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2008年4月13日 (日)

光のギミック

 昔は、ライトが点灯する模型は高級品だ、といわれていましたが、今ではNゲージはおろか、Zゲージでも当たり前という感じになりました。プラ量産品であれば導光プリズムや電球ケースを巧みな形で成形すればすむことなので、現在のNゲージユーザーなどは当たり前のことと思っていると思います。

 さて、いつの時代にも客車列車が旅愁を誘うのは、赤いテールライトかもしれません。電車や気動車と違って、運転台があるわけでもなく、場合によっては貫通路があるだけの殺風景な妻面に赤いテールライトが光って、列車の尻尾であることをアピールしています。列車が出発するときにこの赤いテールライトがゆっくりとホームを離れて行くシーンなどは旅心を大いに盛り上げてくれます。さっそうと本線を疾走して行くシーンもまたしかり。同じテールライトでも電車や気動車には感じられない「何か」があるように思えます。

32bitou

 今日は引き続きスハ33の走行テストをしましたが、最後部の車両を尾灯を組み込んだスハフ32にしてみました、カトーのプラ製オハフ33の側面を入れ替えるコンバージョンキットではなく、フジモデルのキットがベースです。この手の両端とも貫通ドアの無い丸屋根客車の点灯改造については以前ご紹介しましたが、この後、切妻や折妻の緩急車の加工がありますので、改めてご紹介しようと思います。

 でもこうして、列車に仕立てて走らせた時に光っているテールライトは効果的ですね。キットそのままでは不可能なのでいささかの改造が必要ですが、手間をかける価値はあります。

75head

 機関車もヘッドライトの点灯は当たり前という感じですが、古い製品が米粒球を押し込んだだけだったのに対して、最近のものはディスプレイしたときの見栄えも考慮して外側にレンズを入れてありますから、見栄えだけでなく光が均等に散って、光り方も落ち着いた感じになっています。

 さらに最近の16番では機関車でも尾灯が点灯するのが普通になってきていますが、この75では列車を牽引しているときの状態をメインに考えて左側のみ点灯するようにしました。ちなみに床下のスイッチでエンドごとに消灯できるようになっています。スハフ32も、中間に挟まったりしたときに備えて尾灯をOFF出来るスイッチを設けてあります。

75bitou

 車内の灯りのバリエーションとともに、こんなところにもこだわってみると運転がいっそう楽しくなると思います。

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コメント

kohsan さま
 コメント有難うございます。なるほど、確かにあの部分は空いていますね。アングルなどがあって使いにくい場所ですが、そういうやり方であれば大丈夫ですね。
 さて、昔撮影したビデオを見ていたら確かに客車を牽引している時に左側のみ点灯している画像が出てきました。奥羽本線のEF71など、板谷峠の区間はトンネルも多く、機関車も昼間から尾灯を点けていましたが、これもまた客車をつないだ状態で左側を点灯させていたようです。きっと何か意味があったのでしょう。

投稿: さがみ | 2008年4月16日 (水) 22時13分

機械室の中でもモーター横のあたりが使えるかと思います。当方のものもルーバー裏に両面テープで貼り付けてますし・・・モーター用の配線2本だけを車体から接続してます。分解したときのことを考えて、ICコネクタでつなぐようにしてあります。

投稿: kohsan | 2008年4月16日 (水) 14時34分

saimon さま
 コメント有難うございます。テールライトはあくまで当時夜の列車でデッキ乗車(こんなのも、今だったら国土交通省が何を言い出すか分かりませんが・・・)した時に見たのを再現したので、規定がどうなっていたのかは分かりません。もしかすると入れ換え標識として点灯してあったもを消し忘れただけだったのかも・・・。他に重連の場合など、機関車が向き合っている連結面、両方の機関車の左側の尾灯がついているのも見ましたね。気動車も一時期左側だけを点灯していたこともありました。相模線が電化される前後だったかと思いますが。この辺の取り扱い規定がどんな風に変遷しているのかも興味深いところです。ヘッドライトの昼間点灯は確か南武線あたりから始まったのではなかったでしょうか?ED75の旧型客車の時代に東北線をびゅんびゅん走っていた特急電車などは、昼間ライトを点けて走っているのは良く見ましたね。特急退避の時にホームへ降りて見ていると3つのライトを光らせた485系や583系の特急列車がはるか向こうから全速力ですっ飛んでくるのが見えました。必ず点灯というわけではなかったので、運転士の判断に任されていたのかもしれませんが。概ね4分停車だと1本、8分停車だと2本退避というようなパターンがあって、8分以上の時間があると駅の本屋まで行って入場券を買ったりしていました。今はもう無人になってしまった駅の硬券の入場券、今も大事に取ってあります。
 国鉄時代だと、仰るとおり尾灯だけ点灯しているのは良くありましたね。

