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2009年2月28日 (土)

TOMIXキハ40が入荷しました

 TOMIXのキハ40が入荷しました。HGシリーズで国鉄の主要な気動車を網羅するについて、最後まで抜けていたグループですね。今回は両運転台のキハ40が3種類です。

2001_2

 これは暖地向けの2000番台。台車がコイルバネのDT22、側窓は103系のような2段上昇式です。主に関東以西に分布しています。

501

 こちらは寒地向けの500番台。2000番台に似ていますが、台車が空気バネのDT44Aであることと、側窓がオハ50などと同じ上段下降、下段上昇式である点が異なっています。主に東北地区に分布します。

 模型的に気になるのは、この側窓の違いをどう表現しているか、ですね。

2002

502

 上が2000番台、下が500番台です。ちゃんと差がつけてあります。

101

 そして、これが北海道向けの100番台です。現在ではワンマン改造などで番台消滅しています。

 走行は、最近のTOMIX製品同様極めて静か、今回は差し替え式の方向幕が白く光るというギミックがあります。トミックスも「模型心」がわかってきたのでしょう。

 いずれはキハ47など、同系列の残りの形式も出すのでしょう。「トミックス」はオモチャのトミーの製品だから玩具的だ、と決め付けている方も多いようですが、こと最近の製品に関して言えば、模型としてなかなか良く出来たものを出してきます。「模型メーカー」のカトーの製品は長らく抜本的な改良がなく、発売当初から問題にされていたキハ47に1000番台しかない点などもそのままです。

 模型と言うのは形のある商品ですから、、実際に出来たものを見比べて評価するのが大事かと思います。今回のキハ40は地味な車種ながらなかなか気合が入っています。ライバルであるカトー製品をよく研究してユーザーの不満な箇所を見事につぶした好製品だと思います。このあとも、キハ52などが予告されていて、これまでブランド名で一歩先行されていたカトーに攻勢をかけるつもなのでしょう。Nスケールのグレードアップと言う観点で見るととても楽しみな感じです。

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2009年2月26日 (木)

おっと危ない!

 取りあえず箱になったスハフ42、尾灯のファイバー引き通し用の穴を開けるのを忘れていました。塗装後に気が付いてやれば間違いなく車体が傷だらけになってしまいます。

Anaake

 トイレ側は光源が仕切の内側なので、ファイバーが仕切を通過することになります。φ0.75のものを使用するので、やや大きめのφ1.0の穴を開けておきます。

 殆ど素材キットなので、こうした追加工が多いのですが、作業の度にやり残しがないかを確認する必要があります。

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台車の続き

 EF64の方は、引き続き台車の組立です。先ずは両端台車のうちの一つを完成させます。

D1

 説明の手順に沿って、ブレーキシリンダー、ブレーキシュー、ステップ、砂まき管をハンダ付けします。厚みのあるロスト部品ですから、しっかり熱を回さないとあとでポロリと取れたりしますから、ハンダの回り具合をしっかり確認しながら作業を進めます。

 基本的に説明の通りに進めれば問題ないのですが、ブレーキシューについては、上部の補強ががっちりしていて歪みの調整などがやりにくいので、下のように予め中央部分をカットしておくと良いと思います。

Brake

 台車枠に取り付けたら、完全に切断撤去します。

 ハンダ付けが出来たら、揺れ枕にコイルバネを入れます。

B2

 最後にMPギアを組み込んで組立に問題がないかを確認します。

2 

 動力伝達軸を指で回してスムーズに回ればOKです。引っかかるようであれば、原因を探して除去しておきます。取りあえず問題なさそうなので、あとは余分なハンダを除去すればOKです。

 取りあえず1つ出来ましたが、台車関係、まだこれだけ部品が残っています。

Nokori

 走行に直結する部分だけに焦ってはいけませんね。

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キサゲ作業

 今回のスハフ42は、シンプルな切妻客車を題材に、フジモデル客車シリーズの組立について詳細な手順をご紹介しようというものです。前回は車体が箱になったところまででしたので、その先はディテール工作ということになりますが、その前にここで一旦余分なハンダを除去します。細かい部品が付いてからでは落としにくくなる部分もあるからです。中目くらいのヤスリで大雑把に削ってから耐水ペーパーをかけるのですが、耐水ペーパーは、最初から細かいものでなく#240くらいから始めると作業の効率が格段にアップします。その後セオリー通りに段々細かいもので磨くようにします。

 削りついでに、尾灯の枠も削除して内バメ式に見えるように細工しておきます。戦後のオハフ61やスハフ42などは尾灯の縁取りが殆どありませんので、他形式との差別化を図るという意味でも効果的です。

42ushiro

 削り作業の前でも良いのですが、この段階で尾灯用の電球ケースも取り付けます。

Case

 光学繊維を使って、電球1ケで左右を点灯させる方式にします。パーツに入っている光学繊維はやや太いので、別途φ0.75のものを用意しておきます。

Bitoumae

Bitouushiro

 後ろは貫通ドアの裏側、トイレ側は洗面所区画に取り付けます。車掌室側の客室仕切がセンターピンと干渉することが判明したので修正します。このままだとショートします。後から追加した部分は予期せぬトラブルを起こすことがありますので、異常に気が付いたらその都度修正するようにします。

42zentai

 外観的には余分なハンダを落としただけですが、これだけでずいぶんすっきりしました。単純な形態だからこそ、こういった作業は丁寧にやる必要があります。

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2009年2月24日 (火)

台車の組立

 EF64、下回りに進みます。先ずは台車、今回はカツミ製品としてはロストワックスのもののみで、ダイキャストのものは日光モデルのものを使うようになっています。車体の出来を考えるとバランス的には是非ともロストのものを使いたいところです。

 というわけで、ロスト台車を使用することにしてこれの組立を始めました。何よりハンダ付けでがっちり組めるというのがポイントです。脱線したりした時にパーツが取れて紛失したりというリスクもかなり抑えられます。

 説明書の手順に従って、揺れ枕の取り付けから始めます。他のロスト部品と同様、接合面を予め磨いておきますが、この時に仮合わせをして、部品相互の関係を把握しておきます。台車の場合、複雑な形状の部品も多いですから、これはぜひやっておきたいものです。

D1

 台車枠本体は全部同じものですが、そのうち2つには速度計ケーブル用の穴があります。揺れ枕は両端台車と中間台車用の2種類がありますから、それぞれの関係に注意して作業を進めます。台車は殆どがロストパーツですので、コテは100Wのものでないと上手く付かないでしょう。

D2

 全6枚に揺れ枕を取り付けたところです。揺れ枕下面には大きな湯口が残っているので、ハンダ付けが出来たらきれいに削っておきます。

 この後はブレーキシリンダーやブレーキシュー、ステップなどの取り付けです。

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車体を箱に

 前回、仕切を1枚取り付けてあったスハフ42、次にアングルを取り付けます。アングルは車体が箱になった後だとなかなか作業がしにくいものです。

 説明書の記載にしたがって、裾から2.8mmのところにケガキ線を入れます。このラインに沿ってハンダ付けするのですが、いくつかポイントがあります。

Anguru

 まず、アングルと車体は隙間がないようにします。浮いている部分があると車体が波打ったり変形したりします。強度部材ですからハンダをやや多めにして、接合面全体に行き渡るようにします。Anguru2

