくれます。そんな特性を意識した吹き方をするとぼろぼろ剥がれてくることはなくなりました。「非鉄金属用」と書かれたアサヒペンの製品だけにかなり強力です。

 車体の色の方は、下地がしっかり出来ていればGMスプレーが一番手っ取り早いですね。最初に#19西武ベージュで車内を塗ります。本当はもう少しピンクがかっているのですが、白色LEDで照らしたときの感じが良いのでこれを使っています。乾いたら窓をふさいで外板の塗装です。

Shatai1

 はじめに内側に凹んでいたりして吹き残しの出やすい部分を吹きます。車内が新性能電車や気動車に似せてデコラ張りに改修された車はブルーですので、GM#7の青15号を使用します。次に車体全体を均等な色になるように吹き付けます。一度に塗りつぶそうとすると厚塗りになって、大涌谷の黒たまごを茹でている温泉みたいにあぶくが出てきて失敗しますから、やや薄めに2~3回に分けて吹きます。

Gmspray

 取りあえずブルーが完了です。一晩乾かして明日は屋根に移ります。

 GMの缶スプレーは、もともとNゲージに使うものとして企画されていますから、ノズルの穴もクレオスのMrカラーより小さく、塗料の粒子が細かいのです。従って16番に使う分には特に問題はありません。下地をしっかりさせておけばすぐに剥がれることもないので、マッハが入手困難な現在、代替品としてお奨め出来るかと思います。

 

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種別・号車札差しの取り付け

 大体形になったスハフ42、最後のハンダ付けは種別・号車札差とデッキ下のステップです。キットには札差が2種類入っていますが、例によって普通列車の編成に入れるつもりですから今回は札の入っていない枠だけのものを使います。

Hyousashi2

 これは札が差してあるタイプのものです。急行列車であればこれらに札が入っていることも多いですからこれを使った方がラクだと思います。パソコンでサボのシールを作成して貼ったりするのも面白いと思います。

 さて、取り付けですが、ここもポイントになる部分があります。

Toritsuke

 小さい部品ですから、ハンダの量もどうしても遠慮がちになってしまうのですが、少なすぎるとハンダが回りきらず、キサゲの時に変形したり剥がれたりします。上の写真のように裏面全体にハンダが回るようにします。 コテ先にどのくらい取れば良いか、というのは実際の作業の中で感を掴むしかないのですが。この例では、号車札差も種別札差も下側にコテを当てて、じわりじわりとしみこませるような感じで取り付けました。

 一通りハンダが行き渡ったら、盛り上がっている余分なハンダは溶かして広げておけばあとのキサゲも楽になります。

 目の細かいヤスリやキサゲ刷毛を使ってハンダを除去するとこんな感じになります。

Hyosashikansei

 こんなのエッチングで表現してくれれば、と思うかもしれませんが、塗装してみると適度な立体感が出て別付けの良さが実感できると思います。エッチングだと立体感が乏しいですし、プレスだとエッジが丸くなって実感味がありませんから。地味な箇所ですが、根気を求められる部分でもあります。

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2009年3月10日 (火)

都電8800形登場

 都電荒川線に新形電車8800形が登場しました。7500形や7000形といった旧型更新車を置き換える目的で登場したもので、今後の主力車両になるものです。

88011_3

 昨年行われたデザインの人気投票で一番人気のあったものが採用されました。今年度は2両ということですが、まずは組立の終わった8801号の試運転が始まっています。

 長崎や鹿児島にあったようなピンク色というのが都電としては目新しい感じです。先行して登場している9000形の車体を現代的にしたもの、という感じで、走行音も9000形と同じです。車内のレイアウトは7000・7500形と同様のもの、窓は最近のアルナの路面電車の標準的な上部引き違いのもの、8500形にあった屋上と床下機器のカバーは省略されているなど、大量投入を見込んでコストを抑えた設計になっているようです。

88014+

 側面は、窓の周囲を黒で塗装して窓を大きく見せていますが、降車扉の戸袋窓が省略されるなど、8500形に比べると窓の面積は小さくなっています。8500形登場時には存在しなかったラッピングの広告電車での使用も考慮しているのでしょうか。

