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2008年11月23日 (日)

昭和の香りを残す中心商店街

 昭和の街の情景を製作するのがちょっと流行っているようで、それに関連する製品もいろいろ出ています。今日は、そんなジオラマ製作のヒントになりそうなものをご紹介したいと思います。

Kata1

 ここは、四国・高松市の中心にある片原町商店街。西日本で多く見かける、大規模なアーケードのある商店街です。近年、地方都市では街外れのバイパス沿いなどに大規模なショッピングセンターなどができて、旧来の中心市街地は寂れる一方ですが、それでもここ高松市の中心街では、兵庫町など他にもいくつかの大規模なアーケード街が存在し、隣の瓦町にかけて、中心商店街としての体裁を維持しています。小規模な店の集合体であり、町の発展とともに歩んできたことを感じさせてくれます。

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 アーケードの途中には踏切があり、その脇にはことでんの片原町駅があります。中心市街地に電車がお客さんを運んできていたかつての様子を今に伝えています。電車が商店街の風景に自然に溶け込んでいるのが実に良い感じです。

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 その駅と踏切の部分です。アーケードの外側から見ると、ごちゃごちゃとした中にある駅だということがわかります。

Eki2

 駅舎は隣接するスーパー?と一体になったものですが、出入り口の間口を広く取ってある辺り、かつては相当な数の乗降があったことが偲ばれます。シチュエーション的には、伊豆箱根鉄道駿豆線の三島広小路駅に通じるような感じがしました。

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 広い駅舎ががらんとした感じになっているのが寂しいですが、この駅の施設自体も、自動改札機を除けば、昭和の面影を実によく残しています。

Densha

 やって来る電車が昭和30年代から40年代のものであるのも、雰囲気を盛り上げてくれています。電車と街が一体となって賑わっていた時代の面影を感じました。

 特別古い、「町並み保存地区」とは違いますが、我々が歩んできた人生の中で、確かにあった、そんなシーンに再会できたような気になれるものがあります。模型で再現するのであれば、商店街や駅の照明などを工夫して、華やか時代を再現してみるのも一興かもしれませんね。

 全国どこへ行っても画一的なロードサイドのSCとは異なり、それぞれの街ごとの特色もあります。商店街探検にはそんな楽しみもあるのです。

 模型というのは、自分の足で歩いて、見て、感じたものを立体で表現するものでもあります。情景にしても、列車にしても。こうして、実際にいろいろ見ながら歩き回れるようになったのを嬉しく思っています。

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