 車端のデッキ脇の部分は特に浮きやすいので、ハンダ付けの際には完全に密着させるようにします。

 アングルが付いたら天井に照明ユニットの取付金具を取り付けますが、この部品は照明ユニット取り付けの際に力がかかりますのでしっかりハンダ付けします。ベンチレータ^や仕切板の取り付けに支障のないよう、取り付け位置に注意します。

Shoumeikanagu

 エンドウのユニットライト室内灯の使用を考えていますから、ここで使用したのはエンドウ#2615ユニットライト支えです。キットでは照明関係は一切配慮されていませんので、このように必要なものは適宜追加していきます。

 これが出来たら残りの仕切板を取り付けます。仕切板は下のような配置になりますから、キットの2枚では足りないわけです。

Shikiri

 次に妻板です。車掌室側には貫通ドアが付きますが、何故かキットには含まれていません。別売りパーツとして何種類か出ていますが、今回は良く見かけたHゴムタイプのものを使用しました。

Kantsuudoor

 監視窓の窓枠も忘れずに。最後に尾灯の枠を取り付けます。

Tsumaitaura

 尾灯はここに光学繊維を差し込んで点灯させるので、ここはキットの構造そのままにしておきます。

 次に、前後の妻板を車体に取り付けて、いよいよ箱になりました。床板に台車を付けて車体をかぶせてみます。

42zentai

 線路に載せてみて傾きなどがないかをチェックします。問題があればこの時点で手直しをします。問題がなければここで一旦キサゲの作業を行います。ディテールが付くと削れなくなる部分もありますから。

Wctsumamen

 車体と妻板の接合部分に隙間が残っていると塗装した時に見苦しくなりますから、ハンダをしっかり流しておきます。

 ここまで来るとおよそのイメージは見えてきます。交換した仕切板の部品がかなり効果的なことが分かります。

 切妻形の客車は、一見簡単そうに見えますが、箱になるまでの間にもポイントになる箇所がいろいろあることがお分かりいただけたでしょうか。

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2009年2月23日 (月)

簡単な貨車のウエザリング

 数が割合あるので、手っ取り早くウェザリングする方法を考えて見ました。

Kasha2

 最近はプラ製の貨車もずいぶん多くなりました。数が欲しいものだけに安価なのは助かりますし、昔のエンドウのブリキ貨車に比べればはるかに良くできていますが、そのままですといかにもプラスチックです、と言う感じです。

 そこで、レタリングを入れてから例のレッドブラウンを薄く溶いたものをエアブラシで吹き付けます。ブレーキシューの鉄粉が全体に飛び散っているイメージです。この時大事なのは、レッドブラウンが下地が透けるくらいの濃度にすることです。そして、貨車は1両ごとにコンディションが違うわけですから、汚れ具合も1両ごとに強弱をつけてやるとリアルになります。レッドブラウンが出来たら最後に全体につや消しクリアを吹いて仕上げます。

これだけの作業で、こんな感じになりました。

Kasha1

 同じ黒貨車でも実際には1両ごとにみんな違う色でしたね。ものの10分もあれば出来る作業です。ぜひお試しください。

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貨車をいじってみました

 店のレイアウトには貨車がたくさんころがっています。お客様が「もう要らないから」、と言って置いていったものが殆どなのですが、昔の国鉄貨物を知る管理人にとっては貨車はいくらあっても良いものです。割合最近の各社プラ製品が中心ですから、かつてのエンドウのブリキ貨車に比べればはるかに見栄えのするものばかりです。

 国鉄時代の主要駅、客車とともに様々な貨車が止まっていました。当時の風景を再現するのに貨車はなくてはならない存在なのです。駅の構内には、列車に組成されて出発を待つ姿も見られました。

Kamotsueki

 向こう側の線路にこんな風に待機していましたね。

 貨車と言うのは、1両ごとの管理ですから、それぞれコンディションが違うわけです。同じ黒の貨車でも1両ごとに微妙に色が違っていなければなりません。

Kamotsuushiro

 同じ黒貨車。同じワム8でも微妙に色艶を変えてマダラ模様になるようにしてみました。「タンタンタンタン」というあの音が聞こえてきそうな感じです。

Kamotsueki2

 先頭にED71を連結します。ED71は後輩のED75よりも出力があるので、貨物列車に重用されました。最後の仕事は、福島~金谷川間の重量列車の後押しでしたね。

 国鉄時代のねたですから、逆にこんなのもありです。

Kounai

 ED71牽引の旅客列車とED75の貨物、隣の165は、ここが黒磯なので「急行なすの」がいるということにしておけば良いですね

 いずれにしても、この場合やはりキーワードはレッドブラウンなのです。鋳鉄制輪子の粉が飛び散るから、ですね。

 いよいよかつて旅した東北のシーンが形になってきました。こういう細工は列車なりレイアウトなりを主体にするNゲージでこそ本領を発揮する部分なのでしょうけれど。

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2009年2月22日 (日)

小田急デハ1600・クハ1650キット入荷

 フクシマ模型から発売された小田急1600形・クハ1650形のキットが入荷しました。

 デハ1600形は1942年に10両が製造されたもので、大きな窓、関東標準スタイルの3扉、自動加速など、それまでの小田急の車両とは一線を画す優秀車でした。クハ1650の方は、1952年から製造された1654~1660をプロトタイプにしています。

1601

1602

 今回の製品は、大昔の天賞堂のものとは異なって、片運転台、プレスドア、アルミサッシになった更新後のスタイルで製品化されています。

 価格は、デハが33600円、クハが30450円となっています。専用床下機器も入荷しております。戦前の小田急の名車をぜひどうぞ。

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2009年2月21日 (土)

「新製品」?