88016 

 側面の白い部分に広告を貼り付けると、大体現在のラッピング電車と同じような感じになりそうです。

 さて、このピンク色、街の中を走っているのを見ると、それほど浮いた感じではないですね。

88017

 今なお大量に残る吊り掛け車を駆逐する後継車が登場したわけです。当面は車体修繕の行われなかった7500形を置き換えていくようです。東京中に都電が走っていた時代の面影をかすかに残す現在の荒川線も、数年後には欧米に見られるような近代的なライト・レールに変貌するのでしょう。交通局のHPによれば、営業開始は4月だそうです。

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2009年3月 9日 (月)

端梁関係のディテール取り付け

 大体形が見えてきたスハフ42ですが、このままですとあっさりしすぎでちょっと物足りません。運転メインとは言うものの、もう少しディテールが欲しいところです。

 端梁には何も付いていませんので、この部分にエコーモデルのパーツを使ってディテールを追加してみます。パーツのラインナップとして「43系片デッキ用」というのも出ていますが、ここでは#742改造車用を使ってみます。というのも、この端梁パーツ、もともとタニカワのキットを基準にしているので、フジのものにはそのままでは使いにくいのです。43系や61系のものは台枠部分まで表現されていてカッコイイのですが、カプラー台の構造や床取り付け部分の寸法などの関係で摺り合わせをするのに一苦労します。

Douuke

 例えば、これは改造車用に入っている連結器胴受けです。パーツのエンドビームはケイディーの#5に合わせた開口寸法ですから、そのままでは合いません。これを使う場合、#16など首の長いカプラーにする必要があります。しかし、#5は構造が簡単で組み立てやすく、首が短いので連結間隔が開きにくいという特徴があります。運転の確実性ということも考慮して、キットの設計を尊重して#5を使用し、ジャンパ栓受けなどは個別パーツをキットの端梁に接着する方法を採ります。いろいろ試した結果、作業上も運転上もこの方式が一番具合が良かったからです。

Hashibari

 キットの端梁に各パーツを接着します。資料を見ながら一部のパーツは小加工をした上で取り付けます。エアホースやケーブル類を取り付けると効果的です。

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 簡単な追加工ですが、これだけでも印象がずいぶん向上します。どこまで追求するかは製作者の考え方によって変わってくるわけですね。ディテールと走行性能のバランスを考えながらアレンジしてください。

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やっかいなエアタンク周りの構造は・・・?

 EF64、床周りの工作に入りました。ここで気になるのは中間台車の前後にあるエアタンクをカツミはどう処理しているか?ということです。EF64は人気のある機関車ですから、これまでも各社からキットが出ていました。製作された方のお話を伺うと、どうもエアタンクと中間台車が接触してトラブルを起こしやすいようです。初代のカツミ製品では、このエアタンクが左右に分割されて、表面の部分だけの表現でした。さすがにそれは現代では通用しませんし、かと言って、走行重視のカツミです。どう処理しているかはとても気になるところです。

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 これがエアタンク本体です。タンクの上面が平らになっています。他社品では一般的な挽き物パーツだったりします。

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 床板に中間台車ボルスター座とともにネジ止めします。

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 台車を入れてみるとかなりクリアランスがあることが分かります。それだけではなく・・・。

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 この台車はボルスター座に跨るような形で左右にのみ動き、回転はしないのです。従って、ブレーキロッドなどが当たったりする心配も皆無、というわけです。ですから、タンクにチリコシやドレン溜めなどのディテールも付けられるというわけです。見た目と走行のバランスを取るというのは案外難しいものがあります。この製品はその点を良く考えて設計しているな、という感じがします。

 中間台車の車輪が来ましたので、台車を床に取り付けて、車体をかぶせて線路に載せてみました。

Ef64

 ここでは車体の傾きなどがないかをチェックします。取り付けに影響するハンダの塊などがあればこの時点で除去します。

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2009年3月 7日 (土)

Nの電気機関車を実感的に!