投稿: さがみ | 2008年4月15日 (火) 17時28分

こんばんわ、saimonです。
ヘッドライトが輝くのは魅力的ですが、昼間も点灯するように
なったのはJR化後だったと思います。
国鉄時代末期は昼間ヘッドライトは点いていないのが当たり前でした。私の模型も、もともと点灯仕様のもの以外はあえてヘッドライトは点灯させていません。テールだけは極力点灯するようにしております。
機関車のテールが左だけ点灯していたのは初耳でした。

投稿: saimon | 2008年4月14日 (月) 23時50分

kohsan さま
 コメント有難うございます。手許でいろいろな点灯パターンに出来たり点滅できるのがDCCの良さですね。しかし、ED75の場合、¥の問題以上に胴が短いために既に機械室の中は一杯です。台車間の床下にはかなり小さい点滅スイッチはありますが、補助ウエイトがありますし、モーターの背面部分にはヘッドライト回路の接点などがあって、これ以上配線を増やすわけには行きそうにありません。ディスプレイを考えれば運転台にコードが出るのは避けたいですし。この辺のバランスが結構難しいところだと思います。以前あった引張棒なんかもこれと似たような感じで、走行と見た目のバランスと言う点で大いに悩む部分ではあります。

投稿: さがみ | 2008年4月14日 (月) 22時42分

機関車もDCC化しておくとスイッチ操作だけでいろんなパターンができますね。まぁ、そのためにはちょうどいいデコーダーと配線をしないとだめなんですが・・・
当方の車両では1両だけテールライトを個々に点滅できるようにしたものがあります。
使用デコーダはDN163。白、黄線はヘッドライトに使用し、緑、紫、茶/白ともう1本をテールライトに接続してます。これで、入れ換え用の左側のみ点灯も両側点灯も自由にできます。
客車も積んでやればいいんですが、さすがに1両単位で積むと¥が・・・(^^ゞ

投稿: kohsan | 2008年4月14日 (月) 22時23分

Archerさま
 旧型客車列車の編成は定数の範囲内でその日によってまちまちな面々と言う感じでしたから、年代を決めたら(機関車のディテールとかもこれで決まってきますね)その年代に該当地域に存在した車種をいろいろ作っておいて、その日の気分で差し替えられるようにしておくのが良いかと思っています。機関車の尾灯は、重連の時、単機の時など、いろいろな点灯パターンがありました。DCCにでもすれば切り替えが自由に出来るのかもしれません。
 東北本線は大幹線ながら、交流区間の普通列車については、1980年代中盤に南の方から電車化が始まるまでは殆どが旧型客車でした。仙台地区の417系や地方都市周辺の区間運転に気動車が使用されたりはしていましたが、あくまでも例外的な感じでした。特に一ノ関以北は50系や12系になってJRになったあとまで客車が残ったのは記憶に新しいところです。
 上野から115系に揺られて3時間、黒磯駅で交流区間南部のヌシ的な存在だったED71や、ED75、「仙台行」「一ノ関行」といったサボを掲げた旧型客車を目にすると、いよいよみちのくの旅が始まると言う実感が湧いてきたものです。同じ普通列車でも115系と旧型客車では車内の雰囲気も全く違っていましたし。「定位置」の機関車の後の車は何かな?というのも毎回の楽しみでしたね。

投稿: さがみ | 2008年4月14日 (月) 12時49分

いつも楽しく拝見しております。

 ED75の颯爽とした姿、いいですねぇ。私は東北に赴くことがなかったので旧客を牽引する姿を目にすることはなかったのですが、過去の記録から模型で再現する楽しみというものも、また一興ですね。

 ED75の連結側のテールですが、営業運転中でも片側点灯だったのですか? 左側点灯は入れ換え時の標識とばかり思っていました。いろいろと勉強させて頂いています。今後とも、ますますのご発展を祈念しております。

投稿: Archer | 2008年4月13日 (日) 16時00分

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