 新製品の発売というのはいつもワクワクしますね。売る方にとっても、よく動きますから仕事の面でもワクワクします。でも、最近では、「こういうのを新製品と言うの?」というものも結構出てきます。既存の商品にちょっと手直しを加えて、品番を変えただけで「新製品」と謳っているものも少なくありません。

 例えば今週「新発売」されたカトーのEF65-1000後期形。雑誌などの広告には「NEW!」と書いてありましたし、問屋の受注書でも「新製品」扱いでした。

Kpf

 これがその製品ですね。実際に後期タイプとして「NEW」な部分は、誘導員手すりが別パーツになったくらいでしょうか。

 カトーのEF65シリーズは今を遡ることおよそ40年、昭和40年代に発売されたEF65-500をルーツとします。当初はEF70の台車流用したものだったですね。PFは前面を新規に起こして既存の側面に合体させたものです。実物もそんなものですから、それはそれでよいのですが、実は今回の「新製品」と称するものも未だに40年前の原設計が生きているのです。

Kpf2

 ディテール的には主に側面に見ることができます。細かい部分は手直しを重ねていて原形をとどめている部分は少ないですが、何より「NEW」なのに現代のNスケールでは当たり前になっている機械室の明かり窓のガラスさえ入っていません。小手先の手直しで毎回「NEW」「NEW」と言ってきた証です。

 ライバルのTOMIXは、近年EF65-1000を1から作り直して、さらにこれまでラインナップになかったP形やF形も追加投入しています。既に製品化されている形式ではありますが、模型製品としては全くの別物ですから、これならば「新製品」と言われても異論はないでしょう。この新規設計のTOMIX製品と並べて見ればその差は一目です。

Tpf1

Tpf2

 完全新設計ですから、当然明かり窓のガラスも入っていますし、動力も一新されて、旧製品のようないかにもオモチャ屋が作りました、と言う感じのジージー言う音などもしません。そして、両者を並べてみると・・・。

Kt1

Kt2

 同じ1/150の世界のはずなのに、明らかにカトーのものはデカイ!Nゲージ草創期、良いモーターもなく、オーバースケールにならざるを得なかったのは認めますが、これだけ各社から客・貨車が発売されている時代、これらと編成した場合にもバランスが取れませんね。

 少なくとも、今回のPFについては「新製品」ではなく、「一部改良再生産」と言うべきだったと思います。何でも「新製品」と書けば売れると考えているのは、大人の趣味の商品の売り方ではないですね。我々売り手にとっても、「どこが新製品なんですか?」と聞かれれば答えようがありません。

 メーカーは「入門者を増やす」と言っていますが、これについては異論はありません。でも、何も知らない入門者に向けて40年前のエッセンスをたっぷり含んだ実質再生産品を「新製品」と称して売るのはどうかと思います。こんなことでは、本来一生ものにしてくれるであろう入門者も、つまらない世界だ、と思って去っていってしまうと思います。

 団塊の世代に向けた製品もいろいろ出てきましたが、今ひとつ購入者の要求と噛み合っていない気がします。小学生の頃から手を染めて、会社を定年になるまで続けている人たちに、そんな小手先の「新製品」など通用しません。正直に「一部改良再生産」と書けば良いのです。「再生産」ではいけないんですかね?

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2009年2月20日 (金)

引き続き車体の組立

 引き続きスハフ42の車体の組立です。組み立て手順は一通りではありませんが、今回はいろいろ試した結果、最もやり易いと思える順番にしていますから、他の形式とは若干順序が違っている部分もあります。いろいろやってみて、最もやり易いと思える方法を採るのが一番です。

 前回はドアをつけましたので、次にステップを取り付けます。

Step

 これがステップのパーツです。説明がありませんので、どのように付けるのかさっぱり分かりませんが、答えはこうです。

Steptoritsuke

 ドアの裏側にハンダ付けします。出っ張り具合はキットの図面で確認します。傾かないように注意して取り付けます。出来上がると下のようになります。

Steptoritsuke2

 ステップを取り付けたら次は仕切板です。

Shikirikit

 これはキットに入っている仕切板です。扉の窓が抜いてあるだけで、あとはのっぺらぼう。しかも2枚しか入っていません。スハフ42の場合、仕切板は都合4枚必要です。仕切板は、走っているのを見ても案外目立つものなので、あるところには全部付けたいものです。

 そこで、オハフ61でも使用した工房ひろのパーツを使用することにします。一番一般的なタイプの仕切とドアです。

Shikirihiro

 額縁のあるものは客室用です。ここに国鉄の地図などを作って貼るとかなり効果的です。仕切上の欠き取りは照明のプリズムに対応したものです。明かりが点けば、仕切が省略されているのは思い切り目立ってしまいますね。

Shikirikumitate

 仕切板にドアをハンダ付けします。客車の仕切って、確かにこんな感じでした。これをニス色なりクリーム色に塗ったら、と思うと結構ワクワクしてきます。

 アングルの取り付けもあるので、取りあえずここでは車体の強度を上げる意味で、洗面所側1箇所に取り付けます。

Shikiritoritsuke

 工房ひろの仕切板は、フジモデルの断面形状に準拠していますから、基本的にはすんなり取り付けられます。

42zentai_2

 洗面所や車掌室の窓枠も取り付けました。洗面所は後年の改造でよく見られた、上下2枚に分かれた内折れタイプにしてみました。この辺もオプションで様々な形状のものが出ています。43系中心で編成された急行列車でも、全く同じ形態の車両ばかりということはまずあり得なかったですから、こうしたパーツを適宜使用することでリアルな列車を再現できるわけです。

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2009年2月19日 (木)

スカートが出来ました

 EF64、スカートのハンダ付けが出来ました。

Sk

 取りあえずハンダ付けが終わった、というところで、この後ホースの形を整えたりして仕上げをやります。

 この部分は、ある意味この機関車の組立の中で最大の難所でもあります。狭い部分にたくさんの部品が付くから、ということもありますが、一番大変なのはスカートの角に付く誘導員ステップです。パーツ自体はロストワックスできれいに出来たものですが、その形状から位置合わせは極めて困難です。その上にスカートと接する部分が短いので、極めて作業がやりにくく、しっかりと固定するのは至難です。メーカーで組み立てる時には冶具を使うのでしょうけれど、ユーザーが1台作るような場合には冶具を作ることはあまりないでしょうから、ここは是非改善して欲しいと思います。

 いろいろ悩んで行き着いたのは、バイスにスカートを咥えると言う方法でした。組立の順序としては、スカートベースにスカートをハンダ付けしたら、次にこの誘導員ステップを取り付け、その後にエアホースやジャンパ栓受けを取り付けるのが良いみたいです。

 スカート2つ作るのに2日もかかってしまいました。脳卒中の手のリハビリである「作業療法」としてみればかなり強烈な内容でしたが、何とかこなせたということで、手の動きも着実に復活して来ているようです。

 一応車体周りの組立がほぼ出来たので、来週は足回りに進みます。

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2009年2月18日 (水)

車体の組立開始

 さて、この「ありふれた」スハフ42の組立を始めます。まず最初に車体の裏側の窓周りにざっとペーパーをかけます。

Paper

 窓はプレス抜きですので、いくらか内側に出っ張りが出来ているので、これを削除します。こうすることで窓枠の位置合わせが格段にスムーズになります。その際、洗面所側のデッキの柱を変形させやすいので注意します。

Shatai

 ペーパがけが出来たら窓枠の取り付けです。

Madowaku

 窓の抜き具合を見て、カエリのない面が外向きになるようにします。このパーツもプレス抜きですから、やや反りがあります。このように2箇所以上で仮止めすると位置がずれにくくなります。細長い部品なので熱で伸びますから、端の方から順々にハンダ付けします。アルミサッシの更新車の場合には窓枠は塗装後の接着になります。