 手のリハビリの進み具合を確かめるべく始めたNゲージのED75-700の部品取り付けですが、割合良い感じで出来ました。だいぶ指先の細かい動きが復活してきているようです。しかし細かいですね。16番に比べるとずいぶん小さい上に、最近では信号炎管やメーカーズプレート、あるいは正面の誘導員手すりまでユーザー取り付けの別パーツになっています。

 一通り取り付けて見ると、なかなかカッコイイですね。そこで、そのうちやって見ようと思っていたことを試して見ました。16番の工作事例でご紹介した交流機は、東北地方の色があせてカサカサ担っている機関車のイメージに仕上げていますが、これをNゲージでやるとどうなるか?ということです。

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 これは比較的最近やった16番のED78ですが、大体こんなイメージを目指すことにしました。ちなみにこれは30年ほど前の天賞堂のもので、中古で導入して外装やモーター関係に手を加えました。

 NのED75-700も基本的にこれと同じ手順で進めます。部品を全部取り付けたら窓周りをマスキングして車体全体につや消しクリアーを吹きます。次に隠し味のレッドブラウンを足回りにエアブラシで吹きます。屋上機器やパンタを塗装すると・・・

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 だいぶ印象が変わりました。カプラーがいかにも惜しいと言う感じです。製品状態のものと並べてみるとその差は歴然としています。

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 以前にウエザリングサンプルとして製作した客車と連結して見ます。

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 東北地方の普通列車って、確かにこんな感じでしたね。レイアウトで風景の中を走る列車を重視するのがNゲージですから、是非ともこんな加工をしていただきたいものです。当雑談室の16番工作がその、ままNにも使える、という一例です。

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2009年3月 6日 (金)

楽しいインレタ貼り

 管理人が最近ハマっているものにレタリングがあります。大昔のカツミの電車などは、車番が透明のシールに印刷したもの、エンドウのブリキ貨車などは実物とは似ても似つかない書体の文字が銀で印刷してありましたね。その後インスタント・レタリングが登場してリアルさについてはずいぶん向上しましたが、それでも、ごく最近まで完成品に付属しているのは車番だけ、と言う状態が続いていました。最近では配置などの標記もつくようになりましたが、それでもまだ妻面の表記が省略されていたりします。Nゲージや16番プラ製品ではこれらがきれいに印刷されていますから、そういうものを見慣れた若い方には物足りなく見えるでしょう。

 実際に細かい標記が入るだけで車両が活き活きしてくるものです。管理人の車両も最近までレタリングというと車番くらいでした。

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 車両の番号があればまあ雰囲気は出るかな、と言う感じでしたし、汎用で使える細かい標記類のインレタが問屋さんに流れていないので手の打ちようがなかったのです。

 今般取り扱いを始めたくろま屋の16番用インレタは、そんな悩みを解決してくれます。

Inreta

 例えばこれは定員標記です。一般的な「定員88」や「定員80」は多めに、その他のものも余裕を持った数が入っていますので、「失敗の恐怖」は少なくてすみます。テーマごとに分かれていますが、1シートあればしばらく持ちます。

 今日は前からあるオハフ33に標記類を追加して見ました。もともとは側面の番号と妻板の標記だけでした。これに配置・定員・換算を追加しました。

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 ものの15分もあれば出来る作業ですが、印象はがらりと変わります。

 くろま屋の16番インレタは、機関車、客車関係を中心に良く使いそうなものをそろえて見ましたので、ぜひ一度お試しください。ハマることうけあいです。なお、Nゲージ用はお取り扱いしておりませんのでご了承ください。

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究極の作業リハビリ?

