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2008年6月 5日 (木)

試行錯誤の端梁パーツ

 エコーモデルの「端梁パーツセット」というものがあります。客車キットのエンドビーム周りをディテールアップするパーツです。車種ごとに何パターンかのものがあります。このパーツセット、元々は谷川のキットに使用することを前提にしていたようで、エコーモデルのカタログに出ていた使用サンプルも谷川のスハフ42だったと思います。時は流れて、谷川の客車キットもあまり見かけなくなり、旧型客車で幅を利かせているのはフジモデルのものとなっています。

 同じような真鍮キットですが、端梁周辺の造りにはかなり差があります。カプラーの取り付け部分も谷川が特に種類を意識せずヒキモノの丸いカプラー台だけなのに対して、フジモデルはケイディー5番を意識した設定になっています。

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 これは43系デッキ側のエンドビームです。なかなかカッコイイのですが、連結器胴受け部分の開口幅が狭く、ケイディーを使う場合、16番や8番といったポケットの小さいものにする必要があります。一方、ケイディーの5番は復心用のスプリングが板バネで組み立てやすいこと、比較的短いので連結間隔が狭めにできるといったメリットがあります。

 例のアルミ床試作車?のスハ43は走行性重視ですから、カプラーは安定した実績のある5番を使うことにして、端梁周りをこんな風にアレンジしてみました。

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 まだ全部部品を付け終えていませんが、端梁本体はキットに入っている真鍮製のものを使い、元の設計通り床にネジ止めします。これにパーツセットに入っているジャンパ栓関係を接着、エアホースなども取り付けることにしました。連結器胴受けの表現をどうするか、という問題はありますが、この状態でケイディー5番を取り付けると開口部にぴったり収まって手を加えなくてもスムーズに首を振るというメリットがあります。連結器周りはディテールを付けすぎると首振りに支障してポイントなどで転覆したりする場合があります。塗装してカプラーをつけたときに不自然でなければ、このままで行くと言うのも一つの答えかもしれません。

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 トラブルなく快調に走るように仕上げると言うのも鉄道模型では重要なことだと思います。

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コメント

クモハ32000さま
 コメントありがとうございます。やはりキット関係をおやりになっている方は、最近のNゲージのように新製品が出るとわっと飛びついて、飽きると中古店に投げておしまい、というわけでなく、息長く続けておられる方が多いですから、パーツ関係についても継続して調達できるものを見極めるというのはとても大事なことです。問屋さんで16番関係のパーツが充実しているところも限られていますが。確かに○リサ○あたりは充実していますが、それでも以前に比べると在庫はずいぶん少なくなったように感じます。出来る限り直接出向いて仕入れるようにしています。時々面白そうなものがころがっていることもありますから。ケイディーカプラーに関しては大体揃っていますが、意外にも良く使う5番などが切れていることが多く、入荷まで間が開くことが良くあります。在庫数をぎりぎりまでおさえているからなのでしょうね。特殊なものは全部入れてしまうと、あとはまたしばらく開いてしまう可能性は大きいですね。
 問屋というのは鉄道でいえば貨物の操車場みたいなものです。メーカーから届いた商品を各方面に仕分けるわけで、定番品などは在庫を持っていたものですが、今は「拠点間直行輸送」ではないですが、そんな感じになって来ていて、問屋の存在意義がだんだん薄らいできているようです。他の業種を見ても卸売業の凋落は顕著なわけで、時代の流れと言うことなのかもしれませんが。それだけに、じっくり楽しんでいただけるような商品を調達するためには様々な工夫も必要になってきます。

投稿: さがみ | 2008年6月 7日 (土) 11時53分

さがみさま
早速のコメント恐れ入りますm(__)m
さがみさまが、基本的を大事に幅広く模型を楽しめる様、アピールする姿勢が大変素晴らしく、有り難く思います。台車、カプラー等はボルスター等と同様に走りの要になりますから、安定供給は我々ファンサイドでも望むところですね。
問屋も最近(平成から?)若い世代のスタッフ模型を多くなって、16番(HO)を自ら手掛けていない方も多くなり、パーツ名やメーカーすら解らない方も居ますので、品番で注文しないと困るらしいですね。
幸いKDカプラー(マグネティックカプラーですね!)は大体在庫あるみたいで助かります(○リサ○)。
また、書き込み致します!

投稿: クモハ32000 | 2008年6月 7日 (土) 00時15分

クモハ32000 さま
 コメントありがとうございます。やはり、皆さん苦労なさっているのですね。なるほど、連結器を変えるのも方法のひとつですね。ケイディーもいろいろな種類がありますから、探すとベストマッチのものがあるわけなのですね。
 あと、問題になるのはその連結器がコンスタントに入手できるか、ショップサイドで考えると問屋が常時持っているものなのか、品切れになると再入荷まで時間がかかるものなのか、ということも考える必要があります。最近の問屋は極力在庫を持たない方向になっていますので。

投稿: さがみ | 2008年6月 6日 (金) 23時14分

さがみさま
毎度楽しく拝読しております(*^^*)日頃の啓蒙活動?には大変感心しております。
今回の客車の端梁は私も悩んだことがあります。結局今回作成したマニ37ではエコーの61系用の端梁を使い、カプラー取り付け穴を1.3mm後方にずらしてケ-ディ-58番を使いました。
58番はポケットが5番でカプラー本体は一回り小さく、スケール感が良く、お気に入りです!お試しください。
オユ10等の10系客車の場フジ、フェニックス系キットのアングル高さ2.5mmにすると、エコーの軽量客車用の端梁と床板上面とを面一に合わせないと妻板と辻褄が合わなくなるので、床板を少し切って詰める等取り付け方に工夫が必要です。

投稿: クモハ32000 | 2008年6月 6日 (金) 23時00分

genta-nozz さま
 コメントありがとうございます。現代水準で考えれば何もないのもさびしいですし、両数が多くなる分能率的な作業も求められます。そして、大げさな改造はどうしても走行トラブルの元にもなります。今回はキットとパーツの良いとこ取りができないか?というムシの良い話なわけですが、具合がよければこの後だいぶラクができるはずです。

投稿: さがみ | 2008年6月 6日 (金) 21時26分

こんばんは。
旧客を作っていて端梁にはいつも悩みます。
エコーのは加工・取付が大変ですし、キットのは平板な印象になってしまいますし・・・。
外見を取るか、カーブ通過を取るかの選択も迫られますね。
どちらかに潔く割りきればベストなんでしょうけど。
難しいですね。

投稿: genta-nozz | 2008年6月 6日 (金) 19時37分

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