 窓枠が出来たら次はドアです。スハフ42は、フェニックスブランドの時代からある製品ですが、時代とともにその内容は進化しています。 特にドア部分は、現行製品ではこのような構成になっています。

Doorparts

 このようにドアの枠にドア本体を取り付ける構造ですから、様々な形態のドアが再現できます。今回の、キットは写真のように原型のドアが入っているものですが、別売りオプションでHゴム付のものやダルマ窓のものなどが用意されています。今回の作例では割合一般的だった標準サイズのHゴムドアにしてみることにしました。

Hdoor

 ドアの表面をこのパーツに差し替えるだけです。ドアの枠にこのドアをハンダ付けします。

Hdoorkumitate

 窓ガラスの入る部分にハンダの塊を残さないように注意します。

 ドアが出来たら車体に取り付けますが、このドアパーツでは取っ手の付け根の表現がありますから、方向に注意します。

 取り付けの際、洗面所側の細い柱の部分が位置合わせしにくいのですが、写真の位置で合わせると能率よく作業が出来ます。

Dtoritsuke2

 位置が出たら、車体と密着させてハンダを流します。客車の場合、ドアも車体を構成する基本部分ですから、この辺の作業を適当にやると車体が歪んだり傾いたりします。

Dtoritsuke1_2

 洗面所の窓枠が付いていませんが、ここもオプションで種類が選べるようになっています。手持ちのものから選んでみることにします。

42zentai

 ドアと窓枠が付くとこんな感じです。車体の基本的な組立の段階からバリエ-ション展開が始まるのがフジモデルの客車キットの魅力です。

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2009年2月17日 (火)

スカートの組立

 車体本体の組立はそろそろ大詰めに近づきつつある感じですが、今日はスカートの組立です。ここにも注意を要するポイントがあります。

Sk1

 まずはスカート本体とベース板のハンダ付けですが、ここが曲がっていると床に取り付けたときにスカートが傾きますので、平になるように注意します。カプラーの取り付け台も運転に影響する部分ですから図面を良く見て正確に取り付けるようにします。

 基本の形が出来たら、表面にディテールパーツを取り付けます。総括重連を行う機関車ですから、エアホースやジャンパ連結栓などがたくさんあって賑やかです。原寸図を見るとエアホースの部品番号が2つありますが、これは根元に台座があるかどうかの違いですので、よく見て間違いないようにします。

 まだ作業途中ですが、ここも見せ場になる箇所だけに丁寧な作業が求められます。昔のカツミ初代EF64とは大違いですね。

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先ずは床板の準備から

 今、16番で旧型客車を揃えるとすれば、一番種類が多いのはフジモデルのキットでしょう。一部の形式では塗装済みキットといって、台車や床下機器をネジ止めし、窓ガラスを貼ると完成するものもありますが、大多数は車体をハンダ付けで組み立てるバラキットの形式です。

 今回は、これからやってみたいという方からのご要望もありますので、具体的な手順についても詳しくご紹介しますが、まずはこのフジモデルのキットがどういうものであるかをご説明したいと思います。

 このシリーズは、分かりやすく言えば「素材キット」という感じですから、車体の基本部材のみが入っていて、その他の部品は適宜各メーカーのものを用意して完成させるというものです。初めて見る方は、「何も入ってないじゃないか!」と言われますが、逆の見方をすれば、同じ形式でも様々な個体差のある旧型客車の場合、バリエーション展開をする場合にも無駄になる部分が少ない、ということが出来ます。

 ストレートに組めば、あくまでも素材ですから、尾灯も点灯しなければ室内灯も点きません。でも、どう料理するかは作者に任されているわけですから、やり方によっては、市販の完成品で不満な部分も十分カバー出来るということにもなります。模型というのは本来、頭を使って、手を動かすからこそ面白いのですが、完成品主流の現代では、完成品が全て、という風潮もあって、なかなかこうした部分に気づいてもらえません。説明書通りにやればその通りに出来る、というのも大事ですが、試行錯誤の中で様々な工夫を加えていくというのもまた大事なことだと思います。

 さて、このスハフ42ですが、そんな「素材」なわけですから、製作にかかる前におよそどんな仕様にするか決めておく必要があります。今回はこれまで製作しているものに合わせて、室内灯・両端の尾灯点灯、室内装置取り付け、というのを基本にします。キットの構造を生かしてドアはHゴムタイプに交換されたスタイルにしてみようと思います。

 作業としては、まずそういった仕様にするための準備をします。先ずは床に取り付ける部品を床板に並べて配置を考えます。

Kentou

 車掌室がデッキの外側にある形式では、車体の中間部分に仕切が入りますから、尾灯スイッチなどはこれと干渉しないようにしなければなりません。

Yukaushiro

 こんな位置関係にしてみました。床下機器は入手しやすいエコーのものをユニット式にして取り付けますから、フジモデルのものとは取り付け穴の位置が変わります。尾灯スイッチは仕切と干渉せず、尚且つ車内の座席とも干渉しないように通路の真ん中にレール方向で設置します。スイッチや床下機器などの取り付け穴はいずれもφ2.0のネジ穴です。φ1.5くらいのドリルで下穴を開けてタップを立てておきます。

Yukamae

 洗面所側の床には最後に尾灯切り替え用のダイオード基板を接着しますから、ここで穴を開けるのはこれくらいです。両エンドとも、カプラー用の穴とエンドビーム用の穴が開いていますが、どちらも下穴ですので、合わせてこの時点で2mmのタップを立てておきます。

 これで「フル点灯仕様」への床板の準備は完了です。

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2009年2月16日 (月)

基本的な形式もキットから!

 機関車と並行して作業を進めている客車ですが、オハ35とかスハ43といった一般的な形式はプラ製品でも出ていますから、そういうのはプラでいいや、という方も多いようです。しかし、本当はこういった両数の多かったものこそ、ブラスキットで作る必要があるのです。それは何故か?旧型客車の場合、両数の多い形式ではドアなどの個体差が多いわけですから、やはりそれを再現するのにプラの既製品に期待しても無理というものです。それに、毛色の変わった形式だけブラスで、ということになると列車として見たときの質感が非常にちぐはぐなものになってしまいます。実感的な列車を再現しようと思うのならば、基本的な形式にまず手間をかけるのが大事だと思います。

 1980年頃の東北線では、スハ43系はかなり一般的でしたし、この時代に至ってもまだ茶色のものを目にすることもありました。様々な車種が混結されたED71やED75の引く普通列車の再現に43系は欠かせません。このグループのものは、工房ひろの仕切パーツの使用事例としてオハ47を製作していますが、改めてフジモデルの客車の組み立て手順の説明が欲しい、というご要望もありますので、今回はスハフ42で解説してみたいと思います。