 最近は、Nゲージにも当雑談室で取り上げているような旧型客車や機関車が結構出てきます。機関車など別パーツ化も進んで、16番と変わらない水準になってきています。

 かねがね当雑談室でも、そんな環境から、Nゲージの加工事例を紹介したいと思っていました。先日発売の、TOMIXED75-700は気になるところですね。 そこで、いつもの16番キットの事例に沿って加工してみることにしました。

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 まずは説明書に沿って添付部品の取り付けです。ナンバープレート、メーカーズプレート、ホイッスル、信号炎管といったところです。一通り取り付けてみました。でも、細かいですね。脳卒中の左麻痺からまだ完全に脱出できていない管理人にとって、これは良いリハビリになります。健康な人でも大変かもしれません。

 何しろNでも今や信号炎管も別パーツなのです。冶具が付いているとはいえ、ほんの1mmくらいのものなんですよ。左手と右手の連携が出来なければまず取り付けられません。

752

 でも、一通り付け終わると、なかなかいいですね。模型と言うのはスケールにかかわらず、やっぱりこういった一見無駄と思える手間の塊なんだ、と言うことを実感しました。さあこの先は当雑談室の流儀でさらに手を加えてみます。きっと、この機関車が生きていた頃の雰囲気が再現できるはずです。

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2009年3月 4日 (水)

ディテール工作

 シル・ヘッダー、雨どいのキサゲが終わったらディテール工作に入ります。素材キットですから、どこまで作りこむかは製作者に任されています。いつものようにスーパーディテールではないけれど、一目見て実車の印象が感じられるもの、というのを目標にします。

Step

 まずは車掌室側妻面の取っ手です。キットでは完全に無視されている部分ですが、これを取り付けると俄かに細密感が出てくるので外せません。資料を見ながらΦ0.5の穴を開けて0.4mmの真鍮線で表現しました。

 側面のデッキ手すりは、穴は開いているものの、パーツとして入ってはいませんので、別売りのフジモデルのものを使用しました。

Tesuri2

 0.4mmの真鍮線を曲げて作っても良いのですが、形状が案外複雑なので、曲げ済みのものを使った方が能率が上がります。

Tesuri

 連結面のホロは、キットに入っているプレスのものではいくら何でも寂しすぎますから、ディテールの付いている他社製品に変えておくと良いでしょう。工房ひろのロストのものの手持ちが切れていますので、エコノミーなエコーのソフトメタルのもの(品番726)を使用しました。中間に入る車でしたらこれで十分でしょう。渡り板は品番1712を使用してホロワクに接着します。

Horo

 ホロワクのステーは後で取り付けます。 ソフトメタルパーツついでにここでベンチレーターも取り付けておきます。これらのソフトメタルパーツは、基本的に接着で取り付けます。

 車体の方がだいぶ進みましたので、床下回りも先へ進めます。エコーモデルの#731床下取り付け板に#735客車床下セットを組み合わせて、完成品にあるようなユニット式にします。フジモデルにも似たものがありますが、エコーのものの方が内容が充実しています。フジとエコーでは取り付け穴の位置が異なりますので注意が必要です。

Yukashita

 今回は、ストック箱から組立済みのものが出てきましたので、これを使います。写真のように、スハ33に取り付けて非常に効果的だった工房ひろのブレーキ配管を追加しました。他に配管を何本か追加するとさらに良くなりそうです。

Bc

 踏切目線で走るのを眺めた時に非常に効果があります。

42zentai

 取りあえずここまでの状態で各部品を組み付けてみます。後は車体の方は、号車・種別票差しやデッキ下のステップくらいです。下回りは、端梁にディテールパーツを取り付ければ大体形になります。

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2009年3月 3日 (火)

雨どいの取り付け

 シル・ヘッダーに続いて雨どいを取り付けます。このあたりの作業は細長いものが連続しますが、部品の厚さや幅などで取り付けのコツが違ってきます。

Amadoi1

 雨どいの取り付け位置は27.5mmと記載されていますが、これは車体裾から雨どい下面までの寸法です。所定位置にケガキ線を入れたら2段表現の向きに注意してテープで仮止めします。

Amadoi2

 次に、シル・ヘッダー同様に端の方1箇所を点付けしますが、雨どい材は幅が広いので、ハンダはやや多めにします。

Amadoi3

 位置が出たらシル・ヘッダーの時と同じように、隙間が出来ないように密着させながら一方向にハンダを流します。ハンダが少ないと隙間が残りますから、やや多めにします。シル・ヘッダー同様、下面にやや染み出すくらいを目安にします。

