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2008年7月28日 (月)

変わり行く南千住の風景

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 ここは常磐線、南千住駅近くの「コツ通り」です。見事なまでに昭和の駅前商店街の風情を残しています。何の飾り気もないアーケード、むき出しの蛍光灯、並んでいる商店もまたその通りの雰囲気と絶妙のマッチングです。陽が傾くと、飲み屋の看板が目立ってくるのは駅前ならでは、です。町を行く人々の雰囲気もいかにも夏の夕暮れと言う感じで、これこそ、我々が長らく住んできた東京の街の原風景そのものです。

 その南千住にも現代化の波は押し寄せて来ています。常磐線の線路の向こう側、隅田川貨物駅と隅田川にはさまれた汐入地区は再開発され、日比谷線の車庫と隅田川駅の間あたりもいつの間にか商業施設が出来て、雰囲気が一変しています。そして、去年あたりから本格的に整備の始まったこのコツ通り側もいよいよメインになる建物の建設が始まっています。タワーマンションと商業施設が一体になったものになるようです。

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 昭和の面影を色濃く残していたこのあたりも再開発完成の折には様相が一変してしまいそうです。最近は「昭和ブーム」ということで、模型の世界でも昭和のジオラマが人気ですが、リアルなジオラマ製作のためにも、こうした今なお雰囲気を残している街を訪ねてみるのも一興かと思います。

 今ではわざわざ「レトロ調の電停」などといったものをわざわざ作っていますが、何か違います。

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 昔の時計を持ってきたのは良いとしても、「昔の電停に屋根はなかった」とか、電停の周りを板塀で囲ってあるのは不自然」など、突っ込みどころはたくさんあるのですが、何より、作り物には「生活感」がないのです。街は生き物ですから、常に変化しています。今の下町風景と言えば、こんな感じになるでしょうか。昔ながらの商店街、その背景には夕日を浴びて輝くタワーマンション・・・。これが今の町の自然な姿だと思います。

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 電車の走行中に写したものなので、電車の横揺れでブレていて見にくいですが、こんな風景もいずれ「平成レトロ」などと持ち上げられるようになるのでしょうか。

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