 スハフ42はご承知の通り、切妻車体ですので初めてキットを組まれる方にも好適の題材です。お値段的にも車体が6195円と手ごろです。

 フジモデルのキットを開けてみると、中身はこんな風になっています。

42naiyou

 車体キットですから、当然車体関係の部品だけが入っています。

 説明書は、そのグループの代表的な形式の図面と部品表だけで具体的な手順の説明はありません。

43setsumei1

 しかし、この説明書には重要なポイントがあります。上の例を見ると、図の下に各形式の台車形式と雨どい位置の一覧がありますが、実はこれがこのグループの製品化されている形式のリストでもあるのです。このメーカーは、ちょこちょこ新形式や新バリエを追加してきますが、オフィシャルHPがありませんので全貌を把握するのはなかなか困難です。この例で見ても、いつの間にかスロ62などが書き込まれています。

43setsumei2

 2枚目の部品表についても同じことが言えますね。ここに並べられている形式を見るだけでも、何だかワクワクしてきます。

 さて、基本的な組み立てを始めるに当たって、車体以外に用意しておく必要のあるものは何でしょうか?取りあえずハンダ付け組み立ての段階で必要なものをあげてみます。

42buhin

 ちょっとディテールアップも考えているので、工房ひろのパーツもありますが、先ずは台車とセンターピン、これは車体が箱になった時点で線路に載せて高さや傾きを見るので最初に用意します。エンドウのユニットライト金具も照明を入れる場合には車体を組む段階でハンダ付けしますので、忘れないようにします。床下機器はエコーモデルのものが入手しやすいと思います。ユニット式に取り付け板に組み付けてネジ止めします。

 その他、パーツではありませんが、フジのキットでは基本的にネジ穴にネジが切ってありませんから、φ2.0のタップも用意しておきます。

 ハンダ付けが出来て、塗装が終わった後につけるものとしては、照明関係、窓ガラス、テールレンズ、連結器などがあります。

 今回も運転をメインにしながら、それでいて列車の雰囲気を感じられるものを目指します。組み立て解説の意味がありますので、なるべくキットの部品を使用することにしたいと思います。

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屋上の続き

 先週に引き続きEF64の屋根上の工作です。直流機ですが、大きなモニターやブロア排気口が並んでこの機関車を特徴付ける部分であるとともに、この機関車の最大の見せ場でもあります。このキットも凝った部品構成でメカニカルな感じを再現するようになっています。

 手順に従って、先ずはパンタグラフ部分の屋根板です。実車では取り外し式になっている部分ですから、その際にクレーンで吊り上げるためのフックを取り付けます。Hook

 フックは差し込んだ後、90度起こすと真っ直ぐ上を向くように根元が直角に曲げてあるという工夫がなされています。完成品を前提にしているだけに、組み立てやすさに配慮されています。

Pyane

 フックを植えたら裏に出っ張った部分をカットして平にヤスっておきます。裏が出っ張っていると屋根に載せた時に隙間が出来てしまいます。でも、この屋根2枚で部品が全部で10ケなのですね。

Muragawa

 モニター本体は、本体に妻板?を付けると言う、、電車の車体のような構成です。大きい方の内側のブロア排気口の部分は手際の良い組み立てが求められます。

Momote

 これらにも吊り下げフックなどのディテールが付きます。目立つ部分だけに、交流電機とはまた違った要領が求められます。

 一通り組みあがったら、屋根の上に並べて異常がないかを確認します。

Zentai

 実際には塗装後にネジ止めするのですが、屋根の上にこれらのものが並ぶと、いよいよロクヨンらしくなってきます。

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2009年2月15日 (日)

次はこいつだ!!

 「尾久車両センター」?で捕獲したED78がだいぶ進みました。そうなると試運転場面でコンビを組んでいるEF71をいじりたくなってきます。710

 山形新幹線が開通する頃に出たもので、尾灯はまだ点灯しませんが、ナンバーがメタルインレタになったりしています。バブル経済真っ盛りの頃ですから、まだ20代だった管理人もこんなものをボーナスでぽんぽん買っていました。やはり、「畏れ多い」天賞堂の機関車ですから、管理人ももっぱら製品状態のままディスプレイで楽しんでいました。

 20年の時を経て、当時はハコモノだけだった管理人もいつしか機関車を組むようになり、それ以上に当時は印刷関係の会社員だったのが何故か模型屋になっていたりするわけですが、それを思うと模型の放つ魅力が決して一過性のものではないということを改めて感じます。

 古いED78がなかなかいい感じになりましたので、この71も思い切っていじって見ることにしました。時には全検上がりとしなびた色のものがコンビを組むこともありましたが、この2形式は両数が少ないだけに、そういった場面に出くわすことはまれでした。

 日常の奥羽本線を表現するのならば、2両とも干からびた感じにしておくのが自然であるというものです。

7178

 模型というのは、製品状態が完璧ですべてである、というものではありません。自由な発想で、自分の見た印象を再現して見るというのも重要な要素であると思います。

 東北線より一格落ちる客車群の製作と並行して進めて行きたいと思います。

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2009年2月13日 (金)

エアホースの交換

 少しずつ改修の進むED78、今日はエアホースの交換を行いました。

78hose

 最初に付いていたのは、このような軟質プラのものでした。1977年当時、ロストワックスのエアホースなどまだ一般的ではなく、カツミの機関車に至っては、洗濯機のホースというかゾウの鼻というか、とにかくそんな感じの似ても似つかないものが付いていましたし、あっさり省略されているものもごく普通でした。そんな時代にそれらしいディテールのホースがついていたわけですから、当時高い評価を得ていたわけです。30年という時を経て、まだまだ通用する出来栄えですから、簡単な作業で印象が向上する部分に手を入れてやれば、一層のイメージ向上が期待できるわけです。

 その軟質プラのホース、折れないのは良いのですが、コックの部分などが現代水準で見るとややシャープさに欠けますし、ホースもぴんと真っ直ぐで、実際のイメージとはちょっと違います。そこでこれを今では当たり前のロストワックスのものに交換して見ました。

78tekkyo

 まずは既存のホースを撤去します。このホースはスカートに焼きつぶし!(プラモデルとかの工程にもありましたね。ドライバーの頭を焼いてピンの頭をつぶす、というやつです)で取り付けてありますから、表面のホースの根元の部分で切断してあとは画鋲などで押し込んでやるときれいに取れます。

 この穴にフクシマのエアホースを差し込んで見るとちょうどぴったりです。エアホースは何社かから出ていますが、一番細くて、柔軟性のあるのがフクシマのものです。メーカーによっては真鍮が硬く、ホースの曲がり具合を調整しようとすると折れてしまうものもあります。値段はどれも似たようなものですから、ここはフクシマのものがイチオシということになると思います。

78hose2

 ホースの足の長さを調整してから瞬間接着剤「ロックタイト」で接着します。ロックタイトは白化しにくい上に他の瞬間接着剤よりも強力ですから、こうした手抜き作業の強い味方、ということになります。

78hose3

 接着が固まったら、実物の写真を見ながらホースの形を整えます。最後に面相筆を使って塗装をします。このくらいの小さい部分ならば、プライマーも含めて筆塗りでも十分きれいに仕上がります。そして、実物の写真を見て、コックなどに色を入れておけば完璧ですね。