Amadoi4

 端まで付いたら、余分な部分を切断します。

 次に、妻板の縦ドイです。ジョウゴのパーツなど、他社から良いものが出ていますが、今回は組立の詳細な解説ということで、キットのものを使います。ちょっとわかりにくい部分でもありますから。

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 縦ドイはこのようなジョウゴ一体のエッチングパーツが入っています。溝の部分が谷になるように折り重ねてジョウゴの厚みを表現します。溝のある面の違いで左右があります。

Tatedoi2 

 折り曲げが出来たら、縦ドイのジョウゴ部分を側面の雨どいに合わせてハンダ付けします。左右が付いたらキャンバス押さえを取り付けます。このあたり、ディテールアップする要素も結構ありますが、今回はキットの設計を優先してほぼストレートに組みます。

Tatedoi3

 反対側も同様に作業します。ここまで来るとだいぶスハフ42の姿が見えてきました。

42zentai

 面倒な作業ですが、やはり出来上がると一体成形のプラスチックにはない重厚感が漂ってきます。 模型というのはある意味、無駄の塊みたいなところがありますが、逆に手を抜けばそれだけのものにしかならない、というものでもあります。ありふれたスハフ42でも、プラスチックの完成品と比べればその差は一目です。機械で一発成形するものは確かにきれいですが、客車の持つ「ぬくもり感」といったものはやや物足りない感じがします。

 だいぶ形になってきたので、下回りの方も部品を付けて少し先に進めてみます。

Yuka1

 最初に開けておいた台車回転止めの穴に長めの2mmビスを締めこんで回転止めにします。前後にはキットに入っているエンドビームをネジ止めしておきます。エンドビームは、このままではいかにも寂しいので、エコーモデルの「端梁パーツセット」を使ってディテールを追加します。エコーから43系用も出ていますが、タニカワのキットを基準にしているので、そのままでは連結器取り付け部分周辺が合いません。フジモデルのものは、ケイディーNo.5の使用を前提にしています。No.5はとても使いやすいので、端梁部分についてはキットの設計を活かします。走行にも大きく影響する部分ですので、手を入れる場合にはディテールだけでなく、連結器の取り付けなども十分検討する必要があります。

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2009年3月 2日 (月)

ウインドシル・ヘッダーの取り付け

 箱になったスハフ42、次はウインドシル・ヘッダーの取り付けです。この部分はプレスの打ち出しではエッジが甘くなりますし、エッチングの浮き出しでは弱い感じになってメリハリが出ません。やはり昔から行われている帯材をハンダ付けする方法が一番です。

 車体全体に亘るものなので、乱れがあると目立ってしまいます。ここもやはりちょっとしたポイントがありますので、それを中心に解説してみます。

Wh11

 ウインドヘッダーを例にすると、まず窓の上辺に合わせてテープで仮止めします。

Wh2

 仮止めが出来たらまず一端をチョン付けして、水平が確認できたら順次コテを進めます。薄い板ですから点付けすると熱で波打ってしまうことがありますから、よく車体に密着させて端からハンダを流します。ハンダがコテを当てているのと反対側にいくらか染み出すくらいが良いでしょう。車体との間に隙間が残っていると塗装した時に思い切り目立ってしまうのです。そして、隙間のある部分は、帯材が波打っていることが多いのです。とにかく、シル・ヘッダーの作業は、この点に最大限の注意を払う必要があります。

Setsudan

 一通り付いたらドア部分や車端のはみ出している部分を切断します。

Yasuri

 次に鉄ヤスリを使って、大雑把にハンダを落としますが、この時ヤスリの角を立てたり力を入れすぎると深い傷が出来て、後始末に苦労します。およそ目立つ部分が削れたら耐水ペーパーをかけてきれいにしますが、この時、最初は#240くらいの粗いものから始めると能率が大幅に向上します。

 この作業は雨どいを付けた後では、ヘッダーと雨どいの間が狭いので作業しずらく、きれいにハンダを落とすことが難しくなります。

42zentai

 取りあえず#240の後に軽く#400をかけた状態です。車体外側にはこのあと札差などを取り付けますので、この段階ではこのくらいにしておきます。

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