78zentai

 簡単な作業ですが、これだけでスカート周りの印象ががらりと変わりました。

 完成品というのは、製作された時代の要求水準や売価設定などで、どうしても不満な部分が出てくるものです。模型は完成品がすべてではありませんし、自分の手でいじることで、満足度が高まるものです。このED78も中古でやってきてからもう2ヶ月くらいいじっていますが、新規の部品はわずかですから、それほどお金がかかっているわけでもありません。でも、改修作業だけで、これだけの間がもってしまうのです。模型は本来、時間消費型の趣味なのです。

 塗装も乾いたので、線路に載せて走らせてみました。

78711

 ぴんと突っ張っていたホースが丸く収まって、自然な感じになりました。

78shoumen

 あの板谷峠のスイッチバックを行く、鈍行列車のイメージにまた一歩近付きました。

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慣らし運転

 レタリングを入れたED78、走行にやや不満な箇所があったので、調整を行いました。単機で走らせるとほぼ問題のない水準になりましたので、調子出しということで重連でのならし運転を行いました。ED71やED75もそうでしたが、ある程度のならし運転をやることで調子が出てきます。

Jyuuren3

 この場合、スケールスピードでストレスなく走る、ということが重要になってきます。時間のある時に連続的に走行させるしかありません。

 しかし、試運転の範疇とはいえ、列車を眺めていると、いろいろなことが思い浮かんできます。福島駅から発車する奥羽本線の普通列車は、山形県内では米沢ー山形ー新庄間の乗客が多く、秋田まで通しの列車では、新庄まで長い編成でいくものも結構ありました。乗車のときにサボの行き先を良く見なければいけませんが、このような場合、列車の中間に緩急車が連結されていることでそれと気づくことも多かったですね。

 このような場合、列車が新庄に到着すると、30分近い停車時間の間に機関車後位の切り離す客車を持って機関車がどこかへ行ってしまい、やがて客車を置いてきた機関車が列車に連結されて出発、というのんびりしたことが行われていました。

 客車もだいぶ増えてきましたから、今日の慣らし運転では、そんなイメージの編成にして見ました。

Chuukan

 福島を発車して板谷峠に向かう78+71重連の列車は6両編成、前の2両は新庄で切り落とし、というイメージです。中間に挟まったスハフ32、というところがポイントです。客車ならではの柔軟な運用がなされていたわけですが、今だったら無駄の見本だ、ということになってしまうのでしょう。

 今ではもう、いくらお金を出してもなし得ない、客車列車の旅の再現です。走行とともに、数字では割り切れない、列車の雰囲気の重要さに改めて気づかされます。模型というのは、既製品を買ってきて並べれば終わり、というほど底の浅いものではないのです。

 この板谷峠の重連、ED78にもう少し手を入れますが、次の課題は、製品そのままのEF71をどう料理するか?ということになってきます。

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2009年2月12日 (木)

「ブレーキ配管」パーツの効果

 先日試作した床下ユニットで使ってみた工房ひろの「ブレーキ配管」ですが、塗装して取り付けてみました。

331

 こうして見ても、単純にブレーキシリンダーがぶら下がっているだけ、という感じを消すことができています。ロストワックスパーツの真価発揮という感じです。

 こうなると、ブレーキテコを付けて、台枠の梁も付けて・・・と思いますが、大量にほしい客車だけに、そこまでやるといつまで経っても必要両数が満たされませんね。

 作例のように運転をメインに考えるならば、後は主要な配管を取り付ければ十分雰囲気を感じられるようになると思います。完成品メーカーがコストダウンのために省略するのとは違った意味でのデフォルメということになります。このあたりは、作者のセンス、ということになりますね。

 実際に走らせて見ると、やはりシリンダー周りのシルエットが目立ちます。水タンクと重ならない部分なので余計目立つのでしょう。

332

  こうして走っているところを見ると、蛍光灯に改造されたスハ33という設定だったことがわかります。ひねくれていますね。

 でも、昔、赤羽や尾久あたりの踏切で見た客車列車は確かにこうだったですね。そんな些細な記憶を表現するのも模型の楽しみだと思います。

 ところで、新規の記事が出たということで、昨日予告いたしておりました店PCの置き換え作業は取りあえず一段落つきました。メールの送受信につきましても再開しております。殆どパンク寸前の老朽機を淘汰できたので、ひとまずやれやれです。

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2009年2月10日 (火)

基板ブラケットの取り付け

 引き続きEF64の車体です。車内天井にプリント基板用のブラケットを取り付けます。これは車体上下の接点になるもので、車体を取り外してメンテナンスをする場合に、その都度リード線を気にしなくてすむというものです。全体の説明文では「車体裏中央にハンダ付け」となっていますが、屋根のモニター取り付け穴は前後対称ではありません。何かヘンだな?と思って(ここが大事!)、一緒に入っている図面を良く見ると、やはり寸法の指定がありました。「内部構造図」に出ています。

 その寸法は下の通りで、中心よりもやや2エンド側に寄った形になります。

Burak

 機関車の場合、ありがちなことですが、説明文だけで、きれいに真ん中合わせにするとライトが点かないかもしれません。他の部品の取り付け穴などにも注意して早めに気づくことが大事です。

 ディテール部品は、まだ取り付けていなかった電暖表示灯を取り付けました。まだ作業途中という風情ですが、ここでひとまず本体への部品取り付けが一息ついて、次は屋根板のディテール取り付けなどになります。

Dendan

 さて、今週はこのあと爆発寸前の状態でだましだまし使っていた店のPCの入れ替えがありますので、64の方はここまでです。大して進まないからと、放っておけば全く進みませんし、まとめてやろうとあわてて作業すればロクなことはありません。腰をすえてじっくりやるのが大事なようで、これはある意味リハビリテーションにも共通しているように思えます。

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2009年2月 9日 (月)

屋上の工作に入りました

 車体の基本的な部分が出来て次は屋上の工作です。直流機ですから、ED75などと比べれば部品は少ないのですが、大型のモニターや排気口など、この機関車の見せ場になるディテールがいろいろ付くことになります。

 先ず最初はランボードです。ランボードは上面の踏み板部分と取り付け足の部分を張り合わせる構成です。踏み板に前後があるので、脚の部分の方向も間違えないように確認の上ハンダ付けします。

Runura

 このようにハンダの流し込み口がありますが、熱で波打ったりしないように端から順番にぴったり密着させて張り合わせます。出来上がったら踏み板のパターンに注意して前後を間違えないように屋根に取り付けます。

641

 プラスチックならわけなく一発成形できる部分にも 、手間がかかるわけですが、その分、完成した時の見応えも出てきます。

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工房ひろ ブレーキ配管

 昔の客車のモデルは、床下を見ると蓄電池、水タンク、そして挽きモノのブレーキシリンダーが付いているくらいでしたが、現在一般的に使われるエコーモデルの床下機器では、発電機のベルトの表現があったり、各部品ともそれなりのディテールを備えていて、穴あき済みの取り付け板に並べるだけでもそこそこいい感じのものが出来ます。運転をメインに考えたモデルならば十分なものですが、唯一、もう少しどうにかしたいな、と思えたのがブレーキシリンダー周りの配管でした。超精密に作らなくとも、発電機のベルトのような感じで実感的なシルエットが出来るものがあれば、と思っていました。

 今回登場の工房ひろの#0560・#0561ブレーキ配管 器具台対応は、簡単な作業でその欲求を満たしてくれる好パーツです。向きの違いで2種類のものがありますが、いずれもロストワックスでブレーキシリンダー周りの配管とチリコシ、コックなどを表現したものです。2両分入りで945円です。

Parts

 取り付け位置の図面をいただきましたので、それに合わせて取り付け穴を開けます。

Haikantoritsuke

 エコーの穴あき取り付け板(#731)が基準になっています。

 さっそくどんな感じになるか試してみました。

Anaake

 図面の位置に穴を開けます。そしてパーツをハンダ付けして、ブレーキシリンダーと配管をつなげるだけです。

Yukashitazentai

 これだけで、シリンダー周りの雰囲気が俄然良くなりました。「運転」を中心に考えた場合、通り過ぎる列車を踏切目線で見たりした時の効果は絶大でしょう。いちいち作る手間を考えれば、1ケあたり472円は、高いとは言えませんね。

 床下のユニットだけ新規に作ったわけですが、ついでに例のふさぎ板でバッテリーや付属品箱の裏をふさいでおきます。意外に塗装の吹き残しなどが出来る部分なので、これも重宝するパーツです。

Fusagi

 欲を言えば、電気暖房用のもあればラク出来るのになあ、というところでしょうか。

 このユニット、あとで塗装して、次回店レイアウトにある客車に取り付けてみたいと思います。

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2009年2月 8日 (日)

結構ハマるインレタ貼り

 ED78で試したくろま屋のインレタ、細かい標記が入ると機関車が活き活きしてよい感じになるので、さっそく既存の機関車にも貼ってみました。

 まずはED71、エンドプレートと検査標記くらいしかなかったのですが、新たに換算標記とATS標記を追加しました。

712 

 細かい標記が追加されるだけで細密感が盛り上がります。生きている感じになってきましたので、ついでに足回りに軽くウエザリングを施しておきました。小さな標記ですが、走らせた場合でも良く目立ちます。

711_2

 客車の方にもウエザリングを施しましたので、列車全体としてみた場合にもぐっと落ち着いた感じになりました。

 調子に乗って、ED75にも標記を入れました。

751

 こちらは検査標記、換算、ATS標記を入れました。最初はTOMIXのプラ製品用のインレタを、と思っていたのですが、あの製品はこうした標記が印刷済みなのですね。最近では標記が印刷済みのものも多く、標記類のインレタが入手しずらくなっているので、こうした各形式に汎用のものは重宝します。

 さらについでに、客車の方も側面の換算標記を追加しておきます。濃い色の車体の場合、とても目立って効果的です。

Kyakusha

 こうした作業は後からでも気軽に追加でできます。文字が入るだけで印象ががらりと変わりますので、管理人もすっかりハマってしまいました。標記がまだ全部入っていないものも多いので、順次入れて行こうと思います。一度やるとクセになってしまうようです。

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2009年2月 7日 (土)

くろま屋インレタ追加分が届きました

 この度取り扱いを始めましたくろま屋のインレタ、良く使いそうなものを追加しました。

Kuroma

 「架線注意」や「郵〒便」「荷物」など、また客車の形式やバラ数字などを充実させました。細かい標記類もいろいろ揃っていて使ってみるとなかなか面白いと思います。店頭にお持ち帰りいただけるリストもご用意いたしました。

 使用作例はまたぼちぼちUPして行きたいと思います。

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2009年2月 6日 (金)

最近の入荷品から

 最近の入荷品からいくつかご紹介いたします。

○1/76日野セレガFD JRバス東北「びゅうばす」塗装

V012

クラブバスラマシリーズの新作です。16番のレイアウトにも違和感なくお使いいただけます。

V021

 クリアケース入り、¥3780-です。

Eer20

 MODEMOの新作江ノ電20形です。

1041

 毎回すぐなくなるコキ104です。今回はたくさん取りましたのでまだ余裕があります。

20c

 20Cコンテナも問屋さんに少しあるのを発見しましたので、追加で入れておきました。

 ご希望のものがありましたらお早めに。通販もいたしております。割安なyahooゆうパック運賃でのお届けです。代金引き換えもご利用ください。

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2009年2月 5日 (木)

運転台周りのディテール取り付け

 引き続き車体のディテール工作、今日は手順書の工程8番です。手順書の工程番号ではほぼ真ん中ですが、実感としてはまだ1/3くらいの感じです。

64atama

 ここで取り付けるのは、汽笛、耐寒ホイッスル、ドア下ステップ、非常灯掛けですが、いずれもロストワックス部品です。説明書の冒頭にもある通り、ロスト部品は湯口を切り落として切断面を整え、さらにハンダ付けする部分を軽くヤスっておく必要があります。取り付けてはキサゲ、取り付けてはキサゲの繰り返しですが、こうした作業の繰り返しでだんだんディテールが出来上がっていきます。ひとつひとつのパーツに下ごしらえをする必要がありますから、案外時間のかかる作業です。

 しかし、こうしてみると、昔の「簡略製品のカツミ」の面影は全くありませんね。昔の64はフィルターからドアから殆どが車体と一体のエッチングで、それに屋上のモニターなどが別部品、あとは若干のディテールがダイキャストパーツなどで接着してあるという感じでした。今のものは、説明書の真ん中ぐらいまで来てもまだ、こんなに部品が残っています。

64nokori

 他にもロストワックスの台車など、値段以上にボリューム感があります。

 最後に、曲げやすそうだったので後回しにしておいた正面の誘導員手すりを取り付けて今週の作業は終わりです。

64yuudou

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手すりの取り付け

 埋めてしまった手すりの穴をほじくるドリルを持ってきましたので、作業再開です。ハンダで埋まったり埋まりかけている穴をφ0.5のドリルで貫通させてから手すりを取り付けます。基本的には説明書の手順に沿って作業しますが。この工程で取り付ける手すり類は内側の構造上中からハンダを流しにくかったり、位置がずれやすいものがあります。

641

 例えばこの運転席窓下の長い手すり、車体の角の部分の形状に合わせて一端がRになっていて反発力があります。穴に差し込んでもちょっとハンダゴテが触ったりするだけですぐに上を向いたり下を向いたりします。裏から付けようとして車体をぐるぐる動かした場合も同じですね。

 そこで、手すりを真っ直ぐに差し込んだらむやみに動かさず、外側からハンダ付けします。その際に穴を通して内側までしみこませる必要がありますが、これは取りあえず固定できたら裏側に塩化亜鉛を塗って、もう一度表面から加熱すればOKです。これをきちんとやらないと、後で手すりがすっぽ抜けたりします。完全に固定できたらキサゲ刷毛や耐水ペーパーで余分なハンダを落とします。

 このような場合、最初からきれいにやろうとするよりも、やりやすい方法を採ったほうが、良い結果を得られます。キサゲの作業は難しいわけではなく、面倒なだけですから、手間を惜しまないというのが大事なわけです。

64zentai

 前の工程で気に入らなかった部分などもキサゲの度にチェックして、その都度直しながら進行します。ハメコミ式のプラモデルではありませんから、一発で完璧になるはずはありません。ブラスキットの組み立てに関しては、「急がば回れ」ということがいえるかと思います。少しずつ64の形になっていきます。

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2009年2月 3日 (火)

気分が乗っているときに限って・・・

 引き続きEF64を進行します。次は、雨どい、手すり関係の取り付けです。雨どいは車両前後の部分を真鍮線を曲げたパーツで表現します。これは特に問題なし。

64

 とりあえずざっとキサゲをかけて手すりに行こう、というところで問題発生。車体を箱にする時には、がっちり組み上げることを第一にしましたから、一部の手すり穴が埋まっています。ドリルで穴を開け直せば良いだけですが、こういう時に限って、ドリルを全部折ってしまっていたりします。こういう時は、ありあわせのもので穴を開けたりすると良い結果が出ませんから、ここまでにしておきます。

 模型というものは10分や15分で出来るものではありませんし、焦りは禁物です。

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引き続き車体の組み立て

 EF64の続きを進めます。大雑把に箱になりましたから、いよいよここからはディテールの工作です。作業は説明書に記載されている手順通り進めます。今日は正面の足掛け、運転室側窓の水切り、正面のつらら切り、尾灯枠といったところです。

 これらの部品はツメで位置が決められたり、穴にはめ込んだりするものばかりですから、作業的には難しくありませんが、美しく、堅牢に仕上げるための注意点があります。これらの部品はツメの部分に裏から半田を付ければ良いと思われがちですが、それだけですと隙間が開いたり、手に持った時に曲げてしまったりすることがあります。機関車は完成するとかなりの重さになりますから、車体を製作する時にはそういった点にも留意する必要があります。

Mizukiri

 例えばこの水切りは前後2箇所のツメで位置を合わせますが、そこだけで固定すると中間部分を触った時にぐにゃりと曲がってしまいます。また、車体との間に隙間が残っていると、塗装した時に思い切り見苦しくなってしまいます。ですから、このように車体に接する面全体にハンダを流しておきます。

Ashikake

 正面の足掛けは下側から流し込んで上から見た時に隙間が残らないようにします。

Tsurarakiri

 つらら切りも下から流し込みます。いずれもハンダ付けが出来たら余分なハンダを丁寧に落としておきます。機関車は車体表面に細かい部品がたくさん付きますから、あとでまとめてやろうとするとキサゲ刷毛でも落とせなくなるので、面倒でもその都度キサゲをやるようにします。

Zentai

 今日の作業が終わった状態です。だいぶ「山男」の雰囲気が出てきました。プラ製品ではつらら切り以外は車体に一体で成形されているものばかりですが、真鍮製の場合にはそうは行きません。しかし、こうした一見無駄と思える手間が、機関車のリアリティーを生み出してくるものなのです。

 

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2009年2月 2日 (月)

都電9002号車営業開始

 1月31日から営業を開始した9002号車、ここしばらくは平日も時間を固定した運用があります。さっそくどんなものか見てきました。

9002125

 車体の下半分がエンジ色から紺色に変わったのが最大の違いです。

900225

 あと、よく見ると9001号のアンチクライマーにあった「宝くじ号」の標記がありませんね。走るとE231系近郊タイプのような甲高い音がします。昔の直接制御の6000形などでは、床下にあるのは抵抗器、空気だめ、コンプレッサー、ブレーキシリンダーくらいで床下はスカスカでしたが、この電車はVVVF制御ですので、床下は機器でぎっしりです。この後登場の8800形は、この足回りに現代的なデザインの車体を載せたものになるのでしょう。

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2009年2月 1日 (日)

くろま屋インレタを試してみました

 さっそくくろま屋のインレタを試してみました。まずは「機関車標記」を使ってED78に標記を入れました。機関車関係の標記類は、インレタとしては殆どありませんし、プラ製品では殆ど印刷済みになっています。

 ATS標記、換算標記、そして2エンド側には検査標記を入れました。

7801

 崩れやすそうな枠状のものはデカール転写にしました。機関区名とあわせて、機関車が活き活きしてきました。

7802

 簡単な作業ながら、かなり効果があります。

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いろいろ調整

  いろいろ手を広げ過ぎて、ややパニック気味な感じですが、お客様がノリノリになって来ているようですので、元気付けられます。リハビリも通常の病院や福祉施設などでやるようなものはほぼやり尽くした感がありますので、この先はこうした実戦場面に対応して行く必要があるのかもしれません。

 さて、今日はほぼ完成状態ながら、フィニッシュワークが未了だったオハフ61の仕上げ作業を行いました。主な作業は、キワードであるレッドブラウンによるアレンジです。

61zentai

 列車に編成した時にしっとりと落ち着いた感じにするわけですが、旧型客車の場合、編成全体の統一感にこだわる必要はありません。むしろ列車全体がまだら模様になっている方がリアルなのですから。

 ついでに、イマイチ不安定だった集電関係の調整も行いました。何しろ、ベースになったキットは、照明を入れる前提にはなってないわけで、勝手に使えそうな部品を組み合わせて点灯させているわけです。ですから、つまらない原因で接触不良を起こしていたりすることもあるわけですが、狙い通りにきちんと点灯するようになれば、やはりうれしいものです。説明書通りに組み立てれば間違いなく点灯して、点灯しなければメーカーにクレーム、というのとは明らかに異なる世界です。

61ushiro
 客車列車の後ろ姿のイメージを求めていたわけですから、これがチカチカしたら興ざめもいいところです。

 悪戦苦闘の結果、安定して点灯するようになりました。

 ED78の改造が一段落ついているので、当然この列車の牽引機は、ED78+EF71ですね。

78right

 12V球に改造した結果、いささか暗くなっていますが、レンズを入れて光がライト全体に散るようになったことでフォローしています。殆ど走っていなかったと思われるギアボックスの慣らしもかねて走らせます。

Ressha

 試運転の列車は、客車4両の編成、重連運転の短編成、平坦区間の米沢~山形間でもしばしば見かけました。

 昔乗った列車をオリジナルで作ろうとすると、こういった泥臭い作業は避けて通れません。それをいかに的確にこなすか、というのがポイントなのかもしれません。

 こんな列車は、量販店で35%引きで並ぶことは絶対にありませんね。

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